
我要和你一起終老
項羽と劉邦 White Vengeance
鴻門宴 WHITE VENGEANCE
2011年 中国・香港
監督・脚本: ダニエル・リー[李仁港]
アクション監督: トニー・リャン[梁小雄]
音楽: ヘンリー・ライ[黎允文]
出演:劉邦 レオン・ライ[黎明]
樊噲 チャン・シウチョン [陳小春]
張良 チャン・ハンユー [張涵予]
虞姫 リウ・イーフェイ[劉亦菲]
範増 アンソニー・ウォン[黄秋生]
項羽 ウィリアム・フォン[馮紹峰]
韓信 アンディ・オン[安誌傑]
蕭何 ヨウ・チン[脩慶]
項荘 ディン・ハイフォン[丁海峰]
龍且 ドゥ・ユーミン[杜玉明]
項伯 シュ・シィァンドン[徐嚮東]
夏侯嬰 チェン・ジーフェイ[陳之輝]
楚懷王 ジャオ・フェイナン[趙會南]
子嬰 ヤン・ユー[楊裕]
太傅劉玄 ウー・マ[午馬]
時は秦末期、皇帝の暴政に反旗を翻す項羽と劉邦は皇帝暗殺に失敗する。互いの目指す方向が同じであることに気付いた二人は連合軍を結成し秦に戦争をしかけることとなる。そして、大一番の戦の前に項羽は恋人の護衛を劉邦に任せたことで2人の運命は大きく狂い始める・・・。
黎明が劉邦を演じて、監督がダニエル・リーというので
気にはなっていたのですが、そのうちに・・・なんて思ってたら、
ウィリアム・フォンが気になってるこの頃、項羽を演じてたことに
気が付いて♪観てみました(笑)探せば、無料であるものですねぇ(^^)
”項羽と劉邦”のお話をダニエル・リー独特の解釈で再構築された感じ?
違うお話の様で、ちゃんと“項羽と劉邦”なの(笑)
やたらに剣豪な韓信、スマートな樊噲、妖怪みたいな龍且とか
登場した時は誰?って感じだったのが、終わってみると間違いない。
心を通わせながら素敵なライバル関係になってる範増&張良も
ちゃんと範増で、ちゃんと張良なの。こっちの方が自然に見えて来るから
不思議です。その上、みんな何気にカッコいい♪
衣装も不思議な形だったりするのだけど・・・日本風?・・・闘う時とか
動いた時に、カッコ好く見えるのです。
囲碁を戦になぞらえた範増VS張良の心理的な駆け引きの緊張感や、
虞姫を中心に交錯する愛憎劇を張り巡らせて展開する“項羽と劉邦”・・・
知ってるお話・・・っていっても、ドラマで観たのぐらいですけど・・・とは
違うと思いつつも、要点をついていて、ストレートな感じで分かりやすく
好かったです♪しかも、項羽がめちゃくちゃカッコ好い♪♪
武将としては、独りよがりなところが欠点なようでしたが、女性から見れば
一人の女性を一途に愛する男性として、素敵に見えます。
演じたウィリアム・フォンも美しく申し分ありません。この方は、
作品ごとに雰囲気が変わって驚きます。虞姫との最後は、泣けました。それを劉邦が悲しそうに見ているの・・・
黎明って、表情に乏しいのが難だけど、この彼は好いわ♪
皆、最初の思いは同じはずだったのに、
誰かが置いた一つの布石によってその思いにズレが生じて
どんどん大きくなっていく・・・項羽亡き後の劉邦に
この布石が効いてるのよね。
“白と黒は決して交わることはない”っていう
セリフが心に響きます。
アンディ・ラウ主演の「三国志」でも、そうでしたけど戦いによって
生じる虚しさが感じられて、切なさいっぱい。
映像も素敵ですし、知ってるお話から外れても、面白ければ好いのです♪
おまけ♪挿入歌≪楚歌≫MV
項羽@馮紹峰&虞姫@劉亦菲が歌ってます

この記事へのコメント
涼子
ひらで~
おはようございます
早朝から、情報ありがとう(^^)
私は今朝、新聞のTV欄で知りました。
曹操のことを取り上げるようです。
近年発掘された、お墓も見られるみたいなので
楽しみです♪
ちはる
曹操と孔明のお話のようですね。さっそく録画予約しました。曹操さんのお墓についても語られるようで楽しみです。
キョーコ
ひらで~
ウィリアム・フォンの美ヒゲに
ご満悦の様で何よりです(^^)
劉邦がかすんでしまうほど
美しい項羽でした。武将の中でも
今まで観た中で一番♪って言って
いいほどの造りです。
アクションもあって、話も分かりやすくて
好かったですよね。
ダニエル・リー監督作品は「三国志」のほか
ド兄さん主演の「処刑剣 14BLADES」も
カッコ好くて、お気に入りです♪
もう一つの項羽と劉邦 「鴻門の会」も
観ました♪こちらは“鴻門の会”を境に
劉邦(リゥ・イェ)項羽(ダニエル・ウー)
韓信(チャン・チェン)の運命が複雑に
なって行く様を爺さんになった劉邦が
回想する形で進んいくお話で、
サスペンス調な雰囲気だったのがミソ。
ただ、回想シーン以外は爺さんばかりなので
ビジュアル的にはちょっと残念(笑)
ダオミンターワンのも、早く続きを
UPしないと