王子としての生き方を辛い思い出の中に学んでいる忠寧大君と
父王の姿を目の当たりに強き王を目指す世子の違いとは・・・。大人となった世子や王子たち・・・子ども時代のイメージは
消さないといけないですね(笑)
世子は別人?って感じでしたが、そのうち慣れるかな(^^;)
その世子さん、勇ましいところをみせたかと思えば、
上王(太宗の兄)の愛妾にちょっかい出しております・・・
忠寧大君は、政治的な関心を持ってなならぬと、
王子としての振る舞い方をしようと思っても、市井に向かえば
聞きたくなくても問題が見えてしまうので、おかしいなと思う心が即、
政治的な関心とされてしまうのです。怒りを覚えても、
子ども時代に学んだことから、ヘタに動けば誰かが命を
失うことになると解っているので、行動は慎重にならざるを得なくて・・・
そうと解っていても、酒場である倭人にであったことで、
大きな問題に巻き込まれる・・・といようり、
首を突っ込む事になるのですが・・・
ここでも高麗王朝復活を目論む者が、面白いように絡んで来て
話をややこしくしてくれるし、腹違いの王子・敬寧君が登場するは
強気な世子さんは明国を挑発しちゃうし、身分制度の号牌法が
施行されたりと、内外共に、話がどんどん大きくなっていきます。
このあたり、整理が大変ですが(^^;)
世子と忠寧大君の違いは解るような気がしました。
世子さんは野性的で大胆な性格と言えば聞こえはよく、
強気な姿勢は志を高くもち、強き国を夢見る若者たちの心を
引きつけてましたが、強引なところが災いしてしまうのですね。
反対に、相手をよく知ることで自分の動きが見えてくるとの考えの
忠寧大君は相手を理解しようとするので、距離が縮まり
どんどん、人を引き付けて・・・酒場で拾ったような(笑)ユン・フェは
かなり使えそうですし、成均館の儒生たちの心も掴み、
明の勅使ファン・オムまで味方(?)にしてしまった感じ・・・
彼の過去から探り当てた彼の秘密を武器に、みたいなところが
あって、この秘密というのが、そんなのあり?って少々びっくり・・・
う~ん、一応は感動的な話なんでしょうけどね~まぁ、いいか(笑)
しかし、この人余計なひと言を太宗に残してくれました・・・
チャン・ヨンシルとハン・ダヨンの二人のこれからも気になるなぁ。
明の高圧的な態度に怒る成均館の儒生たちの太平館での座り込み、
現代なら大学生が・・・ということなのでしょうね。
ちなみに、このころ日本は足利義満の時代が終わり、
足利幕府が揺らぎ始めた頃です。違いが解ると面白いかも。
第1話~第5話

一気に10話分です・・・どこで区切ればいいのか迷った~(笑)
第6話 康寧浦襲撃事件
数年後―。忠寧大君はイ・スのもとで学問を学んでいた。 ある日、康寧浦(カンニョンポ)の港が倭寇に襲撃される。その制圧のため王妃の弟のミン・ムヒュルが任命されるが、血気盛んに成長した世子も制圧に参加する。世子の登場に戸惑うミン・ムヒュルだが、共に戦い倭寇を撃退する。
民の熱狂的な歓迎を浴びながら、世子は兵士を引き連れてミン・ムヒュルと共には宮殿に帰還するのだが...。
第7話 世子と王子の違い
太宗は世子が制圧に参加したことに対し立腹するが、無罪放免となる。 一方、忠寧大君は戦勝の様子を冷めた目で見ているユン・フェに気付き、康寧浦へ赴く。そこで倭寇に襲われて失った物品を補填するために役人が民から財産を奪っていた事実を知るが、かつてチャンウォンを拷問で失ったことを思い出し事実を伝えることが出来ずに酒に逃げる。 イ・スに戒められ、妻が懐妊したことを聞いた忠寧大君は、世子のもとに向かう。
第8話 チェ・ヘサン拉致事件
世子は忠寧大君を相手にせず、即位を狙っているのではないかと怪しむ発言をする。ある日、軍器監少監チェ・ヘサンが拉致されてしまい、忠寧大君は軍事情報を盗むためではないかと主張するが、世子と叔父に証拠不十分として拒否される。 忠寧大君はオク・ファンを訪ねチェ・ヘサンが役人の恰好をした倭人によって拉致されたことを突き止めるが、結局、世子の手柄として倭人は捕えられる。
第9話 世子の政策
太宗は倭人を送り返し、民を管理するための号牌(ホペ)法の施行しようとする。世子は軍事強化のため、火筒軍を作りたいと申し出るが、太宗はそれを却下する。太宗と世子は国政でも揉ハ・リュンは引退を示唆される。一方、忠寧大君は世子の力を借りて持ち出し禁止の倭国に関する書物を借り、資料作りに励む。
第10話 号牌法施行
世子は定宗の愛人を誘い、密会が危うく太宗に見つかりそうになるが世子妃のお蔭で無事、難を逃れる。号牌法が施行され、民は衣類の色によって識別されるようになるが、民の反発は激しく、ファン・ヒも民をこのように統制すべきではないと訴える。そんな中、何の連絡もなしに勅使ファン・オムがやって来る。ファン・オムは宴で、倭国を倒すため軍と馬を出すよう要請する。
第11話 世子の座り込み
世子はファン・オムからの申し出に反発して彼を罵倒してしまう。一方、明は、朝鮮と倭が密通をしているのではないかと怪しみ、両国の関係は悪化する。世子は朝鮮を敵国と見なすという明からの警告に抗議し、成均館の儒生たちと共に太平館前で演説を行う。 明との友好関係を望む太宗は世子を幽閉するが、ファン・オムは世子を人質として差し出すよう要求する。忠寧大君は太宗に、世子を人質にするべきだと主張する。
第12話 民心を捉えた太宗
太平館で抗議を続ける儒生たちに民も加わり事態はさらに拡大するが、太宗は自らその場所に赴き、未熟な王のために苦労をさせることを詫びる。儒生と民はその姿に驚き太宗の前でひれ伏すのだった。忠寧大君は内偵がいるのではと明と通じている者を探し出そうとするがその後、ほとんどの家臣が明と関係を持っていたことを知り、その者を集めて弱国ですまないと謝罪をする。
第13話 成均館弾圧
太宗は儒生たちが再び反発したため、ファン・ヒに命じ武力で鎮圧する。王族と重臣たちによる会議が開かれ、定宗は世子を人質にするよう主張をするが、孝寧大君に続き敬寧君も自ら人質になると申し出る。一方、元敬王后は世子を守るために明の勅使ファン・オムを殺害しようと計画を練る。そんな中、忠寧大君はユン・フェと共にファン・オムのことを調べ始まる。
第14話 暗殺阻止
ユン・フェはハン尚宮の怪しい態度を察し、ファン・オムの毒殺計画を阻止する。高麗復興勢力はファン・オムの殺害が実行されなかったことを知り、早々に武力を行使しようと計画を急ぐのだった。太宗は世子の幽閉を解き、国のために人質になるよう世子を説得する。重臣たちの間では次の世子は誰が適任かと議論が始まるが...。
第15話 勅使ファンの秘密
高麗復興勢力は太平館を襲撃するがハン・ヨンノの裏切りによってすぐに鎮圧する。ファン・オムが行方不明になり太宗は怒りを露わにするが、実は忠寧大君は騒動の最中にファン・オムを連れ出してファン・オムの妹と再会させる。翌日、忠寧大君の説得に心を打たれたファン・オムは世子を人質にしないことを朝鮮側に了承するのだった。
この記事へのコメント
ともちゃん
「大王世宗」ひらで~さんの説明にて嘗て観たドラマの気億がうっすらと蘇ってきたと同時に勝手なことですが私が2011年5月に韓国を初めて旅行しました(冬ソナツアー、チャングム、景福宮、昌徳宮、水原華城、巡りをしました時の事を思い出しまして改めて朝鮮王朝時代の世界文化遺産の多さと、偉大な功績(日時計、水時計、暦、そしてハングル文字他)を発明した テワンセジョン大王の銅像がとても立派だったことを思い出しました。
やはり幼少の頃より父王の権力だけを誇示し、民や親子の情、など考えたことも無い王と違い、人情味のある忠寧大君、そして偉大な聖君になる為の教えを説いた良き指導者にも恵まれて成長していったのでしょうね。
ひらで~
おはようございます
韓国には行かれていたのですね♪
ドラマの舞台を巡るツアーでしたか、
それは楽しいですよね。
実物や遺構を見るだけで、
ドラマや映画への想いも深まり
見方も違ってくると思います。
私もいつか・・・♪
父王も、乱世を終わらせてくれたと
思えば世宗にとってはありがたい存在
だったと思います。世宗の頑張りは
多くの血が流れたことへの
罪滅ぼしかもしれませんね。
と
ひらで~さんの説明を読ませて頂いてるうち、私の記憶があやふやだった事を知りました。
此処へのコメントする前に、前以てもう少し確かなコメントをすればよかったのですが・・・・時間がなくて・・・
ひらで~さん、教えて下さい。
私の記憶では現在の父王(太宗)と母(?)皇后との間には3人の世子(忠寧太君、孝寧太君、敬寧君、)だったと思いますが・・・(間違っているでしょうか?)
この中の誰が次の世子になったのですか?
この中の一人は(孝寧太君)?は仏門に入り僧となったと記憶しておりますが、・・・
本当に御免なさい。
この様な不確かな記憶でコメントしてしまい申し訳有りませんでした。
ひらで~
世子というのは皇太子のようなもので、
世子以外の息子は王子と呼んでいるようです。
太宗の息子は5人いて、皇后との間には
4人、上から順に譲寧大君(廃世子)孝寧大君
忠寧大君(世宗)、誠寧大君(14歳で早世)。
側室・孝嬪金氏との間に敬寧君( 忠寧大君の
兄)。譲寧大君に代わって世子となるのが
忠寧大君で、このドラマの主人公です♪
名前が似ていて、誰が誰なのやら
迷いますよね(^^;)
臣下の名前など、いまだに覚えられなくて、
セリフで出てくるだけだと誰?って(笑)
ともちゃん
お忙しいところ初歩の質問に答えて頂きまして有難うございました。
このドラマを観ましたのが数年経っており、その後も一度も観ておりませんでしたので、太宗の息子が5人もいたのですね、
その中のどの息子が後の偉大な「大王世宗」になったのかをすっかり忘れておりました。
ひらで~さんの記事の途中でお邪魔をしてしまい申し訳ありませんでした。
引き続き「大王世宗」のUP記事を楽しみにお待ちしておりますので宜しくお願いします。
ひらで~
このドラマ、長い上に登場人物も多く
記憶との勝負みたいな感じもします(笑)
現在、60話・・・世宗が朝鮮独自の暦を
作ろうと頑張っているところです。
まだ、先も長いので今からまたご覧に
なってはいかがですか?
感想、気長に待ってやってくださいね。
放送終了までには追い付きたいとは
思ってますが(笑)
ともちゃん
現在、BS11でPM1時~再放送で「大王世宗」放送されていたので是非観たいと思っておりましたが、タイミング悪く、他の録画と重なってしまいましたので此方の方を諦めました。
「大王世宗」の後、同じ様な朝鮮王朝あの時代のドラマが色々放送されていまして、「龍の涙」も長編でしたし、その後の、「非道で名の知れた「燕山君」など・・・・・
当時、色々観ておりましたので混乱してます。
ゆっくりで結構ですので、ひらで~さんの感想記事をよろしくお願いします。
ひらで~
返事が遅くなり、すみません!!
録画が重なって?もしかして・・・
「ペク・ドンス」ですか?
こちらは二重録画で観てます♪
「大王世宗」では世宗を助ける ユン・フェ
演じるイ・ウォンジョンが「ペク~」では
悪役を演じているので、その差が楽しく
並行して観てます♪
こちらは観終わったら感想をUPしたいと
思ってます。
ともちゃんさんは、たくさんの韓国歴史
ドラマをご覧になっているのですね。
私はまだ数本なので、よくわかってません。
ガイド本を購入して、読みながらドラマを
観てます(笑)
ともちゃん
ひらで~さんのおっしゃる通り録画が重なっていたのは「ペク・ドンス」です。
このドラマも毎日ですので忙しいですね、
ひらで~さんの所では二重録画が出来るのですね、
良いですね、私のところは機器が古いので出来ないです。
その為、前日に録画したものを翌日観ないと溜まってしまいますので「諍い~」と「ペク・ドンス」は毎日観ております。
「ペク・ドンス」は初めの方は「イ・サン」の護衛官だった朝鮮一の剣術士の生涯を描いたドラマで興味を持って観て降りましたが内容的にはもう少し詳しく濃い内容で有ればと思いましたが・・・・・
素敵だな!と思って観ていますのは、名前がどうしても出てきませんが、以前「大王四神記」の時、主人公のヨン様の子役時代を演じた役者さんが今、「ペクドンス」の相手役に出演してますが、とても素敵な 「目」をしていて
すっかり虜になりました。
次の彼の出るドラマが楽しみになりました。
ひらで~
こんにちは(^^)
「ペ・ドンス」終わってしまいましたね。
我が家では幸いなことに二重録画できますので
欲張って(笑)観てました。
原作が漫画ですので、物語より見栄えの方が
重視されていたのかもしれませんね。
そのあたりが物足りなかったのかも。
私としては、オジサマたちの恋と剣の
バトルが楽しくて、前半は引き込まれて
観ていました♪後半はあっさりで
物足りなかったですけど(^^;)
主人公のライバル、ヨ・ウンを演じた
ユ・スンホくん、どこかで見たなって
思ってましたが・・・「大王四神記」
だったのですね~情報、ありがとう
ございました♪お陰でスッキリしました
感想、UPしましたので、よろしければ
覗いてやってください♪