こんな形での復活は予想外でしたので、どう反応していいものか・・・
キョンシーじゃないんだからと、呆気にとられたというのが
正直なところ(^^;)でも、司瀚くんの受けた仕打ちを思えば
恨みの深さも分かるような気がするのよね。
張暁と殷正の変わり身の早さには、さすがに
それはないだろうと、司瀚くんに同情。
心怡をちゃんと受け止めた司瀚だけど、張暁への
想いも深かいままだっただろうから、心怡亡き後は
慰めあうことも期待してたのではないかなと思うな。
誘拐犯の暴力に耐えた来たのも、その時の司瀚くんの心には
張暁しかいなかったのだし、それが憎むべき殷正のもとにいるって
知れば、キレるのも分かるよなぁ・・・
ただ、あの状況から逃げたことがこんな事態になったわけでもあって、
複雑な心境ではありますけど(--;)でもねぇ、
殷正は間違った情報で司瀚くんを逆恨みしてたのですから
謝ったくらいじゃ済まされないよねぇ。
震天パパ、好い人だったのにね、彼への憎しみも
間違いだったなんて、辛すぎです。
倍返し、していいよって言いたいくらいだわ。
ただ、前のドラマがあっての展開ですから、司瀚くんは分が悪いよね(^^;)
張暁も何も悪いことはしてないって感じで、悲劇のヒロインのままだし。
だから、憎しみが強くなるほど可愛そうになっていきます。
根が好い人だから余計に・・・。
助けてくれた女将の正体が、藍蘭だったというのは
この際、“運命”だったと思うことにして(笑)、
身も心もボロボロになった司瀚くんに寄り添わせたのは
救いなのでしょうが、ハッピーエンドになるよう願うばかり。
しかし、悲劇の発端となる殷正の母親が若いころに被った
殷兄弟の行動は、誰が見ても犯罪だよねぇ(^^;)
どうにもならなかったのは、お国柄?
それに、張暁の実の父親を殺したのも、アイツだったわけだよねぇ・・・
まぁ、突っ込むときりがないので、考えないことにしておこう(笑)
とは思うモノの、あと2話でスッキリできるのでしょうか?
第29話 裏切りと絶望
趙嵐は会社に出向き、康司瀚が誘拐されたと役員会で話すが、一億元の用意はできないと答えられしまう。殷正はとりあえず出せる金額を試算するよう指示し、趙嵐にはなんとかすると話し安心させる。
一方、張暁は心怡の願いを代わりに叶えようと、甘粛行の列車に乗る。携帯を見ると殷正からのメールで埋め尽くされており、開くのをためらっていると殷正からの電話がかかる。迷いながらも出てみると・・・電話をかけた途端、殷成貴の訪問を受け、そのまま形態を放置した殷正の声が聞こえて来る。その内容に衝撃を受ける張暁。
殷正は誘拐犯から連絡が入ると、金がないので人質は好きにするよう伝える。驚く趙嵐たちだったが、身代金を値切る芝居だと言われ納得する。騙された犯人は5000万に金額を引き下げるが、殷正の言葉に司瀚は恨みを募らせる。しかし度重なる暴行で、とうとう司瀚は動かなくなってしまう。犯人たちは司瀚の身を土中に埋め・・・。
その頃、康震天は病を押して役員会に司宇を伴い役員に出向き、末息子の司宇を犯人との交渉に当たらせると紹介する。司宇が準備のため退室し、震天が身代金捻出の話を始めようとしたところ、突然殷成貴が乗り込み、金は筆頭株主である自分の許可なしでは出せないと宣言。これまでの経緯を聞かされ、驚愕した震天だったが、殷成貴に司翰を助けるよう懇願。しかし、勝ち誇った殷成貴の耳には届かない。ところが、そこへ警察が現れ殷成貴は傷害の疑いで連行されてしまう。実は、殷正がお叔父を出し抜き、通報していたのだった。
第30話 地獄からの生還
殷成貴の逮捕で難を逃れた康震天は、殷正にこれまでの事を水に流し、会社を任せたいと話す。戸惑いながらも承諾する殷正。一方、殷成貴と手を組んでいた王鉄城は、甘粛の工場長と口裏を合わせ、康司瀚を消すために身代金の横取りを画策。
張暁との連絡が取れない殷正は、張暁の出身が甘粛と知り会いに行く。その頃、張暁は実家で父親に戻った理由を話してした。その話を雨の中、ドアの前で聞いてしまう殷正。そんな時、父親が村人の要請で外出することに。一人残った張暁の前に姿を現した殷正。張暁は一度は拒絶するも、後悔の念に駆られる殷正を受け入れる。同じ雨の中、死の淵まで行った司瀚は、殷正への憎しみ糧に差し伸べられた女将の手を掴むと息を吹き返し地中から這い出る。やっとの思いで女将の家をまで行くと助けを求める。
張暁は殷正に恨みを忘れて、一緒に行きたいと告げるが、殷正はもう引き返すことはできないと拒まれてしまい、心が変わるまで、会いたくないと部屋を出て行く。一夜明け、父親が事故にあったとの知らせを受けた張暁は、寝ている殷正には告げず家を空ける。その際、携帯を落とした事にも気づかずに・・・。何も知らず起きて来た殷正は、張暁を待ったが喬秘書の迎えで会社に戻ることに。家に戻った張暁は、携帯を無くしたことに気付き、父親の携帯で殷正に連絡を取るとするが着信拒否となり、黙って消えた殷正に失望する。その頃、司宇は身代金の入ったカバンを手に、王鉄城と甘粛へ。
第31話 彼女の正体
王鉄城の思惑を見破った康司宇だったが、犯人の指定した場所へ向かうと王鉄城の通報で駆け付けた警察に強盗として捕まってしまう。一方、女将・馬伊諾に助けられた司瀚は、伊諾の持っていた薬を使い見張りの男たちを縛り上げる。そして、伊諾の正体が藍蘭であることを知る。伊諾は張暁が双子の妹だと司瀚から知らせれるが、もう関係ない、私は馬伊諾として生まれ変わったと告げる。そんな伊諾を連れ、司瀚は見張りの男たちを脅して蒼狼山に向かう。
警察から出た司宇たちは、手がかりを探して司瀚が食事をした店を訪れ、蒼狼山にいるのではと推察。早速向かおうとするが、案内がなければ行けないと分かり、案内人である”ラクダ”と呼ばれる男を訪ねる。
そのころ、張暁は父親と共に、新居に移動していた。そこで、張暁は、25年前に起きた砂漠での出来事を知らされ、殷正とはもう会わない方がいいと言われるが・・・。
第32話 波乱の記者会見
“ラクダ”を探していた、司宇は張暁父子と再会。“ラクダ”は張暁の父だった。話を聞いて、張暁たちは蒼狼山に向かう。そして、危うく犯人たちに捕まりそうになった司瀚と伊諾を救出する。助けられた司瀚だったが、張暁を冷たくあしらう。
その頃、記者会見を開こうとしていた康震天は殷正が殷成貴の株を奪ったことを知る。その上、王鉄城から司瀚は亡くなったと聞かされ、ショックを受ける。辛うじて記者会見を開くも、記者たちの関心を引く話ができず、切羽詰まった震天は司瀚が誘拐され、亡くなってしまったことを話してしまう。 ざわめき立つ会見の中、殷正が現れるとやっとの思いで立っている震天に「会長の座をを譲れ」と耳打ちする。半ば脅されながら、震天は記者たちに向かう震天は、「会社を長男・殷正に譲る」と発表するとその場で倒れてしまう。
司瀚は張暁の家にひとまず向かうが、張暁を許せない司瀚は司宇のとりなしも聞かず、頑なな態度を取り続ける。司宇から例の写真が殷正のパソコンにあったと聞かされた司瀚は、張暁に話すと心怡を殺した奴を選ぶのかと詰る。そんな中、殷正が会長になったとのニュースがテレビに映し出される。自分は死んだことになっていると知った司瀚は、それを利用して殷正を貶めようと画策。
倒れた震天の病は重く、しゃべることもままならない状態になっていた。その姿をマスコミに披露し、父親思いの息子を演じる殷正。そんな息子の仕打ちに心を痛めた趙嵐は、殷正を呼び出し・・・。
第33話 封印された過去
殷正を呼び出し、問い質した趙嵐は殷成貴が裏で糸を引いており、このままでは会社が潰されると思ったので自分が阻止したと聞くも、二人で奪ったと殷正を責める。すると、殷正は父の復讐の為にこの日を待ち続けた、震天に対し情に流されそうになったこともあるが、父は一人、震天はその父を取り上げたと心の内を吐き出す。それを聞いた趙嵐は殷成義はそんな善人ではないと否定するも、殷正は父への侮辱と捉える。そして、隙を見て震天を病院から連れ出すと、思い出の場所へ向かう。雨が降り出した中、車椅子の震天に向かい、憎しみのすべてを吐き出す殷正。物言えず体を動かすこともできない震天は恨めしく殷正をにらみ、噛みつくのが精一杯だった。憐れみの言葉をかけながら殷正が震天を振り払うと、動けない震天はそばの穴に落ちてしまう。俄かに記憶が甦る殷正・・・それは殷正が子どもの頃落ちた穴だった。その記憶で思い思い直した殷正は震天を引き上げる。そこへ趙嵐が現れ、大事にしまってあった木箱を殷正に手渡す。
箱の中身は、趙嵐が結婚する前に震天にあてた手紙だった。そこには、震天との出会い、殷成義と殷成貴の心無い仕打ち、そして殷正が生まれた経緯が書かれてあった。真実を知った殷正は、母と震天からどれ程愛されたいたかも知り、趙嵐に許しを請おうとする。しかし趙嵐は許そうとはせず、震天にも会わせないと殷正を拒む。
一方、殷正への復讐を考える康司瀚は伊諾からこのまま一緒に暮らそうと言われるが、復讐を諦めるどころか伊諾の言葉の裏に殷正の姿を感じて伊諾から離れようとする。
第34話 再生への道
震天が張暁を案じていると感じた趙嵐は、司宇の張暁を探し出すように頼む。それを知った司瀚は、憐れむような言葉を司宇にかける。それでも司宇は、司瀚を案じて殷正と争わないように頼むが司瀚の気持ちは変わることはなかった。
その頃殷正は、会社のイメージ回復を図り、新しいCMの製作に着手。復讐への執着を捨てた殷正は自ら案を出し、その思いを込めようとする。そして、王鉄城を解雇し、劉東海ら震天の腹心に頭を下げ会社の立て直しに力を貸してほしいと頼む。
司瀚は自分の葬儀に行くために、空港へ向かう。そこへ伊諾が現れる。復讐は止められないと言う司瀚に、私も諦めないと答えた伊諾は司瀚の後を追う。
死体のないまま、司瀚の葬儀が執り行われる。司瀚の友人である卓越が、悲しみと怒りで殷正を責め立てるが、殷正は冷静に対処する。そんなところへ殷正の態度を褒めながら、司瀚が現れる。皆喜ぶ中、殷正は司瀚に共に会社を支えようと声をかける。
司瀚の帰りに喜んだ震天だったが、興奮したため発作が起きてしまう。これも殷正のせいだと、憎しみを募らせる司瀚は言葉巧みに、趙嵐を取り込む。趙嵐に追い返いされた殷正は、司瀚の姿を見つけると家まで送ろうと声をかける。以前とは違う態度の殷正の真意を量りかねる司瀚は、家の中へと招き入れる。殷正から張暁との話を切り出された司瀚は平静を保ちながら、祝福の言葉をかける。そんな司瀚に殷正は、償いとして会社のCEO(最高経営責任者)として迎えると告げる。
殷正と思わぬ再会をした伊諾は、殷正の言葉に誠意を感じた、会って探ってみると司瀚に話す。司瀚は会うのは殷正に未練があると思い込み、伊諾に家から出るなと告げ、門に鎖をかけて出て行ってしまう。伊諾はしばらく考えたあと塀を乗り越え殷正に会いに行く。CMの製作中の殷正を訪ねた伊諾は、殷正が執着を捨て、過去からの解放されることをCMに託していることを感じ取る。
第35話 託した願い
殷正は伊諾に、「過去の過ちに気付いたなら、やり直して新しい幸せを追うべきだと伝えたい。」とCMに込めた想いを話す。殷正が自分と同じ思いであると悟った伊諾は殷正を友として心に刻む。家に帰ると酔った司瀚が、殷正と会ったことを詰り、出て行くように怒鳴る。取りつく島もなく、出て行く伊諾。しかし、「私の居場所はここしかない、ここにいたいの。」と伊諾は司瀚のそばに寄り添う。司瀚は怒鳴った拍子に投げつけたグラスの破片でつけた伊諾の顔の傷をそっと押さえ、詫びる。
そのころ、司宇は雲南の学校で講師となっていた張暁を訪ねる。司宇の目的を承知の上で、ここで心怡の夢を叶えたいと言う張暁。司宇はしばらく滞在することに。そんなある日、偶然殷正の製作したCMを目にした張暁は、CMに込められた殷正の思い理解し、帰ることを決める。
張暁が北京に戻ると、震天が危篤状態に陥っていた。殷正も面会を望むが、司瀚が許さない。震天は枕元に張暁を枕元に呼ぶと、「因縁を解いてほしい」と頼み、息を引き取る。殷正は、動かなくなった震天に泣きながら謝るしかできずにいた。悔やんでも悔やみきれない姿の殷正を慰めた張暁は、震天の葬儀の後、司瀚に会い殷正を許してほしいと頼む。静かに聞いていた司瀚だったが、「謝っただけでは簡単すぎる、遅すぎた。殷正からは、すべてを取り返す!」と怒りを露にすると、雨の中張暁を車から追い出し、置き去りにしてしまう。
一方、殷正は雨に打たれながら歩いていると、司宇の車に拾われる。司宇は張暁がCMを見て戻ったことを伝え、張暁を幸せにできるかと問う。「もちろんだ。」と答える殷正。
第36話 君の世界へ
第37話 終わりなき愛憎
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