真田丸☆第39回 歳月

自分に正直にならないと、損するよ・・・
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信繁は、春らとの九度山での暮らしを満喫していた。信之にも、赦免嘆願はもう不要だと答える。ただ、父としては長男の大助をどのように育てるべきなのかに悩んでいた。一方、かつて信繁がルソンに逃したたかが、海外の珍しい紐を持って訪ねてくる。信繁はその紐を見てあることを思いつく。そんなある夜、謎の人物が突然現れ、信繁を迎えに来たと告げる!
戦乱前夜の束の間の安らぎ・・・なんだか、
その姿が幸せそうであればあるほど、辛くも感じるお話でしたが
そこには10年以上の歳月が流れているんだよね(笑)

非日常だった暮らしも10年を過ぎれば、それを日常として
受け入れて動かしたくなくなるのは、今も昔も同じなのかも・・・
所帯を持って、新しい命を授かり、歳を取った者が順に
この世を去っていく、そんな当たり前の人としての生業が
明日をも知れない戦乱の世を生き抜いてきた者にとっては、
この上なくありがたく思ったのではなんてことも思ったけれど、
決められた敷地内でしか生活ができないというのは、
訪れてくれる人に会うことだけが、唯一の外部とのふれあいだと
考えると、想像もできない苦痛だったのではとも思ったり・・・
手紙を書いて訴えるのも、内容に配慮が必要だったと思うし、
ドラマではなんだか、楽しそうだったけど
佐助の言い分が信繁さんの本音だったのかも。
とはいえ、ドラマはドラマとして充分楽しんでしまいました(笑)
はるちゃんの嫉妬心、いいなぁ。可愛いよね。
障子の穴の分だけ、きりちゃんをブチブチと打ちのめしていたのね(笑)
たかちゃんが現れて、殺意が一気に現れたのには爆笑したけど
すかさず止めたのがきりちゃんだったのも好いよね。
きりちゃん、好い仕事してるわ♪
ここまで来ると、信繁くんにとっては相棒みたいな存在・・・
って、発展はないのか?でも、そう思わせといてっていうのも
期待してますよ~(笑)
たかちゃんがルソンからのお土産・・・じゃなくて商売物として
持参した中にあった、サナール紐からの真田紐の発明、
三谷さんの好きなダジャレものかと思ってちょこっと調べてみたら、
さすがでした・・・
例えば→真田紐師江南
まぁ、たかちゃんの話はオリジナルとしても、たかちゃんが
ルソンへ行った伏線が、ここで回収されたということでOK(笑)
これから伏線の回収も、楽しみなのです♪
伏線といえば、冒頭に出て来た昌幸さんの形見・兵法の奥義書の
ようなもの。信之さんが期待して読んだものの、何が書いてあるのか
さっぱりわからず落胆する様に笑ったけれど、
その後の話・・・大助くんが囲碁の手ほどきを受けて父・信繁さんに
教えてる流れから、あの奥義書は実は囲碁の手を借りていて
大助くんまたは信繁さんが解読、なんてことになったらいいなぁと
ちょっと想像(笑)
戦を囲碁に見たてることは、中国の史劇ドラマを観てると
よくあることなので、三国志とか史記とか好きそうな三谷さんなら
使いそうだな。とはいえ、囲碁については良く知らないので、
そうされてもさっぱりなんだけど(笑)
一方、信之さんは・・・佐助くんに三つ数える間に飽きちまうとまで
言われてしまいましたが、京では羽を伸ばしつつあるようで・・・
女性に対しては、兄弟そろっていろいろあるのですねぇ(笑)

予告編にあった戦のシーンは、大阪冬の陣の様子かな?
もう少し先のお話だとは思うけど、
戦といえば囲碁しか知らない大助くんも出陣するのね・・・

第38回                               第40回

キャスト
   真田信繁・・・堺雅人
   真田信之・・・大泉洋
     きり・・・長澤まさみ
      松・・・木村佳乃
      春・・・松岡茉優
      稲・・・吉田羊
  堀田作兵衛・・・藤本隆宏
   高梨内記・・・中原丈雄
     佐助・・・藤井隆
矢沢三十郎頼幸・・・迫田孝也
  小山田茂誠・・・高木渉
     こう・・・長野里美
   明石全登・・・小林顕作
    長兵衛・・・木之元亮
      通・・・八木亜希子
   真田大助・・・浦上晟周
          吉田騎士(子役)
     すえ・・・恒松祐里
     たか・・・岸井ゆきの
      梅・・・大出菜々子 
          斎藤さくら(子役)
      薫・・・高畑淳子

この記事へのコメント

  • キョーコ

    こんにちは。
    囲碁のエピソード、まさかゲンジローは全くできない人だったなんて、意外でしたね。そういえば一度もさしてるの見たことなかったかも。
    2016年10月03日 22:14
  • ひらで~

    キョーコさん♪
    こんばんは
    返事が大変遅くなり、ごめんなさい!!

    囲碁はパパとはやってませんでしたね。
    昌幸さんは戦で忙しくて、子どもと
    遊ぶどころじゃなかったのでしょうね。
    お兄ちゃんとの話でも感じられたけど、
    ゲンジローくんが、そんなパパに自分を
    認めてもらえるよう、必死に頑張ってた
    のではと想像できる、切ないものも
    感じられるエピソードでしたね。
    2016年10月10日 22:34

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大河ドラマ「真田丸」第39回感想
Excerpt: 九度山での蟄居生活13年間を前回と今回、2話でちゃちゃっと早送りです。お久しぶりに登場のたかさん、まさかのカタコトとは。 ここに来られて本当に良かったと思っています お互い納まるところに納まった..
Weblog: 鬚禿観察日記ヒゲハゲカンサツニッキ
Tracked: 2016-10-03 18:02