八重の桜 第34回

帰って来た男
画像
1875(明治8)年、アメリカ留学から新島襄が帰国。覚馬や槇村正直の援助を受け、京都に英学校をつくるため動き出す。
 そのころ八重は、覚馬に促されて耶蘇教(キリスト教)の勉強を始めていた。宣教師の家を訪れていた八重は、偶然襄と出会う。八重が「女紅場」で働いていることを知った襄は、見学がしたいと願い出る。いきなり押しかけてきた襄に、戸惑う八重。
 一方、会津戦争後にアメリカへ留学をしていた山川健次郎は、5年間の留学を経て、日本に帰ってきていた。兄・浩や佐川官兵衛らも健次郎との再会を喜ぶ。
 ある日、八重が井戸の上で裁縫をしていると、襄がその横を通りかかる。八重の行動に驚きながらも、幾度か言葉を交わしていくうちに、日本人離れした彼女の独創性に心奪われていく。そして、自分の思いを抑えられなくなった襄は、八重にプロポーズする。(番組HPより)
襄さんが日本に帰ってきました。
木戸さん宅で、これまでの展開での国禁を犯したはずなのに?との謎が
一気に解けました(笑)横浜で入国の際に見せた旅切手・・・岩倉さんの名が
あり、何だろうとちょい調べしてみたら、旅券(パスポート)だそうです。
オープニングは映像が全体的に変わって、新しい時代になるんだなぁと
予感させてくてる雰囲気になっていました。

みねちゃんが、大きくなって登場。時の流れの速さも感じます。
速いと言えば・・・
聖書を教える学校を創る目的で帰国した襄さんが、八重さんに近づくのが
速かった(笑)大阪では断わられたけれど、京都では・・・仏教の聖地ですから
普通に考えれば、無理だと思いますけど、大阪と張り合いで許可されたような
感じなのが好いですね~理由として納得できるのが面白い(笑)
ここで、伴侶の話になるのがちょっと強引っぽかったけれど、
襄さんが三年東を向いていろと言えば、向いている女性はご免だとの
セリフはうらさんを思い出しますよね~覚馬さんはどう思っっていたのか、
気にもさせてくれます。
京都で学校となれば、覚馬さんに頼ることになり、自然と八重さんと
知りあうことになるのですが、初めてあった時、川崎八重と名乗る
八重さん・・・だから、山本家に居候になる時初めて覚馬さんの妹だと
知るのですね。井戸のエピソードはホントらしい・・・
その八重さん、覚馬さんから理由も明かされずキリスト教を学ぶことに
なりますが、日本では宗教の取り扱い(笑)については敏感になりますから
ドラマでの扱いも慎重になるところですが、戦争で負った心の傷を癒すことは
出来ないまでも、乗り越える力に一役買う物として捉えてあるようなので
心配はしなくてもいいかもしれませんね。
速いと言えばもう一つ・・・国政の動き。
その後の山川家と、佐川様が登場。健次郎さんの帰国シーンに
国内での騒乱などが一気に集約されてました。嘗て会津を攻めたであろう
人たちの乱を会津の者が押さえることになるとは・・・まだ、不安定な世では
あるけれど、会津の方々の頑張り様が解ります。

覚馬さんが襄さんとの昔の関わりを思い出すシーン・・・観たのは4か月ほど
前の事なのに、とっても昔の様・・・尚之助さんを観たら切なさがこみ上げて
きました。薩摩藩邸の跡地を託そうとするのには因縁を感じて、
過去と繋がってる作りの巧さに感心しました。
八重さんと襄さん、出会って僅かな時間での襄さんのプロポーズ、
まだ尚之助さんを待っている八重さんが、どのように受け入れる事に
なっていくのか、気になりますね♪
第33回                           第35回
上記した旅切手(パスポート)の件ですが、当時は名称が決まっておらず、
旅切手のほか、印章、免状とも称されたそうです。
慶応2年(1866年)に江戸幕府の日本外国事務(外国奉行)が発行したものが
最初で、学業と商業の目的に限り、条約を締結している国への渡航を承認する
もの。ちなみにパスポート(印章)第1号は、パリ万博を目指した曲芸団の者に
発行されたそうです。
ところで、襄さんの旅切符、日付が辛未(しんび)4年7月18日・・・ってことは
新暦で明治4年6月?(辛未4年って書き方あり?)・・・安中藩とありましたね~
廃藩置県が同年7月14日・・・微妙な時期に発行されたのですね(笑)

この記事へのコメント

  • 涼子

    ひらで~娘娘さま&チーム娘娘の皆様

    ご無沙汰です。ちょっと涼しくなって嬉しいです。
    出張している間に『八重の桜』はboy meets girl (ジョー&八重)そしてその回のうちにプロポーズ!展開、早っ!山川健太郎さんも帰国して、ますます素敵に?しかし勝地君は『あまちゃん』で笑うしかないチャラ男役をやっていたのでびっくりでした。最初誰だか分らなかったくらいですが、涼やかな目元(名前は涼でしたね←涼子なので親しみがわきます)の醤油系イケメンの、勝地君でした

    『諍い女』も甄嬛は尼寺行き→なのについに果郡王と・・・こっちも展開、早っ!しかしこれでどうなっていくのか、ますますわからなくなりました。果郡王にはあんまり興味なかったですが、『少年楊家将』に出ていた人だったんですね(ちょっと興味がわいた)。新悪の女王・皇后&その手先・安陵容もさらに過激に?何だか華妃が懐かしくなるこの頃です。

    私の今回の出張先は、江戸(東京)でした。江戸城にはおもてなし武将隊はいないんですね?(聞いたことがないです・・・いやそれ目当てに行ったんじゃないですけど!)でも東京晴空塔(スカイツリー)に初めて行ってきました。高所恐怖症のくせに・・・ただ夜だったので夜景がきれいで、天望回廊(地上450m)でも思ったほど怖くなかったです(東京タワーの方が鉄骨が見えるので怖かったかも)。ヒカリエにも行きたかった(ショッピングではなく、当然こんみん人形目当て)けど、行けずに残念・・・。

    週末のたびに出張等で、映画はちっとも見れません。ちょっと前にWOWOWでKAMIYUMIを見ました。2011年に韓国で年間No.1ヒットを記録した歴史アクション大作・・・らしいのですが、う~~ん。私にはアクションだけではだめなのかも(求、イケメン)。
    2013年08月29日 09:32
  • ひらで~

    涼娘娘さん♪
    お帰りなさい。江戸出張、ご苦労様でした。
    楽しく過ごされたようでなによりです。
    この夏は暑さに負けて、仕事以外は
    家から出るのが億劫になっていたので、
    映画すら観に行くのも控えていましたから
    暑い江戸に行くこともなく・・・
    これからの季節は好いですね~♪

    勝地君は何をやらせても巧いので、
    チャラ男くんでも素敵です(^^)
    ・・・「あまちゃん」観てないけど、
    そう思います(笑)

    甄嬛の浮き沈みも速いですね~
    ほぼ毎日放送ですから、余計に(笑)
    これから、子どもたちが大きくなる
    はずですから、後継ぎ問題にも
    興味が湧きますね♪

    『KAMIYUMI』私も観ました。
    好い男度は高くないけど、アクション映画
    としては、結構楽しめました♪
    弓を射る姿は好きだったりする(笑)
    2013年08月29日 10:17
  • ちはる

    ひらで~さま、皆様こんにちは。
    雨が降ってから涼しくなりましたね。
    涼しくなったら読みかけの本、柴田錬三郎の三国志を読む気になり、大河ドラマも宮廷の諍い女を見ずに貪って読んでました。三顧の礼まで話が長くて待ち切れないですが読み出すと面白いです。柴錬三国志は孔明が三顧の礼より前からちょこちょこ登場するので嬉しいです♪
    三国志といえば曹操主役のドラマ、『曹操』がDVD化され9月に発売されるらしいですね。新版三国のHPに載ってました。幼少期から官渡の戦いまでらしいですので孔明は登場しませんが。曹操も好きですし曹操陣営の軍師たちが好きので、気になるドラマだったりします。どこかで放送されるといいなぁ。


    大河は襄さんが登場しましたね。登場から八重と出会うまでが早かったですが、いきなりのプロポーズにビックリしました。八重さん尚之助さんのことがありますから、プロポーズどうするのでしょうね。襄さん前向きで明るくて観てて楽しい人です。

    宮廷の諍い女は華妃がいなくなって皇后の天下になってしまい寂しいです。憎たらしいけど華妃もっと観たかったです。なんだかんだで華妃好きでした。尼寺にいるのに果郡王と結ばれる甄嬛観てて則天武后を思い出しました。雍正帝より果郡王の方がお似合いだけど大丈夫なのかしら。いろいろ心配です。
    2013年08月29日 13:39
  • ともちゃん

    ひらで~さん、皆さん、残暑厳しいですね!

    ここ2~3日涼しい日が続きましたのでホット一息つくことが出来、喜びも束の間、今週は台風が接近との事皆さんお気をつけください。

    先週は私の好きな尚之助さんと八重さんとの辛くて悲しい別れがあり、中々次を観る気さえなりませんでしたが・・・八重さんの凛として後ろも振り向かず、前を向いて歩く姿に、本当に強い女性だったことに驚かされました。
    八重さんを初め、山川健太郎君もあの時既に留学を終え、日本に帰国して更に学問を続けて行こうとしている姿を見て、合津の人達の「負けたくね~」と言う強い合津魂を見た様な気がしました。

    八重さんの着物にブーツと言う姿は何処で学んだのでしょうか?
    まさか 「坂本龍馬」さんから教わったのではないですよね!

    又~八重さんの前に新しい男性が現れ、キリスト教の宣教師の 「新島襄」さん、登場したのも束の間、直ぐに八重さんにプロポーズ!!早すぎ!
     
    八重さん、もう少し、尚之助さんが立ち上がるまで待ってて頂けませんか?
    2013年08月29日 16:26
  • ひらで~

    ちはるさん♪
    こんにちは(^^)朝晩は涼しさを
    通り越し、寒いくらいの日があるように
    なってきました。それでも日中は暑いので
    体調には気をつけてくださいね♪

    柴田版、「三国志」ですか~渋そうですね。
    こちらは、吉川版を新潮文庫で読んでます。
    文体の歯切れが好いですし、文字が大きめで
    (ここ、大事です)とても読みやすいです。
    劉備がいい男なので、イメージは長野剛さんの
    画のままで読んでます(笑)
    吉川版が終わったら、柴田版に挑んで
    みようかしら♪

    襄さんは、当時には稀な新しい感覚の
    持ち主として存在してたのでしょうね。
    そんな彼に八重さんが魅かれるのも
    時間の問題でしょうね。尚之助さんの
    ことは、観ている側にも納得するように
    描かれて欲しいですね。

    華妃~♪今思えば、可愛い人でしたよね。
    私も尼寺で則天武后を思い出しました(笑)
    悪女になっていく姿も見てみたい気が
    する・・・もう、先が読めないので
    勝手に想像です(笑)
    2013年08月30日 11:38
  • ひらで~

    ともちゃんさん♪
    こんにちは(^0^)
    朝晩は涼しい(寒い時もある)ので、
    過ごしやすくなりましたが
    台風接近で、熱風が吹いてます(^^;)

    明治も7年が過ぎて、会津の方々の
    頑張りが目を出してきたみたいですね♪
    山川家は皆大物になるので、楽しみです。
    来週は新撰組の斎藤さんのその後が
    解る様なので、それも楽しみ♪
    あとは殿ですね~
    孫娘が皇室に嫁ぐことも描かれる
    のでしょうか・・・

    八重さんのブーツ・・・そうか~
    竜馬さんに!そうだったら、凄いなぁ。
    襄さんのプロポーズ、どうなりますか
    楽しみですけど、気がかりは尚之助さん
    ですね・・・尚之助さんを愛する八重さんを
    そのまま全てを受け止めてくれる襄さんで
    あって欲しいなぁ。
    2013年08月30日 11:49

この記事へのトラックバック