アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅☆ようこそ、ワンダーランドの“はじまり”の物語へ。

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アリス・イン・ワンダーランド
                /時間の旅
ALICE THROUGH THE LOOKING GLASS
2016年 アメリカ/ディズニー
監督: ジェームズ・ボビン
キャラクター創造: ルイス・キャロル
脚本: リンダ・ウールヴァートン
衣装デザイン: コリーン・アトウッド
音楽: ダニー・エルフマン
出演: ミア・ワシコウスカ (アリス・キングスレー)
    ジョニー・デップ (マッドハッター:
                  タラント・ハイトップ)
    アン・ハサウェイ (白の女王:ミラーナ)
    リス・エヴァンス (ザニック・ハイトップ)
    ヘレナ・ボナム=カーター
               (赤の女王:イラスベス)
    サシャ・バロン・コーエン (タイム)
    マット・ルーカス (トウィードルダム/
                  トウィードルディー)
    リンゼイ・ダンカン(ヘレン・キングスレー)
    レオ・ビル(ヘイミッシュ)
声の出演: アラン・リックマン (アブソレム)
       スティーヴン・フライ (チェシャ猫)
       マイケル・シーン (白うさぎ)
       ティモシー・スポール (ベイヤード)
       ポール・ホワイトハウス (三月うさぎ)
       バーバラ・ウィンザー (ヤマネ)
       マット・ヴォーゲル (ウィルキンズ)
9日に鑑賞♪
ティム・バートン監督にしては、普通のお話になってる・・・
と思ったら、監督、ちがうし~
観るまで気がつきませんでした(^^;)
でも、アラン・リックマンの声を聴くために観に行ったようなものだから
健全な(?)お話で好かったのかもしれない・・・
芋虫のアブソレム、蝶になっててそのまま飛んでいってしまったようで
寂しかったけど・・・

行き詰った実世界のアリスがアブソレムに促されて再びワンダーランドを
訪れてみると、意気消沈のマッドハッターが・・・入り口は鏡なのは
実世界とワンダーランドが鏡合わせの世界であると暗示してるのでしょうね。
そしてそこでの問題・・・姉妹の確執、父と息子の行き違いをアリスが
修正することで、アリスも実世界の自分を取り戻す・・・
なかなか良く出来たお話で、前作『アリス・イン・ワンダーランド』より
分かりやすいですし、なによりワンダーランドの世界観が素晴らしかった♪
タイムの城(?)の造りとか、働き者の部下たちが好かったな♪
タイムの存在の捉え方もなかなか心に響くものがありました。
時に憎まれ、愛おしく・・・そして、大切なのは、“今、この時”なのですよね。
画像
タイムを演じた
サシャ・バロン・コーエンは、
あまりにハマりすぎて
いるのが難ではあるけど、
無難でもあり(笑)
ツボは
新キャラ(?)の、
モリアーティ・・・嘘(笑)

前作で19歳だったアリス、
3年の航海の後ってことだから、
22歳は過ぎてるって
ことですよね・・・女性にとって、
仕事か結婚かとか悩む時期に
差し掛かる頃ってこと
なんだろうな。
まだまだ、こういうお話が
あるってことは、女性の未来の
選択肢がまだまだ狭いって
ことの現れなのかもしれない。
『アナ雪』もしかりで、ようやく目覚めたってことなかな・・・
そういえば、本編上映前に『ゴーストバスターズ』の予告を観て、
あの3人が女性になってて驚いたけど、これもそういうことなんだろうなって
勝手に思ってます(笑)
アランの声が聴きたかったので、字幕版で観ましたが、
タイム(時)に関する格言やダジャレみたいのがいっぱい出てきますので
吹き替えも面白いのでは、と思いました。
機会があれば、観てみたいと思います♪
あと、主題歌の”Just Like Fire”、気に入りました(^^) 
      

この記事へのコメント

  • 緑茶

    スネイプ先生のお声を聴きに♪11日にレイトショーへ
    もちろん字幕! でしたが、ひらで~さんのコメントを見て、吹き替えも面白そうですね(*^-^*)

    タイム~は、ドハマり💛でしたが、話の内容は1作目のインパクトには負けちゃったかな~という感じでした。
    せっかく鏡を抜けたのに、アリス本来のファンにはちょっと物足りない感じでした。

    でも、後日談にしても、赤の女王の「その言葉が聞きたかったの」は深かったです。
    この言葉の代償はあまりに大きすぎましたが、そこはファンタジーの世界で、美しく楽しい仕上がりに拍手です。

    いま、この時期に、イギリスのビックベンを思わせる時計塔の映像も、なんだか世界情勢的にせつない気がします。
    でも、アリスのお母様も含め、女性たちのたくましさが光っていて、元気になるお話でした。
    ティム・バートンが監督だったら、どんな感じになったのか
    気になります。
    2016年07月14日 01:22
  • ひらで~

    緑茶さん♪
    こんばんは
    スネイプ先生の声も、これで聞き納め・・・
    寂しい限りです。

    原作しっかり読んでないので、わからない
    けど、アリスって船乗りなの?
    もし違って、キャラを変えてあるなら、
    主人公アリスじゃなくても成立しそうな
    物語だったような気もする(笑)

    今思えば・・・ティム・バートンが監督
    してたら、赤の女王は別人だったかも(笑)

    昨日、チケットの手配にご足労いただいた
    「四谷怪談」、観に行って来ました。
    人気の舞台だけあって、面白かったです。
    2016年07月14日 23:19

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