第6話 呉の名将誕生眉妃さん、これまで闔閭の寵愛を受けるために
眉妃と皿妃を処刑した孫武は、一家で羅浮山に向かおうとするが、夫差の一行に連れ戻される。
孫武は呉王闔閭に対し、王妃2人の殺害について、自分が殺したのは王妃ではなく隊長だった、と殺害の正当性を主張する。
実は闔閭は事前に孫武の兵法を読み、その内容に大いに感服していた。王妃2人を殺されたことに不満はあったものの、今後の天下制覇には孫武の能力が欠かせないと考えていた。大将軍に抜てきしたい旨を伝えると、孫武も快諾した。
大将軍就任の褒美として、屋敷や侍女・下僕のほかに、漪羅が下賜された。闔閭は孫武に、漪羅を若夫人としてめとるよう命じる。闔閭は、姉の眉妃を殺されて孫武を恨む漪羅を、孫武がうまく御せないようならば、国を治める手腕も当然ないはずと考えて、あえて漪羅を嫁がせたのだった。
漪羅は嫁いだその晩に、敵意をむき出しにして孫武を殺そうとする。孫武の妻 帛女がその場を収めたが、漪羅は出奔してしまう。
さんざん苦労したのに、こんなに簡単に亡くなってしまうとは・・・
イラ(漪羅)の怒りはもっともです。
いくら規律を正すため、天下制覇のためとはいえ、これを許す闔閭も
何を考えているのか、表に出さないので不気味。
イラは褒美に、孫武にあげちゃうし・・・完全に女は物扱いですね。
彼女も孫武に嫁ぐことは敵討をするために望んでいたかのように
思えたのですが、いざとなるとそう簡単にはできないようで・・・
肝の座った正妻・帛女にも敵わないし・・・どうするのかと思ったら
家出?・・・そういう形で物語を引っ張るのか・・・。
第7話 用間の計刀鍛冶の名工・干将(かんしょう)って、胡散臭い感じがするが(笑)
王の命で孫武の第二夫人となった漪羅だったが、孫武を殺すことに失敗し出奔する。漪羅はある山の中へ刀鍛冶の名工 干将を尋ね、弟子となる。
そのころ、呉を悩ませていたのは先王の子、慶忌の存在だった。慶忌は楚との交戦中に父が闔閭に殺されたことを知り、軍を引き連れたまま楚に寝返っていた。呉王の座を奪い返すため反撃を狙う慶忌に対し、闔閭は弟 夫概に3万の軍勢を与え、戦いを挑む。しかし勇猛の士として知られる慶忌に夫概は苦戦。これに対し孫武は次の一手として“用間の計”を用いることを進言する。慶忌ひとりを暗殺し、慶忌軍をそっくり奪おうと言うのだ。この任を背負う勇士として、孫武は酒坊の主人で自分たちの世話係でもある要離を推薦する。
王に接見した要離は、慶忌に自分を信用させるため、自分の右腕を切り、さらには妻の楽女を殺してほしいと願い出る。王はその願いを聞き届け、町の人々の前で刑が行われるのだった。
伝説の剣をつくる人なんですよね。ここではイラの師匠に
なるのですね・・・復讐するための剣をつくるなんて、切ないなぁ。
一方、呉では闔閭の甥にあたる慶忌の存在が憂いとなっており・・・
かなり手こずる中、漸く孫武が名乗りを挙げることに・・・
言うまで待っている闔閭って、やっぱり何を考えているのか解らない(笑)
孫武の策とは“用間の計”・・・いわゆるスパイ活動のことらしいですが
ここでは、暗殺者を送り込むって事のようで・・・近づいて殺すって訳ですね。
“用間の計”というより、“苦肉の計”のような気もするが・・・
それには相手に信用されなければなりませんから人選が重要なのですが
孫武が選んだのは、自分が世話になっていた酒屋の主人。
選んだ訳を聞けば、そうか、って思いますが、信用されるために
そこまでやるか?って・・・また女が簡単に犠牲になってます(ーー;)
第8話 慶忌の策略自分の夫が、いくら国のためとはいえ、恩ある人を犠牲にするなんて
、楽女が殺されたこと、要離の腕が斬られたことに夫孫武が関与していたことを知り、夫を激しくなじる。これに対し孫武は6万人の兵士とその家族を守るための戦略だと説く。
孫武は刀鍛冶の干将のもとに身を寄せている漪羅に会いにいく。剣を突き刺されても微動だにしない孫武に漪羅は一瞬心折れるが、姑蘇に帰る途中で馬車を降り逃亡する。
要離は慶忌の軍隊に身を寄せるが、なかなか暗殺を実行できず苦戦する。そこに申包胥という楚の大将軍が閲兵に来る。慶忌は楚の昭王の姉である霊樾姫との結婚を申し出る。
霊樾姫を母のように慕って育った昭王はこの申し出を断固拒否。しかし霊樾姫が、楚国の平和のために慶忌に嫁ぐと訴えると、泣く泣くこれを承諾した。
知ったら、普通なら人間性を疑いますよね。孫武ももう少し、哀しむとか
見せればいいのに・・・感情を出さない人なんだろうか。そんな折でも
イラのことは気になるのね(^^;)まぁ、王からのご褒美だからね。
干将のもとへ赴く道中で、干将の妻莫耶(ばくや)が炉に身を投じて
つくられたという巨闕剣(きょけつけん)の事を話しますが、いろんな話
混ざっているような感じす(笑)
干将のもとへ孫武が訪ねたところ、炉の温度を高めるためにイラが
身を投じようとしている最中・・・これにはびっくりです。
孫武を見たイラは剣を刺しますが、されるがままの孫武を死に至らすことを
ためらってしまうのね・・・孫武の心の大きさに敵わないと思ったのかな?
嫁と言うより、反抗期の娘を持つ父親みたいな孫武ですね。
で、また逃げちゃうのね~まぁ、偶然にも逃げようと声をかけた
船頭さんが季札さんとは・・・出来過ぎだ(笑)一方、慶忌は楚の昭王の姉である霊樾(れいえつ)姫を
娶りたいと申し出ますが、楚の大将軍・申包胥(しんほうしょ)が後押し
する理由が今一つ理解できないのです(^^;)そこまでして、慶忌軍を
取り込んでおかないと危ないのか、楚は?それとも、それだけの価値が
慶忌にあると申包胥は考えていたのかな?申包胥って伍子胥とは
かつて仲良しさんだった人なんですね。
それにしても・・・霊樾姫、太地喜和子にそっくり・・・
若い人知らんかな?(笑)
第9話 二人の勇士慶忌、何気にカッコいいなぁ~闔閭に父を殺されたのだから、
鍾離で要離と接触した孫武は、火事の混乱のさなかに慶忌を殺害するよう指示。要離は指示どおりに慶忌の軍営に火を放ち、宝剣を慶忌の腹に突き刺した。しかし慶忌は要離のことを勇士と称賛し、呉に護送するよう配下の兵に申し渡す。そんな慶忌の姿に感銘を受け、己の行為を恥じた要離は、孫武の前で自害する。
裏で手を引いていたのが孫武だと悟った楚の将軍 申包胥は、すぐさま孫武と田狄を捕縛した。孫武の兵法書を愛読し、その賢明さを評価している申包胥は、孫武に楚への帰順を促す。しかし、闔閭に忠誠を誓う孫武に固辞され、2人は決闘を行うことに。大怪我を負った孫武は霊樾姫に助けられる。
慶忌と結婚するはずだった霊樾は、封地である鍾離にとどまっていた。そして孫武の命を助けた者には封地を与えると布告する。その布告を鐘楼の上で聞いていた者こそ、平民に扮した季札と漪羅であった。漪羅の復讐心を消し去りたい季札は、ある所へ行こうと漪羅に提案する。
大義はあるのですよね。自分を殺しに来た要離に対して、
「要離は真の勇士である、二人の勇士を一度に失ってはならぬ」と
生きて返すように命じるあたり、国のために生きていたのですよね。
でも、要離はこれで己の愚かさを悟ることになり、孫武が「慶忌は王位を
奪おうとしている」との慰めの言葉に「王位を奪ったのは闔閭だ」と
言い返すあたりは、そうだよなぁ~、孫武、仕える相手間違えた?って
思ってしまったほど。
そんなことを思っていたら、孫武、網で楚に囚われてしまった・・・かなり
トホホな孫武ですが、捕まっても恐れた様子は微塵も見せず、
オレ様状態でいるのが凄い(笑)剣を見て孫武と解かった申包胥も凄い。
そのあとの展開も凄い・・・お互い武将としての意地なんでしょうが
タイマンはって、お互い死にそうになってるし~
そんな孫武を嫁に来たのに旦那が亡くなってしまった霊樾姫が助ける
って、どういうことなんだ?しかも孫武を助ける医者が季札さまとイラって?
第10話 孫武の裏切りイラにとっては楚は家族との思い出が詰まったところ。
楚の霊樾姫の出した「孫武を助けた者には封地を与える」というお触れに応じたのは、季札と彼の弟子となった漪羅だった。孫武は相変わらず意識不明の状態が続いている。季札は名医扁鵲から譲り受けたという処方せんに基づき、孫武を治療する。すると死んだように眠っていた孫武の体がわずかに動きだした。それが回復の兆しであると判断した季札と漪羅は、城と爵位を与えるという霊樾の申し出を辞し、旅立っていく。
そのころ呉では、闔閭の重臣 伯嚭が、霊樾の行宮で療養中の孫武は、すでに呉を裏切り楚に寝返ったと闔閭に報告していた。それを聞き激怒した夫差は、直ちに孫武の妻子を捕らえるべきだと主張。しかし伍子胥は、忠義に厚い孫武が呉に背くわけがないと訴え、孫武救出のため自分を楚に行かせてほしいと闔閭に進言する。すると闔閭は伍子胥ではなく、弟の夫概にその任務を与えた。
尹囊瓦が直接の敵とはいえ、霊樾姫も楚の姫ですから
快くは思えないだろし、そこで敵と思う孫武を介抱するなんて、
良くできたお話ですが・・・傷ついて無垢な状態の男には
女は弱いのよね~ここの葛藤は解るな。
呉では、孫武が帰ってこない!と大騒ぎですが、情報ないの?
夫差は相変わらず、殺せ!一点張りで、孫武の奥さんにまで
手を出すなんて、どこまで単細胞なんだ?行く末が予想できるよう
つくられたキャラクターの様です。そんなところが以外にも最近
可愛く思えてきた(笑)お陰で、横のチーホン@夫概が素敵に見える♪
元気になった孫武は、霊樾姫に言寄られてるし・・・
かなりのモテ度です♪霊樾姫も国のためとのことでしょうが、
そんなことしているうちに、孫武に簡単に逃げられてしまって、
それはそれで可哀そうだったな。
第1話~第5話


孫子≪兵法≫大伝☆キャスト
戦いシーンより、孫武が女性といるシーンの方が多いような
気がするのは、気のせい?
この記事へのコメント
ともちゃん
「ジャクギ」も終わり、新しく始まった 二人の王女と、既に始まっていました 孫子の兵法、とどちらを観よう思った末、前から観たいと思い録画を撮っておりました孫子が溜まってしまいましたので、昨日から一気に孫子を9話迄観始めました。
「孫子の兵法」とは学生の頃教わった記憶がありますが全く覚えておりません。(不勉強のため・・・・)
ドラマの中では孫子で無く、孫武と呼ばれておりましたね、その意味も教えてください。
その孫武を演じてる顔に見覚えがありますが、かってTVで放送されていました レッドクリフの敵方の大将の 曹ショウ(漢字を忘れました)を演じてた役者さんですよね、あの時は憎らしくもありましたが今回の孫武ではとても落ち付いた威厳のある風貌で素敵に感じました。
昨日観た9話では楚の将軍、申包(?)と孫武がお互いに引かず、対に決闘となり二人とも刺され血を流して倒れてしまった所まで見ました。
今日その続きを見ます。
初めのナレーションに流れる音楽がこのドラマとミスマッチだと思いましたが・・ひらで~さんはどのように思われますか?
「孫子の兵法」とは、どのような物かをこれから楽しみに観て行きたいと思いますので解らないところは又
是非、ひらで~さんに解釈して頂きたくよろしくお願いします。
ひらで~
9話、一気観とは、凄いですね。
でも、続けて観るのは楽しいですね。
孫子・・・兵法書の名である「孫子」と
言うのが、まず一つあって、
一般に“子”は男性の尊称だそうです。
主に思想家につけるらしく、先生みたいな
意味があるらしいです。孫先生、って感じ。
孔子や老子も同じで、論語だったら、
「子(し)曰く・・・」で、「孔先生が
・・・と、言いました」になるのかな。
ドラマではまだ先生じゃなくて、家臣です
から、孫武なんでしょうね。
このドラマ、時代が古くて私も
解らない事だらけです(笑)ので、
解らないこと、がんばって調べます♪
「レッドクリフ」ご覧になってましたか。
そう、あの曹操が孫武なんですよ♪
で、その時の劉備が闔閭なんです、
ややこしいですね~(笑)
そのうち人物紹介もUPしますね。
音楽、オープニングもエンディングも
なんだか暗いですよね・・・
でも、観るときは大体、飛ばしてしまうので
気にしてないですが(笑)
ともちゃん
お早う御座います。今朝は昨日と違い私の所(千葉)は肌寒い位で、気温の変化に戸惑っていますが、ひらで~さんの所は雪が降ったと聴いてますが、如何ですか?
孫子・・・とは兵法書の名前だったのですね、
ひらで~さんの説明で良く解りました。有難う御座いました。
昨日(10話)は名医の李礼とイラの介抱で孫武が一命を取り留めたものの楚の姫の魂胆もあってしばし、楚の屋敷に囚われの身となってしまうが、その後、いとも簡単に楚から脱出出来てしまう所が不思義・・・
イラ姫も以前のように姉の仇と孫武を殺すことばかり考えていましたが、処どころで観る孫武の優しさに気持ちが変わってきましたね、
このドラマを観ていますと、とても単純なストーリーで、所々で笑いが出ましたし、「レッドクリフ」の様な壮大なスケールの戦争史劇ではないですね、
じっくりと落ち着いて、「孫子の兵法」の戦わずして勝利を導く為の戦い方を是非、勉強させて頂きたいと思っています。
涼子
るぉしーが終わって何をコメすればいいのか一瞬途方にくれました?が、チーム大熊猫は不滅です!でも実は忙しくて「二人の王女」が見れていない (T_T)。確かに、明玉が則天武后だ~(かわいすぎるんじゃない?)。「孫子≪兵法≫大伝」(人物が混乱する&好みの♂がいない)と、ひらで~さんに言われて何だっけそれ?と一瞬思ってしまった「大王世宗」(だいおうせそう、と読んだため。テワンセジョン、なら分かる)は、キム・ヨンチョルが「王女の男」の嫌な王様だった&好みの♂がいない、ので後回し中。NHKの「太陽を抱く月」は見ているのですが、実は(私には)あまり面白くない(好みの♂という意味では←視聴基準は全部これか? 少年時代の子役たちの方が良かった)。悪友が「屋根部屋のプリンス」が面白いから!と誘惑してくるので、興味がわいているところ。
皆様が先に進もうと、実はまだまだ「ルー@こんみん」のMY秘蔵映像を毎日眺めている私(廃人とでも何とでも言って下さい。秘蔵画像集 from ひらで~さんの游游三国、を昨日一部サイズアップしたら惚れ直してしまい、九人の美しき皇子たちがフッ飛びました)。そうそう、ひらで~さん。九人の皇子のもとは「九王奪嫡」で、1、2、3、4、8、9、10、13、14皇子、の9人だそうですが(2、というおバカ皇太子がいましたね)。1、3って?「美しくない爺(いぇ)」は不要ですよね(え?)。
ちはるさんの言うように、確かに中国ドラマのOPとEDの映像のネタバレっぷりには驚きます。まあ、大陸の方式?に慣れるしかないでしょうか。このサイトは私より「お姉さま」の方がいてくださって嬉しいです。ドラマにはまってドキドキわくわくするのは、アンチエイジングにとてもいいそうです。皆様よろしくお願いします。
ひらで~
今日は寒かったですね~
昨日が嘘みたい・・・
雪は大丈夫です、ここはね。
山は降っているかも。
ドラマは、展開が意外です(笑)
確かに、簡単に脱出してましたね~
部下のデンテキさんが
なかなかの活躍でした♪
現代の考え方では理解し難いところも
かなりあって、私もなんでそうなる?と
笑ってしまうところがあります。
残酷なことを平気でやってる
孫武って?って感じです(笑)
でも、この時代にや兵法に興味を
持つことでドラマも楽しめますね♪
ひらで~
「二人の女王」・・・私もまだ
1話しか観てない(^^;)
「大王世宗」・・・テワンセジョンなら
解るって、さすがですね~
私は昨日、そう読むのだと初めて
知りました。きっかけは
韓国歴史ドラマのガイド本(笑)
子役が韓国ドラマは好いですよね~
「大王世宗」も子役が好い!!
「太陽を~」はDVDに溜めこんで
いずれまとめて観ようかと・・・
「屋根プリ」は面白いです!!
旦那も嵌って観てますよ~
ご悪友の誘いにまんまと乗ってください♪
プリンス繋がりで(笑)
9人の皇子たち、1が入ってたか・・・
でも5もドラマにはいたよね(笑)
そうそう、美しいと言えば
おススメがひとつ♪
るぉしーを演じた劉詩詩も出演している
「四人の義賊 一枝梅(いーじめい)」が
カッコ良くて面白いですよ♪
りーこんこんが悪役だったりするの(笑)