中国ドラマ「水滸伝」☆第3回 九紋竜 東京を脱出する

第3話 九紋龍私走延安府
東京開封府の禁軍師範・林冲に、北京大名府の将軍への昇進話が持ちかけられる。だが、昇進が生辰鋼輸送のためと知った林冲は、大尉・高俅の前で仮病を使い辞退する。そんなある日、林冲の妻・張氏に高俅の息子・衙内が目をつけ、林冲と一触即発の事態となる。
呉用先生の魔の手にかかり(笑)、眠らされてしまった宋江さんでしたが
雷横さんらに見つけられ目を覚まします。ここで朱仝さんが宋江さんの鼻の下を
親指で押していたので、何をしたのだろうと気なって調べたら(笑)、
鼻の下は“人中(じんちゅう)”という、蘇生のツボだそうで、気を失った時の
応急処置として、中国では周知されてるようです。
公孫勝を見つけられず、がっかりしている宋江さんたち、そこへ
なんと公孫勝さんが現れ、宋江さんの冤罪を晴らすと自首・・・
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場面は変わり、東京(とうけい:北宋の都、開封)・禁軍(近衛隊)教場。
兵士たちを厳しく鍛える姿の師範・林冲と史進が登場。
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林冲さんは兵士としての心構えに「退却する時はたとえ財宝があっても
目をくれるな」と説いていますので、彼も不正を嫌う方のようで・・・
仕事を終えた林冲さん、奥さまと待ち合わせ♪
教場での厳しい表情から一変、優しいダンナ様となった林冲さん、
見るからに愛妻家です。そんなところに、コソ泥を追って史進くんが登場♪
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お目当ての一人韓棟くんです。晒した上半身には見事な刺青・・・じっと
観ていたいけど、恥ずかしくなる林冲夫人・・・気持ちは分かるぞ(笑)
史進くんが気をきかせて去ったあと、林冲さんは奥さまに史進くんの
生い立ちを説明・・・お話は史進くんの師範、王進が宮廷を追われた
経緯から始まります。
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王進が林冲さんの上司だったころ、
殿帥府・大尉(禁軍の最高司令官)として新たに任命された
高俅が、王進の父親から若いころに受けた辱めを根に持って、
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着任初日から王進を痛めつけます。それを止めることもできず悩む林冲さん・・・
思い余って友人でもある陸謙と共謀して、王進を逃がすことに。
この陸謙、怒りまくる高俅に巧く取り入って、副官になったとのこと。
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さて、逃亡生活に入った王進は西峡・華陰県の史家村へ。そこで
若き史進くんと出会い、棒術にかけては自身のあった史進くんを
やり込めて弟子にする・・・伊達に禁軍の師範をやってないぞ!とばかりに
王進さんがカッコいいのです。
そうして昔話をしている夫婦のもとに北京大名府(ほっけいだいめいふ:北宋
陪都のひとつ、現在の河北省邯鄲市大名)の将軍への昇進話が舞い込みます。
コネや袖の下での出世が当たり前の世での林冲さんの出世は実力が
認められたと、同僚たちは祝福の言葉を口にする中
酔って現れた史進くんは不満を爆発。師範の無念を孕む言葉に異変を感じた
林冲さんが質してみると、師匠が亡くなったとのこと。そんな騒ぎの中、高俅より
皇宮に呼び出された林冲さん、将軍なったとしても、その働きが戦の為ではなく、
北京大名府の梁中書が自分の義父にあたる宰相・蔡京への誕生日の贈り物の
護送するためだと知って、ため息・・・高俅のゴマすりに付き合わされるのか~
って感じかしらねぇ。そして、通された先では徽宗が蹴鞠の最中。
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高俅はもちろん徽宗のアシスト(^^:)取り巻きの中には、蔡京が・・・
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見るからに、こういう政治家いるよなぁ~って感じの方ですよねぇ(笑)
そんな中、林冲さん、ある薬を飲みます・・・女性にとっては有効ですが、
男性が飲むと腹痛を起こす薬・・・大きなチョコボールみたい(笑)。
効果はテキメン!蔡京の前で自信を持って紹介した部下が、目の前で
ダウンしてしまえば、高俅も諦めるしかありません。
残念そうな高俅に対して、喜んでいるように見えるのが
徽宗の取り巻きの宦官・童貫。この方も、悪そ~な雰囲気。
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こんな人たちが相手では・・・観てるこちらがため息です。
史進くんは嫌気がさして士官をやめ西峡の王師範の母を訪ねることに。
そんなある日、街に出かけた林夫妻。妻は買い物、自分は観劇と
日頃の憂さを晴らしに出かけたと思ったら思わぬ騒動に・・・
あろうことか、奥さまが高俅の息子(養子)・高衙内に
ちょっかいを出され、林冲さんは怒りますが・・・相手が相手・・・
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握った拳を妻が優しく包むシーン、いいなぁ♪
この怒り、どうなりますか。

林冲さん役の胡東さんは今まで悪役っぽい役しか観てないので
なんだか不思議な感じ。
その奥さま、誰かと思えばアニタ・ユンではないかいな。
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地味な雰囲気で似てるけど~って感じでしたが、本人でびっくり。
地味ではあるけど落ち着いた貞淑な雰囲気が良いですね。
髪飾りも、好いわ・・・
このドラマ、宮廷モノと比べると華やかさはないけど、宋の時代らしい
落ち着いた豪華さがありそうで、衣装や小物などでも楽しめそうです(^^♪
高俅役のリー・チーホン、やっぱり悪役似合います。
それも、卑屈な小悪党って感じのが一番!・・・褒めてます(笑)
第2話                                 第4話
タイトル一覧
今回の初登場人物&キャスト* - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - *
林冲りん・ちゅう・・・フー・ドン[胡東]
 “豹子頭”、禁軍の師範、大名府での将軍職を蹴り・・・
史進し・しん・・・ハン・ドン[韓棟]
 “九紋龍”、林冲の部下、王進を師匠と仰ぐ
りん夫人・・・アニタ・ユン[袁詠儀]
 林冲の妻、張教頭の娘
高俅こう・きゅう・・・リー・チーホン[李子雄]
 殿帥府の大尉、林冲の上司、得意の蹴鞠で徽宗に気にいられ出世
王進おう・しん・・・ワン・ジェングォ[王建国]
 禁軍の師範だったが高俅に疎まれ出奔
王昇おう・しょう
 王進の亡父、棒術で痛めつけた高俅に恨みを買う
陸謙りく・けん・・・ソン・ドン[宋東]
 麌侯(用人)、林冲の友人、高俅に気にいられ副官となる
ちょう教頭・・・リゥ・フォンガン[劉鳳崗]
 禁軍の師範、林冲に義父
史大公
 史進の父、史家村の豪農、母親と逃れてきた王進に部屋を貸す
徽宗きそう・・・ヤンズー[楊子]
 北宋の第8代皇帝
蔡京さい・きょう・・・シュエ・ジョンルイ[薛中鋭]
 徽宗お気に入りの宰相、太師
童貫どう・かん・・・チョウ・ミンシャン[周明汕]
 徽宗お気に入りの宦官、枢密使(文官の長官)
高衙内こう・ごない・・・チャオ・イーヤン[趙熠洋]
 高俅の養子、林冲の妻に目をつけ・・・
錦児・・・リゥ・メイリン[劉玫麟]
 林家の小間使い
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                             108人登場まであと96人
登場人物&キャスト一覧

この記事へのコメント

  • おりんご

    こんにちは!
    宋江さんが眠らされたのは呉用さんの作戦だったのですね。宋江に探られたくないの仕業だろうと分かってはいたが…。
    梁中書は北京大名府の中書だったのですね。記憶に残ってなかった。後程、梁山泊軍と戦うときに深く関わってきます。
    かなり忘れている部分も多く、復習できました。あらすじのアッしていたたぎありがとうございます。
    2016年03月19日 11:00
  • ひらで~

    おりんごさん♪
    こんばんは
    長いドラマなので、細かいところは
    忘れてしまうのは仕方ないこと(^^)
    私も覚えてられないので(笑)
    こうしてメモしてま~す。
    また復習に使ってくださいね♪
    2016年03月19日 20:14

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