007/スペクター先行上映の29日、観に行ってきました(^^♪
SPECTRE
2015年 イギリス・アメリカ
監督: サム・メンデス
脚本: ジョン・ローガン
ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
ジェズ・バターワース
音楽: トーマス・ニューマン
出演: ダニエル・クレイグ
(ジェームズ・ボンド)
クリストフ・ヴァルツ
(オーベルハウザー)
レア・セドゥ (マドレーヌ・スワン)
ベン・ウィショー (Q)
ナオミ・ハリス (イヴ・マネーペニー)
デイヴ・バウティスタ (Mr.ヒンクス)
アンドリュー・スコット
(C、マックス・デンビ)
ロリー・キニア (タナー)
イェスパー・クリステンセン
(Mr.ホワイト)
モニカ・ベルッチ (ルチア・スキアラ)
レイフ・ファインズ (M)
メキシコシティ。“死者の日”の祭りの真っただ中で、テロを目論むスキアラを追って、派手な騒ぎを起こしてしまったジェームズ・ボンドは、Mから職務停止を言い渡されてしまう。折しも、MI6はスパイは時代遅れだと考える不マックス・デンビが国家安全保障局の新トップとなり、MI5に吸収されようとしていた。MはQに、ボンドを監視できるようにさせるが、お構いなしのボンドは、ローマへと飛び、スキアラの未亡人ルチアと接触、スキアラの背後に強大な悪の組織が存在することを知り・・・。
先行上映があるなら公開日ってなんだよ?って
ダンナが不思議がってましたが、確かになんでしょうね(笑)
『スカイフォール』のオープニングが凄く良かったので、
期待しちゃったのですが、あまりにも大事件になってたので
逆にひいちゃった感が・・・長回しでボンドを追っていくとこは
カッコ良かったし、規模の大きさにも驚きましたし、
ヘリコプターバトルは観ていてハラハラしましたが、
これだけの大事件になっちゃうとねぇ・・・。
それぐらい大事件じゃないと、職務停止が言い渡せなかった
のかもしれないけど。
テーマ曲も、なんだか普通だったし・・・タイトルバックも
悪者組織の象徴とボンドに絡みつく過去を重ねて
タコ足に込められてるのかな~と、あんまり、
007に詳しくないからそのくらいにしか感じられなくて、
美しくないなぁと思ってしまって・・・前作が良すぎたのね(笑)
原題の“SPECTRE”とは、敵の名前ではあるけれど元の意味は
幽霊とか良くない意味の幻影ってことだそうで、
前作で謎だったボンドの両親とか忌まわしく絡みつく過去の話にも
ひっかけて、その過去が明らかになるんだろうなとは
思ってはいたのですが・・・
予想外にこじんまりしていて、びっくりでした。
しかも、ボンドって実はフェミニストだったんだ・・・と、感じられて
それが、今回一番のびっくり。これが、新しいボンドの完成像?って(笑)
観た後、なぜそうなったのか、その訳を知ろうと、検索(笑)
確かにあえてそういう人物にしたとインタビュー記事などにあって、
私にもわかるくらい、そこはしっかり表現されたのねと妙な形で納得(笑)
過去に女性軽視だとバッシングを受けたから、変えたらしいけど
そうとは知らずに観ていたから、違和感を感じてたのですよね。
まぁ、今どきの好まれる男性像なんでしょうけど、そうとは思わず、
そこには愛に飢えて、愛した女性を心の支えにしてるようなボンドがいて、
なんでこんなに切なそうなんだろうって・・・だから、どれだけ、
過去に辛いことがあったのか?って、結構ドキドキしながら
観てましたが・・・ボンドの両親については怪しいところはなかったけど、
肝心な悪者誕生の切っ掛けが、え?って感じのもので・・・
まぁ、本人にしてみれば大事だったのだろうし、
前回と似たところもあるから、つながりとしては悪くないのでしょう。
だけど、クリストフ・ヴァルツなのに~、もったいないって思ってしまった。
一応過去3作の悪人の元締めって、ことになってるけど・・・
シリーズ・ファンの方には涙ものの、オマージュシーンが
ちりばめられていて、充分楽しめるのだそうですが・・・ダンナが、観た後
色々説明してくれたけど、ふ~んって感じで、ごめん・・・私としては、
出演者目当てで観てたので、ヴァルツさん出るんだ~♪って
喜んでたのだけどなぁ、もう少し活躍させてほしかったなぁ。でも、Mのレイフ・ファインズが予想以上に動いてたので、
好しとしましょう♪
ボンド・ガールに関しては、モニカ・ベルッチがちょっとしか
出てないのも、もったいなかったなぁ。 この、ダニエルの肩から背中のライン・・・好いわよねぇ♪
レア・セドゥはボンドガールのイメージがなかったけど、
トムちんの映画にも出ていて、旬の女優さんだからと
単純に思ってましたが、ボンドが心から惚れる女性として
従来のボンドガールとは違った特別な女性としての登場で、
これも、観た後になって、彼女ならばと、納得しました。彼女に対する思いは、ヴェスパーを失ったことによるもなんだろうなって、
解釈するべきなのだろうね。あの心の傷を今まで引きずってたのね。
正直言って、プレイボーイ的なダニエル・ボンドも観たかったので、
いつかは変わるのかなって期待してところもあった分、
ちょっと残念だったのだけど、今どきのボンドとして時代の変化に
合わせるしかなかったのでしょう。、
女性からすれば、浮気性な男より一途に愛してくれる男性のほうが
ずぅ~っと好い訳で、彼女を助けようと必死に探しまくる不安げな表情から
見つけた後の自信ありげな表情に変わるとこなんて、可愛くもあり、
カッコよくもあり・・・と思ったりと奇妙な思いがめぐる作品となりました(笑)
それから・・・これも観た後に、買い物途中、ふと目に入った
婦人公論に載ってたダニエルのインタビューを読んだのですが、
列車でのバトルシーンでケガしてしまっていたのだとか。
それも撮影中断するくらいの大怪我で、その後はアクションを
セーブしたらしいけど、そういう知ると、
余計にボンドが痛々しく思えるではないか・・・
もし、まだダニエル・ボンドが続くとしたら・・・思わせぶりな
エンディングでしたし・・・母性本能に訴えるようなボンドになるかしら?
おばちゃんとしては、それもまたいいけどな(笑)
以前の記事:007/カジノ・ロワイヤル
007/慰めの報酬
007/スカイフォール
この記事へのコメント
キョーコ
サクッとTB完了です。
ダニエル・クレイグボンドはこれでおしまいなんですかね。
私としては、彼でドクターノーをリメイクして欲しかったんですよ。
彼の新しいボンドなら、そんなにヘビーでハードなアクションなんて必要ないと思うから。
ひらで~
TB&コメ、ありがとうございます。
ダニエルのボンド、また観れるなんていう
情報もあるけど、どうなんでしょう。
でもあんなハッピーエンドでは、
不幸な話から始めないと
続かないよね(笑)
でも、悪役は生き残っているので
可能性としてはあるかも。
確かに、アクションはあれほど
ヘビーでハードじゃなくてもいいねぇ。
キョーコ
あら、またシンクロしてたみたいですね。
ところで上の写真のモニカ・ベルッチとボンドとの絡みのシーンなんですけど。
あの時ドレスを脱がせると、かなり背中が丸出しになりましたよね、その際にビスチェを脱がせるような仕草をボンドがしましたっけ?
元々背中の大きく開いたドレスではありましたが、下にビスチェを着てたのかなぁ、と。
その後にモニカ・ベルッチが黒いビスチェ姿で登場したので、あれ?と思ったんですよ。
ひらで~
おはようございます
昨晩はどうもでした♪
朝からするような話ではないけど(笑)
脱がしたかどうか、よく覚えてないです。
というか、当然そういう流れになるだろうと
思い込んで観てたし、ボンドの手元より
違うところを観てたような・・・
またDVDかTV放送で確認しますわ(笑)