霊珊に新しい剣の数手を考える手助けのつもりで披露して、二人で仲良く
冲霊剣法と名づけた冲の剣を見て華山派に伝わるものにそっくりなことに驚き、
叱るのも忘れて冲にその出処(?)を問います。冲は素直に、青城派とやりあった時に相手が見せた事を話すと、
「葵花宝典」の在処の手がかりになりそうだと考えますが、
形だけでは上達しないと冲を叱り、ここは苦情処理が先決と、
冲に手土産を持たせ、二番弟子の労徳諾と一緒に
青城派に詫びに行かせることにします。
呼び出しを心配した霊珊にどんな罰を受けたのか聞かれた冲は
思過崖で面壁より苛酷だと話を盛り上げますが、
思過崖で面壁とは?と、初心者にはさっぱりですが(笑)、
思過崖という名の崖(原作では洞窟らしい)で、
壁に向かって座禅することだそうで、若者には辛いお仕置きですね。
どうやら、霊珊は冲が大好きなようで、罰は師匠の娘との結婚と
聞いて喜びますが(^^;)・・・実は青城派の本山まで行くと知って、
会えいない時間が長いとむくれ顔。そんな彼女に冲はひとりでも
楽しめるようにと回り灯籠(走馬灯)をプレゼント♪ 冲の行為に最大限の妄想(笑)を抱いた霊珊でしたが・・・冲も好きだけど、
手は出せない状況ですからね~そこは堪えてるのかも。
微笑ましくていいですね(^^) 徳諾くんを連れて謝りに出かけた冲ですが、道中不満たらたらです。
この徳諾くん、しっかり者のようですから、冲の監視役みたいな
ものですね(笑)冲が落ち着きなさすぎなのか(^^;)
ところが、対応に出てきたのがあの二人でしたから、意地悪されて
入れてもらえません。今はダメと言われて待ってる二人でしたが、
じれた冲はたまたま目の前にいた鶴に飛び乗って・・・え?鶴?!
と驚いてはいけません(笑)この世界、なんでもありですから、
観たまま受け入れるしかありません(笑)
鶴に乗った冲は上空から中の様子を伺います。中では辟邪剣法を
弟子たちが稽古中・・・中にだらだらやっている者が一人。余滄海の息子、
人彦です。父親に注意された人彦はこんな拳法は役に立たないと
反発しますが、この憲法はかつての錦衣衛(きんいえい:明の朝廷直属の
秘密警察) 林遠図の剣法で、余滄海の師匠・長青子(ちょうせい)でも
勝てなかった、一見弱そうだが、奥義が隠されているから用心のつもりで
習うのだと諭します。師匠の恨みを晴らしたい余滄海は林遠図の孫に当たる
林震南の家を見張らせていたようです。
この話を空の上で聞いていた冲は、懲らしめるつもりで、いたずらを・・・。
このいたずらで、余滄海に会うことが出来た冲たち、岳不群からの
手土産を渡し、お詫びをして帰ろうとしたところ、余滄海はいきなり
冲にケリをお見舞い・・・師匠あるまじき行いだと思うが、こういう人なんだね。
帰った冲から青城派が稽古していた辟邪剣法について聞かされた岳不群は
それが、師匠から教わった技と同じだと気がつきます。
林遠図は武林の出だが、朝廷に腕を買われて錦衣衛になったために、
反発する武林では腕比べをする者が出てきては敗れ、青城派の長青子も
そのひとりだったと林家との遺恨について、冲たちに説明するといずれ
余滄海は林仲雄(震南の父)に手を出すだろうと予想する岳不群ですが、
辟邪剣法の一件もあって、何か心に引っ掛かりを感じてます。
しかし、どう見ても林仲雄の腕では余滄海には敵いませんが、妻の実家・
金刀王家に頼めばどうなるか解らないと岳不群の妻・寧中則・・・。
その話を聞いた冲は林家に伝えに行ったらと提案しますが、
江湖の怨恨に関わるなと岳不群は止め、余計なことをしでかす前に(笑)
劉正風の引退の儀に先に行き贈り物を届ける使いに出すことに。
また自分が遠くへ行かされることで、霊珊を心配する冲・・・匂いで解ったか、
霊珊を見つけるとそこは超危険な場所・・・山で待っているより
死んだほうがマシと憂い俄かに立ち上がる霊珊・・・飛び降りるのではと
驚いた冲は助けに行き・・・一緒に落ちてもいいの?構うもんか!・・・
霊珊、冲の気持ちを確かめたのね~でも、冲って誰に対してもそんな感じ
だと思うよ(笑)助けたと思ったところ、滑り落ちて真っ逆さま・・・にはならず、
傘を開いてゆったりと下降♪軽功ができるんです、霊珊ちゃんは(^^)
ところが着地失敗(笑)もうこんなことをやめるように言う冲にやめるなら
条件があると霊珊・・・条件とは一緒に駆け落ちすること。駆け落ちして
お金に困ったら芸を見せて稼ぎ、いずれは弟子を取り、冲霊派の門を
開くと夢を広げます♪勝手に盛り上がった二人ですが、何かの気配で
中断、みれば小鳥が巣から落ちており、戻してあげることに・・・。
冷静になった冲、駆け落ちするか迷っています。そこへお母さんともいえる
師匠の妻・寧中則が訪れて旅に出る冲に傷薬とお小遣いを渡します。
10歳で入門してきた冲を息子同然で育ててきた彼女の思いを深く感じた
冲は駆け落ちを今かと待っていた霊珊に、助けた小鳥を取ってきて渡し、可愛いけれど親と離れては可愛そうと言う彼女に、自分のお母さんも
娘が出て行っては悲しむよと、駆け落ちを断念させます。
そのころ、岳不群は・・・辟邪剣法の存在を知り、自分がやるべき道が見えたと
先祖に気持ちを伝えておりました。
娘の気持ちも十分に理解している母は、父親に不満を言う娘に二人一緒だと
何を仕出かすか分からないから心配してのことだと言うと、不満を抑える為に
師匠の使いで林震南の故郷に行く徳諾のお供に行かせることに・・・。
霊珊は冲と離れることが嫌なのか、一人で残されて山にいることが嫌なのか
どっちなんでしょうかね(笑)どうも後者の方のような気もしないでもない。
所、変わって、林家・・・の船・・・林の旗があるから間違いない(笑)
石櫃のような箱が置いてある秘密の部屋らしきところに男がひとり・・・
どうやら林震南の息子・平之らしい・・・箱の蓋を開けると、仕掛けが
動き出し、絶体絶命の状態に・・・寸でのところで母親が仕掛けを止め
助けますが、跡取りの自分がこれについて何も知らないのが
悔しいらしく、勝手に開けた、と開き直ります。苛立つ平之が甲板で
ブチブチ文句を言ってると、水面に人がいることに気がつきます。
それは、真珠採り化けた霊珊でした。ムカついてる平之はその者が
盗み見していたと思い込み、腹いせに懲らしめようと後を追います。
霊珊は武術ができることを隠すため、平之の一撃でやられた振り・・・
慌てた平之は霊珊を助けますが、金で解決をしようとする平之に
冷たい素振りみせる霊珊。真珠採りの邪魔を二度としないように言って
帰ろうとしたところ、足に怪我を負ってしまい、平之におんぶをさせて
家に帰ります。家ではお父さんに化けた徳諾が茶屋を開いておりました。ここで、林家を探っていたのですね。それにしても徳諾くん、役者です。
この人、すごく頼れる人だわ♪今まで出てきた中で一番まともに見えます(笑)
お父さんは娘を送ってくれたお礼にとお茶を振る舞いますが、そこへ
突然、余人彦ら青城派の二人が馬で茶屋の塀を壊して現れます。
そのまま通り過ぎようとするので徳諾父さんが、止めようとすると
人彦は一蹴り・・・霊珊も出て行くと、霊珊にも手を出そうとします。
それを見ていた平之、男らしく助けに入りますが・・・。
第2話


登場人物&キャスト
ここから、話が入り組んできますので関係を把握するのが大変です(笑)
東方不敗を助けようとした令狐冲、相手が青城派でしたから
厄介なことに・・・でもひょうたんからこまで(笑)、
昔の怨恨で林家をやっつけたい青城派の動きを知ると共に
失われた華山派の「葵花宝典」についての情報も手に入れた岳不群は
林家に探り入れますが、ここでも厄介なことに・・・
この記事へのコメント
ちはる
あらすじ細かく上げてくださりありがとうございますm(_ _)m本当に本当に嬉しいです。お疲れではないですか?肩でもお揉みいたしましょうかね。
2話を観たら続きが観たくて中文字幕で3話を観ました。3.4話も無料放送だったようですがうっかり見るのを忘れてしまいました。アホだわ~
中文字幕でもなんとなく分かる部分もありますが、やっぱりちゃんと分かってない部分もたくさんあって、ひらで~さまの記事を読んでようやく分かりました。
林家の坊っちゃん平之は化けた霊珊を助けたために大変なことになってますね。霊珊は暴走しそうな感じもしてハラハラしますが二番弟子の労徳諾がついてますから安心ですね。一番弟子の令狐冲より頼りになりそう(笑)
それにしても初回から登場人物が多くて名前が覚えられませんです。名前も字幕付きだと覚えやすいのになぁと思いました。
涼子
やっぱりいいですね~楽しいです、『新笑傲江湖』!無料放送4話ですっかりはまっております。ここからはちょっと悲しい?中文で鑑賞ですが、ひらで~さんのツッコミ解説があればイケそうです(私も「ひらで~さま肩もみ部隊」に加わりたいです)。鶴に乗ったニルスじゃないウォレス・・・いや~封神演義以来のCG全開。確かに話が入り組んできて&人物も増えてきました(いつものことですが、中国語名の日本語音読みはやめてくれないかなあ・・・余計にややこしくなる)。ちはるさん、登場人物はウィキペディアの「秘曲 笑傲江湖」のところを見ると大体わかると思います。「諍い女ロス」に『新笑傲江湖』は本当にありがたい存在です。BS11で17日から放送の『武神』はどうなんでしょう。あまり聞いたことがないのですが・・・。
『項羽と劉邦』は韓信がやっと劉邦の配下となりましたが、本筋より謎の女たちが気になる(韓信の新・彼女?や、英布の妻・若姜)。そうそう戚夫人もやっと出てきましたが、懐妊?いつの間に?『八重の桜』はLove&Peace ですね。『馬医』はやっと医学生にはなったけど・・・。あとは新ドラを頑張って見ているのですが、まだ最初なのでどれを継続しようか悩み中です。
それから、三国志フリークとして見逃していた小説を発見!「戯史三國志」吉川永青と、また、かぜ江シリーズの朝香祥先生が、この10月に「天翔る旋風 三国志断章」を出すのか?吉川永青という作家は知りませんでした。ちょっと人物がマニアックそうなので私の趣味ではないかな・・・ひらで~さんなら読めるかも。朝香祥先生は懐かしい~(でもかぜ江シリーズを読んだのが昔過ぎて、記憶喪失なのが残念)。孫策と周瑜の二喬との出会いが読めるそうなので、呉ファンにお勧めかも。
ひらで~
無料放送、見逃しは残念でしたね・・・
肩をもんでいただくなんて、
勿体ないお言葉ありがとうございます。
勝手に楽しみながらやってますので、
大丈夫ですよ。楽しいので、全然
疲れません。疲れるどころか
元気になります(笑)
お助けできれば幸いと、
これからも楽しみながら続けますね♪
次回は第9皇子、ハン・ドンが
出ます♪かなり変な奴です(笑)
UPしましたので、また覗いてやって
くださいね♪
ひらで~
楽しいですよね~(^^)
ますますこんがらかってきて
どうするんだ?って思いますが
話がどんどん予想外に展開するのが
楽しいです。原作、ほとんど
知らないので素直に(笑)観てますが
理解できないこともあって、
調べながら・・・大筋は
原作通りみたいですね~
原作だけの印象だと、結構暗く
血なまぐさいのですが、
ドラマは流血シーンも明るくて
いいのか?って程、楽しい♪です。
おかげで、ほかのドラマが後回しに
なりそうです(笑)
観てはいるのですけどね・・・
「馬医」にもはまりそうで
ヤバいかも・・・掲載雑誌なども
入手してます(笑)ガイド本は今ひとつ
なので、いいや~って感じでしたが。
『武神』は昨年のドラマで1200年代中期の
高麗のお話だそうです。題名通り、
武人のお話だそうですから、
ハードそうですが・・・どうでしょう。
三国情報、ありがとうございます♪
手を伸ばしたいところですが、
本の方はなぜか、古事記がマイブーム(笑)
日本を見つめ直しているところです♪