項羽と劉邦 King's War☆第44話 鴻門の会

老夫有一個更卑劣的想法
鴻門の会
項伯は張良だけをひそかに連れ出そうとするが、張良は項伯を劉邦に会わせる。同席した蕭何は「義兄弟を討つとは何事だ」と激しくなじり、劉邦も「項羽将軍のために咸陽を守ったつもりがなぜ攻撃されるのか」と不満を漏らす。彼らに丸め込まれ、項羽に攻撃をやめるよう取り成す項伯。だが、諸侯たちが「劉邦を殺せ」という意見でまとまったため、項羽たちは劉邦に宴の案内を送り、彼を殺すための手はずを整える。
項羽が攻めて来るから逃げようと昔の恩返しのつもりで
声をかけた項伯ですが、良いように劉邦たちに使われております。
その彼がお膳立てしたのが、日本の高校のほとんどが漢文の授業で習う
“鴻門の会”。娘の教科書にありました(笑)思わず借りて読んでみることに。
漢文の読み方、うる覚えでしたが(^^;)そこには確かに項羽と劉邦の姿・・・
あたりまえですが(笑)ドラマの再現とは違ってるのも興味深いところ。
下方に読み下し文と、教科書に載っていた学習内容を挙げましたので、
高校生になった気分でどうぞ♪声に出して読んでみるのもいいかも(笑)

以下ネタばれしてます、ご注意を・・・ 
*.○。・.: * .。○・。.。:*。○。:.・。*.○。・.: * .。○・*.*.○。・.: * .。○・。.。:*。
張良の幕舎。
 急いで張良を連れて逃げたい項伯でしたが、張良の計らいで劉邦と会うことに。逆に窮地に陥れるとは!と張良を詰る項伯を劉邦は宥めて話をしようとすると、簫何が突然項羽の行いを責め立てます。劉邦はここでその話をするなと止めますが、仁義の話だ!と余計に荒立てる簫何。項羽とは義兄弟、その仲を誰かが裂こうとしているのだ、と簫何を宥めつつ、劉邦は項伯に同意を求めます・・・どうも、芝居がかってますが(笑)・・・そうですとしか言いようがない項伯に、簫何は義兄弟を討てば諸侯や民に顔向けはできぬ!天下を納める資格はない!と更に責め立てます。劉邦に下がれと言われた簫何は項羽が来るなら、迎え撃つまで!と怒りながら出て行きます。黙って聞いていた張良までもが簫何の言うことは間違ってない、ただ我々は項羽の本当の目的が知りたいだけと言いだします。そう言われても項伯はただ困るだけ(^^;)そこで劉邦は実は黙っていたが不満があると切り出し、先に漢中に入ったが項羽将軍の為に軍規を正し、財宝も手を付けず封印し、先に入ったにも関わらず王とは称せずひたすらお待ちしていたのに、なぜ?我々の何がいけなかったのか?とため息をつきます。間を空けず張良がこうなったら仕方がない、私は残りますと、項伯に別れを告げます。いずれ項羽も分かってくれる、後世の人が正しく評価するだろうと覚悟を決めた劉邦たちの様子に心を動かされた項伯は項羽を説得すると決心・・・“させられる”ことに(^^;)素直に人の話を信じてしまいましたが、さすがは項家の人、こうなると急に燃える男になります。許攸とは違うなぁ(笑)

項羽の幕舎。
 項伯は劉邦の様子を項羽に話し、不用意に動いてはならぬと釘を刺して幕舎を後にします。聞いていた范増は劉邦に項伯は騙されていると劉邦の手口を見破った上で、簫何が言ったように諸侯の言い分も配慮すべきだと攻撃をやめるように進言。項羽は戦いの折に手をこまねいて見ているような諸侯に配慮する必要はない!と不機嫌になりますが、戦と政は違う、戦のあと長く天下を治めるには安定が必要、野心家の劉邦が臣下のままで我慢するわけがない、世を治めるには諸侯のような凡人が必要なのだ、恨みはかうな、彼らを招いて腹を探るのだと范増は説得します。

魏豹の幕舎(?)
 項羽に呼ばれて緊張した~!怖かった~薄姫に訴える魏豹、ふと自分が劉邦の死には反対で他の者は賛成しているのが分かったのかと尋ねます。項羽にとって、劉邦に対する諸侯の本音が重要なのではなく、劉邦を攻める口実がほしいだけと意味深に答える薄姫。意味が分からず尋ねる魏豹に、私がさらわれてきた時、か弱い私が言うことを聞かなかったらあなたは許さなかったでしょ?と答える薄姫・・・こいつ何者なんだ?・・・何も考えてない魏豹、またさらったら従うか?と別の次元へ(笑)

項羽の幕舎。
 諸侯の腹を探った項羽、劉邦は殺しても良いと言う日和見的な諸侯に腹を立てますが、彼らはただ土地がほしいだけ、取り分が多くなるから賛成しだけ、英雄にはなれないが少なくても血を流さない様考えているのだと范増は褒めます。それは卑しい打算だと軽蔑しつつも、劉邦を討とうと決を下す項羽。すると范増はただ討つのではなく、卑劣な手を使おうと提案し、劉邦が望むよう謁見させる為、宴の席を設けることに・・・卑劣な手だと自覚はしてるんだねぇ(^^;)

劉邦の軍営。
 項羽からの宴の招待を受けた劉邦、簫何らに意見を求めます。項羽の軍は進軍する気配がないが、諸侯たちは劉邦を殺すことに意見が一致していると状況を話したうえで、簫何は危険だが、函谷関での誤解を晴らすための宴に行かねば裏切りを認めることとになると進言。他の者は行かぬよう訴えますが、項羽が俺を殺したいならここにいても時間の問題だ、生き延びる可能性があるのなら行べきだ!と劉邦。

項羽の軍営。
 劉邦を迎える手はずを整える項羽・・・虞子期には劉邦の手下を見張らせ、季布には幕舎に控え范増が玉を投げたら私の指示で劉邦を切れと命令。
 その晩。劉邦は覚悟を決めて項羽の幕舎へ。兵を周りに置き、静かに酒を飲みながら劉邦の到着を待つ項羽。殺気立つ幕舎に入った劉邦と張良は静かに項羽の前に進み挨拶。漢中の王が来たか、と項羽が声をかけると、とんでもない、私は項羽将軍配下の一兵卒に過ぎないと劉邦。下手にでる劉邦に、函谷関でのことを切り出した范増は、謀反だと口にします。とんでもない!と劉邦は否定し、函谷関の件は部下が判断を誤っただけのこと、自分でも残念に思っている、処罰は義兄弟にすべてお任せするとどこまでも低姿勢・・・ですが、范増にはそうは見えず、函谷関での部下の行いを放任したのは察せざる(是為不察)、宮殿での勝手な振舞いは臣たらず(是為不臣)、子嬰を厚遇し腐敗した秦の役人をかばったのは仁たらず(是為不仁)、義兄弟でありながら鉅鹿の戦いで見捨てたのは義に欠ける(是為不義)、これほどの罪を犯しながらよく大きな顔ができるなと静かに責め立てます。そう言った罪を犯すものはいるかもしれないが、私は違うときっぱり否定すると、漢中では背いていない、それこそ察せざる、懐王のもと共に秦を倒すべく戦って来た項羽将軍と私を裂こうとするものがいる、これは臣たらず、漢中に入ると民の為に“法三章”定めたのに中傷する者がいる、これは仁たらず、秦を倒し漢中を安定させたのに褒賞がないうえに中傷されている、これは義ならずではないか?と劉邦は悔し涙を浮かながら反論。これには范増も笑うしかなく、項羽も心が揺れた様子で劉邦を席につかせます。野心があるとの証拠がないだけに口では劉邦には敵わない范増でしたねぇ。無念そうな范増、それでも漢中ではやましいことはしていないな?と食い下がります。劉邦は、とどめの一撃とばかりに戦いに間に合わず、項梁将軍を死なせてしまったのが一生の後悔だと定陶の戦いの話を始め、あの時義兄弟の契りを結び、生まれた時は違えども、死ぬときは一緒と誓った、敵対すると時が来ても兄の命は奪わないと言いましたよね!と確認。私が裏切ってれば殺されでも仕方ないが、裏切ってないのです、でも処分はお任せしますと開き直り、漢中に早くお入りください!と、ひたすら訴える劉邦・・・范増は玉をちらつかせますが、こうなると項羽は動きません。仕方なく范増は独自で兵を動かします。異変に気付きながらも張良が、酒宴を始めましょうと項羽に勧めて開宴です。そこへ余興に剣舞を披露すると項荘。項荘が剣舞を舞い始めると、場はいくらか和み、物珍しげに舞を見る劉邦でしたが剣の先が自分をかすめるように舞うので、慄き始めます。ただならぬ気配を感じた項伯、一緒に剣舞を舞うと言いだし、劉邦に向けられた項荘の剣先を止めながら舞います。張良は密かに抜け出し、樊噲のもとへ。
 その頃、樊噲は季布と龍且に囲まれ宴会中。張良は項羽がお呼びだと樊噲を外へ連れ出すと劉邦の命が危ないので、別れの挨拶をさせずに覇上へ送るよう頼みます。何食わぬ顔でまだ剣舞が続いている宴に張良が戻ると、樊噲が兵の制止を突破して宴会場へ。突然の出来事に、剣舞も止まり、注目の中、樊噲は名乗りをあげその場に跪きます。項羽は樊噲に近づくと、名は聞いている勇猛な将だとも、と声をかけると酒と肉を振舞います。出された生肉に喰らいつき美味そうに食べ酒を飲む樊噲に手合わせをしたいと言い出す項羽。何を言い出すか心配する劉邦をよそに、樊噲は天下無敵の項羽には敵いません。だが言いたいことがあるので言っても良いかと項羽に尋ねます。項羽が許すと、義侠心はないのですか!と樊噲。怒った范増が剣に手をかけますが、項羽はそれを止め話を聞きます。自分は一介の武人、命に従うだけ、政は分からないが義侠心は自分にも分かる、勇気だけの男は役に立たないが義侠心と勇気を持つのが真の豪傑、定陶では義侠心から沛公(劉邦)は戦いに臨もうとしたが、それを私が命がけで止めました、それも義侠心ゆえ、あの時沛公が私をを殺さなかったのも義侠心ゆえのこと・・・そこまで聞いた項羽は樊噲の話を遮り、宴を再開させます。酒杯の数を重ねてしばらくすると、劉邦は厠の場所を近くにいた虞子期に聞き、席を立ちます。張良は劉邦を目で追う范増の気を引いて劉邦を外へ。
 外に出た劉邦、その辺で用を足しておりますと、背後から剣を突き付けられ、振り向いて見ると、そこには雍歯の姿。驚く劉邦に、王になるとはめでたいと話しかけ、もうお前は終わりだ、だが助かりたいか?と尋ねる雍歯、頼めば逃がしてやる、その代り跪け!と命じ、劉邦が躊躇なく跪くと、裏切者がいると曹無傷の名を挙げます。劉邦が礼を言うと、雍歯は以前受けた義理を返すだけと告げ劉邦を逃がします・・・なぜ、ここで雍歯が?って驚きましたが、彼でさえ義侠心があるってことなんでしょうね。ところで、樊噲どこ行った?(笑)
第43話                         第45話
項羽と劉邦 King's War☆キャスト
項羽と劉邦 King's War☆INDEX
筑摩書房 精選古典 漢文編より「鴻門之会(こうもんのくわい)」
 沛公旦日百余騎を従へ、来たりて項王に見(まみ)えんとす。鴻門に至り、謝して曰はく、「臣将軍と力を戮(あわ)せて秦を攻む。 将軍は河北に戦ひ、臣は河南に戦ふ。然れども自ら意は不(ざ)りき、能(よ)く先に関に入りて秦を破り、復た将軍に此(ここ)に見(まみ)ゆるを得んとは。今小人の言有り、将軍をして臣と郤(げき)有らしむ。」と。項王曰はく、「此(これ)沛公の左司馬曹無傷之(これ)を言ふ。然らずんば、籍何を以て此に至らん。」と。
 項王即日因りて沛公を留めて与(とも)に飲す。項王・項伯は東に嚮(むか)ひて坐す。亜父は南に嚮ひて坐す。亜父とは、范増なり。沛公は北に嚮ひて坐し、張良は西に嚮ひて侍す。
 范増数(しばしば)項王に目し、佩(お)ぶる所の玉玦を挙げて、以て之に示すこと三たびす。項王黙然として応ぜず。范増起(た)ちて出で、項荘を召して謂ひて曰はく、「君王人と為り忍びず。若(なんぢ)入り、前(すす)みて寿を為せ。寿畢(を)はらば、請ひて剣を以て舞ひ、因りて沛公を坐に撃ちて、之を殺せ。不(しからず)んば、若が属皆且(まさ)に虜とする所と為らん。」と。
 荘則ち入りて寿を為す。寿畢はりて曰はく、「君王沛公と飲す。軍中以て楽を為す無し。請ふ剣を以て舞はん。」と。項王曰はく、「諾(だく)。」と。項荘剣を抜き起ちて舞ふ。項伯も亦剣を抜き起ちて舞ひ、常に身を以て沛公を翼蔽(よくへい)す。荘撃つを得ず。
 是(ここ)に於いて張良軍門に至り、樊噲を見る。樊噲曰はく、「今日の事何如(いかん)。」と。良曰はく、「甚だ急なり。今項荘剣を抜きて舞ふ。其の意常に沛公に在るなり。」と。噲曰はく、「此れ迫れり。臣請ふ、入りて之と命を同じくせん。」と。噲即ち剣を帯び盾を擁して軍門に入る。交戟(かうげき)の衛士、止めて内(い)れざらんと欲す。樊噲其の盾を側(そばだ)てて、以て撞(つ)く。衛士地に仆(たふ)る。
噲遂に入り、帷(ゐ)を披(ひら)きて西に嚮ひて立ち、目を瞋(いか)らして項王を視る。頭髪上指し、目眥(もくし)尽(ことごと)く裂く。項王剣を按じて跽(き)して曰はく、「客何為(す)る者ぞ。」と。張良曰はく、「沛公の参乗、樊噲といふ者なり。」と。項王曰はく、「壮士なり、之に卮酒(ししゅ)を賜へ。」と。則ち斗卮酒を与ふ。噲拝謝して起ち、立ちながらにして之を飲む。項王曰はく、「之に彘肩(ていけん)を賜へ。」と。則ち一の生彘肩を与ふ。樊噲其盾を地に覆せ、彘肩を上に加へ、剣を抜き、切りて之を啗(くら)ふ。
 項王曰はく、「壮士なり、能く復た飲むか。」と。樊噲曰はく、「臣死すら且つ避けず、卮酒安(いず)くんぞ辞するに足らん。夫れ秦王虎狼の心有り。人を殺すこと挙ぐる能はざるがごとく、人を刑すること勝(た)へざるを恐るるがごとし。天下皆之に叛(そむ)けり。懐王諸将と約して曰はく、『先に秦を破りて咸陽に入る者は、之に王たらしめん。』と。今、沛公先に秦を破りて咸陽に入り毫毛も敢へて近づくる所有らず。宮室を封閉し、還りて覇上に軍して、以て大王の来たるを待てり。故(ことさら)に将を遣はし関を守らしめしは、他盗の出入と非常とに備へしなり。労苦して功高きこと此くのごとし。未だ封侯の賞有らず。而(しかる)に細説を聴き、有功の人を誅せんと欲す。此れ亡秦の続のみ。窃(ひそ)かに大王の為に取らざるなり。」と。
 項王未だ以て応ふる有らず。曰はく、「坐せよ。」と。樊噲良に従ひて坐す。坐すること須臾(しゆゆ)にして、沛公起ちて厠に如(ゆ)き、因りて樊噲を招きて出づ。
学習内容
1、4つの段落に分け要点をまとめ、事件の推移をたどろう
2、沛公と項王はそれぞれどんな人か?范増と樊噲はどんな役割か?
3 有功の人とは誰か?

問い
宴の座席表を作れ
項荘と項伯の剣舞の意図は?
虎狼の心とは?

この記事へのコメント

  • キョーコ

    うひゃあ!すごい量のテキストだわ!歴史的にもドラマのクライマックスとしても、ポイントとなる回ですが、まさか古典の教科書までとは、いやはやアップお疲れ様でした。それにしてもハンカイさんたら、鴻門の会では結構重要な役どころだったんですね。

    重要な役どころといえば、薄姫さんて歴史的にとっても大切な人物のようですよ。薄姫さん本人というよりは、その息子がですけど。薄姫の息子がいなければ、その後の漢の繁栄はなかった、という訳です。

    ハミングバード観てきました。なかなか良かったです。かなりヘビーでしたけど。ただ今髯禿観察日記に写真を貼りつける方法を学習中です。いや、正しくは貼りつける方法じゃなくて写真のサイズダウンの方法かな。自分で写メった写真、小さくしたつもりでも2MBもある・・・どうやったら小さくなるんだ・・・?越えるべきハードルはまだまだありそうです。
    2014年06月11日 22:36
  • ひらで~

    キョーコさん♪
    こんばんは
    鴻門の会といえば、漢文の授業を
    思い出すのですよ(笑)
    当時は歴史的な背景は全然理解してなくて、
    劉邦はトイレに行くふりして逃げた人って
    ことしか覚えてないですけど(^^;)
    教科書みたら、これが面白いのですよ。
    今だから言えますけど、ドラマの座席と
    違いますよね(笑)樊噲が言うことも
    違うし・・・ドラマに脚色するにあたって
    義兄弟の契りが大事なものになってて
    面白いなぁ~って思いました。

    薄姫の行動がこれから楽しみの一つに
    なりそうですね。簫何あたりが送った
    のではって勝手に想像してますが(笑)

    「ハミングバード」面白そうですね。
    でも、こちらでは予定がない(ーー;)
    DVDやWOWOW放送待ちかな。
    ブログ決まりましたか?画像を小さく
    するのは、保存先で出来るのでは?
    我が家のPCは旦那任せですので、
    それが普通なのかわからないけど(^^;)
    2014年06月12日 23:13
  • 未子

    こんにちは

    一年遅れで、ひらで~様の「項羽と劉邦」の記事を読んでいます。
    開けてびっくり。
    一話ごとにびーっしり書いてくださってる!
    感激。。
    消化できなかった展開も、ひらで~様の詳細な記事のおかげで理解でき、大変助かっています。
    ドラマの視聴は57話まで追いついているのですが、
    ひらで~様の記事はやっと45話まで読了。
    もう、この鴻門の会は二日がかりでした。
    学習内容と問いまで掲載してくださり、その親心?に涙です。

    ドラマを見始めたころは、
    配役が新鮮味に欠けると思ったのですけど、
    趙高トリオ(胡亥、李斯)の演技に惹きこまれて、
    無事継続視聴にいたっております。
    三国とちがって女性キャラが多く、
    ちょっと軟派な感じを受けています。
    まっ、でも晨曦さまは可愛かったし、
    章邯とのロマンスではキュンとさせられました。
    章邯いい男ですね。

    最近はなぜか、張耳の登場が楽しみで・・・
    伯嚭役は記憶にあったのですが、
    華歆はひらで~様のキャスト表をみるまで、
    気が付きませんでした。
    華歆という人物すら忘却の彼方で。
    さすが、ひらで~様!
    なかなかの実力者の役どころが多い俳優さんですね。
    百度のプロフィール写真の笑顔が可愛かったので、
    ファンになってしまいました。

    ひらで~様の記事、
    今後もゆっくり、楽しみに読ませていただきますね。
    2014年08月23日 17:22
  • ひらで~

    未子さん♪
    こんばんは(^^)
    コメント、ありがとうございます♪

    WOWOWでの放送は、半年以上も前に
    終わっていたのですが、他のドラマに
    気をとられ半分で放置状態でした。
    BSフジでの放送開始を機に、再開して
    残りもあと7話となりました。
    吹き替えでしたので、人や土地の名が
    良く分からず、Youtubeで中国字幕版で
    確かめたり、事象を検索して調べながら
    観ているので、メモがわりに記事をUP(笑)
    少しはお役に立てたようで、嬉しいです♪

    >章邯いい男ですね。
    ・・・ですよね♪私もキュンとしました。

    そして、張耳♪
    伯嚭を見た時に気付いて、妙に
    嬉しかった記憶があります(笑)
    「孫子≪兵法≫大伝」は不思議なドラマ
    でしたね・・・そう言えば、闔閭は
    雍歯なのですよね(^^)

    これからも、楽しんでいただけるよう
    私も楽しみながら記事UPに勤しみますので
    よろしくお願いいたします♪
    2014年08月23日 21:07
  • 未子

    ひらで~様
    お返事をどうも有難うございました。

    「孫子大伝」懐かしいです。
    ラストがシュールで私は拍子抜けしました。

    雍歯役のかた、闔閭や劉備の君主役しかみたことがなかったので、こんなやんちゃな役ができるんだーって(^^♪

    ひらで~様、原語版もチェックされているのですね。
    見事に固有名詞が変換されていて、頭がさがりっぱなしです。私は「闔閭」を入力するだけでも時間を要しました(^_^;)

    47話のコメント欄に続きを書いてもいいですか?
    2014年08月30日 12:52
  • ひらで~

    未子さん♪
    こちらこそ、ありがとうございます。
    「孫子大伝」のラストは、驚きでした(笑)
    そもそも、孫武と言う方は、その最後が
    良く分からないらしいですね。忽然と
    消えるような感じだとか・・・だから
    あんなラストにしたのでしょうけね。

    字幕版だと、漢字が分かるのですが、
    吹き替えだと、字が分からなくて
    仕方なく中国語版で確認してます。
    でも、簡体字なので、日本の漢字に
    直すのがちょっと面倒(^^;)
    中国字幕版では項莊の莊は庄となっていて、
    それが莊の簡体字だと気がつかずにいた
    失敗もあります・・・荘だと、中国語には
    ない字なので、間違いだと思ってた(^^;)
    難しい字の名前などは、変換が大変なので
    ひらがなプラス関連する変換が簡単な名前で
    検索すると、わりと素直に(笑)出て来るので
    それをコピペしてます♪
    例えば、「こうりょ 夫差」とか・・・
    2014年08月31日 10:49
  • おりんご

    ひらで~さん、こんばんは!司馬遷の「史記」でも有名なエピソードですね。皆さん高校の漢文を思い出すみたいで・・・。私も授業で勉強しました。印象に残っているのはそのエピソードに至るまでの先生の話と後に劉邦軍の将軍として活躍する韓信が立てた「背水の陣」です。
    これから楚漢戦争へと突き進むのですね。楽しみです。
    話は変わりまして、GyaOでは来週の火曜日から「始皇帝烈伝」が再配信されます。始皇帝役は「孫子兵法大伝」でも主人公を演じているチャン・フォンイーさんです。全33話くらいで、人質から解放されて帰国した所から始まり、亡くなるまで描かれています。
    美人女優として名高いファン・ビンビンも始皇帝の側室、胡亥の母役で出ていますよ。
    余裕がおありでしたらご覧になってみてください。
    2016年05月17日 22:45
  • ひらで~

    おりんごさん♪
    漢文といえば、真っ先に思い出すのが
    コレなのです(笑)
    当時はまだ中国の歴史にも疎く、
    漢文の授業のお蔭で劉邦について、
    “漢王朝を興した人”ではなく
    “トイレに行くふりして逃げた人”と、
    インプットされてしまいました(--;)

    「始皇帝烈伝」の情報、
    ありがとうございます♪
    2016年05月20日 22:46

この記事へのトラックバック