1894(明治27)年、八重は従軍篤志看護婦として広島陸軍予備病院で日清戦争の負傷兵たちを看護していた。院内ではコレラや赤痢などが発生し危険な状況だったが、八重は感染にひるむことなく勇敢に看護に従事、若い看護婦たちを見事に統率する。ついに最終回、
その功績がたたえられ、皇族以外の女性では初となる宝冠章を受章した。このことは新聞にも取り上げられ、二葉や時尾は自分のことのように喜ぶ。そんななか、再び日本はロシアとの戦に向け動き出す。戦が起こらない世を願う八重の胸中は複雑だった。そして、晴れない気持ちを抱いたまま帰郷した会津で、八重は頼母と久しぶりの再会をする。頼母に励まされ元気を取り戻した八重は、また新たな道に向かって歩み続けていくのだった。
どんな終わり方をするのかなって、楽しみでもありましたが、
まだ、続きが観たいなって思うドラマでした。
1932年に亡くなっているので、日露戦争(1904年)からでも
30年近くあるのですよね・・・
まぁ、長い人生を1年で語れっていうのが無理な話ですから
仕方ないですね。ただ、私としては、会津戦争までこれほど長く描くとは
思っていなかったので、正直、八重さんの物語としてというより、
会津の国のお話のようだったなぁとの印象。
確かに「八重さんは会津だ」って、尚之助さんに言われましたから、
それでも良いのでしょうね。お陰で、殿に出会えましたし♪
このドラマを観るまでは、無駄な抵抗してるように感じていて
それまでに触れた小説やドラマから得た印象もあるかもしれませんが
それほど好印象は持ってなかったのですけど、
見方を変えると、こうも違うものかと、改めて感じたものです。
歴史って、出来事だけを正確に追うことも大事だとは思うけど、
そこに生きていた人々を理解することができないと、見えないって
考えてはいても、難しいことですね。
そのことは、過去のことばかりじゃなくて、今のことも然り・・・新聞が
すべて本当とほんとに信じていいものか、そんなことも考えさせられました。
新聞とか、小説とか書く方は、そこに自分を反映させたいとも
思うのでしょうが、その影響力は測りしれませんからね。
このあとの日本は軍事路線を進むことになるのですが、それはダメって
言えない国にもなるのですよね。
お話を八重さんに戻して・・・
従軍看護婦として、女性を軽んじる輩に、ピシッと言って聞かせる姿は
気持ちよかったな・・・会津で闘ったって聞けば、驚きですけど。
茶道のことも、当時はまだ男性のものだったのですね。
ところで、茶道・・・ホントは“ちゃどう”って言うの?って観ていて思っていたら、
解説がありました。
歴史秘話ヒストリア“さどう”って読んでたから、スッキリです。
~明治 悪妻伝説・初代“ハンサムウーマン”新島八重の生涯”
*「茶道」の読み方について
現代では「さどう」との読み方が一般的となっていますが、
各流派では、以下の通りとなっています。
表千家では、特に決まりはないが「さどう」と読むのが一般的。
裏千家では、「ちゃどう」と読む。
武者小路千家では、「ちゃどう・さどう」どちらでもかまわないが、原則「茶の湯」を使う。
NHKが放送で使用する放送用語では「さどう・ちゃどう」ともに正しく、一般的な情報として話す場合は「さどう」を採用します。番組内容が個別の流派にかかわる場合は、その流派での読み方を優先しています。
今回番組では、八重が裏千家の師範だったことから、裏千家が使用している「ちゃどう」の読み方を採用しました。
そして、ラスト・・・カッコよかったなぁ。桜も印象的。
向けた銃口の先は、“苦難”だと、私は理解しました。
どんなに厳しくても、大きくても、たくさんでも、重くても、悲しくても
「私はあきらめねぇ!」と向かって行く八重さん、素敵でした♪
第49回

さて、お次は・・・今回は八重さんが延長されて9時までだったから、
続けて観るにには忙しく、頭の切り替えも大変でした(笑)
とうとう、女医さま、クァンヒョンに実のお父さんのことを知らせます。
女医さんからすると、真相が埋もれたままにはできないってことで、
打ち明けるのですけど、知って、どうなる?って言うような状況じゃ
ないのかなぁ~とも思うのだけど・・・チニョンにも関わるから、
クァンヒョンとしては、下手には動けないですよね。でも・・・
未来を王女様は予知夢で見ちゃうのよね。両班の素敵な姿で
白馬に乗っていたって・・・それを聞いたカク尚宮、白馬に乗っていたのは
馬医だったからって、説明しちゃうのには大笑い。確かに・・・って
納得できましたよ(笑)そして隣にいるのは違う人だったって、
憤慨する王女様に、マーくんは・・・前回の話を持ちだして・・・
怒られてました(笑)正直すぎるのがまたイイわね~(笑)
でも、マー武官って、部屋の中にいつもいるのかしら?
護衛兵って、普通部屋の外に侍しているのでは?きっと、特別なのね
そういうことにしておこう(笑)
年末・年始の放送は・・・22日に第25回、29日はお休み
1月5日はスペシャル版、12日に第26話の予定だそうです。
この記事へのコメント
涼子
『八重の桜』がついに終わってしまいましたね~。確かによかったです、ラスト!新島八重という知っているようで知らなかった、こんなにカッコいい生き方をした「ハンサム・ウーマン」が日本にいたことを知らしめてくれましたね。ただ残念だったのは、ひらで~さんも言っていたように、特に前半部分が会津のお国の物語で「ヒロインはどうした?」状態だったところでしょうか。
『馬医』は本題はいよいよ佳境・・・なのですが、マー君応援隊(orズッコケ三人組応援隊)の本題は「王女の夢」でしたよね。失言したマー君は、王女様に義禁府(ウィグムブ)送りにされるのでは・・・!と手に汗握りましたが(一瞬)、マー君を罰する気力もなかったのかちょっと怒られただけで拍子抜け?
『新笑傲江湖』は登場人物が増殖中で、やっと任盈盈がでてきた~!(あまりに出てこないので疑問でした。ただ「じん・えいえい」はいつもながらやめて欲しい「にー・ぼんぼん」でなぜいけない?)変な人も増えてるけど、イケメンも増えてますね。ますます楽しくなりそう
『項羽と劉邦』は戦略上の駆け引きが面白いところです。でも参戦して下さっているキョーコさんが7話のところで気にしている呂雉が、また出てこなくなりました。まだ項羽の捕虜で生存ギリギリ生活だと思うので心配ですが・・・そうでした、後の所業を思い出せば、ここでくたばる?はずはないのでしたね。
『傾国の皇妃』は見れないので残念。ルビー・リン可愛いですね(劉備に嫁いでいた頃=つまり『新三国』に出ていた時よりずっと可愛いような気が ← もしや、やっぱり劉備に問題が?)。それはそうと『唐山大地震』では、ダオミンがルーを平手打ちにするんですか?(見ないでおこう・・・)
ひらで~
こんにちは
会津戦争が長かったですよね。どれだけ
過酷な戦いだったかがよくわかりましたが、
観ていて辛いものがありました。
会津戦争で銃を撃つ八重さんから始まって、
その姿を見る八重さんで終わったのを思えば、
会津戦争がメインだったのかもしれませんね。
その地に関係なく生活してると、幕末は京都が
中心で、江戸城開城で終わってしまうのが
普通なんじゃないかな。その後は、箱館戦争と
一緒に後日談みたいな位置にあって、
すぐ、日清・日露に行ってしまうので、
そこをしっかり見ることができたなって
感じです。会津戦争はどうしても白虎隊に
焦点が行ってしまうし・・・。
「馬医」は、せっかく憧れの人が夢に出てきた
のに、隣が自分じゃないなんて悲しいけど、
護衛兵までに話しちゃうってとこが、王女さま
らしくて可愛いです♪真面目に聞いてあげた
までは、よかったのにねぇ~マーくん(^^;)
「傾国の皇妃」、YouTubeあるかも・・・
「傾世皇妃」が原題です♪
確かにルビー・リンは可愛いですよ~(^^)
気の強いところは孫尚香と変わりないけど、
蜀の皇子たちがみなメロメロ状態に(笑)
『唐山大地震』、実はかなりの感動作・・・
地震はプロローグのようなもので、その後の
お話がメイン。ダオミンは地震で親とはぐれた
女の子を養女にして育て、この女の子は
医者をめざして大学にいくのですが、
そこでルー先輩に手篭めにされて・・・
で、ダオミン・パパに平手打ち(^^;)
ルーの出演時間は5分あるかな?
でも、ダオミン・パパは素敵ですよ♪