徳川との決裂が決定的となった。上杉の支援を受けるため信繁は人質として越後へ行き、景勝のもとで暮らすこととなる。一方、残された梅は、きりに意外な事実を明かす。謙信ゆずりの名君ぶりを見せる景勝だったが、実は戦続きで疲弊した領国経営に四苦八苦していた。真田が上杉と手を結んだことを知った家康は上田に向けて侵略を開始。いよいよ第一次上田合戦が迫る。
前回は、かなり“おっかない”展開でしたが
今回は、なんだかほっこりするような感じでした。
徳川さんだって、真田を裏切ったわけだし
仮に昌幸さんの暗殺に成功したとしても、
徳川にはつかなかったでしょうえねぇ。そうすれば
頼る所は息子である信繁くんを人質に差し出してでも
上杉さんちしかないだろうし、上杉さんだって、
本心は真田はほしいコマだったんじゃないかな。
でも、昌幸さんったら、また信繁くんに問題を
丸投げしてるのには、笑った。
景勝さん、優しいだけじゃなくて、カッコつけぇだったのね(笑)
今回、景勝さん素晴らしいセリフいっぱいあって、
景勝さん語録が作れそうだった。
“民の心を掴まなくて、何が国造りじゃ・・・”
“死に様は生き方を映す鏡、己に恥じぬよう生きるのみじゃ・・・”
カッコいい言葉ばかりです・・・だけど観方によっては
カッコつけぇの言葉だからね、実質的な仕事をしてくれる
兼続さんがいなきゃ、とっくにやられたわ。
この兼続さんの冷静な感じがいいですねぇ。声もいいのよね♪
援軍を出す出さないの景勝さんとの会話、漫才みたいで
面白かった。長いお付き合いのお二人ならではの掛け合いです(^^)
信繁くんはパパになりました・・・梅ちゃん、初めハッタリ?って
驚いたけど、結構な策士でもあったようで、そっちに驚いた(笑)
次回はいよいよ第一次上田合戦。
そうそう、冒頭に出て来た千曲川の淵に建った、上田城のシーン
感動でした♪
想像はしても、目で見ると違うものですね。今はこの下はイベント広場になってるので
例えCGでも、感慨ひとしお(写真は2013年のものです)
第11話 第13話
キャスト
真田信繁・・・堺雅人
真田信幸・・・大泉洋
きり・・・長澤まさみ
梅・・・黒木華
高梨内記・・・中原丈雄
佐助・・・藤井隆
矢沢三十郎頼幸・・・迫田孝也
矢沢頼綱・・・綾田俊樹
こう・・・長野里美
直江兼続・・・村上新悟
石川数正・・・伊藤正之
斎木・・・黒田大輔
新蔵・・・奥田洋平
治兵衛・・・柏木風太郎
又吉・・・上川周作
上杉景勝・・・遠藤憲一
阿茶局・・・斉藤由貴
出浦昌相・・・寺島進
室賀正武・・・西村雅彦(回想)
河原綱家・・・大野泰広
とり・・・草笛光子
薫・・・高畑淳子
本多正信・・・近藤正臣
真田昌幸・・・草刈正雄
この記事へのコメント
犬
兼続は感情高ぶるとしゃべり早口てトーンが高くなるんですよね。
このときはまだ20代半ばなのでそのあたりで「若さ」を表現してるのかも
景勝もですが
徳川家康、北条氏政、真田昌幸など周りにいる武将とくらべて上杉主従はかなり若いですからね。
理想主義的にすることで若さと青さを表現してるのかも
おりんご
数年前の天地人を思い出しました。ひので~さんは見てましたか?
その時には上杉家になぜ幸村がいるの?って感じでしたが、史実だと分かりびっくりしたことを思い出しました。
今回は上田城築城の費用を徳川家からもらっていたという史実です。
真田家のことを知っているようで知らなかった事がまだまだあるのだと思い知りました。
真田家すごい
ひらで~
梅ちゃんは、腹黒いって思える節も
あるけれど、庶民のしたたかさを
感じさせてくれます。
きりちゃんとは身分も違うので、普通の
やり方では武家の嫁にはなれないですものね。
よくよく考えたら、景勝さんと兼次さんって
4つぐらいしか離れてないのよねえぇ・・・
信繁くんは兼次さんより2つぐらい下なだけ
ですから、考え方も似ていたのかも・・・
いい加減、パパさんたちの呪縛から
逃れたいとか思っても不思議じゃないなぁ。
ひらで~
「天地人」観てましたよ~
原作も読みましたし(^^)
こうしたドラマを観ていると
初めて知ることが多くて、それが
楽しみのうちになりますね。
そうして興味を膨らませて、自分でも
調べて、またびっくり(笑)
中国の史劇ドラマも、そうやって
楽しんでいます♪
キョーコ
鉄火起請のエピソードには、つい「ジェイムズ一世伝」を思い出してしまいましたわ。
ゲンジローは何かしらトンチでも働かして勝つのかと期待したんですけどね。笑
ひらで~
おかえりなさ~い、こんにちは(^^)
鉄火起請って初めて聞きましたが、
日本にも魔女狩りみたいなこと
やってたのですね・・・
ここは、私もとんちで切り抜けるのかと
思って観てましたが、ハッタリでいくとは
驚きでした。でももしかして、ホントに
こいつできるんじゃい?って思わせての
ことだとしたら、今後の、信繁くんを
予感させるシーンだたのかも
しれないですね。