秀吉は、関白を秀次に譲り、明を治めるために大陸に進軍すると言いだす。加藤清正が朝鮮で苦戦する一方、肥前名護屋に集められた真田昌幸や徳川家康ら大名たちは、秀吉の発案で仮装大会に駆り出される。信繁は、昌幸の出し物が秀吉と同じであることを知り大慌てする。そのとき信州上田では、とりが最後の時をむかえようとしていた。愛息を亡くし落胆する秀吉さんは、それを忘れようとするかのように、
関白の座を秀次さんへ譲り、唐入りへと奮起。
関白となった秀次さん、お公家さんの姿に・・・演じる新納さんに、
この直衣姿がよく似合う♪武将姿はう~ん?って感じでしたので、
時代劇にはあまり似合わないんじゃないかって思ってて
・・・すみません!(^^;)ここ、ちょっとびっくりでした。
のほほんとした感じも、この姿なら違和感ないし・・・とか、思ってたら、
きりちゃんに私の全てを知ってほしいと奥さま方を紹介して、
のほほん度が更にUP(笑)
関白となると、方々とのつながりも大変なのですねぇ。
のちに信繁くんと縁を持つ(はずの)たかさんも登場。
しかし、彼女らの多くのその後を思うとなぁ・・・まぁ、それはその時に。
きりちゃんも、その数にびっくりするかと思いきや、それが当たり前の
反応にびっくりでした・・・中国宮廷ドラマの見すぎかしらねぇ(笑)
まぁ、きりちゃんには、言い寄られてもその気はないのだから、
気にすることでもないのでしょうけど。
きりちゃんパパさは、相手が関白だったらって、
ほんとに思ってたのかしら?(笑)
昌幸さんたちは、唐入りの順番待ちで、親子の再会を楽しんでおります。
少し前に、BSプレミアムで特番「秀吉チルドレン、それぞれの正義」を
観たのですが、そこに名護屋での陣取りの図が出てきまして
その壮観さと言ったら・・・少し前まで、戦っていたのがウソみたい。
配置とか、もめなかったのかしらねぇ。
信幸さんなんて、伊達政宗さんと黒田官兵衛さんに挟まれてたし、
顔を合わせてどんな話をしてのでしょうえぇ・・・って、呑気な気分じゃ
なかっただろうけど。
とはいえ、秀吉さんは皆を集めて仮想大会を開催。
昌幸さんは、〝瓜売”で勝負。ほかの大名たちが何をするのか、
しっかり調べたうえでのことでしたが・・・こともあろうに、
秀吉さんと同じと知って大慌て。昌幸さんがさっさと変えればよかった
ものを、ここは性格上、無理な話(^^;)。秀吉さんに何とか変えて
もらおうと信繁くんが画策するのですが・・・
なんだか、サラリーマンの悲哀みたいなものを感じる展開。
武力での戦がなくなっても、今度はどれだけ秀吉さんに
気に入られるかの戦いを強いられることになるとは、
昌幸さんにとっては、辛いことでしょうに。
そこをしっかり理解しているのが、家康さんなんでしょうね。
とことん、秀吉さんにお付き合い。終わったあとの、やれやれって
顔に同情してしまうほど。ただ、お腹の出具合が気になって(笑)
内野さんの自腹?役作りかしらねぇ・・・。
同情といえば、秀次さん。
息子誕生に、喜んだのもつかの間・・・
秀吉さんに疎まれぬようするために、息子の死にも素直に悲しめない
姿が哀れです。きりちゃんも、そんな姿を目の当たりにすれば
心が動くかもしれないなぁ・・・
上田ではとりさんが危篤に・・・。
真田家の面々が顔を揃えて、とりさんを囲みます。
とりさんを励まそうと、信繁くんが昌幸さんに得意の芸を
披露するよう促します。名護屋で披露できなかった“瓜売”で
とりさんばかりか、昌幸さんをも励ますのか・・・と、なんだか
ウルっと来たとたん、とりさん覚醒!ナレーションにも騙された(笑)
只ならぬ展開に唖然とする間もなく、
最後までカッコ好い、とりさんの孫たちへのエール・・・
「これから真田を率いていくのはお前たちだ。 これだけは忘れるな。
たとえ離れ離れになっても真田は一つ、心さえ繋がっておればな。
真田の家をのこの地を守り抜けぇ!」
その言葉を聞いた二人の孫たち、戸惑いも隠せません。
戦いがすべてだった父の、今の姿に困惑してる信幸さんは
「戦のない世の中で我らがなすべきことは?」
と、問い、信繁くんは自分の力を見せつけられなかった政宗さんの言葉を
反芻するかのように、
「我らは生まれてくるのが遅かった遅かったのでしょうか?」
と、とりさんに問います。
「人は誰もが定めを持って生まれてくる、遅いも早いもない、
己が定めに気づくか気付かぬか・・・」
若い二人の、己が定めとは・・・思いどうりに行かぬと憂う暇はない、
ってことですね。
そして、この二人の運命を分けることになる子が誕生することに・・・
のこり半分、濃い展開になりそうだわ。
第25話


キャスト
真田信繁・・・堺雅人
真田信幸・・・大泉洋
きり・・・長澤まさみ
松・・・木村佳乃
石田三成・・・山本耕史
加藤清正・・・新井浩文
春・・・松岡茉優
稲・・・吉田羊
堀田作兵衛・・・藤本隆宏
佐助・・・藤井隆
大谷吉継・・・片岡愛之助
小山田茂誠・・・高木渉
真田信尹・・・栗原英雄
豊臣秀次・・・新納慎也
こう・・・長野里美
たか・・・岸井ゆきの
大蔵卿局・・・峯村リエ
出浦昌相・・・寺島進
高梨内記・・・中原丈雄
片桐且元・・・小林隆
平野長泰・・・近藤芳正
宇喜多秀家・・・高橋和也
茶々・・・竹内結子
豊臣秀俊・・・浅利陽介
豊臣秀保・・・三津谷亮
すえ・・・玉城美海
豊臣秀吉・・・小日向文世
とり・・・草笛光子
本多忠勝・・・藤岡弘、
薫・・・高畑淳子
寧・・・鈴木京香
徳川家康・・・内野聖陽
真田昌幸・・・草刈正雄
この記事へのコメント
キョーコ
冒頭のデンデン太鼓と茶々の図の淋しさ切なさが見事でした。
何処の馬の骨とも知れぬヤツ=関白ってのはあながち的外れでもないかも、な~んて思いましたよ。
おりんご
「秀吉チルドレンの正義」ってBSでやってたのですか。私は総合で見たけど、長野だけ特別だったのかな?
肥前名護屋城があった所は今は確か「唐津」って都市になっているけど由来は秀吉の大陸出兵の拠点になった港だから?そうだとしたらすごい地名だななんて思ってしまいました。その辺、ちょっと調べてみようっと!
ひらで~
こんばんは(^^)
返事が遅くなりすみません!!
秀吉さんも茶々さんも表では泣けない
立場にあるというのが、とっても良く
理解できて、殊更に悲しみを深く
感じさせてくれました。
関白は、秀吉さんに押し付けられたような
感じですもん、何していいのか
分かってなかったんじゃないかな。
ひらで~
こんばんは(^^)
真田は朝鮮へ行ってないので
名護屋での出来事しか描かないのは
当然なんでしょうね。
笑うしかないことを描くことで、
朝鮮での苦労を感じさせられました。
こういう描き方は、さすがだと
思います。
「秀吉チルドレン~」は番宣番組ですから
BSでも総合でも放送したのでしょうね。
総合の番組表はチェックしてないので
長野だけだったのかは?です。
番組を通して新しい発見ができるのは
楽しいことですね♪
いろいろ調べてみてください(^^)