傾城の雪☆第16話~第23話

勝之不武のんびりした作りとはいえ、各キャラクターの絡み具合が
面白くなって来たような気がしてきました(^^)
恨くんの出生の真実を証明できる人が、思わぬところに
いましたねぇ・・・父親が誰かは杭敬亭のみぞ知る、ってところは
変わりませんが、嘉沅ちゃんのお父さんが父親では
ないってことを江福さんが証明できるのよね。
江福さんを演じる俳優さん、どこかで見たなぁ~って
思ってたのですが、思い出せずにいたら
「三国」の吉平&「宮廷女官 若曦」の何太医さんだったのねぇ・・・

嫌われキャラの杭母娘も、嘉沅ちゃんに対してその口先は
かなり辛辣できついのだけど、危害を加えたりするようようなこともなく、
特に母親は出て行ってさえくれればいいのよ、みたいな感じで
逆に、近所の人に陰口叩かれて可愛そうにさえ思えてくるから不思議(笑)
夫の裏切りを知ったら・・・それこそ可愛そうだもの。
男性陣は、ようやく天羽さんが参入。食堂を開いた途端に、っていうのも
出来すぎだけど(笑)
杭敬亭は裏工作を知られないように多分、これから動くのだろうね・・・
恨くんも、お父さんの行動に疑問を持ってるし、ここの複雑な父子関係も
どうなるのか、楽しみになってきました。
そうそう、嘉沅ちゃんを巡る男の争いも♪
景風くんのお坊ちゃま気質が、そう簡単には崩れないのが意外でしたが
そこにプライドだけじゃない彼なりの強さも見えてきて、頑張れ~とか
思ったりもするのよね…う~ん、青春だなぁ(笑)

第16話 江家没落
 江嘉沅は、両親の亡きがらと共に都から蘇州に戻るが、江家の没落により行き場を失う。杭敬亭は江学文を死に追いやったことに後ろめたさを感じ、妻と娘の杭景珍の反対を押し切って嘉沅を杭家に引き取る。そうとも知らない嘉沅は杭家の家族に感謝の気持ちを抱くのだった。
  一方、徐恨は蘇州にとどまり嘉沅を守ることを心に決め、嘉沅に自分の思いを伝えるが、嘉沅は両親を亡くした悲しみから心を閉ざし、徐恨の気持ちを受け入れようとしないのであった。
第17話 両親の法要
 杭家に身を寄せることになった江嘉沅たちだったが、杭敬亭の妻と娘の杭景珍からつらく当たられる日々を送っていた。
  そんなある日、嘉沅は敬亭夫妻から両親の法要を杭邸で行うことを提案される。嘉沅は、杭家にこれ以上迷惑はかけられないと提案をいったんは断るものの、敬亭夫妻から優しい言葉をかけられ受け入れることに。しかし法要当日、お線香をあげに来る者は一人もおらず、機嫌を損ねた敬亭の妻は自室に戻ってしまう。と、そこへ白常喜が訪ねてきたとの知らせが…。
第18話 屈辱の謝罪
 杭敬亭の妻と娘の杭景珍からつらく当たられている江嘉沅を見かねた徐恨は、江家がすべてを失ったのは杭家のせいだと嘉沅に伝える。しかし嘉沅は、自分は杭家には恩を感じている、と徐恨の話を聞き入れようとしなかった。
  だがある日の夜中、嘉沅は庭で1人で桶を洗う江福と、嘉沅の目を盗むように別室で布団の繕いをしている佩芸の姿を見つけてしまい、杭家への不満を募らせるのだった。そして翌朝、嘉沅は杭家が江家の使用人を虐げていることに対する不満を敬亭の妻と景珍にぶつけるも、そんな嘉沅に対し杭景風は…。
第19話 明日への希望
 徐恨は、江学文が無実の罪に陥れられたことに自分の父親が関与しているのではないかという疑いを拭い切れず、杭敬亭から商売を学ぶことを口実に、蘇繍の内情を探り始める。
  そんな中、江家の帳簿がないことを知った徐恨は敬亭に理由を問い詰めるが、納得のいく答えを得られぬまま、はぐらかされてしまう。
  一方、江嘉沅は、江福と佩芸が杭家で虐げられることに我慢できず、杭家を出ていくことを心に決め、お金を稼ぐために働きたいと言い出すのだが…。
第20話 新たな生活
 江嘉沅たちは、杭家を出て食堂を開くための準備を杭家の者たちに見つからぬよう着々と進めていた。そんな嘉沅のために、徐恨もお金を工面して店の机や椅子などを買いそろえてやる。そして嘉沅は杭景風が仕事で家を留守にしている間に、杭敬亭たちに杭家を出ることを告げ、佩芸と江福と共に新しい生活を始めるのだった。
  事情を何も知らない景風は、蘇州に戻ると妹の杭景珍から、嘉沅が杭家を出たこと、またそう仕向けたのは徐恨だと告げられる。そしてある夜、景風の部屋を訪ねてきた徐恨に向かい景風は…。
第21話 “食い処”開店
 ある夜、杭景風は江嘉沅の元を訪れるが、自分より使用人を守ることを選んだ嘉沅を許すことができず、怒って帰ってしまう。
  嘉沅の家から戻ってきた景風に妹の杭景珍は、嘉沅が杭家を出ていった本当の理由は、景風と佩芸が思い合っていることを知ったからだと告げる。それを聞いた景風は後日、再び嘉沅の元を訪ね、自分と佩芸は潔白だと宣言する。しかし景風に思いを寄せる佩芸は傷つき、そっとその場を離れるのだった。そしてそんな中、嘉沅の店は開店当日を迎える。
第22話 深まる心の溝
 杭景風は江嘉沅のことを心配して食堂の手伝いを始める。そこに景風の母親と妹の杭景珍が乗り込んできて、嘉沅が杭家を出たのは嘉沅が心変わりをしたせいだと客の前で吹聴し、皆の同情を集める。そして景風は、嘉沅と徐恨の仲を疑う気持ちを抑えきれず、徐恨を問い詰めてケンカとなり、嘉沅を怒らせてしまう。
  騒ぎを知った杭敬亭から嘉沅の食堂の手伝いを禁じられた徐恨と景風は、嘉沅をめぐり、正々堂々と戦うことを約束するのだった。そんな中、徐恨と景風が姿を見せなくなった嘉沅の食堂に現れたのは…。
第23話 恩人との再会
 江嘉沅は、店に訪れた方天羽から、湖南で自分を助けたのは天羽だと聞き、早々に店じまいをして語り合うことに。そこで天羽が徐雷と糸の取引をしていたこと、天羽が徐雷に嘉沅が湖南で男たちに拉致されたことを話していたことを知り、徐雷に不信感を抱く。しかしそんな嘉沅に佩芸は徐雷の裏には杭敬亭がいるのではと告げる。真相を明らかにするため、嘉沅は天羽が蘇州で商売ができるよう敬亭と引き合わせることに。一方、徐恨はその頃、蘇州の桑農家の元を訪れ、今後も取引を続けてもらえるよう説得をしていた。

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