物語も終盤になり、一人ひとりの行動から目が離せない状態ですが、
切ないわ、痛いわで、息がつまりそうです。冒頭は気遣うすーいぇに
寄りそうるぉしーの姿に和んだのですが・・・皇帝への不満とか願いを言えないから、るぉしーに言ってるような
気がしますが、それがすーいぇにしてみれば気に入らないのですね。
明慧がちゅーいぇの話を聞いてるぉしーに話をしたのも
るぉしーを苦しめればすーいぇも苦しむだろうということなんでしょうね。
その結果がどうなるかまでは思わなかったのかしらね・・・
明慧との離縁を命じられたぱーいぇは自分から切りだせないで
いたのでしょう・・・自ら離縁を求める明慧姿にの芯の強さと
ぱーいぇへだけに向けられた想いの強さを感じました。
彼女にとってはぱーいぇがすべてだったのですね。
その後の行動は、心が痛くなるけれど、彼女らしい
始末の付け方をしたなと、潔さまで感じました。
彼女の父親の後ろ盾でぱーいぇが力を得たようなところもあるようで、
そのことでぱーいぇも素直に受け入れられなかったのだと思います。
るぉらんの存在にも、苦しんでいたはず・・・そばにいられるだけで
幸せだと思ってしたのでしょうね。ぱーいぇの為を思って離れましたが、
死を共にとさえ思っていた自分にとって全てのぱーいぇがいない世界は
無に等しいと感じての最後だったのでしょうね。
失って初めて自分だけを愛しつづけてくれたと気付くぱーいぇでしたが
その後悔は別の心にも火をつけたようです。
るぉしーは心も体もボロボロ状態にあって、明慧の死と、
しーいぇを助けたい明慧からの懇願に、追い詰められたような感じです・・・
しーさんいぇからもショックな事実をしらされちゃうし、
こうなったら、これで終わりにしたいと思ったのでしょうね、
すべての原因は自分にあったと、すーいぇに告白しますが・・・
正直、告白したところでどうなる?って気もします。
すーいぇを苦しめるだけのような気もするけどな・・・
今回はぱーいぇのセリフに泣かされました・・・その中の一文、
百世修来同船渡 千世修来共枕眠
ドラマでは“同船するのは百年の得 枕を共にするのは千年の縁”と
訳されていたこの言葉が心に残りました。中国に古くからある人の縁についてのことわざのようです。
気なってちょい調べをしましたが、日本には一般的に伝わってないらしく、
最近公開された中国映画「千年の祈り」に出ていたとありました。そこでは
”同じ船に乗り合わせるならば百世もの前世の縁があり
枕を共にして眠るのであれば千世もの縁がある”
と、訳されていました。
人との出会いは、気の遠くなるような確率なのに・・・
夫婦になるなんてそれこそ奇跡なんですよね。
明慧さんほどには到底なれませんが、人との出会い
巡り合いの大切さも考えさせられました。
第31話


あらすじ(番組HPより)
第32話 愛に殉ず
明慧の言葉にショックを受けた若曦は、一命は取り留めたものの流産してしまう。激怒した雍正帝は廉親王に明慧との離縁を命じる。明慧は、子供や屋敷の使用人を救うためにも自分を離縁するよう廉親王に迫るのだった。一方、雍正帝が離縁を命じたことを知った若曦は怡親王と共に八王府に向かうが、廉親王はすでに明慧を離縁し実家に戻していた。
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