彼女にも思わぬ落とし穴が大きく空いてましたね~
剪秋の勇み足のようなこの展開、甄嬛にとっては
棚ボタですけど、とばっちりを受けた孟静嫻が可愛そ過ぎる・・・
だけど、玉隠と孟静嫻の確執もあったから、複雑な気分だよね(^^;)
まさか皇后側がこう出ると知ってたとか・・・いやいや、間違えば
弘曕くんの命もなかったのだから、それはないか・・・う~んでもなぁ。。。
ここからは、皇后は転落はあっという間で、少々あっけない感じでしたが
生殺し状態ですから、この方が死より辛いかも。
辛いといえば、果郡王(果親王)・・・やっぱり耐えられないよね・・・
抑えに抑えて生きてきたのだろうけど、何かあるとでちゃうのね。
でも、このままではいられないと覚悟はしてたのでしょうね、そう思うと、
逃れられない最後だったのかなとも思う・・・逃げればいいのに、なんて
思ったけど、二人だけの問題じゃないですものね。それでも、
最後のシーンは切なかったです。この世では結ばれる運命じゃなかったと
思うしかないけど、梅やら蓮やらに纏わる話になぞらせた別の展開も
期待していたところもあって、残念でした・・・仮死状態になるっていう薬、
ここで出るか?って思っていたのだけどね(^^;)
そして、皇帝・・・皇帝として生きるには兄弟でも親族でも心を許しては
いけないのだろうけど、哀れとしか言いようのない人生だよね。
でも、ちょっと諫言されたぐらいで、コロコロ態度変えるあたり、
なんだこいつは!!と、苛立って、雍正帝のイメージをこれ以上
壊さないで欲しいと思ったぞ、マジに(^^;)
甄嬛に果郡王の始末を命じた折には、流石にキレた(笑)
こういう展開は別にこのドラマだけのことじゃないのに、そこまでの
皇帝の行動への我慢の限界が来ましたよ・・・こんな皇帝は
早く消えてよし!って(笑)
そして、そこからの展開の速さと、寧嬪の活躍に驚きながらも、
皇帝への復讐を期待しながら迎えた最終話・・・
皇帝の臨終間際の甄嬛の告白は
皇帝への仕打ちの爽快さ2、皇帝への哀れみ2、甄嬛の怖さ5
平民で良かった感1ぐらいの複雑な気分で見てました(笑)
結果、甄嬛は皇太后になるのですが、手にしたものより
失ったものの方が遥かに多く、負った傷も深かった・・・そういう、
物語だったのでしょうね。
ラストの展開も雍正帝の統治が短かったこと、第四皇子が甄嬛の子として
皇位を継ぐこと、弘曕に皇位を継がせなかったことが納得
できるものになってて、感心しました。
「子を愛するなら 先を見越さないとね」(父母之愛子 必為之計深遠)と、
愛する人の子を守るためなら、母は強くなるのでしょう。
放送局の事情でラストは駆け足で、余韻に浸るとかゆっくり楽しめなくて
・・・まぁ録画して観るのだから、別に急ぐこともないのですが、
あれば観たいものね~(笑)先週後半は忙しくてお預け状態でしたが、
昨日と今日で一気に6話、観ましたよ(^^;)
お気に入りも蘇軾の詩とか出てきてたけど、ここはラストの唄で♪
後宮甄嬛傳 菩薩蠻
作詞:溫庭筠 作曲:劉歡
小山重疊金明滅 小山 重疊して 金 明滅沈眉荘の死のところでも
鬢雲欲渡香腮雪 鬢の雲 香顋の雪に渡らんと欲す
懶起畫蛾眉 ものうく起きて蛾眉を描き
弄妝梳洗遲 化粧施すも梳洗(そせん)遲れる
照花前後鏡 花を照らす合わせ鏡
花面交相映 花面 こもごもあい映る
新帖繍羅襦 新しき帳 羅襦(らじゅ)に繍(しゅう)する
雙雙金鷓鴣 つがいの金鷓鴣(きんしゃこ)
流れましたが、オープニング曲とは歌詞違いの唄です。
”菩薩蠻”とは詞の題名ともいえる詞牌(しはい)の一つで
詞の調子によって詞牌の名が付けられるみたい・・・詳しくは
調べてないので、気になる方はご自分で調べてみてくださいね♪
第65話~第70話

はじめは「宮廷女官若曦」に比べるといい男が出てないし(笑)
気軽に観てみるか~な感じでしたが、雰囲気の豪華さや
先が見えない上に早い展開に引き込まれるというか、
一度乗ったら止まらないジェットコースターに乗っちまった~!って
感じで最後まで観てしまいました(笑)
余計なお世話ですが、リアル雍正帝はこんな奴じゃないですからね~
また、「宮廷女官若曦」観たいね~♪
第71回 肉を切らせて骨を断つ
安産祈願のため永寿宮に呼ばれた皇后だったが、甄嬛の策にはまり子を害した罪で雍正帝より謹慎のお達しを受ける。皇后は第三皇子に望みを託すが、第三皇子は第四皇子の巧みな言葉に乗せられ、雍正帝に八皇弟や十四皇弟を許すよう嘆願してしまう。激怒した雍正帝は第三皇子を八皇弟の息子にすると命じるのだった。
ほどなくして宮中で宴席が設けられるが、なんと甄嬛と第六皇子の料理に猛毒が盛られており、孟静嫻が巻き添えとなり命を落としてしまう。毒を盛った犯人は皇后付の剪秋だった。
第72回 明かされる心の闇
安産祈願のため永寿宮に呼ばれた皇后慎刑司に送られた江福海の供述により、皇后のこれまでの悪事が明るみに出る。中でも実の姉 純元皇后を死に至らしめた事実に雍正帝は激怒し皇后を廃そうとする。“烏拉那拉氏を廃してはならない”という皇太后の遺言により廃位だけは免れた皇后だったが、実質皇后としての実権を失う。
そんな中、ジュンガル部が再度 侵攻の動きを見せ、新しいハーンの参内が決まる。雍正帝、皇弟ら皇族、甄嬛ら妃嬪たちが迎える中、現れたのは以前 甄嬛と果郡王が山で助けてやったジュンガル部の男だった。
第73回 皇帝の疑心
雍正帝に呼ばれた甄嬛は、ジュンガル部のハーンが甄嬛を嫁がせれば兵を引くという条件を出したことを知らされる。ところが殿内に果郡王が乗り込み、兵を率いてジュンガル部を討つと申し出たため、甄嬛と果郡王は雍正帝から仲を疑われ問い詰められてしまう。
雍正帝は甄嬛を軟禁するが、同時に果郡王には甄嬛がジュンガル部に輿入れすると見せかける。甄嬛を救いたい果郡王は玉隠の制止もふりほどき、私兵を率いて甄嬛の輿を追いかけるべく都を出るのだったが…。
第74回 道ならぬ恋の果て
辺境の地に飛ばされていた果親王が3年ぶりに帰京する。果親王の無事を喜ぶ甄嬛だったが、雍正帝から身の潔白を証明するために果親王に毒酒を与えるよう命じられてしまう。自らの命と引き換えに果親王を救おうとした甄嬛だったが、逆に自分に注いだ毒酒を果親王が飲み干し絶命、そして果親王の葬儀では玉隠も愛する夫の後を追って命を絶ってしまい、甄嬛は悲しみにうちひしがれる。なぜ急に雍正帝が果親王の命を奪わなければならなかったのか、甄嬛は蘇培盛にその理由を尋ねるのだった。
第75回 最後の復讐
朝廷では皇太子擁立についての議論が激しさを増し、第四皇子と第六皇子を推す声があり大臣の意見が割れていた。雍正帝は愛する第六皇子に心が向かっていたが、甄嬛は第四皇子のほうが皇太子として資質があると提言する。
ある日、甄嬛は侍医より寧嬪が媚薬と辰砂を必要としていることを知る。辰砂は雍正帝の服用する丹薬の成分と共に体内に入れると体を害するという。果親王を愛した女たちは密かに復讐のため動き出していた。
第76回 さらば、諍い女たち
弘曕と霊犀が果親王の子ではないかと疑った雍正帝は、夏刈に命じて再度血液検査を行おうと試みるが、事前に察知した寧嬪が弘曕と霊犀を避難させたため事なきを得る。甄嬛は果親王の子を守ってくれたと寧嬪に礼を言うのだった。寧嬪は病床の雍正帝の息の根を止めるべく、丹薬をすり替えて服用させ、最後を甄嬛に託す。寝床に横たわる雍正帝を冷ややかな目で見つめる甄嬛。いよいよ復讐の瞬間が訪れるのだった…。
この記事へのコメント
涼子
あ~~ついに終わってしまいましたね。新三国が終わった時には「心」にぽっかり穴が開いたようでしたが、今回は「頭」に穴が。つまりジェットコースタードラマが最後二倍速に(二話ずつに)なったので、理解と頭の整理が忙しかったのがなくなり、頭にぽっかり穴が・・・という感じです(一気に6話見たひ~娘娘さんはすご過ぎ!そんなことしたら脳がオーバーヒートします)。
皇后の退場は確かにあっけなかったし、ひ~娘娘さんをイラつかせるイメージダウンの雍正帝もなんでしたし。でも寧嬪の活躍と、何といっても甄嬛が結局弘曕を果郡王の跡継ぎにしてしまったところは痛快でした!確かに良くできたストーリーで見ごたえがあり、人気に納得しました。最後までチーム娘娘とご一緒に見れてよかったです。「多謝 娘娘 多謝」m(__)m
さてそれで、この頭の穴をどうやって埋めたらいいのやら(こんみん後の心の穴も塞がっていないのに)。いいドラマが見当たりません。ひ~娘娘さんのたまっている録画ドラマって何ですか?ホントにまた皆で「新三国」か、「宮廷女官若曦」を見て騒ぎたいです(それに相当する新ドラマ求む!)。映画はなかなか見に行けませんが、先日娘が大好きなので『怪盗グルーのミニオン危機一発』を見に行きました。私も好きなんです!この超おバカなノリが。ミニオンが可愛いので人気がさらに上がったのか、スピンオフ映画ができるそうなので楽しみです。『項羽と劉邦』は先週末の放送は今までの総集編だったので『諍い女』疲れ?にはちょうどよかったのですが、話が長いので(『諍い女』と比べてしまうと間延び感が・・・)、最初の頃の話がすでに「そうだったっけ?懐かしい」という感じです(でも故事成語がたくさんあったんですね)。
ちはる
皇后の退場は呆気なかったですね。
これで甄嬛の天下と思ったら、果郡王との不義がバレて、見ていてハラハラしました。結局、仮死状態になる薬は登場しなったですが、ここらで使ってもいいのになんて思いました。(仮死状態の薬、ロミオとジュリエットや梁山伯を思い出しました。)
このドラマ雍正帝が帝位を奪ったことになってますね。疑り深い性格だから出来のいい弟たちに帝位を奪われるんじゃないかと思いながら生きてきたのかなと思うと哀れだなと思いました。そんなふうに疑っていたから果郡王も政治には関わらないよう言葉には慎重にして生きてたはずなのになぁ~四郎は母親に愛されなかったからこんな性格になったのかしら。
雍正帝を追い詰める甄嬛は怖かったです。今までの恨みを一気に吐き出すかのような感じで最終的には鬼嫁になってましたね。清純だったころが懐かしいです(笑)
最初は全76話見れるだろうかと心配でしたが、思いのほかサクサクと見ることができて良かったです。世間ではあまロスに陥っているようですが私は諍い女ロスです。諍い女に変わるドラマないかしら?宮廷女官若曦の続編があるらしいですが、いつか放送されるのかしらお話は現代編だから古装劇が好きな私には微妙だったりしますが…古装劇で楽しめそうなドラマ誰か教えてくださいませ。
ひらで~
こんばんは
終わりましたね~あっという間でした。
また観たいかというと、内容的に
もう勘弁なんですけど(笑)
よくできたお話というか、よくここまで
雍正帝を悪く書いてくれたわね~と
別の意味で感心しました(笑)
別のドラマ・・・今のところは
韓国の歴史ものばかり観てます(笑)
ホ・ジュンと馬医は同じ監督で
Gyaoでイ・サンも観たりすると
出演者がカブっているので
混乱しますが(笑)
今日から「太王四神記」始まりました。
5年前にNHKで観て以来ですので
また観てもいいかな~って録画はしました。
溜まってるのにね(^^;)
「項羽と劉邦」をまず観なければ!
中国ドラマは「画皮」ぐらいかな?
10月22日からですが、深夜3時28分からって
ふざけてるよね(笑)
ひらで~
こんばんは
仮死状態になる薬、使ってほしかった
ですよね~
ただ復讐して終わり?って感じもしました
から、もったいなかった(^^;)
四郎、どこまでも困った奴でした・・・
もう皇帝の名使わないからね(笑)
母親の不貞のトラウマですかね(^^;)
これで四郎も父親が違ってたら、すごいよね
母は強し!ってドラマになる(笑)
笑ったといえば・・・
「大奥」の放送が始まりましたね~
観てないけど、対抗してるとしか思えない。
「宮廷女官若曦(步步驚心)」の続編・・・
「步步驚情」ですかね~現代劇らしいです。
続編というのかよくわかりませんが
シーシーちゃんとニッキー、あとは
ダミアンとか出てるぐらいだとか。
私も古装劇ならいいのに~って(^^;)
しばらくはTV放送ないですね~
できれば楽しいのがいいなぁ
霍建華の「笑傲江湖」とか・・・♪
DVD、どこかでしてくれないかしら。