安得与君相決絶 免教生死作相思るぉしーの死の知らせを読んで、避けておいた
しーすーいぇ(十四爺)からの手紙を探すすーいぇ(四爺)
封を開けるとそこには確かにるおぉしーからの手紙が・・・
そこにはるぉしーの四爺へのこれまでの想いと、
憎まれているのではという悲しさがしたためられていました。
彼女に会わせろ!と泣きながらしーさんいぇ(十三爺)に頼む姿が
痛々しい・・・そして、遺品を一つ一つ手にしながら
思い出に涙する姿には、一緒に泣きました。
どれも二人だけにしか解らないないものばかり・・・
誰も入る余地のない思い出です。
どれだけ、るぉしーの四爺に対する想いが深かったか・・・
そう思うと、愛する人には亡くなった後の姿を見せたくないと
荼毘に付すことを願ったのは、
自分が自由になりたいとの想いもあっただろうけど
すーいぇがいつまでも自分の死に囚われず
早く忘れてほしいとの願いの方が強かったのかもしれない・・・
そして、自分がこの兄弟たちの諍いを引き起こした原因なら
自分の死でその諍いを収めたいと思っていたのでしょうね。
十三爺はるぉしーの遺言の請負人のような役を
引き受けることになってしまったけれど
それは彼女の想いを一番理解できている十三爺と
彼女との関係を考えるととても自然なことで彼も
納得していたのでは・・・。しーすーいぇ(十四爺)は遺骨を四爺に渡すことになってしまうのが
可哀そうだったけれど、彼女の死がきっかけとなって、
実母の愛を一身に受けていた十四爺への妬みが四爺にあったことを
曝け出したことで、後のこの兄弟の関係を少しでも好い方向へ
導いてくれたと思えば、救われますね。ぱーいぇ(八爺)も、るぉしーに対しては四爺も敗北者だと、また挑発か?と
思わせるような言葉を四爺に浴びせますが、それはるぉしーを失って
政務に支障を来たすような状態の四爺に、それでも皇帝として
やっていかねばならないのだぞと、奮い立たせるためのこと・・・
るぉしーがこんな姿の皇帝を見たら哀しむだろうとの、八爺の思いやり、
るぉしーもそれに応えるがごとくの贈り物を残して逝ったのでは・・・と
思うと、一度は心を通わせただけはあったな・・・と八爺の悲劇の
結末も救われる感じがします。ちゅーいぇ(九爺)は、後悔と罪悪感を心に植え付けることで
玉壇を九爺の心に留めることとなり、その状態で命を絶つことになった
のですね・・・自分を疎む四爺への憎しみだけを抱いて亡くなるより
自分を愛した女性を思って、亡くなる方が幸せというもの。それが
後悔の念だとしても・・・。
現代から事故の拍子でタイムスリップしたのなら、いつかは帰るのだろうと
思ってはいましたが・・・まさかの夢落ち・・・というわけではありませんでしたね。
どのくらい意識がなかったのかは解りませんが、るぉしーとして生きたはずの
時間は過ぎてなかったようです。元気になって、パソコンで彼らを検索して
その後を知る事になりますが、自分=るぉしーの存在の痕跡がなく
諦めかけていた時に・・・。
最後の最後に、新しいけど、懐かしい出会いが・・・。
これも、ハッピーエンドなのかな?悲しくて無念だけが残るラストではないことは確かですね(^^)
ただ、エンディングは泣けた・・・曲が等你的季節になっていて
映像も別のものになっていて、それを観てたら今までのことを
思い出して・・・。
第34話

ラストに33話で紹介したダライ・ラマの言葉が出ましたね♪
第一最好不相見 如此便可不相恋
一番いいのは出会わないこと、そうすればお互い恋におちることはない
第二最好不相知 如此便可不相思
次に好いのは知ろうとしないこと、そうすればお互い想いをもつことはない
但曾相與便相知 相見何如不見時
別れるならば会わねばよいと言うけれど 出会ったことに後悔はない
安得与君相決絶 免教生死作相思
あなたとの縁を絶ち切れば 会いたいと募る思いで苦しまずに済む
康熙帝のダミアン目当てに、観始めたこのドラマですが、
清朝の華やかさと漢文の奥の広い世界に魅了され
予想のつかない展開に次回が待ち遠しかったくらい
楽しむことができました。観て好かったなぁ~と心から思います。
一緒に楽しんで下さった、皆さま、ありがとうございました。
時間が経てば経つほど、いろんな想いがこみ上げてきて
巧くまとまりませんでした(^^;)そのうち、手をいれるかも(笑)
第35話 そして来世へ
若曦が死亡したとの知らせを受け、十四皇弟の屋敷に駆け付けた雍正帝と怡親王を待っていたのは若曦の位牌と遺骨だけだった。雍正帝は若曦の遺骨を引き取り、巧慧から若曦の思い出の品を受け取る。怡親王も巧慧より手紙を受け取るが、そこには若曦からの最後の頼みが記されてあった。
この記事へのコメント
涼子
(T_T)~~~~~~~~~~~~~~~~~~(泣いているところ)。るぉしーが終わっちゃったよおーーー!現世のラストはともかく、最終回に近くなるほどに悲しい物語でした。でもお話としては本当によくできていて、個々の心理描写が見事でしたね。♂にはこの話は理解できないところが多いのではないかと推測します。「大人女子」向けですね(大人女子でよかった)。現世のラストは「え、それで・・・?」という終わり方でなんでしたが、続編も作られるという噂ですし・・・でもあそこからどうするつもりなのかが想像できない。俳優さんや曲や詩もとっても素晴らしくて、本当に見てよかったです。ひらで~さんを始め、チーム大熊猫るぉしー迷の皆様に、謝謝!(最後の方でステキ・・・と思ったしーすーいぇは、これでドラマ初出演なのね!しかしなぜ全員吹き替えなのか・・・もったいないですよねえ)。
さあそれで今日は「二人の王女」を録画設定したものの・・・そうです、私の恐れる則天武后様登場・・・怖いよお~。ヒロインは則天武后に殺されかけて息を吹き返した太平公主らしいですが、私が以前見た話では、則天武后は皇帝をめぐるライバルである皇后を陥れるために自分の赤ん坊を殺してその罪を皇后に着せ、その皇后を絵にも描けない(今は字にも書けない)残忍な方法で殺すのです・・・思い出すだけで恐ろしい。「二人の王女」はそこがメインではないと思うのですが、やっぱり怖いのかなあ。
このところるぉしー迷だったために、それ以外のことがおろそかになっていたので心を入れ替え、項羽と劉邦一本に絞るべきでしょうか。このシーズンの新ドラにもついていけていないのに、ネットで調べるうちにどんどん中国歴史ドラマにはまる私・・・チーム大熊猫から足を洗う日は遠そう・・・
ひらで~
終わりましたね~
最終回も泣けたけど、
前々回の八爺との別れのシーンが
一番泣いたかな・・・。
初めは辮髪だし、どこまで入り込めるか
解りませんでしたが、ここまで
嵌るとは、自分でもびっくりです。
康熙帝も好いけど、雍正帝も好いね♪
十四爺も素敵でしたね~
私は最後は十三爺かな♪いや、みんな
好かった・・・そう言えば、CMの
ナレーションで9人の皇子達って
言ってたけど、多くない?(笑)
2、3、5を無理して入れてるのか。
続編、観たくないなぁ・・・妄想世界だけの
方がいいような気がするのだけど。
ファン、それぞれの想いを裏切らない
続編は難しいと思うな。
とか、言いながらも放送されたら
絶対観るけど(笑)
「二人の王女」の則天武后って
明玉なのね~「クィーンズ」っぽい
雰囲気がありますね。
高宗役がイマイチだが(笑)
主役は子どもたちですから、べつに
いいのかな。
早く、十三爺、出てこないかな~♪
今度は辮髪じゃないのよね・・・
突厥の皇子みたい・・・うふふ♪
項羽と劉邦一本に絞るなんて、
もったいないですよ~
時間が許す限り(録画容量?)
中国&韓国歴史ドラマに
嵌りまくりましょう!!♪
「大王世宗」も面白いです!!
ちはる
ついに終わってしまいましたね。
二度目の視聴でしたがやっぱり最後の方は観ていて辛くなりました。
このドラマを見始めたときはよくあるラブロマンスで主人公と誰かが結ばれてめでたしかと思ってましたが、史実を織り交ぜながらタイムスリップというファンタジーなお話だけど現実味があるドラマだったような気がします。
それにしてもOPとEDの映像のネタバレっぷりには驚きます。映像を観ながらこのシーンはどこで使われるのかが楽しみでもありましたが、たまに何のシーンか分かってしまうときもあったりで、中国ドラマ観るたびにいつも思うことなんですが、中国の方は気にならないのかなと思いました。
最後の詩は続きがあるんですよね。大好きだった人の想いがいっぱい綴られてて胸が締め付けられました。
ひらで~
終わりましたよ~
二度目でしたら、また違ったものが
見えてくるでしょうね・・・コレは
あそこにつながるとか。
それにしても、よくできたお話でした♪
なにが凄いって、当時の出来事を
現代の女性の目で見せるのですから・・・
書物での知識を頼りに現代では考えられない
習慣とか考え方を手探りで理解していくのが
観ている方と目線が同じなんですよね。
中国と日本とでは、違いもありますが
共感するところも多くて、
解りやすいのも、入り込めた理由かな。
OPとEDね~録画でしたから、殆ど
飛ばしてましたが、ネタばれシーンが
かなり入ってましたね。私も初めて
中国ドラマを観たときに驚きました。
それに懲りて(笑)観ないようには
してましたが・・・中国では普通の
事で、気にしないのかも。
最後の詩の続きは原作のファンの女性
(女の子?)が創作したようです。