信繁は茶々にせがまれ大阪城の中を二人きりで案内する。まだ若い茶々が過酷な運命を生き抜いていたことを思い知った信繁は、奔放に振る舞う茶々の対し好意を抱いてしまう。九州平定を目前にした秀吉は茶々を側室にしようと考える。秀吉の周囲は信繁と茶々の仲をいぶかり始める。一方、家康は信幸と、忠勝の愛娘・稲姫との政略結婚を持ち掛ける。信繁くんと茶々さんが、大接近♪
お父さんを助けるために、茶々さんに頼った信繁くん、
見返りに茶々さんの頼みを聞くことになったのは仕方が
ないことですが、その頼みというのが・・・こともあろうに、
覗いてはいけないと言われていた蔵の探検のお供。
茶々さんの好奇心を満たすためとはいえ、二人きりで
密室で会うようなもの。見つかれば大変なことになると
怯む信繁くん、見つからなければいいなんて、軽くいなされて
しまうところは若いということかな。茶々さんが秀吉さんの
側室になる前のことですから、18歳ぐらいかな。信繁くんは
20歳ぐらい・・・そんな二人が出会って、何も起こらないわけがない
とばかりに、なんとも切ないような苦いような展開になりました。
このドラマ、信繁くんが主人公のお話ですが、よく考えたら豊臣家の
滅亡の話でもあって、この二人は運命共同体なのですよね。
今は距離がありますけど、茶々さんの予言めいた言葉に
思い知らされ、最後を見るのに覚悟がいるんじゃないかと思ってしまった。
また、桜ふぶきの量が凄くてね・・・綺麗な反面、怖さも感じました。
そして、信繁くんが秀吉さんについた嘘、特にお咎めはなかったような
感じですが、あとあと効力を発しそうで、これも怖い。とはいえ、
秀吉さんは、その嘘を利用して茶々さん攻略を仕掛けたのかも
しれない・・・恫喝された仕返しだったりして(笑)それも、怖いよね。
怖いといえばもう一つ、山吹の花。この花は、実らぬ恋を意味する
花でもあるけれど、黄泉=死を表す花でもあるそうな。
それを食っちまったきりちゃん、女の勘の鋭さだったのかしらね。
一方、駿府の信幸くんは、家康さんの策略で忠勝さんの娘を娶ることに。
おこうさんは従妹(昌幸さんの亡くなった兄・信綱さんの娘)だったのね・・・と、
正体(笑)を知ってスッキリしたと思ったら、離縁しちゃうの?とびっくり。
長男・信吉さんのお母さんなのよね・・・反撃するのかな。
稲さんも嫌がってましたけど、忠義一筋の忠勝さんの説得シーンは
微笑ましかったなぁ。
嫁としてより間者として真田家へ嫁ぐ覚悟のような稲さんと
真田のために泣いた(らしい)信幸くん、
どんな夫婦になるのか楽しみです♪
信尹叔父上、再登場ですね♪こちらの活躍も楽しみです(^^)
第18話


キャスト
真田信繁・・・堺雅人
真田信幸・・・大泉洋
きり・・・長澤まさみ
松・・・木村佳乃
石田三成・・・山本耕史
加藤清正・・・新井浩文
稲・・・吉田羊
大谷吉継・・・片岡愛之助
羽柴秀次・・・新納慎也
真田信尹・・・栗原英雄
片桐且元・・・小林隆
平野長泰・・・近藤芳正
茶々・・・竹内結子
大蔵卿局・・・峯村リエ
羽柴秀吉・・・小日向文世
本多忠勝・・・藤岡弘、
寧・・・鈴木京香
本多正信・・・近藤正臣
徳川家康・・・内野聖陽
真田昌幸・・・草刈正雄
この記事へのコメント
キョーコ
茶々と信繁の関係って、中世ヨーロッパの貴婦人と騎士のそれみたいですね。
乙女チックだわ~。
一方で桜が散るシーンは、いわゆる滅びの美学の象徴かなと思います。
かなり激しい感じで散ってましたよね。
ひらで~
確かに、そんな感じ・・・三谷さん、
「三銃士」(人形劇)やってたものね、
って、関係ない?(笑)
桜、どんな大木か、ハンパない本数か
って感じでしたけど、心情表現としては
魅せましたね。激しい滅び方を予感。
おりんご
だから低身分出身の北政所との確執にもつながってしまったのかもと感じました。
信幸にも時代の渦に巻き込まれ始めましたね。
私は昌幸が二人の息子に仕える主をそれぞれ分けたと思い込んでいたのですが、ドラマではそうなってなかったので、史実はどっちなのだろうかなんて考えてしまいました。分かる人がいたら教えて欲しいな~。
ひらで~
こんばんは(^^)
返事が遅くなりました、すみません!!
茶々さんと信繁くんの関係・・・
どうなるのか、明日の放送でご確認を♪
私としては、信繁んくんが命を賭して
最後の戦いに挑む大事な伏線の
一つではないかと思いました。