奇皇后☆第４５話・第４６話

出生の秘密～母と子

４５　ワン・ユ死亡の知らせに激しく動揺したヤンは、冷酷なペガンに対抗するためには自分も手段を選ばぬとタルタルに宣言。タファンは皇太子の冊立を促されていらだつが、ペガンの提案でマハとアユルシリダラを競わせることに。ヤンはアユルシリダラ勝利の切り札のために、ひそかにヨンファを呼び出す。一方タルタルは、ワン・ユの死を確認するために遺体の捜索を始める。そのころ、ヨンビスはひん死のワン・ユを必死に介抱していた。

４６　ついにマハが我が子ピョルだと知ったヤンは、刺客からマハを救うために寺へ急ぐ。刺客の襲撃から逃げだしたマハは、助けに来たヤンと伯父の使いだというヨム・ビョンスに挟まれ、どちらが味方か迷い動けない。そしてヤンの目の前で、ヨム・ビョンスがマハの背中に毒矢を放つ。国境近くにいたワン・ユとヨンビスの前にタンギセたちが現れる。ヨンビスは負傷しているワン・ユに荷車を走らせるよう命じ、荷台から一人で応戦するが…。

おとなしく様子を窺っていたバヤンでしたが、ついに動きました。
ヤンと通じているとみたヨンファの命を利用して窮地に陥れようと画策。

ヨンファって、ヤンからすればいけ好かない存在でしたが、こんな最後とは
思いもしなかったので、可愛そうだったな・・・。そんなヨンファにぞっこんな
ビョンスも騙されてバヤンの為に働くすがたは、なんだか哀れ。
これでバヤンがヤンを制するのか思いきや・・・この悪事には大穴が
開いていたのねぇ（＾＾；）というか、ヨンファの無念が真相を明かした様で、
ヤンの究明シーンはゾクゾクしました。高麗の者を無下にすると
ヤンが黙っていないのだ～！とばかりで、カッコ好かった。
ただ、これでバヤンは終わりなのかと思うと、少々拍子抜けもしましたが（＾＾；）

バヤンのお蔭で、マハくんが自分の子だと知ることができたのですから
この展開には驚くだけです。

知らぬこととはいえ、皇太后に憎しみを植え付けられて育てられてマハくんも
可愛そうだったな・・・でも、これで高麗に行って、実の父・王様のもとで
暮らすことになればいいなぁ。王様も真実を知ったみたいだし・・・
可愛そうだったといえば・・・傷ついた王様を守り抜いたヨンビス。彼女なりに
幸せを期待してたのを思うと、切ない。でも、愛する人を守って、愛する人の
胸の中で最後の時を迎えることができたのが、女冥利に尽きて救われたかな。

それから、タファン・・・このままダメダメ皇帝になっていくのかな～と
思ってましたが、ヤンを信じ続けているからの姿なんだよねぇ。

その反動か、ヤンがバヤンの悪事を晴らしたシーンは、信じてた
甲斐があったとばかりにとてもカッコ好く見えました♪

残すところあと５回。ヤンが皇后になるのも、すぐそこに・・・
でも、まだまだ大きな敵が残ってます。どのように崩していくのか
楽しみです♪