同志社英学校の創設から4年。襄は、アメリカの教団からの資金援助を危険視する日本政府から廃校を命じられ、外国人教師たちからも伝道教育の強化を迫られていた。板挟みになり苦悩する襄を、学生たちは弱腰と非難。八重は襄をかばうため、ある嘘をついてしまう。学校から創立4年・・・そろそろ落ち着いたか?と
外国人教師たちの提案を飲んで、習熟度別クラスを解体し、新たに伝道専科のクラスを設置しようとした襄に、学生たちは激怒。ストライキが起こり、学内が不穏な空気に包まれる。
思ったら、襄さんは資金援助を巡ってアメリカと日本の板挟みに・・・
そればかりか、生徒までもが、態度が軟弱だと小馬鹿にするような
態度をとるようになると、八重さんも黙ってはいられない。
襄さんの強さをアピールしたいのですが、見つからなかったみたいで、
思わず、額の傷にありもしない武勇伝を騙ってしまう八重さんです。
額の傷は、同居するためにやってきた襄さんのお父様から聞いたこと。
このお父様、頑固一徹か?と予想していたら、なかなか物分りの良い、
優しくて素敵なお父様ででしたね、この息子に、この父ありって感じで
八重さんに息子を頼むと語るシーンはほのぼのしました。
ところが、この嘘がかえって襄さんを窮地に追いこむことに・・・
やるときにはやるはずの人が、なんでやらないのか~!って
子供たちは素直に思ったのでしょうね、期待してたのに
裏切られたって感じかな。その気持ちもわかるよね・・・
そんな状態を終わりにさせようと、子供たちに対応の不手際を素直に
詫びる襄さん・・・先生は偉くて間違いはしない!みたいな風潮があったと
思われる時代に、頭を下げる先生はそういなかったでしょうね。
それだけでも、襄さんは素敵なのに、授業ボイコットをさせたのは
自分が悪かったのだと、自らを罰してしまうのには恐れ入りました。
見た目は柔だけど、芯は強くて揺るぎないのですね。
今で言ったら“ロールキャベツ男子”?違うか(笑)
そして、痛々しい襄さんの姿を止めに入らず、しっかり見つめる八重さん、
さすがです。すべてを受け止めている感じがしました。
この「自責の杖」、実物が残っているのですね~驚きです。
そうそう、このシーンを観ていて、小学校の時、嫌な先生がいて
クラスで団結して授業ボイコットまではいかなくても、先生を無視する行動に
出たことを思い出したのです(笑)音楽の先生で、結局その事件(?)が
担任に知られ、担任にクラス全員が怒られることになるのですが、
その時、担任もこうなったのは自分のせいだと言って、自分の体を
ベルトで打ったのです。びっくりしてみんなで泣いて謝った記憶が・・・
ドラマを観ていて、その時の担任、この話を真似した?って
思ってしまったけれど、どうなんだろう・・・ン十年も前のことです(笑)
話をドラマに戻しまして・・・このボイコット事件の責任をとるように
徳富猪一郎くんが学校をやめることに。別れ際に襄さんが猪一郎くんに
送る言葉が、また素晴らしい♪
「大人にならんと欲せば 自ら大人と思う勿れ」
思わず、自分を恥じました(^^;)
今回、前半で覚馬さんはその人柄から、議員になるは議長になるはで、
当時のシステムにもびっくりしたけど、お兄ちゃん素敵~って
いい気分になったし、後半は襄さんの心の大きさに感動して
あっという間に終わってしまった感じがしました。
こういう気分が晴れるお話はやっぱり良いよね♪
第39回


この記事へのコメント
ちはる
まだまだ学校落ち着きませんね。落ち着くどころかひどくなってるような(笑)外国人教師も熊本バンドも手強いですね。
自責の杖のシーンの収録のとき、㐮さんと同じようにオダジョーさんも手を叩いて手が腫れてしまい、トーク番組の放送のときに白い手袋をしたと公式HPのブログに載っていました。㐮さんに成りきっての迫真の演技だったんですね。
話は変わって、『新笑傲江湖』無料放送だったので1.2話観ました。
久しぶりに武侠ドラマ観ました。なんでもありな感じなところありますが(二胡の弦がびよーんと伸びたり)やっぱり面白いですね。それに霍建華カッコイイです(*^^*)
絶対続きが観たくなるので、観ないつもりでしたが、やっぱり観てしまいました。もう続きが気になります。スカパー契約してないのでYouTubeに上がっている中文字幕で観るしかないのかしらん。PCで観てると目が疲れるのでなかなか全部観られません。BSで放送すると嬉しいのですが…やっぱりDVD待ちですかね。
涼子
涼しいのかと思うと意外に暑いこの頃(更年期の私だけ?)、「諍い女ロス」の皆様お元気ですか?『八重の桜』40回は、皆様も言っていたように譲の「自責の杖」シーンにびっくり!演出かと思ったら実物があるとのことで、二度びっくりでした。「大人にならんと欲せば 自ら大人と思う勿れ」も、本当に含蓄のある言葉ですね。『八重の桜』は前半と後半では(舞台の地も変わるし)まるで別のドラマみたいな気がします。目も見えず体も不自由な覚馬さんが尊敬され、活躍する場があること、今よりもいい時代だったのかと思えてしまいます。『諍い女』で殺気立った?心に、『八重の桜』はしみじみといいですね。
ちはるさんは禁断のパンドラの箱を開けてしまったんですね!そうなんです、『新笑傲江湖』は一度映像を見てしまうと、余計に見たい思いが募るのです!私もよせばいいのに主題歌聴きたさの誘惑に負けて映像つきで見てしまい、見たい病が悪化しました・・・(ルー・イーのミニ版、張倬聞くん押し)。
『項羽と劉邦』はほぼオンタイムで見ていますが、項羽の性格が悪くて・・・(そういう話なんでしょうが)。劉邦の出番は少ないし、呂雉なんか「あの人は今?」状態で長らく見ていない気がします(戚夫人すら見ていない気がする)。つーちん(張良)はよく出てくるので嬉しいですが。『馬医』もあまり盛り上がらない・・・。
見る物がなくなってしまい、ついBSで見てしまった『桐島、部活やめるってよ』と『アメリ』は一緒に見てはいけない組み合わせだった・・・(はあああ????となるから)。
ともちゃんさんと、ご主人様は大丈夫でしょうか・・・心配しかできないのですが、またこのサイトで「お目に」かかれる日をお待ちしています。
ひらで~
こんにちは(^^)
オダジョーくん、ほんとに
自分の手を打ってしまったのですね・・・
迫真の演技を超えてますね。
襄さんにみんな好き勝手言ってる~!と、
かわいそうになりながら観てましたが
逆にみれば、言ってもいいんだよっていう
不満を受け入れてくれる雰囲気が
あったのでしょうね・・・巧く言えないけど、
人との垣根を作らないオープンな感じ?
それだけ、本人も大変だったとは思いますけど
相談すれば、親身になって自分のことを
考えてくれそうな人なんだろうな♪
「新笑傲江湖」私も観ましたよ~
もう、やめられないから
加入することにしました(笑)
感想UPしましたので、
覗いてやってください♪
ひらで~
こんにちは(^^)
「自責の杖」、破片までしっかり
残されているのですね~
ほんと驚きです。
覚馬さんも凄い人ですよね。
驚きの45分でした(^^)
確かに会津編とは別の雰囲気・・・
侍の時代から一気に近代化したのですから
その変わり様はドラマでは語れないぐらい
なのかも・・・田舎ではそれほど急では
なかったにしても、政治のシステムも
全く違うのですから、大変だったでしょうね。
議員とは何するのかって、自然な疑問だった
のでしょうね。
「新笑傲江湖」、ウォレスがどうしても
観たくて、我慢できず
とうとう・・・もう、今しかない!って
思うことにしました(笑)
更年期?早すぎませんか?
というか・・・私も気になるお年頃(笑)
どうなるの?興味本位で申し訳ないですが、
そろそろかな~って覚悟したい気分。
気候がおかしいので、こたえますよね
大事にしてください。
「項羽と劉邦」オンタイムでも観てますが
感想はゆっくりです(^^;)
字幕ならいいのになぁ~って
つくづく思いますけど、WOWOWは
どうして吹き替えしかないのでしょうか
ね~ほかの海外ドラマなら字幕版も
あるのに・・・。