→登場人物&キャスト
ハン・ドン[韓棟]目当てに観始めたのですが、なかなか出てきませんで
54話中半分以上も過ぎた29話になってようやく登場。
大体、54話って長くない?って思ってましたが主役となる人物が
3人もいますから、それぞれ描けば長くもなると言うもの。
お話は・・・
丐幇と呼ばれる、物乞いの生活協同組織の長である喬峯(きょう・ほう)、
大理国の皇子・段誉(だん・よ)、生後すぐに少林寺に拾われ僧ととなった
虚竹(こちく・・・韓棟です♪)の3人が縁があって出会い、
義兄弟の契りを結ぶものの、国や組織、そして肉親や愛する人との間で、
時に愛を、時に憎しみを目いっぱい浴びながら成長してく物語・・・・
なのですが、武侠ドラマのお約束のように、彼らの親世代の話が
彼らの人生を
登場人物は多いわ、関係は絡みに絡むわ、各々が自分の正義を
貫くものですから、収拾のつけようが大変で・・・ラストに近づくにつれ
淘汰されてくようにほとんどが消えていってしまうので、辛いお話でした。
武侠ドラマですから、覚悟はしてますが、ここで消えるのか?ってほど
唐突ですので、心の準備がさすがに追いつかない(--;)
彼ら3人の結末はと言いますと・・・かなりの切なさがあって泣けたけど、
親からの因縁を断つことができたということなら、バッドエンドではない・・・
ということかな。理不尽な想いは残るけど、しょうがないか~って感じ。
“親の因果が子に報う”って言葉があるけど、まさにそんなお話でした。
とにかく親たちがね、もう想像もつかないような事ばかりしてくれて(^^;)、
自分の中で恨みとか因縁の原因となるモノが消えてしまえば、
スッキリしちゃって、子どもたちが自分たちのせいで苦しんでいるのに
それは自分で何とかしなさいよとばかりに、消えてゆくのです。
親の問題を子どもたちが決着つけなければならないなんて、
可愛そうと思うばかり。このあたりはさすがに、なにそれ?って
理解に苦しむところ(^^;)でも、中国は、親が絶対みたいですから、
子どもが親の苦しみを解いてあげるのが一番の孝行なのですね。
愛情に対しても、皆さん一途に一人の人を想い続けるのはいいのですが
(これもお約束なのね)、中には愛してもらえないなら、憎まれてでも
相手の心に留まりたいって極端な思いに駆られる方もいて、ここも
理解し難いところがあるような・・・可愛さ余って憎さ百倍、じゃないのよね。
確かに愛と憎しみは裏表って言うけど、憎まれるようになるのも大変なこと。
それで憎まれもしなかったら・・・(--;)
そんな感じに、たまについて行けないかもって思う時もありましたが、
登場人物がそれぞれ面白くて、次なにするか分からないのがクセになって
きてしまい、最後までしっかり楽しむことができました。
キャラクター、強烈すぎ(笑)・・・武侠ドラマ、まだまだ奥が深そうです。
俳優さんたちも、初めて観た方も多かったですが、知ったお顔も多く、
何より女性陣が綺麗で華やかだったのが、また好いのよね♪
詳しく語るとキリがないので(笑)主役の三人について少しだけ・・・
喬峯を演じたウォレス・チョン[鐘漢良]は初めて観た方ですが、真面目そうな雰囲気が似合ってました。が、近所に住む知り会いの息子さんに
そっくりなので、なんか妙な感じではありました(^^;)本業は歌手だとか。
お顔立ち、地味な感じですので(ファンの方、ごめんなさい!!)、
スノーボード“滑雪板”に乗っての登場↑には驚きましたが、唄って踊る方なら
当然のイメージだったのでしょうね。
段誉役のキム・キボム[金起范]も初めてですが、韓国のアイドルなのかな?すみません、全然わからないのですが、中国では人気のある方なのでしょう。
異国の皇子で、父親譲りのフェミニスト、優しさ全開のお坊ちゃまが、
優しそうなお顔にぴったりでした。
お目当ての韓棟は、とっても気の弱そうなお坊さん姿で登場。こんなに強気なところがない役は初めて観たような・・・
いつも困ったなぁ~って言うような表情していて、可愛かった♪
ドラマの半分しか出てなくて寂しいなぁ~なんて思っていたら、
次期放送のドラマが主演の「鹿鼎記」(2014年)と聞いてニンマリ♪
ドラマでの「鹿鼎記」は30年前の(1984年)トニー・レオン[梁朝偉]の
小宝、アンディ・ラウの康熙帝バージョンしか観てないので、
どう変わってるのかが楽しみです。
イメージ的にはトニー・レオンの小宝より少々濃い目なのですが(笑)
1・2話の先行放送を観た限りでは、「月下の恋歌(新笑傲江湖)」で演じた
江湖の色魔・田伯光を楽しさ倍増したみたいで、なかなかのモノ。
7月からの本放送が待ち遠しいぞ!!
ついでに・・・チャンネルNECOのドラマHPにある人物関係図は
とっても良く出来ていますが、ネタバレもありますので
閲覧には注意が必要かも(^^;)NHKのように、話数で区切って
作ってあればいいのに・・・。
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