軍師官兵衛☆第38話 & 奇皇后☆第8回

追い込まれる軍師
 官兵衛の留守を預かった長政は、鎮房を中津城に誘い出し謀殺する。秀吉からの罰を避け、家の存続を図るためであった。
 隣国に出陣していた官兵衛は、自らも鎮房の嫡男・朝房を手にかけ、黒田家はかろうじて存亡の危機を免れる。
 秀吉が次第に官兵衛に対する警戒心を強めるなか、大坂城を訪れた家康とついに体面を果たした官兵衛。そこで官兵衛は、自らが「次の天下を狙う者」として秀吉に疑われていることを知り、愕然とする。
長政くんの判断は、黒田家を救うためには
やむを得ないことと、官兵衛さんも考えていたはず。
秀吉さんの命なら逆らえないことですし、鎮房さんに死んでくれ
って頼んでも、きっとまた戦になるだろうし、だったら
最小限の犠牲で済む方法で・・・って、事に及んだのだろうね。
でも、だまし討ちはやっぱり後味が悪いもので、
黒田家の未来を語るうえでの影の部分になったのだとか・・・
ドラマでは、娘は逃がしてますが、処刑されたとも
出家したとも言われてるようで、はっきりとはしていないようです。
秀吉さんからすれば、官兵衛さんの忠誠心を試して、明国制覇の
野望を果たすために役にたつと確信でき喜ばしいことでしょうが、
まさかそのための布石として九州へ送り込まれたとは官兵衛さんも
思ってもいなかったでしょうねぇ。。。。。
この野望は、やっぱり信長さんの野望を引き継ぐという名目に
なったのね。でも、ちょっと違う気もするけど・・・
まぁ、これから子が生まれて、もっとおかしくなってく秀吉さん、
どこまで壊れるか、見ものでもありますが(^^;)
家康さんも、面白い雰囲気ですねぇ~
官兵衛さんとの対面では、厭らしさが感じられてさすがでした。
この時の衣装の葵の葉模様がまた、可愛い感じで雰囲気の
落差が面白かったです(^^)
官兵衛さんは、どんどん地味になっていくような・・・これから先も
難題が多いことを暗示してるのかって感じかな?

難題といえば、「奇皇后」も負けてません(笑)

合歓(ねむ)の花びら
 元の宮廷の雑用係になったヤン。もう男のふりをしたスンニャンではない。ヤンはまもなく立后の大礼が行われ、雑用係でも出席できると知り、そこでタファンを殺そうと計画する。大礼の前日、ヨンチョルは娘タナシルリに早期の懐妊が大事だと教える。
 一方、西の辺境の戦場に到着したワン・ユは、高麗(コリョ)出身の兵士がひどい扱いを受けているのを知る。タプジャヘはワン・ユを始末するようペガンに告げる。

宮廷に入ったスンニャン、お約束の虐めの洗礼を受けるのか?
と思いきや、強いですからね、苛めなんて屁でもないって感じです(笑)
予感はあっても、ここはお約束の展開になるのか・・・という
予想を裏切る展開が、このドラマの面白いところですね。
そもそも、韓国ドラマでありながら、中国の宮廷ドラマでもあるって
こと自体が、予想外ですから、なんでもありなのね(^^)
皇帝のヘタレっぷりも楽しくて、殺気立つスンニャンとの
温度差が、面白すぎです。
タナシルリも、今までに見たことないようなキャラで、放蕩振りには
嫌な感じもするけれど、どこか抜けていて憎めない感じです。
辺境の王さまは、どん底に落とされて、鍛え直されていくような感じで
どやって這い上がっていくのか期待しちゃいます♪
ここにきて、カッコ好く見えてきました。

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