吉田松陰から、富岡製糸場に話が通じるとは
思ってもいなかったですが、
明治になってのお話しは結構興味深く観ることができました。
もしかして、富岡製糸場を出すため遡ったら、
文さんに行き着いて主人公にしたとか(笑)まぁ、それはともかく、
幕末については、「新選組!」「篤姫」「龍馬伝」「八重の桜」「花燃ゆ」と
立場を違えての姿を5方向から観たことになるのね・・・大河幕末5部作?(笑)
歴史を語るには、どうしても強い立場の者が中心となってしまいますが、
こうしていろんな立場から見ると、同じ時間、同じ事象でも
こんなにも意味合いが違ってくるのだなぁと、しみじみ思います。
幕末から明治と、一変する時代を生きた文さんが繋いだ人々の
お話なのですが、芯にあったのは文さんの初恋が実る話だったのかな・・・
再婚を決めた時の話は、もらい泣きしてしまうほど、好いお話でした。
伊之助さんの懐の大きな愛にも感動です。
個人より家の繋がりの方が大事だった時代でしょうから、
妻の亡き後、妻の妹を後妻にもらうのは別におかしなことでは
ないにしても、複雑な家庭の事情もあることだし、
現代では理解しがたいこと。そこのをいかに自然に見せるかの脚色が
難しかったのではないかと思ったけれど、
文さんが久坂さんからの手紙を大事にしていて、それを
伊之助さんがまとめたという“涙袖帖”が実在してるのを知ると、
脚色なんで必要ないくらいに、そこには確かに深い愛情があったことが
窺われて素敵なお話しだったなぁと思いました。
井上真央さんのいつも前向きな目がよかった(^^)可愛いよね。
大沢たかおさんはどうしても仁先生のイメージが離れないのだけど、
強さと優しさがいい感じでした♪
全体としては、明治編が、もっと観たかったなぁ。松陰さんの話が長くて
初めのうちは主役誰?って感じでしたものね。最後、急ぎ足だったよね。
銀姫さんたちのその後とかも面白そうだったのに。
銀姫さん、不思議な方でした(笑)
題名に花がついているだけあって、お花がそこかしこにでてきたのも
興味が湧くところでした。中にはこの時代に?なんて思うような
お花もあったけれど、私が知らないだけなのね(^^;)
この記事へのコメント