皇帝とブランコの出会いで気付かぬうちに急接近。
その前に、梅園で出会っているのですがお互いに
顔を見てませんから、皇帝は女官から聞いた詩を頼りに
探した余氏が巧く取り入って寵愛を受けることに。彼女の存在の裏に
そんな理由があったとは二人とも知る由もなく・・・
嫉妬うず巻く後宮とは離れた場所で出会い、山奥でひっそりと咲くような
甄嬛に、奥ゆかしさとか触ると折れてしまいそうな雰囲気や
文学や音楽で自分と共感できるセンスを感じて心魅かれたのか
皇帝はのめり込むように、甄嬛を寵愛するようになり、
ついに・・・♪甄嬛にとっては、いきなり床入りするより、
顔や人柄を知ってからのことですから、こちらも愛情が湧くというもの。
皇帝である前に夫として愛そうとする甄嬛が可愛いと
思ってしまうのも無理はないですよね。
でも、15、6歳の女の子が30も年上の男性と・・・って今の感覚で
みると、とんでもないことですけど(笑)
ブランコとかもまだ楽しい年頃なんでしょうね・・・甄嬛の背中を
楽しそうに押す皇帝、まだ曹操がダブってしまい妙な感覚です(笑)
妙な感覚と言えば、もう一つ・・・湯泉宮のシーン(第8話)。
前漢の成帝の話題が出てきました・・・「クイーンズ長安、後宮の乱」の
お話です♪この浴場も物騒なシーンで出てました(たしか・・・)ので
妙でした.ね~(笑)
甄嬛が寵愛されると、されない方は恨みも出てくるわけで、
中でも自業自得で転落も早かった余氏の恨み方が凄かった。
呪いの人形への当たり様・・・ここまで正直だと面白いわ(笑)
登場人物が出そろった感じで、これから各自の本性が出てくるのですね。
華妃の行動はまだまだ序の口でしょうが、身近にいる安陵容の性格も
この世界でどのように変わっていくかも気になります。
今回気になった詩(うた)は第9話で甄嬛が琴で奏でる「湘妃怨」。
湘妃とは湘江の川の神で、古代中国の伝説で語られる女性で堯の娘、
娥皇(がこう)というらしい・・・妹の女英とともに舜の妻となったが
舜がなくなると、江湘の川で入水自殺、
その後、湘君(湘江の川の神)となったと伝えられる。
“怨”は情念、愛についての深い思いを現す。
作者は宋時代の曹勋
湘妃怨これを聞いて雍正帝が口ずさんだのが白居易の詩。
雨瀟瀟兮洞庭 雨 洞庭に落ち
烟霏霏兮黄陵 煙 黄陵を覆う
望夫君兮不来 訪れぬ夫を待ち
波渺渺而難升 気は沈むばかり
听弹湘妃怨玉軫=玉の琴柱(ことじ) 瑟瑟=風が寂しく吹く様(ですが、瑟=大琴の意もあるらしい)
玉軫朱弦瑟瑟徽 (琴の音は物悲しく)
呉娃徵調奏湘妃 (呉の麗人は湘妃の心を奏でる)
分明曲里愁云雨 曲に暗雲立ち込める
似道蕭蕭郎不帰 良人帰らぬと訴えるように
訳はドラマの日本語訳ですが、
( )内は私のいい加減な意訳ですので、違ってたらごめん!
しかし、こんな曲を弾いているところに来るなんて、
タイミングが良いというか、こんなの聴かされたら
愛しさ倍増ですね♪四朗(すーらん)♪とか呼ばれて嬉しそうだし・・・
四爺(すーぃえ)じゃないのね。
それに対して甄嬛は嬛嬛(ほぁんほぁん)なんだけど、
(わんわん)って聞える~可愛過ぎ~♪
第1話~第5話


あらすじ(BSフジHPより)
第6回 その名は果郡王
歌にたけ官女子から答応へと位を上げた余氏は、寵愛を盾に我が物顔で振る舞っていたがあまりの横暴さゆえ、見かねた皇太后より謹慎を言い渡される。そんな中、皇后が気を利かせ、まだ声のかからない安答応が初めて夜伽の相手に選ばれるが、緊張しすぎた安答応は、雍正帝から指一本触れられず宮へと送り返されてしまう。少しずつ回復に向かう甄嬛はある日、御花園のぶらんこで簫を吹いていると、果郡王と名乗る男に出会った。5日後の同じ時刻同じ場所で落ち合うことを約束するのだが…。
第7回 御花園の導き
果郡王との約束の日、御花園を訪れる甄嬛だったが、大雨のためか果郡王は訪れず甄嬛は内心失望する。一方、皇太后に呼ばれた後、急いで御花園に向かう雍正帝だったが、すでに甄嬛の姿はなく、その後、風邪をこじらせ寝込んでしまう。数日後、再び御花園を訪れた甄嬛だったが、そこへ余氏が現れ、位よりも寵愛を得る者が尊いのだと甄嬛を侮辱するのだった。すると果郡王と名乗っていた男が現れ、余氏を諌める。甄嬛はその男が果郡王ではなく雍正帝だったことを初めて知るのだが…。
第8回 床入りの日
雍正帝に見初められた甄嬛は湯泉宮での沐浴を賜り、ついに床入りを迎えた。だが同じ夜 華妃は恨めしそうに夜空を見上げ、仲の良い沈眉荘さえも眠れぬ夜を過ごすのだった。
湯泉宮から戻った甄嬛に雍正帝から椒房の祝いが届く。華妃以来の特別待遇に、今までぞんざいに甄嬛を扱っていた周囲の態度は一変、麗嬪の元で仕えると言い去っていった太監まで再度、甄嬛に仕えたいと申し出る。忠義心を何よりも大切にする甄嬛は申し出を断るが、麗嬪の恨みを買い、何より華妃の嫉妬心を燃やしてしまうのだった。
第9回 四郎と嬛嬛
寵愛を独占するあまり側室たちから嫉妬を買ってしまった甄嬛は、雍正帝に他の側室の元にも赴いてほしいと訴える。一方、華妃は後宮の管理を学ぶことを許された沈貴人を翊坤宮に呼び、明かりが少ない中、帳簿を写すよう命じる。ようやく解放された沈貴人だったが、翊坤宮にほど近い池に立ち寄った際、何者かに池へ突き落とされてしまう。沈貴人は一命を取り留めるも華妃の仕業だと確信し、甄嬛の前で復讐を誓うのだった。
第10回 成りすましの末路
甄嬛は日ごとに眠気と倦怠感に襲われていた。不審に思った甄嬛が温侍医を呼ぶと、甄嬛のために煎じられていた薬の成分が増やされており、犯人は新しく碎玉軒に遣わされた余氏の元宮女だった。雍正帝は余氏を冷宮送りとするが、雍正帝が情けをかけることを恐れた甄嬛は、自分が大晦日の夜に倚梅園で願掛けしたことを伝える。余氏の嘘を知った雍正帝は即座に余氏に自害を申し渡すが、余氏はなかなか聞き入れようとしない。悪あがきを続ける余氏の元を安陵容が訪れ…。
この記事へのコメント
ともちゃん
「ジャクギ」続きで楽しみに観ておりましたが、段々、「ジャクギ」というより「後宮~」の内容と似通ってきましたね、
この先、どの様な展開になるのか今の所想像がつきませんが、観続けたいと思っています。
話は変わりますが、映画「墨攻」を先日TVで放送されていましたが、ひらで~さんご覧になられましたか?
私も前以ては知りませんでしたが、録画だけしまして昨日観ましたところ、日韓中台 の4カ国合作映画で出演者の顔ぶれが私でも知っている役者さんが4人くらい?
出演していました、主人公は アンデイラブ、なんと「ジャクギ」の四皇子(名前が分かりません)、そして韓国の俳優さんで、不確かですが、(大統領のピアノに出ていた渋い俳優さん、そしてもう一人見覚えのある韓国の俳優、さん(ごめんなさい!お顔は知っていても名前が出てきませんでした)他に未だ有名な俳優さんが出ていたと思いますが・・・・・・
アンデイラヴさんは有名な俳優さんでしたから録画しておきましたが、内容は孫子と似ていて「戦いは何も良いことを齎さず、民を苦しめるだけだ」と最後は敵国の将軍にも自分の教えを説き、終に敵の大軍10万を撤退させた。
長いドラマですともっと詳しく描いてくれていますので内容が良く解りますが、映画ですと3時間~4時間位ですのでどうしても理解できない部分がありますね、
これから観たいと思っておりますドラマは来週日曜日9時にNHKで始まる イ、ビョンフン監督の {馬医}が楽しみです。
ちはる
あっという間に余氏も退場になりましたね。意外とあっさりと退場してしまうので次は誰が虐めるのか気になったりします。先が読めないので楽しみだったりしますが、17皇子の果郡王がどう関わるのか気になります。
ブランコのシーン良かったですね。できればイケメン皇帝だったら、もう少しトキメキがあったのになぁと思ったりしました(笑)まぁ曹操さんでも少しはキュンとしましたが(笑)
甄嬛は可愛くて聡明で甘え上手ですよね。皇帝に寵愛されるのも分かる気がします。
BSで韓国ドラマ『トキメキ成均館…』が始まり録画容量を気にしながら観ています。まだ始まったばかりですが面白いですね。もうすぐ『封神演義』が終わってしまうので寂しいですが、『トキメキ…』を観て楽しもうと思います。『封神演義』の続き放送してほしいですが、DVD発売したばかりじゃ無理ですかね。レンタル屋さんにあったので借りようかしら。
ひらで~
こんばんは
諍い女たち、エスカレートしていく様が
面白いですね。これからも楽しみです。
『墨攻』は公開時に映画館で観ました。
原作も読んでいましたし、アンディも
アン・ソンギ(大統領の方)も大好きで
期待してました。欲張り過ぎなところも
あったので、解り辛くなっていたような
気がしました。感想は過去記事にUPして
ありますので、お時間があれば覗いて
やってください♪
ページ左側の“映画・ドラマINDEX”の
は行で探していただけると、すぐに
行けると思います。
「馬医」も面白そうですね・・・だけど
溜まった録画も多くなってきてるので
どうなる事やら(^^;)
ひらで~
こんばんは
余氏の退場は早かった・・・やっぱり
育ちの差が出た感じかな(^^:)
そのあとの華妃への逆襲(笑)のネタに
されるとは思ってもみなかったこと
でしょうね~観ているこちらも
そう来るとは思わなかったです(笑)
17皇子の果郡王、若い♪いくらなんでも
皇帝が名乗るのには差がありすぎじゃ
ないかしらねぇ(笑)
康熙帝には24人の皇子がいますから
粛清された皇子のほか、もっと出てきても
よさそうですけど・・・「ジャクギ」は
皇女が不思議と皆無でしたから、
いいのかな(笑)
『トキメキ成均館…』私も録画容量が
危険かも(^^;)頑張って観ようと
思ってますが・・・
「封神演義」、続けての放送は
さすがになかったですね(^^;)
韓ドラになってしまった・・・
これでゆっくり観れるかな(笑)
涼子
「封神演義」がもうすぐ終わってしまう~(T_T)姜子牙さまの雄姿がお名残り惜しいです。しかも続編の放送は・・・やっぱり無理だったか(たーとーとーを見てみたかった)。でも「諍い女」があるので寂しさが紛れそうです。登場人物が多いですが、その分いろいろな力関係、駆け引きが見れますね(あとステキな♂がいればなあと、やっぱり思ってしまう)。
「トキメキ成均館…」やってるんですね。いいですよ~~まさに『青春』っていう感覚を味わえます(「広報室」に通じるものがあります)。目の保養にも最適です。「馬医」はどうかなと思ったけど、善徳女王の女優さんが出るようなので、やっぱり見ようかと思っています。
ともちゃん
昨日はいよいよ果郡王の登場で初めて甄嬛と会話するシーンがありましたね、果郡王の端正な顔立ちに、この人とのラブの始まりなら素敵なドラマになりそうな感じに期待をもたせてくれました。
ふと、「ジャクギ」の時の十三皇子を想像しました。
お酒と、笛や歌を愛し、自由人であった皇子・・・
この二人と、雍正帝の愛の駆け引きが非常に楽しみになってきました。
ひらで~さん、「墨攻」は2007年に既に公開上映されていた映画だったのですね、
教えて頂いたインデックスで、ひらで~さんの感想と説明と、皆さんのコメントを読ませていただきました。
皆さんの的確なコメントにびっくりしました。
これからもインデックスの方も開けさせて観させていただきます。教えて戴き有難う御座いました。
ひらで~
おはようございます
「封神演義」今朝が最終回?
あっという間でしたね~って、
観てないのに言うのもなんですが(笑)
CMカットしてDVDに移してありますので
これからゆっくりと楽しみたいと
思います♪
「諍い女」は、そうですね~
ただの意地悪合戦だけじゃ
陰湿なだけで面白くないし
観ていても嫌な気分になるだけ
なので、知的な駆け引きが
観たいですね~
素敵な♂たちは、どうでしょう~
全ては皇帝の女ですからねぇ・・・
もったない気もするが(笑)
目の保養、大事です♪
ひらで~
おはようございます
若い殿方があまり出てこないので
果郡王への期待は高まりますね♪
十三皇子(怡親王)もこのドラマに
出てきてもよさそうですけどね~
「墨攻」の記事、読んでいただたようで
嬉しいです。
だいぶ前のことですから
自分で読み返しすと、笑ってしまうほど
妙なことも書いてます(笑)
他の記事も読んで下さると
幸いです♪