宮廷の諍い女☆第56話~第60話

不痴不聾 不做家翁甄嬛、帰ってきました♪
喜ぶ者あり、忌む者ありで俄かに騒がしくなる宮中です。
モグラたたきゲームのように、ぽこぽこと嫌がらせが発生・・・
でも、そこは冷静に対処し、仕掛けた者にしっかりお返しする甄嬛。

朧月の養育を巡る敬妃との諍いは予想できたけど、蘇培盛と槿汐の問題に
繋がるとは・・・ここで二人も消えるのか?って心配しましたが
結果二人の絆を強めることになって一安心。蘇公公ファンとしては
幸せを願っていますので、好かったね♪と素直に思いました。
好かったね・・・と言えば、温太医♪沈眉荘GET(^^)成り行きとはいえ
相手は皇帝のものですからね、自慢に値するはず(笑)でも、まさかの
ご懐妊・・・甄嬛を見本に(笑)してますが、問題なく済むことを
切に願うばかりです(^^;)
微妙な立場に陥っているのが安陵容・・・不吉とか言われてますけど、
これも甄嬛が欽天監(天文・気象・時を司るところ)掌握した証でしょうか
・・・甄嬛の力量も承知してますから、いざとなった時のために
動き始めた感じもします。祺嬪にもいじめられてて可哀そうなことは
可哀そうだけど、安陵容の考えていることはよく解りません(^^;)
よく解らないと言えば、もう一人・・・葉瀾依。
合歓(ねむの木:中国では夫婦円満の象徴)の花を集めてますけど、
何に使う事やら。精神安定や不眠解消の効果があるのだとか。
それに、あの大量の猫は彼女しかいないですものね~
まぁ、無事だったので好かったけど(^^;)
この猫のたちのお陰で生まれた(?)双子ちゃんたち。
無事に生まれて好かった好かった・・・三人も産めば、地位は安泰ですが、
あとは、ばれないようにするだけか・・・果郡王も知らないことだけど、
不安はしっかり残ってますね(^^;)

さて、今回のお気に入りは・・・詩ではありませんが・・・このところ、
呑気に、詩を吟じてる雰囲気ではありませんでしたからね(^^;)
不痴不聾 不做家翁
      痴(ち)ならず聾(ろう)ならざれば、家翁とならず
蘇培盛と槿汐の問題について、端妃が皇帝を諭した止めの一言(笑)
直訳するとボケることもなく耳が遠くなることもなければ、良い年寄りには
なれない・・・転じて“人間細か過ぎてはいけない、時には少しぐらい
馬鹿なふりをすることも必要”ということですね。
おかげで、寛容な判断で事なきを得たのですけど、皇帝が使っていいものか?
皇帝も人間ですから、迷いもありますし、曖昧な事件を白黒つけるのは
難しいでしょうけどね。これで許すなら、ほかでも許してほしいわ~と
思うこといっぱいあるのに、ここで使うか?と(笑)
私しては、曖昧に許すより、蘇培盛の功績を考えて、判断できなかったのかと
ここは少々引っかかるところでもありますが、言葉としては
面白いですね。中国では“不痴不聾”の四字熟語として一般的だそうです。

それから・・・
皇帝も50歳は過ぎたのでしょうね~装いが、地味に渋くなってきました。
甄嬛は20代後半に差しかかった頃でしょうか・・・普段着はともかく、
礼服(っていうのか?)に黒色とか入ってきてますし、お化粧が濃くなり、
妖艶な雰囲気も醸し出されている感じ・・・戦いへの意気込み(?)が
そうさせているのかも。
第51話~第55話                   第61話~第65話

第56回 新たな諍いの幕開け
皇宮に戻った甄嬛を迎えたのは雍正帝と、今も変わらず諍いを繰り広げる皇后、そして妃嬪たちだった。甄嬛には、永寿宮という豪勢に改築した宮が与えられ、甄嬛と第四皇子は母子支え合っていこうと心を通わせるが、実の娘である朧月公主は養母の敬妃を母親と思っており、甄嬛にはまるで懐こうとしない。甄嬛は大変心を痛めてしまう。
皇宮に戻って2日目、甄嬛は沈眉荘と皇太后のもとへ拝謁に向かうが、その帰り、道に玉石が落ちていたため、輿持ちの太監が足を滑らせてしまい…。

第57回 足固めの一歩
皇宮に戻るやいなや災難に襲われた甄嬛の元に儲秀宮の祺嬪と欣貴人が拝謁に訪れる。2人が不仲かどうかを探るため、甄嬛は自分の元宮女であり現在は欣貴人付の佩児に祺嬪の動向を探るよう命じるのだった。
そんな折、夜に欣貴人の元に訪れた雍正帝を祺嬪が不調を理由に連れ出すという事件が起こる。甄嬛は病を治すためだと苦い汁物を届けさせ、祺嬪に皇帝の前で飲み干させる。寵愛を奪うという悪しき風習を抑えた甄嬛は皆に一目置かれるようになり、皇太后の信頼も取り戻すが、ある日、安陵容から意味深な警告を受け…。

第58回 禁断の夜
永寿宮を訪れていた雍正帝の元に、祺嬪の体調がすぐれないため訪れてほしいと使いが来る。甄嬛の勧めで雍正帝が儲秀宮に向かうと、そこには欣貴人付の佩児をはじめ宮女たちに乱暴を働く祺嬪の姿があった。欣貴人は祺嬪が甄嬛を恨んでおり、元甄嬛付の佩児を虐待していると訴えたため、雍正帝は祺嬪を貴人に降格し、儲秀宮の管理を欣貴人に任せる。
甄嬛は皇太后の元を訪れ、双子を宿していることを雍正帝と皇太后に報告する。皇太后は甄嬛に負担をかけぬよう、沈眉荘にもっと仕えさせるよう雍正帝を諭す。そして長年、訪れのなかった眉荘の元に雍正帝が訪れるのだったが…。

第59回 太監と宮女
温実初と一夜を共にした沈眉荘は子を宿してしまう。愛する男の子を守るべく、眉荘は温実初に助けを求め、一方でこれまで拒んできた雍正帝を受け入れ、自分が皇帝の子を身ごもったと報告する。突然の吉報に雍正帝や甄嬛は大喜びするのだった。
そんな甄嬛の元に突然皇后が訪れる。朧月を手放したくない敬妃が、槿汐の刺繍した品を蘇培盛が身に着けていたと訴えたのだ。その結果、蘇培盛と槿汐は慎刑司へ送られてしまう。甄嬛は長年尽くしてくれた槿汐を救うべく、端妃に助けを求めるのだった。

第60回 新しい命の誕生
 端妃の口添えもあり、蘇培盛と槿汐は厳罰を受けることもなく慎刑司から解放される。甄嬛は槿汐を温かく迎えるのだった。
そして中秋節が訪れ、皇宮では皇族や妃嬪らの宴が開かれる。久しぶりの果郡王の姿に耐えきれなくなった甄嬛は口実を作って席を外す。すると果郡王が追い掛けてきたため、2人は久しぶりに言葉を交わすが、その様子を遠くから伺う人影があった。その後、宴が終わり宮に戻る甄嬛に多くの猫が襲い掛かる。そのショックで甄嬛は産気づいてしまうのだったが…。

この記事へのコメント

  • ちはる

    ひらで~さま、皆様こんばんは。

    温太医と沈眉荘が禁断の一夜。まさかこんなふうに温太医が後宮と関わってくるなんて思いませんでした。甄嬛のおなかの子のを陛下の子とするだけでも気苦労が多いのに、さらに沈眉荘とも秘密の関係になってしまいバレないかと温太医が心配です。

    甄嬛の出産、猫のせいで産気づきましたが、皆早産と思い込んでますから結果的には良かったですよね。

    疑り深い陛下が双子を見ているとき、自分に似てないとバレてしまうのではないかとドキドキしちゃいましたが、自分の子だと思い込んでるようでホッとしました。

    蘇公公、幸せなれて良かったですよね♪仕事中に居眠りしてしまうくらいお疲れですから(萌えでした♪)安らげる相手が見つかり良かった良かった。
    2013年09月13日 18:22
  • ひらで~

    ちはるさん♪

    沈眉荘が温太医に気があるのは
    感じていたけど、あんな形でとは
    私もびっくりでした。皇太后からの
    お酒は絶対媚薬入りですよね(笑)
    息子にそんな酒を出すとは、皇帝の母として
    当然のことなのでしょうかね~
    あとは、こちらもバレないことを
    祈るばかりです。

    双子ちゃんたち、福々しくて
    可愛いですよね~自分の子では
    なくても、甥っ子姪っこなら一応は
    血のつながりがあって、少しは
    似てるかも(^^;)

    蘇公公、好かったでしすよね~
    あれで、消えたら悲しいです・・・
    お仕事着じゃない蘇公公も好いよね♪
    2013年09月15日 14:24
  • 涼子

    ひ~娘娘さま&チーム娘娘の皆様

    皆様のところは台風18号は大丈夫でしたか?私のところでも窓が壊れそうな強風でした。大きな被害の出ているところもあり、自然の脅威って本当に怖いと思い知らされました・・・。

    一緒にしてはいけないけど、やっぱりこっちも怖い中国後宮。眉荘さんが死んじゃったよ~!そしてせっかくちょっと幸せかと思ったドクター温ちゃんが自宮とは(じきゅう:自己去勢)・・・あんまりだあ~~!!その前の回の血液検査もマジで怖かった(現代医学で考えると恐ろしいいいかげんさだけど、あれで人の命が決められてしまうとは)、予告であらすじを知らなければ卒倒しそうでした。祺貴人の冷宮送りと皇后の失脚はよかったけど(それでも皇帝は皇后に甘すぎだけど)、この数回で何人死んだり拷問を受けたでしょう・・・自業自得とはいえ静白法師への刑罰も怖い~~(中国ではよくあったようだけど)。にわかスケーター(吹き替えバレバレ?)安陵容も、性格悪すぎです。

    いい話は、沈眉荘が愛する人の腕の中で死ねたことくらいでしょうか。彼女もかわいそうな人ですが、それでも他の妃嬪より幸せだったのではないかと思えるくらいの、他の人の悲惨さですね。

    台風と『諍い女』で手いっぱいで、『項羽と劉邦』がいいところなのにあまり身が入りません。劉邦はついに咸陽の宮殿に入った!・・・けど、胡亥のもと妃たちとお楽しみで、一方の呂雉が貧しい暮らしの中大変な思いをしているというのに~(でも呂雉は中国三大悪女の一人でしたね。これからですね)。項羽も残忍で虞姫にも嫌われかけてるし、何を楽しみに見ればいいのやら。章邯とつーちん(張良)は好きだけど・・・。

    悪友が台風の中『ガッチャマン』を見に行きました。「思ったよりは良かった」とのことで、ケンとジョーがかっこ良かったそうです。
    2013年09月18日 17:40
  • ひらで~

    涼娘娘さん♪
    こんにちは
    台風、そちらは荒れたようですね。
    長野県は南の方や河川敷などに被害が
    出てますが、我が家では何事もなく
    済みました。

    61話~65話の展開、
    凄かったですね(^^;)
    私も、祺貴人の冷宮送りと皇后の失脚に
    歓ぶ暇がなくて、泣きましたよ・・・
    温太医には隙があったかも~って
    思いもしますけどね、沈眉荘は
    可哀そうだった。でも、いずればれて
    死を賜るより、幸せだったかも。
    ホントはこのままばれずに生きてて
    欲しかった・・・。

    『項羽と劉邦』後回しになってます(^^)
    ゆっくり楽しみますわ(笑)

    「ガッチャマン」・・・そうですよ~
    思ったよりよかったですよ(笑)
    二人の殿が素敵でした♪
    2013年09月19日 12:17

この記事へのトラックバック