項羽と劉邦 King's War☆第20話 晨曦の想い

一起做番大事
第20話 晨曦の想い
章邯の戦勝報告が宮殿に届き、趙高は口では褒めたたえるが、章邯が戦地で兵士たちに信頼されていると知ると彼の祝賀会を中止にすると言い出す。その後、胡亥のもとに向かった趙高は先帝から夢で告げられたと言って胡亥の外出を禁じてしまう。また、章邯を監視するために司馬欣と董翳を戦地に送るが、章邯に会った董翳は彼こそが秦の希望だと考える。そのころ、章邯は勢力を伸ばす項梁の一族に目を向けようとしていた。
胡亥くん、ほとんど監禁状態・・・
項羽の強さは人間じゃないかも・・・
劉季たちはまだまだ雑魚扱い(^^)
結婚早々、愛する旦那さまと引き離されたような晨曦の想い、
届いているとは思うけど・・・

以下ネタばれしてます、ご注意を・・・ 
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咸陽。
御史大夫(副丞相)や郎中令、校尉らを処刑しようとしている
趙高のもとに章将軍勝利の報告が届き・・・減刑に。と、言っても、
死刑は変わらないのだけど(ーー;)死刑にもいろんな方法があるらしい。

咸陽后宮の晨曦は章将軍を讃える祝賀の宴会に出席する為に
おめかし中・・・結婚してから半年は経っているらしく、長く会っていない
彼女は章邯が手柄を立てれば早く帰ってくるのでは、と期待を抱いている
のですが・・・趙高は、勝利により戦士たちの章邯への信頼感や評価が
高まっているのを聞いて、不機嫌になり宴は中止に・・・皇帝の勅による
宴であったのにも関わらず。
宴を前に用意万端の胡亥くん・・・突然白髪発見!抜かずに
そのままにしておこうなどと、女官たちと話しているところへ趙高が謁見。
先帝が皇帝の枕元に文(ふみ)を置いた夢を観たと告げますと・・・
あら不思議(笑)でてきた文には“朕”の一文字。
意味が解らん胡亥くんに、朕とは陛下のこと、朕とは万物の吉兆ですから、
高貴なもの、高貴ななものは人目に触れてはなりません、これからは
人目に触れぬよう奥にとどまり先帝のように不老不死の術を探すのですと
趙高。まだ21歳だから、不老不死の術など必要ないと胡亥くんが反論しますと
白髪があったとか、と趙高。それを聞いてドキっとする胡亥くんに、白髪は
大病の兆しと脅し、これは陛下が一人でいる時にだけ現れる仙人だけが
治すことができるのです・・・と、いうことで陛下のお体を考えて宴は
やめにしましょう、と趙高に言いくるめられしまいますが、宴を中止したいが
為にここまで考える趙高・・・やっぱり凄いわ(呆れてます)
宴を中止した代わりに(?)趙高は章邯の元へ補佐の名目で、司馬欣と
董翳(とうえい)を送ります。

章邯軍営本陣。
皇帝の命でやって来たという二人に、洛陽付近への出撃を命令・・・
いきなり命令するとは、厳しいというか人使い粗いわね~

項梁軍営。
章邯の軍を脱走した英布の名が項梁の耳に届いており、接し方を
考えあぐねていると、項羽が進み出て500の兵を連れて出陣。
手際良く本陣を襲撃し、あっという間に英布の前に馬で乗り込んだ
項羽。すぐさま引き返し、英布を誘き寄せると、一対一の戦いを約束。
翌朝・・・仕切り直した二人の戦い・・・人間離れした戦いです
}結果は項羽勝利・・・ですが、英布に手応えを感じた項羽は英布を
傷つけることなく、項軍に降り、共に大事を成そう!(一起做番大事)と
言い残し去っていきます。
男から見たら、さぞやカッコよく見えることでしょうねぇ。

一方、劉季軍は飢えを凌ぐための戦いを秦軍相手に展開中。
いくつかの組に分けて、ちょっとずつ勝利を収めているようです。

章邯軍営。
董翳から漢中はなから制圧したものの、各地で蜂起したもの
勝手に王を名乗るものが多い現状の報告を受ける章邯ですが、
多くは自滅するであろうから、手出しをせず待ち、勢力を伸ばして
いる所、たとえば楚の項梁は警戒すべきだと分析。
ところで章邯の本陣は定陶(ていくん)というところにあるらしい・・・
北京と武漢の丁度中間あたり。少し南下すると項梁たちが
いるはず(間違ってたら、ごめんね)
セリフだけだと、地名は解りづらいですよね(^^)人名だけじゃなくて
地名も字幕も出してほしいわ。とりあえず、中国地図を見つけて
みました→ 中国地図・定陶 
・・・そんなところに、食料庫が襲われたとの報告が・・・襲った者は
劉という盗賊のような部隊。逃げたというので、気にしません(笑)。
・・・ふと見ると、寝ている司馬欣(^^;)どうもこの地の水が合わず
具合が悪いので休みたいとのこと。少々呆れ気味の章邯。
そんな不甲斐ない司馬欣を責める董翳に自分たちがここに来た
目的は、趙高の為に章邯の罪を見つけることだと水を差しますが
戦場に出て初めて実情を知った董翳は章邯に心を寄せている様子。
秦を救えるのは章邯しかいないとまで言いますが、
家族の命は趙高に握られている、好き勝手はできないと宥める司馬欣。
それでも納得がいかない董翳・・・若さでしょうかね~気持ちは
解りますが(^^;)司馬欣はそうも言いながら、別のことを考えて
いるのではないかと思うのだけど・・・弱腰に見えても
以前に項梁を見逃している方ですからね。

咸陽で寂しく待つ晨曦は、勝っても負けてもただただ会いたい・・・と
想いの丈を記した手紙を夫・章邯にしたためますが、
趙高からの疑いをかけられぬように、返事は書かず達者にしていると
伝言を部下に託します。そんな章邯の姿に見かねた部下は、章邯が
置かれた立場を案じ、朝廷への不満を打ち明けると、
兵士は私のために戦い、私のために命をかけるのではない、
我らは秦国のために戦い、秦国のため命をかけている、
武人は政(まつりごと)に口を出すものではない!と一喝。
本心なのかは別として(笑)、カッコいセリフでした♪
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