宮廷の諍い女☆第16話~第20話

情不知所起 一往而深
やりたい放題の華妃・・・沈眉荘を陥れることはできたけれど、
皇帝の甄嬛への寵愛は変わらずで・・・怒りは収まらず、
直接攻撃開始・・・とはいえ、露骨にするわけにもいかない(でも、
みえみえですが)ので、使える者はなんでも使うのが彼女のやり方。
弱点を利用するのも忘れません(^^;)
今回使われちゃったのが、温宜公主。1歳のお誕生日を迎えて
可愛い盛りなのにね・・・皇帝が可愛がっているので、
手元に置けば、気にして通ってくれるだろうし、曹貴人の人質として
意のままに操りやすいし、何かあれば問題にしやすい・・・
下手すれば命にもかかわることを平気でやっておりますが、
娘を利用された曹貴人の鬱憤がどちらに向かうか
心配というか楽しみというか・・・楽しみって・・・次第に、
観ている方も慣れてきてしまう感じで嫌ねぇ(^^;)
子どもの次はお兄ちゃん、使いますか~?外側からも攻撃ですね。

甄嬛の仕返しも、段々と手が込んできました・・・これも
華妃の指導のお陰(笑)
でも、この二人の諍いは宮廷では周知みたいですから
自分の立場をはっきりさせている者以外は
結果を見極めることも保身には欠かせないのでしょうね~
いずれ、この争いを利用する者も出てくるだろうと
思ってましたが、華妃への恨みだけで生きてるような端妃が
そろそろ動きだし、今後の展開が気になる。
気になるといえば、浣碧・・・一時はどうなるかと思ったけど、
これで収まるのかしらね。妹ってことは本人も知ってたのね・・・
それじゃ、妬みが生じても仕方なかったかな。

それから・・・
果郡王との接触頻度が高くなって、内容(?)も濃くなってますね。
今のところ、甄嬛のガードは鉄壁ですけど、皇帝と語るのとは
違った雰囲気で、果郡王の気を引くのも時間の問題かな。
そしてもう一つ・・・蓮と杜若の香りって?
このドラマ、香り、匂いも大事なアイテム(?)なのですが、
どんな匂いなのか解らないのがあって、寂しいわ・・・
皇后のように人工的な匂いは嫌いって、お香を遠ざける
自然志向な方もいらっしゃいますし、華妃はそのお香で気を静めますし
浣碧の裏切りを確信する為に甄嬛は香粉を利用するなど
至るところに匂っているはずですが、画面越しですから
想像するしかないのですよね(^^;)蜜合香って・・・何?
歓宣香、百和香・・・どんな香り?お香も種類がいっぱい!
名前だけじゃ、イメージもできないわね(笑)
蓮も杜若も、今現在では咲いてないし・・・来年まで覚えてるかしらね(笑)
   後記:蓮はこれからが盛りでした。でも池の中ですから、嗅げるかしら?
まぁ、匂いは諦めるとして・・・お花も、いろんな種類が出てくるので、
それだけで楽しめて充分かな♪でも造花っぽいのもあるけど(笑)
夕顔って、青いのもあるの?ピンクとかはありそうだね。

さて、今回の気になる詩は第19話で、沈眉荘との密会の帰りに甄嬛が
果郡王の乗る船に逃げ込み、二人の会話の中で出てきた『牡丹亭』の一節。
情不知所起  情はいずこより起こる
一往而深    一往に深く
生者可以死  生ける者 死を恐れず
死亦可生    死しても心に蘇る
『牡丹亭』は明の湯顕祖(とうけんそ)作の昆劇だそうで、
夢で出会い契った二人が、現実の世では片割れが亡くなってしまうのですが、
その死さえも乗り越えて添い遂げる・・・大雑把に言うとそんな内容・・・
違ったら、ごめんなさい、詳しくは調べてね♪・・・生死をも愛は乗り越える、
ファンタジーではありますが、この一節が好きだという果郡王、なんだか
亡くなった想い人がいるのか、それともこの世では添い遂げられない
想い人がいるのか、そんなことを思わせてくれます♪
第11話~第15話                      第21話~第25話
あらすじ(BSフジHPより)
第16回 過ぎゆく海棠(かいどう)の季節
沈眉荘が冷遇され華妃が勢力を盛り返す中でも、雍正帝は変わらず甄嬛を寵愛しており、華妃は歯がゆい思いを抱いていた。ある日、甄嬛は眉荘から安陵容を支えるようにとの手紙を受け取る。眉荘の助けがない今、味方は陵容のみと痛感した甄嬛は、陵容が雍正帝に見初められるべく、散歩中の雍正帝が陵容の歌声を聞くように策を練る。ほどなくして陵容は寵愛を得て常在に昇格するが、甄嬛は複雑な気持ちを抱く。そして甄嬛の侍女である浣碧も家柄の悪い陵容が寵愛を得たことに嫉妬する。
第17回 及時雨(きゅうじう)登場
中元節の夜、酒に弱い甄嬛は酔いざましのために宴を抜け出し、桐花台にある夕顔に見入る。そこへ果郡王が現れ2人は夕顔について語り合う。宴に戻ると、温宜公主が乳を吐いたという知らせが入り、雍正帝は侍医へ治療を命じた。数日後、回復に向かっていた公主が、くわい餅を食べて再度乳を吐く。くわい餅に混入した木薯粉が原因だと分かり、華妃は何者かが木薯粉を故意に混入させたと訴える。そして調査の結果、浣碧だけが木薯粉を御膳房に取りに行っていることが判明し、木薯粉を混入させたのは中元節の夜、散歩に出ていた甄嬛だという疑いが浮上する。※解説…“及時雨”とは「水滸伝」の登場人物 宋江の渾号(あだ名)で、“恵みの雨”という意味。宋江が困っている人々に救いの手を差し伸べることから、“及時雨”と呼ばれるようになった。
第18回 妹の裏切り
西北の乱を年羹堯が平定したため、雍正帝は華妃を後宮指南役に戻そうと検討するが、甄嬛の助言で持ち越しと決定する。一方、最近浣碧の言動が度を過ぎると感じていた甄嬛は、朝食を食べに来た雍正帝の気を引こうとする様子を見て、浣碧の裏切りを確信する。浣碧が曹貴人と繋がっていると読んだ甄嬛は、ある夜お忍びで謹慎中の沈眉荘を訪ねると浣碧に言い残して出かける。そして案の定、眉荘のいる閑月閣に華妃が現れるのだった…。
第19回 切り絵に籠めた想い
閑月閣に乗り込んできた華妃は何者かが勅命に背き沈眉荘に会っていると到着した雍正帝に訴えるが、ちょうど甄嬛が現れたため華妃は軽率だったと雍正帝に謝罪する。こうして華妃の後宮指南役復帰は遠のくのだった。その後、甄嬛は沈眉荘に会い、必ず助けると約束する。帰り道に偶然、果郡王に出会った甄嬛は、巡回に見つからぬよう小舟に同乗し、果郡王が大切にしていた袋の中身を見てしまう。寝殿に戻った甄嬛は浣碧に対し姉としての思いを伝える。心を動かされた浣碧は二度と裏切らないと誓うのだった。
第20回 西北からの逆風
ある日、雍正帝は甄嬛へ高価な蜀錦で作らせた履物を送る。雍正帝に大切にされる日々を送っていた甄嬛だったが、西北の乱で勝利した年羹堯が都に凱旋してから状況は一変する。参内した年羹堯は完全におごっており華妃は肝を冷やすが、まだ年羹堯の力を必要とする雍正帝はこれを容認し、後宮でも華妃の元ばかりを訪れるようになるのだった。ある晩、甄嬛と安陵容が談笑していると、翊坤宮の周寧海が訪れ、陛下が安に歌を歌うよう命じていると伝える。甄嬛は安に付き添い、翊坤宮に向かうのだが…。

情不知所起 一往而深。
生而不可与死 死可以生。
生而不可與死 死而不可復生者 皆非情之至也。
夢中之情 何必非真?天下豈少夢中之人耶!
必因薦枕而成親,待掛冠而為密者,皆形骸之論也。

この記事へのコメント

  • 涼子

    ひー娘娘さま&チーム娘娘の皆様

    あまりの暑さでバテていたのと・・・実は「土佐(高知)」に出張しちょったぜよ(怪しい土佐弁・・・)、それでご無沙汰してしまいましたm(__)m。家に帰ったら夫にまず言われたのは「『諍い女』(たまっていた録画)を見よう!」でした・・・。ジャクギ(るぉしー)の時と言い、何でうちは夫がハマっていくかな~?というわけで、好みの男の少ない新ドラシーズンを早くもほぼ見限り、『諍い女』の録画鑑賞にいそしんでいます。夫のせいで、いやおかげで追いつきました。ますます憎たらしい華妃(でも綺麗)&兄(蹴っ飛ばしたい)、そして不気味さを増す安陵容ですね~(屈折するのもわかる気がしますが)。淳常在がお茶目でかわいいです。

    おかげで項羽と劉邦がまだ見れていません。二人が出会ったというのに~(T_T) 趙高のしもべの崇信は法正だったんですね(「三国志同窓会」は盛会ですね)。八重と馬医は「土佐」で見ました。八重は相変わらず悲惨な戦で悲しいのですが「自慢の娘」と認められたのはよかったですよね。

    姜子牙サマ放送終了以降♂運?がなかったのですが・・・土佐でちょっといいことがありました。そこには「土佐おもてなし勤王党」という方々がいるのですが(HPを見てください)、偶然生ステージを見れたのです(注・私はお仕事の出張でした!ただ駅前を通った時に偶然ショーの時間だったのです)。いや~なかなか素敵で、特に龍馬様(公式HPではザンバラ髪ですが、暑いからかちゃんと?アップにしていました。そのほうが素敵)がイケてました。「名古屋おもてなし武将隊」より好みかも(ひょっとして、ち~娘娘さんは名古屋でしたでしょうか・・・そうだったらこめんなさい)。いや~古装って本当にいいですね(普通のイケメンが、3割増で素敵に見える気がする)
    2013年07月18日 09:04
  • ひらで~

    涼子さん♪
    出張、ご苦労様でした。
    お疲れのところ、コメントをいただいて
    ありがたい限りです。
    「諍い女」鑑賞で、少しはお疲れも
    回復したのでは?(^^)
    好い旦那さまですね♪
    ウチは趣味が全く異なるので、
    TVは別々にしてあります(笑)ので、
    何を観ているのか知らないと思います。
    ・・・「空飛ぶ広報室」は飛行機好き
    なので、観てたみたいですけど。

    土佐では、素敵な体験をなさって
    来たようですね♪
    おもてなし隊、いろんなところに
    ありますが、土佐はレベルが高いのね。
    他と比べる程、観たことないですが、
    ショーもあるのは少ないのでは?
    上田城にもいますが、一緒に写真を
    録るぐらいですからね(^^;)
    古装・・・3割どころか7割は
    いってるんじゃないかな?(笑)
    殆ど別人です♪
    2013年07月18日 12:08
  • ともちゃん

    ひらで~さん、皆さん、こんにちは。

    余りにも早く梅雨明けてしまいましたが、夏本番はこれからなんですね、夏休みもいよいよ始まり、お子さんのいらっしゃる方には大変忙しい毎日が続きそうですね(
    嘗て経験してきましたので・・・・)
    「諍い女たち」も
    19話でひらで~さんもご指摘のようにUPされた「詩」の内容が非常にこれからの「シンケイ」と「果郡王」との恋の運命を暗示させるような一節ですね、そして既に「果郡王」が大切に持っていたシンケイの切り絵の想いの袋がどの様な運命を二人に齎らせられるのか・・・・
    今の所ではシンケイの心の中には陛下への想いが強く果郡王の気持ちは届いて無いようですが・・・・・
    兄の(ネンコウギョ)の力を得て益々後宮での権力を振るう華妃一派とシンケイを味方する皇后一派との争い女たちの戦いはどうなっていくのでしょうか?
    2013年07月19日 16:52
  • ちはる

    ひらで~さま、皆様こんにちは。
    暑いせいか録画してもなかなか観る気になれず、録画ドラマが溜まっていきます。容量が心配になりやっと観る気になりました。

    『項羽と劉邦』も今クールの日本ドラマなかなか観れません。ひらで~さまは夏ドラマ何かご覧になってますか?唯一大河だけは毎回きちんと観てます。来週は鶴ヶ城開城ですね。大好きだったおとっつぁまが死んでしまうようなので残念です。

    『宮廷の諍い女』はまとめて観ました。浣碧が曹貴人と繋がっていると知ってからの甄嬛の行動は観ていて面白かったです。浣碧が繋がっていることが分かっただけではなく華妃を懲らしめてしまうのは痛快でした。

    今は華妃の兄、年羹堯の勢いにやられっぱなしで苦々しく思いながら観ています。甄嬛も耐えてるのだから私も耐えねば…

    おもてなし隊いろんな地域にあるのですね。名古屋のおもてなし隊は名古屋城にいるんでしたっけ?会ったことないです(笑)どこの街も地域活性化にゆるキャラやおもてなし隊でお客さんの呼び込みするんでしょうね。
    2013年07月20日 16:31
  • ひらで~

    ともちゃんさん♪
    こんにちは(^^)
    夏休みはまだなのです・・・長野県の
    夏休みは来週あたりから、旧盆明けぐらい
    までという、短さなのです。娘たち、
    全国ニュースで夏休みの話題を観て
    怒ってました(笑)

    果郡王との接触が増えて、今後の
    二人の心の接近が気になりますね♪
    華妃のいじめや横行もお兄ちゃん頼みで
    エスカレート・・・皇帝の我慢の限界が
    いつになるやら、こちらも
    気になります(笑)
    2013年07月20日 17:00
  • ひらで~

    ちはるさん♪
    こんにちは(^^)
    録画はちょっと気を抜くとすぐに
    容量がいっぱいになりますね(^^;)

    日本ドラマ、私も今クールは観てないです。
    録画ドラマや映画で、それどころじゃない
    感じですけど(笑)
    「項羽と劉邦」ちゃんと観てはいますが
    感想が遅れがち(^^;)
    やっぱり「三国」の時とは、気の入り方が
    違います(笑)張良が出てきて、面白く
    なっては来てますが、どんどん悲惨な
    話になっていくような・・・

    「八重の桜」はやっと開城。
    戦後処理もとっとと済ませて、八重さんの
    洋装が早く観たいものです♪

    おもてなし隊・・・地元ですとあまり
    気にしないものですよね(笑)
    ゆるキャラも多くて、なにがなんだか?
    です(^^;)ちなみに、長野県代表の
    ゆるキャラはアルクマです♪詳しくは
    こちら→http://arukuma.jp/about/
    2013年07月20日 17:17

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