18話まで観ました♪独孤伽羅さんは、「ムーラン」で観た日本髪のような女帝さんで認知して
面白い名前だなぁ~とか思った程度したので、ドラマもまぁ、観てみるか~
程度で気軽に観始めたのですが・・・時代背景が、以前「蘭陵王」や
「宮廷の涙」を観て嵌った北周、北斉でしたので、たまりません、
即落ちです(笑)
中でも、北周では悪役以外の何者でない宇文護さんが、おじさんではなく
愛こそすべてのようなイケメン設定という反則技が効いております。何気に陸貞さんが出てきて伽羅さんのお友達だったりと、
驚き設定ばかりですがそれがまた、面白くて・・・結果は分かっているのに、
先が読めない(笑)
そんなドラマですので、そーいうの好きな方はお薦めです♪
好きな時代とはいえ、まだまだ知らないことだらけでしたので、これを機に
また少しお勉強・・・そもそも、独孤伽羅さんは隋の皇帝の妻ってことは
知っても、彼女の二人の姉が北周の皇帝の妻と唐の皇帝の母だったという
史実すら知らなかったのですから(^^;)、これはどういうこと?ってことに
なるわけで(笑)とはいえ、ここで歴史を語ってもつまらないのでここは
お気楽的にいつものように、気になる出演者+登場人物をメモしときます♪
出演者についてはこちら→登場人物&キャスト
徐正溪さん@宇文護(513年-572年)怒ると右目の色が変わっているみたいでちょっと異質な感じの護さん、
史実では従弟の宇文覚さんを皇帝に立て北周を建国しますが、
実権を握り、刃向った覚さんを即位から10ヵ月で殺害、
反勢力の伽羅さんのお父さん・独孤信さんなどの重臣も排し、
続いて擁立した毓(いく)さんも毒殺。
そして次に擁立した邕(よう)さんに殺害されるという
悪役の見本みたいな方で、覚さんを皇帝にした当時は29歳。
ちなみに覚さんはこの時16歳。
お父さんを11歳の時に戦乱で亡くして、お母さんとは生き別れ・・・
その後、北斉で生きているのが分かって再会できたらしいけれど、
二人のお兄さんのうち上のお兄さんは北斉を建てた高洋の父・高歓に
殺されるなど、厳しい身の上・・・そもそも、お父さんは覚さんの
お父さん・宇文泰さんの兄(長男)ですから、生きていればまた違った
人生だったのではないかと勝手に想像。父を亡くした後は
泰さんの配下として西魏の重臣として活躍してたのですから、
跡継ぎの正統として覚さんを皇帝にしても、自分ならこうする!
って感じでやってたのではないかな。
お兄さん二人も殺された邕さんにとっては仇でしかないけど、
60歳で亡くなった後、10年ほどで北周は滅んでしまうのですから、
国にとっては大事な人だったのでは・・・。
と、演じた徐正溪さんが素敵すぎてつい、ひいき目で見てしまうほど(笑)
徐正溪さんを初めて観たのは「賢后 衛子夫」の段宏役♪
後に武帝の皇后になる衛子夫の幼馴染として想い続けながら、
武帝に仕えるという健気さに涙でした。
続いて観たのが「画皮2 真実の愛」ではヒロインの従兄・肖陽役。
これが段宏とは正反対にほのぼのとした女好きな役で、
そのギャップが楽しくてお気に入りに♪そして、この宇文護さん、
朝廷では我物顔で皇帝でさえ恐れるような人物なのですが、
伽羅さんの上のお姉さん・般若さんを一途に愛する姿は
なんとも健気で痛々しさも感じる程。
目の色が変わって見えるというのは、お母さんが西域の人とか
何か意味があるのかな?そういう謎めいたところも魅力的。
立っている時に両手を腰の脇にあてる仕草も特徴的で、
高圧的な厭らしさを醸し出しておりまして、悪役としても申し分なし♪
あとは退場シーンが見ものなのですね・・・悲しいけど。
應昊茗さん@宇文邕(543年-578年)伽羅さんの幼馴染みで、いつしか妻にすることを夢見るヨウさん、
史実では17歳で皇帝に即位した後、護さんの顔色を窺うような頼りない
皇帝を演じ油断させておいて暗殺し、宿敵北斉を滅ぼすという、
北周のヒーローのような人生を送ってますが、34歳で病死してしまいます。
その後皇位を継いだ長男・贇(いん)さんはこれまた画に描いたような
ドラ息子の上、皇后の父親・楊堅さんが丞相として権力をふるい、
一年足らずで7歳の息子・闡(せん)くんに譲位したため実権はそのまま
楊堅の手に・・・そして隋の建国となってしまうのですね。
ヨウさんが亡くなって僅か2年ほどの事というのがまたドラマです(--;)
そんなヨウさん演じるのは、應昊茗さん。韓棟さんをソフトにしたような
雰囲気でなかなかの男前。だけど、今まで観たドラマでの役が嫌な奴
ばっかりだったので(「古剣奇譚~久遠の愛~」、「四大名捕 都に舞う侠の花」)
どうなの?って思ってましたが、伽羅さんへの
愛情が護さんに負けず劣らずで、観ていて応援したくなるほど。
しかし楊堅の妻というのが、伽羅さんになるわけで・・・イヤイヤ、この結果に
どのようにアプローチするのか、気になるばかりです。
二人挙げただけで、長々と書いてしまったので、残りは後日・・・の予定(笑)
改めてこの時代のことを調べていると、ドラマに劣らず面白すぎて、
時間を忘れるほど(--:)
一応、PCで調べた他の資料、ちょこっと挙げておきます♪
この記事へのコメント
おりんご
確か隋の煬帝と唐の高祖は従弟だというのは唐の成立時を描いた昔のドラマ『創成の龍』(タイトル名がうろ覚えです。ゴメンナサイ!)で声高にいわれていましたので知っていましたが、独孤家で繋がってたのですね。
面白そうなので機会があったら見ようと思いました。
ひらで~
おはようございます
寒い日も多いですが、やっと桜が
開き始めましたね。
お元気そうで何よりです(^^)
『創成の龍』は、知らなかったですが、
面白そうですね、私も機会があれば
観てみたいと思います。
独孤家、娘を嫁がせた時はそうなるとは
きっと思ってもなかったでしょうが、
凄いことですよね。
ただ、このドラマかなりフィクション
入ってますので、ツッコミどころも
多いかと・・・観ることがありましたら
広い心でご鑑賞をお願いしたします♪
老け専けふこタカハシ
このドラマ先日までBS11で観てました。
なかなか面白かったですね。
観終わってから、ウィキでちらっと歴史を調べたんですけど、本当に独孤信の娘が三人も皇后になっていたとはビックリでした。
美男美女がぞろぞろ出てきたけど、私のお気に入りはこの独孤信さんだったりする。
今は同じBS11の麗妃と始皇帝というのを観てます。
これもまた美男美女が次々登場するんですけど、以下同文・・・笑
ひらで~
こんにちは^^
BS11で放送されていたのですね♪
なかなかのものでしたでしょう?私も予想以上の
面白さで放送中は家に帰って即ドラマ!でした(笑)
そうなんです、この娘たち3人とも皇后・・・しかも
違う王朝で!ってスゴイですよね。
ドラマ観ながら調べ学習でも楽しんでしまいました。
お気に入りは独孤パパさんですか~さすがは
老け専ですね^^
確かに素敵なパパさんでした♪
「麗妃と始皇帝」面白そうですね・・・コウランの
息子のお話ってことになるのね
最近中国ドラマの放送が増えて嬉しい反面
追いついてない状態ですーー
ブログも放置で返信が遅くなってしまって
ごめんなさい!!