八重の桜 第37回

過激な転校生
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結婚した八重と襄は、新居ができるまで山本家で暮らすことに。襄は早速、八重との寝室にベッドを取り寄せる。生まれて初めて見るベッドをいぶかしむ八重だったが、襄に勧められるがまま横たわる。翌朝、熟睡から目覚めた八重は寝心地の良さに感動。ベッドについて「良いものは良い」と納得する。
 そんななか、同志社英学校に熊本で激しい迫害にあっていたキリスト教信者が転校してくる。彼らは襄や八重に心を閉ざし、校内では問題行動を繰り返す。八重は、苦悩して心が折れそうな襄に、彼らの良い面だけを見るよう諭す。そして襄は、涙ながらに自分の思いを生徒たちに伝える。その姿に、今まで反発していた生徒たちも次第に心を動かされていく。
新婚生活を始めた襄さんと八重さんのオープニング、
微笑ましくていいですね♪
ベーコンに卵焼きの朝食・・・たまに出しますが、おしゃれな
朝食を目指してるわけではなく、手抜き感覚(^^;)卵料理は朝食では
やっぱり、出し巻き卵みたいな卵焼きが喜ばれるのですけどね、
時間がないと、単純な卵焼きか、目玉焼きです(笑)
そうか~、力をつけるには好いのか・・・これからはそう考えよう(笑)
家も西洋風にしたいらしいですが、作り方も日本家屋とは違って
大工さんたちが大変でしょうけど、そこは日本人、器用ですからね♪
器用と言えば、八重さんの洋服。簡単に作ってみたって言ってますけど、
さすがはお裁縫の先生です。
襄さんはベッドをお取り寄せ。当時、輸入品って簡単に購入できたのから?
襄さんならキリスト教団体のルートみたいのがありそう・・・
それに、お値段も気になるわ(笑)
今時の子は生まれた時からベッドも当たり前ですが、私たちの世代は、
初めてのベッドに対する反応は八重さんとそう変わらずのところが
ありましたよね(笑)今もですけど、ベッドはホテルとかに泊まった時ぐらい。
跳ね具合、確認するのは八重さんだけじゃないよね(笑)
結婚式で夫を担ぎあげることもなく、問題なく(笑)新婚生活を始めたかと
思ったら、ベッドから夫を落してくれた八重さんでしたね~魅せますね(笑)
ほんと、好いなぁ~。気が付いてないとこも、好いわ(笑)
そいうところも含めて八重さんを気に入ったのでしょうね襄さんは♪

「良いものは良い」・・・もともと、日本人って大昔から外来文化や技術を
取りれて来てますから、鎖国が解ければ一気に色んなものが取り入れられた
ことでしょうけど、江戸(東京)など一部に限ってのことかもしれませんね。
そう簡単に全国に行きわたることはなかったのでしょう。
それは、人間関係にも言えることで・・・軌道に乗り始めたかのように
思えた学校では、助けた気持ちで受け入れた熊本からの転校生集団に
頭を悩ますことに・・・
彼らの想いも、ここに来る経緯を考えれば察することもできますが、
皆が平等になる教えを受けているのに、ほかの者とは違うという
エリート意識みたいなものもあったかなぁとも、
武家の身分的な道徳観はそのまま残っているのかなぁとも思ったり。
キリスト教を受け入れられずお寺から虐げられても涙を
見せなかった襄さんが、生徒が去った時に見せた涙や、改革を
要求してきた彼らを前に見せた涙は、彼らのそうした意識や
偏った価値観を捨て去った現れのような気がしました。
自分の先ばかり見て、涙を見せないことが強さと思い込む彼とは対照的で、
素敵な国を造りたい、造る人を育てたいと純真に願う襄さんの姿は
泣いていても素敵なものですね・・・ファンのひいき目入ってますけど(笑)
彼らが、八重さんに対して「鵺」と評したのも、女が・・・という、当時としては
男女の格差が当たり前にあった時代ですから、仕方がないことかも
しれませんが、それを逆風に思わないのが八重さんの素敵なところ。
ちゃんと、女性ならではの心づかいが彼らの頑なな心を溶かしても
くれますしね♪母性的な愛は強力な武器ですね(^^)そして
「ならぬものはならぬ、良いものは良い」の信念で、まずはすべてを
受け入れてそして良いところを見つける・・・悩む夫への助言はすべての
人への助言かも。子育てにも通じますよね♪悪いところだけを探して貶したり、
押さえつけてばかりでは伸びるものも伸びませんものね・・・
とは、頭ではわかっているのですがね~難しいものです(^^;)

一方、世の中は・・・廃刀令をきっかけに物騒な気配に・・・。
次回はまた戦争です。
第36回                           第38回

この記事へのコメント

  • ともちゃん

    ひらで~さん、皆さん、こんにちは。

    「八重の桜」37話
    同志の集まりで結成された同志社大学が始まり、熊本の初代創始キリスト教大学より数十名の転校生が集まって学校も満室状態になりました。

    これには襄はじめ、八重さんもびっくりすると共に嬉
    しかったことでしょうね、
    異文化を教える学校に果たして何人の生徒が集まるのか不安でしたでしょうから・・・・

    八重さんのその時の扮装が面白かったですね、
    着物にブーツ、そして装飾の帽子姿ですもの・・
    この時はまだドレス(洋服)が出回ってなかったのでしょうね、

    襄の教鞭が始まり、最初の頃は熊本からの転校生も真面目に襄の話しに聞き入っていましたが、段々と襄の教えが、今迄熊本で勉強してきたキリスト教の精神と違うことを理由にここを出ようとしましたが、襄の、涙ながらの 「人間は皆平等であり、上下関係があってはいけない」と説き、襄の純粋な真心と熱意に打たれ理解を示すようになりましたし、此処での八重さんの気使いは素晴らしかったです。

    生徒達全員に、お母さんと八重さんが縫い上げた袢纏
    を皆に渡して着せていましたね、
    このことがあって、更に襄、八重夫婦の温かい人柄に転校生達に出て行くことを止めさせたのだと思います。
    これから又戦争が始まるのですね。
    2013年09月21日 11:00
  • ひらで~

    ともちゃんさん♪
    こんにちは(^^)
    返事がおそくなりごめんなさい!!
    連休は如何お過ごしでしたか?

    いきがる生徒たちの気持ちも解らないでは
    ないですが、すべてを受け入れる心構えの
    できいた八重さんは素敵ですよね♪
    着の身着のまま追われるように出てきた
    生徒たち、心も頑なになっていたでしょうに、
    八重さんの無償の愛情を素直に感じることが
    できる子達で良かったです。
    2013年09月24日 15:11

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