エクソダス:神と王
EXODUS: GODS AND KINGS
2014年 アメリカ(FOX)
監督: リドリー・スコット
脚本: アダム・クーパー
ビル・コラージュ
ジェフリー・ケイン
スティーヴン・ザイリアン
音楽: アルベルト・イグレシアス
出演: クリスチャン・ベイル(モーゼ:ラムセスの従弟として育つが・・・)
ジョエル・エドガートン (ラムセス:セティ王の息子)
ジョン・タートゥーロ (セティ王:エジプト第19王朝第二代ファラオ)
ベン・メンデルソーン (ヘゲップ:ビトムの総督)
シガーニー・ウィーヴァー (トゥーヤ:セティ王の妻)
ベン・キングズレー (ヌン:モーゼに出生の秘密を教える)
マリア・バルベルデ (ツィポラ:モーゼの妻)
ヒアム・アッバス (ビティア:ラムセスの叔母、モーゼの育ての親)
インディラ・ヴァルマ (ミリアム:ラムセスとモーゼの子守)
ゴルシフテ・ファラハニ( ネフェルタリ:ラムセスの妻)
アーロン・ポール (ヨシュア:ヘブライ人の石工)
アンドリュー・ターベット (アロン:モーゼの実兄)
ケヴォルク・マリキャン (エトロ:ツィポラの父、羊飼いの族長)
よく行く映画館のレディスDでもあるし、天気も好いので
映画に行こう!と思いたち・・・行ってきました。
『ニンフォマニアック Vol.2』は結局時間の都合で諦め、
ならばアカデミー賞絡みのを一作でも観ておこうと
『 6才のボクが、大人になるまで。 』を狙ったら、これも
夕方だけの上映で、時間的に可能な作品を選んで・・・
クリスチャン・ベイルはあまり得意ではないけど、
昔観た『十戒』が面白かったので、リドリー・スコット監督作品なら
迫力はあるだろうから映画館で観ておこうと。
やっぱりスケールは凄いです。自然や建物の大きさや人などの数は
どこまで本物かわかりませんが、さすがはリドリー作品。
物語は兄弟同然に育ったモーゼに対しラムセスが脅威を抱くところから
始まり、十戒の石版と共に約束の土地を求めて旅するところまでを
描いてあり、分かりやすい展開だとは思いますが、『十戒』を観てたから
理解できたところもあるかな(^^;)
『十戒』ありきで、観てると、こちらは実に真面目に、“10の奇跡”など
モーゼに関わる神憑り的な出来事を科学的に再現したような感じに
観えてきます。全部がそうとは言えないけど、10の内、いくつかは
天変地異として自然界の悪の連鎖っぽいし、神との対話はモーゼの
妄想と見られてもいいような描き方ですし・・・海割れシーンは、
かなり期待しながら観てたのに(^^;)海割れないし、石版が~~~~
正直言って、このあたりは『十戒』のほうが楽しめたな~と。
1956年の作品ですから技術的には当然ながら劣るのだけど、娯楽作品として
観るならば、数段上のような気がします。役者も・・・チャールトン・ヘストン、
ユル・ブリンナーの存在感と言ったら、言葉にならないくらいでしたから。
でも、悩みながら進むクリスチャン・ベイルのモーゼの方が、共感できる
部分も多いのかな。ジョエル・エドガートンのラムセスも表情的には
分かりやすいし・・・
それにしても、人間て大昔から変わらないこと、し続けてるんだなぁ~と、
実感いたしました。
そうそう、原題のエクソダスって何?って思って調べたら
「出エジプト記」ってことだった。モーゼの本名とか思ってたよ(笑)
この記事へのコメント
キョーコ
なぬ?ユル・ブリンナーとな?ついつい禿に喰い付いちゃう私。「十戒」は「荒野の七人」の少し前の作品ですな。彼は美しい禿でしたか?いやまぁ禿でなくとも美しいとは思いますが。「王様と私」も確か禿だったし。あれだけ禿が美しいと髪の毛は逆に似合わないんじゃないかと、市川海老蔵を見て思ってまして。
とかなんと、前置きはこのくらいにして。実は私もひらで~さんに倣ってドラマのあらすじなどを書き起こしてみようかな、なんて思っております。台詞の取捨選択が難しいんじゃないかと、手をつける前から戦々恐々です。ご教示お願いするかもしれませんので、その時にはよろしくです。
ひらで~
こんにちは
ユル・ブリンナ―は元祖美禿ですかね。
「王さまと私」であの頭にしたのが
好評で以後はそのままにしたのだとか。
舞台でも演じてたようですので、
髪を伸ばす暇がなかったのかも。
髪の毛のあるイメージが湧かないですね。
私も時代劇を観てばかりいるので、
現代的な髪型が変に見えるし(笑)
あらすじ・・・何を書かれるのか
楽しみです♪
字幕版ですと、一時停止で観れるので
割りと楽ですが、吹き替えとかですと
一度では聞き取れなかったり、漢字が
よくわからなかったりするので、ちょっと
大変・・・「項羽と劉邦」がそうだったの。
地名とか人名の漢字が分からなくて
メモみたいな感覚で中国語字幕版で確認して
書いてました。今年になって、やっと
字幕版を放送してたみたいだけど、
もう遅いって(笑)
何も、頼りになれることは、ないとは
思いますが、私でよければいつでも
どうぞ(^^)
キョーコ
「十戒」調べてみたらやたら長いですね~。ブルーレイも2枚組になってるわ。「ベン・ハー」と並ぶ二大巨編とのこと。「ベン・ハー」は見た記憶があるんだけど、こっちも二枚組でやたら長いなぁ。どちらも観賞するのに相当な覚悟が必要とみました(笑)
あらすじを書こうと思ってるのは日本のドラマです。なので文字にするのは苦労はしないんですけど、口調などの細かい部分をどこまで出そうかと。手書きのメモを取る時点で、そこのところにいつも悩んでます。台詞にするなら口語調にしなきゃダメですよね。その場合「お前」なのか「オマエ」なのか「おめぇ」なのか、とか。
ひらで~
『十戒』は確かに長い・・・上映時、休憩が
あったような気が・・・『ベンハー』はTVで
観ただけですが、こちらも休憩あったような。
今の映画とは違った色合いだったり、
CGはないから、特撮部分が逆に新鮮かも。
日本のドラマなら口調って大事かも・・・
自分が受けた雰囲気を文字を通じて
伝えられると好いですね。
どんな風に仕上がるのか、楽しみです♪