真田丸☆第38回 昌幸

源次郎、源三郎が捨てた幸の字、貰うてくれんか・・・。
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紀州九度山村に幽閉となった昌幸と信繁ら一行。昌幸は信之を通じ何度も赦免を願い出るが、家康はそれを無視して着々と天下取りを進めていく。一方、一つ屋根の下で共に暮らすことになったきりと春。信繁ときりの信濃での思い出話を聞き、春は思い悩む。やがて月日が経ち、死期を悟った昌幸は、ある夜信繁に、徳川と豊臣が将来激突した場合の策を授ける。
九度山村で幽閉生活が始まり、村人たちと
ひと悶着でもあるのかと思ったら・・・
何もなく、あれ?って感じでしたが、代わりに
信繁くんときりちゃんの仲に嫉妬した春ちゃんは・・・
女の戦いが始まるのか?なんて期待もさせつつ、
口では強がるものの、きりちゃんには敵わないと察した春ちゃんは
穏やかならぬ行動に・・・あれは、怖いわ(笑)
信繁くんも大変だなぁ~とか、同情したりして。
娘に梅って名付けた理由が・・・怖い(笑)
考えたらこのドラマ、女性陣一癖も二癖もある方ばかり(笑)
か弱い女性なんて一人も出てこないどころか、手を焼くような
存在だったりする・・・でも、そこがいいのよね。
ところで、無敵のきりちゃん、信繁くんとは結ばれる気配が
ないのだけど、このまま終わるのか?

昌幸さんたちの赦免を求めて頑張る信之さん、名も変えた上、
髪型も変えたのね。忠勝義父風?
信之さんも信繁くん以上に気を使って、大変だったんだろうな・・・
こちらも癖のある女性たちに囲まれてますからねぇ(笑)
そんな中で、洗練された女性のお通さんに出会って、どうなるのか・・・
あの呆けたような表情、いいねぇ(笑)
ただこのお通さん、イメージが・・・「真田太平記」の竹下景子さんと
比べるのも何ですけど、なんか違うのよねぇ(ファンの方、ごめんなさい)
そして忠勝さんは、引退したと思ったら、お約束のナレ死で退場。
ナレ死といえばもう一人・・・三成さんより、自分が死んだら
豊臣を守るよう耳打ちされた清正さん。
史実でも死因ははっきりしてないようですが・・・これはこれは
庶民が喜びそうな展開に(笑)しかも服部半蔵さんを再登場(2代目だけど)
させるとは心憎い展開でした。
もうここまで来れば、三谷さん、やりたい放題かもしれない(笑)
でもこちらも、すご~く期待してますから♪
幸村の名を使うのも、そういうことなのかもしれないですね。
やっぱり、捨てたのなら拾うってことになりそうで、
幸村の名の由来とか、楽しみにしてます。

期待をしつつ10年が過ぎ、諦めつつも息子へ思いを託す昌幸さん。
最後はあっけないくらいでしたが、心は武田にありました。
信玄公を追っての一生・・・裏切りを厭わず、卑怯者とされても
それは武田家への義のため。
そう思えば、この乱世にあって一番の忠義者だったのでは。
息子たちの名前も、きっとその現れなんだろうし、
真田家の存続も、武田のために働いてこそ!って
考えていたのかななんて思うと、さぞ無念だったろうな。
それにしても、昌幸さんを演じた草刈さん、
やっぱりカッコいい方はお爺さんになってもカッコいいねぇ♪
適当な感じだったけど、本心は誰にも読めない深さを感じさせて
魅力的な人物でした。
これで、観れなくなっちゃうなんて、寂しい・・・
ところで、真田昌幸という名は
私が初めて覚えた武将の名だったりする。
自分に近しい者の名が昌幸で、名の由来について
真田昌幸から取ったと物心つく前から(笑)聞かされたため・・・
それだけに、思い入れは信繁くんより強いのです(笑)
名前ついでに・・・大助役の吉田騎士くん、名前の読みは“きし”くん?
まさか、“ないと”じゃないよね。。。。。

さて、10年も過ぎれば関ヶ原の戦もひと昔、
子どもたちも成長し、秀頼くんが立派な若武者に♪
こちらも、従来の秀頼像とは違った感じで、先が楽しみです(^^)

第37回                               第39回

キャスト
   真田信繁・・・堺雅人
   真田信之・・・大泉洋
     きり・・・長澤まさみ
      松・・・木村佳乃
   石田三成・・・山本耕史
   加藤清正・・・新井浩文
      春・・・松岡茉優
      稲・・・吉田羊
     佐助・・・藤井隆
矢沢三十郎頼幸・・・迫田孝也
  小山田茂誠・・・高木渉
     こう・・・長野里美
   直江兼続・・・村上新悟
   本多正純・・・伊藤孝明
   服部半蔵・・・浜谷健司
    長兵衛・・・木之元亮
      通・・・八木亜希子
   上杉景勝・・・遠藤憲一
   高梨内記・・・中原丈雄
   片桐且元・・・小林隆
   徳川秀忠・・・星野源
   豊臣秀頼・・・中川大志
   大蔵卿局・・・峯村リエ
 板部岡江雪斉・・・山西惇
   河原綱家・・・大野泰弘
  竹本義太夫・・・宮下誠
   真田大助・・・吉田騎士
      梅・・・斎藤さくら
     百助・・・國分隆登
    仙千代・・・大山蓮斗
   本多忠勝・・・藤岡弘、
      薫・・・高畑淳子
   本多正信・・・近藤正臣
   徳川家康・・・内野聖陽                                                 
   真田昌幸・・・草刈正雄

この記事へのコメント

  • 偽君子

    どうも初めまして。以前通りすがり名義で申し上げた者です。
    やはり小生でも気がつくのは女性の扱いですね。こういうのを見るたびに「三谷大先生はわかっておられるなあ」と思ってしまいます。これらは、いわば男性の女性に対する誤解への警鐘でもあるのでしょうね。こんなでもなければ女性は生き残れないのだし、乱世ならばなおさら、ということなのでしょう。三谷大先生に限らず、わかる人はわかっているのでしょうけれど。言ってみれば、男をイラつかせたりビビらせたりする要素を理解した上で、それを逆手にとって、ことさらに赤裸々に描き出し、それでいつの間にか同情させてしまっているのですね。
    2016年09月26日 19:58
  • キョーコ

    こんにちは。
    正直昌幸パパ目当てでここまで観てきたので、この後のモチベーションが持つかどうか、自分でも不安ですわ。笑
    春ちゃん、いよいよ本性表してきましたな。
    次回は海の向こうに逃れていたあの人も戻ってくるようですし、そこいらの展開も目が離せませんね。
    2016年09月26日 21:05
  • ひらで~

    偽君子さん♪
    コメント、ありがとうございます(^^)
    三谷さん、いろんな女性を見てらっしゃる
    から、こんな風に描けたのでしょうね。
    女性って、本来わがままで利己的・・・
    だけど、女の子はこうあるべき、なんていう
    男性から見た理想像で教育されてしまう
    ところがあるのでは・・・多分男性からは
    そうしてるなんてことは分からないだろう
    けど・・・だから、一緒にいる男性によって
    女性は変わるのよ、うふふ。
    とはいえ、この時代、女性は人質であり
    戦利品の一つ・・・気丈にしてないと
    生きていけなかったのでは。
    薫さんの恐れは、本音だったでしょうね。
    2016年09月27日 15:39
  • ひらで~

    キョーコさん♪
    私もパパ目当てしたわ・・・
    草刈さん、カッコ好かったですよね♪
    若いころからカッコ好かったけど、
    好い感じでお年を重ねてこられた、って
    感じで素敵です。
    これから若い者が頑張ってくれるでしょう、
    見守ってやってください(笑)
    春ちゃんの愛し方、普通じゃないけど(笑)
    嫉妬心で人を傷つけるわけじゃないし、
    これはこれで男性から見れば
    可愛いんじゃないかな(笑)
    史実では2男3女の母ですよ~
    しかも、側室の子まで育てたらしいし、
    旦那の死後、30年以上も生きたのだから
    肝っ玉母さんだったのかも(^^)
    2016年09月27日 16:39
  • おりんご

    九度山時代はすっとばすだろうなと予想はしていたが、関ケ原が終わってからわずか2話で昌幸が死んでしまうなんて・・・。この回で約10年超特急で、演じている役者さんはビックリしたし大変だっただろうな。これからどういう展開で大坂の陣へいくのかな?三谷幸喜だから変な感じでいくのではと想像つきます。っていうかこの1年は今までの大河ドラマみたいなストーリー予想をしてはいけないってことかな。
    2016年10月01日 14:49
  • ひらで~

    おりんごさん♪
    こんにちは(^^)
    コメントありがとうございます。

    超高速関ヶ原の次は
    超高速九度山生活(笑)
    驚きの展開でしたが
    大阪の陣をこれからたっぷりと
    見せてくれることでしょう。

    ハイ♪今までの大河とは違います(笑)
    今までの大河のような展開を予想すると
    がっかりしますよ~(笑)
    私はその違いが好きで今まで観て来ましたから
    楽しみで~す(^^)/~
    2016年10月03日 13:09

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大河ドラマ「真田丸」第38回感想
Excerpt: 「軍勢を塊と思うな、一人一人が思いを持っている、ゆめゆめ忘れるな」老け専の私としてはヒゲ率が高くなったのは喜ぶべきことなのでしょうね。 喧嘩に卑怯も何もない勝ったもん勝ちじゃ 昌幸パパとゲンジ..
Weblog: 鬚禿観察日記ヒゲハゲカンサツニッキ
Tracked: 2016-09-26 20:41