中国ドラマ☆宮廷女官若曦 17~20

第17話~第20話まで観た感想を少々・・・
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ぱーいぇ(八爺)と別れたるぉしーはすーいぇ(四爺)に急接近・・・
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と、思った矢先、皇太子がるぉしーを娶りたいと
ほんあーま(皇帝[皇阿瑪])・・・せりふでは、そう聞こえるので・・・に
頼み込み、それを知った皆は大慌て!(阿瑪は父上の意味)
るぉしー本人が驚くのは普通だけど、廻り中が心配するのが凄いよね(笑)
皇帝が、好いよ、って言ってしまえば、逆らえませんし、
やめてくださいとも言えず、皇子たちは皇太子の悪行を晒すことに・・・
敵対していた四爺と八爺もここは利害(?)一致で
協力することに・・・が、そう簡単にはいかないのが、紫禁城なんですね~
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ちょっとのミスが命取り、ミスなのか自分でも気がつかないというか、
皇帝以外の人の為に何かしてはいけないって感じです。
すべては皇帝のモノ、それも清廉潔白で、己のない人だけが
生きていけるような所・・・究極、そんな感じです。
現代に育った女性が生きていける場所じゃないですよね~
よく、るぉしー、生きてるなって今週分観ていて、思いました(笑)
まぁ、それも皇帝や皇子たちに好かれてこそなんでしょうが・・・
でも、好かれている分、るぉしーも彼らの役に立ちたいと思うのでしょうね、
今週のラストはそんな思いが彼女を苦しめることになりますが、
私ができること、それを考えてのことを思えば
願いは通じると思いたいなぁ~
ただ、冷静に考えると皇子たちの不幸はるぉしーに原因してる?って
思うのだけど・・・
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どうなる?しーさんいぇは?
第13話~第16話                 第21話~第24話
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さて、今週気になったのは、四爺がるぉしーに送った書♪
書かれたいたの唐の時代に活躍した王維の
「入山寄城中故人位」の詩の一節
  行到水窮処 坐看雲起時  
全文は・・・
 中歳頗好道  中歳 頗(すこぶ)る道を好み  
 晩家南山陲  晩に家す 南山の陲(ほとり)
 興来毎独往  興(きょう)来れば毎に独り往き  
 勝事空自知  勝事空(むなし)く自ら知る
 行到水窮処  行いては到る水の窮まる処  
 坐看雲起時  坐しては看る雲の起る時
 偶然値林叟  偶然 林叟(りんそう)に値(あ)い
 談笑滞還期  談笑して還期(かんき)無し
訳は・・・
中年を過ぎたら仏道を好むようになり、晩年には終南山の麓に住む。
思い立ったら独りで山へでかけ、景勝をぼんやりとひとり楽しす。
歩いては水の流れの源へ到り、座り込んでは遠く雲の湧き出るを眺める。
偶然、きこりのおじいさんに出会ったら、
談笑をして長話をして帰るのを忘れてしまう。
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日本では禅語として有名みたいですね。
己を見失うよう様な現実において、心は澄んだ境地でいたい・・・
そういう感じでしょうか。
四爺のお歳はいかほどかは解りませんが、
この境地に至るには、かなりの苦労があり、いまも苦悩している姿が
感じられ、これをるぉしーに送る四爺も、四爺ですが、
四爺の手なる書を臨書することで、四爺を思うるぉしー・・・深いわ~♪
頬を赤らめてしまうような、詞を送った八爺との違い・・・それぞれが
るぉしーに求めるものの違いがはっきり解るシーンだな~って思う。
四爺はるぉしーが自分の求めに応じてくれると解ったから、
あの雨のシーンに繋がって・・・ここ、泣けたわ。
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あらすじ(番組HPより)
第17話 皇太子の申し出
敏敏と佐鷹王子の結婚が決まり喜ぶ若曦だったが、そこへ大変な知らせが舞い込む。なんと皇太子が康熙帝に若曦との結婚を希望したというのだ。ショックのあまり病に伏した若曦を助けるため、第四皇子は敵対関係にある第八皇子と手を組むことを決める。

第18話 サンザシと茶菓子
熙帝の失望の色は大きかった。これにより若曦と皇太子の縁談話も現実味がなくなった。そんなある日、第十皇子が激怒して明玉と離縁すると言い出し、その騒ぎは康熙帝の耳にも届く。第十皇子と夫人の言い争いの原因は第十皇子が若曦に贈ろうとしていた燈籠だった。

第19話 本当の幸せ
ケンカ中の第十皇子と明玉は意地を張るばかりで、もはやお互い引くに引けぬ状況に悪化、激怒した第十皇子は明玉を離縁するとまで言い放つ。そこで若曦は、康熙帝に2人の離縁話を伝え康熙帝もこれを承諾した、と第十皇子たちにウソをつく。離縁話が現実味を帯びて来ると、第十皇子はようやく自分の気持ちに気付くのだった。

第20話 知己との離別
秋の夜、若曦は一緒に酒を酌み交わした第十三皇子から、皇子の後継者争いには関わらないように忠告される。翌日、第四皇子が康熙帝により皇太子を陥れた罪を追及される。すべては第八皇子一派の企みだと悟った第十三皇子は自ら罪をかぶり、康熙帝から軟禁を命じられる。緑蕪は第十三皇子が軟禁されたと知り、彼の元で世話をしたいと願っていた。その望みをかなえてやるため、若曦は康熙帝に直訴し、康熙帝の許しがもらえるまで庭園にひざまずくのだった。

この記事へのコメント

  • ともちゃん

    ひらで~さん、おはようございま。
    私のコメントが何話ずつか遅れがちでコメントしておりますので済みません。
    昨日でもう20話まで来てしまいましたね、
    ひらで~さんの感想を楽しみに読ませて頂いておりますが、毎週的確な感想コメント(失礼!)でとても勉強させられます。
    昨日のシーンでは13皇子が4皇子の濡れ衣を自ら被り
    名乗り出るシーンでは13皇子の男気を感じさせられましたし、ルーシーが雨の中、陛下に許しを願っている時四皇子が、そっと自分のマントでルーシーを雨から守るシーンでは、流石に八皇子贔屓の私も胸がじーんとなりました。
    これからが又大逆転もありそうな気配、とても来週が楽しみになりました。
    2013年03月15日 11:52
  • ひらで~

    ともちゃんさん♪
    こんばんは
    ドラマはいよいよ後半戦、
    毎回展開が読めなくて楽しみです♪
    20話はでは、13皇子と4皇子の
    信頼関係の強さと、4皇子の男気に
    感動しました♪
    さすがは皇帝になる方ですよね(^^)
    2013年03月15日 21:41
  • ともちゃん

    ひらで~さん、
    今週もひらで~さんの知識の多さに頭が下がる思いで唐の時代の詩の一節の訳を拝見させて頂いてると、本当にこの煩わしい現代からタイムスリップして、まるで遥か遠い山奥の仙人と話しているような気分にさせられました。

    私も中年を過ぎまして、いよいよ晩年の候にはいりますしこの禅語の教えのようにこれからの日常生活の教訓とさせていただきます。

    とても素敵な詩をUPして頂きましてありがとうございました。
    2013年03月16日 16:07
  • ひらで~

    ともちゃんさん♪
    知識というより、興味でしょうか(笑)
    知識はありませんから、
    興味が湧いたら調べるだけなんです♪
    書に関しては、書道に興味があることと、
    書を書くシーンが素敵だな♪って
    思ったので、興味が湧いて(笑)
    日本とは違いますよね
    筆の持ち方とか、やっぱり本場(?)は
    違うなぁ~と、感心しながら
    いつも観ています。

    この詩は、素敵ですよね。
    こういう心境でいつもいれたら
    いいなぁ~と、私も思います。
    2013年03月16日 22:34

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