八重の桜 第10回

池田屋事件

画像
親友の時尾が照姫の右筆として城に上がることになり、八重は時尾と
しばらく会えなくなることを寂しく思っていた。その後、残された八重には
縁談が持ち込まれる。しかし、八重は尚之助と共に新式洋銃の開発に
明け暮れていた。
 そのころ都では、池田屋に集まる長州藩の尊王攘夷派の志士たちを、
新選組が襲撃するという事件が勃発。会津にいる頼母は、会津を
守るためには兵力を増すしかないと考え、官兵衛に京に行くよう命じる。
しかし、事態は頼母らの予想を上回る早さで展開していき、ついに長州が
動き出す。報復に乗り出した長州に萎縮した慶喜は、容保にその責任を
負わせようとする。(番組HPより)

1864年の京都。
ファースト・シーンは久々に登場の象山先生。
門弟であった吉田松陰の密航事件に連座して入獄し、
その後、松代で蟄居の沙汰を受けていましたが
1862年に解かれ、一橋慶喜の招きでこの年、上洛。
慶喜さんに公武合体論と開国論を説き、象山先生は
覚馬が教える洋学所を訪ね来たのでした。
自分の役目は止まった時の歯車を回すこと・・・即ち、朝廷へ
開国を説く使命があると象山先生は覚馬さんに打ち明けます。画像
ますます、奥田さん、
象山先生に似てきてびっくり!
一緒に観ている義母でさえ、
そっくりね~と言うほどです(笑)
あとに出てくる乗馬姿の
象山先生は池上秀畝の画から
抜け出たようで・・・・・・・・→
そこまでするかと、驚きました(笑)
今回の大河は意外なキャスティングで
楽しませていただいてますが、
前回の容保さんの写真といい、
今回の象山先生と、思いのほか
ビジュアルも意識しているようで
それも、好いかも♪って(笑)
及川さんの桂さんも木戸さんに
なったら似てるんじゃない?

さて、会津では八重さんは直にお城に上がり会えなくなる時尾さんと
お別れ会・・・赤と黄色の風呂敷包・・・好いですね♪
血なまぐさい京でのシーンばかり続くと八重さんのシーンは
ホッコリします。
縁談も、そろそろなくてはならないのですが、
鉄砲が恋人のような八重さんに、そんな話が来るのは
いつの事やら・・・でもね、その兆しはちょこちょことね♪
士官もならず、新式銃の開発もままならず自棄になってる
尚之助さん、いつも冷静なのに珍しく思いましたが
これも八重さんに心を許している証拠かしらね♪
そんな尚之助さんを優しく包み込む八重さん、
前回のお返しのようですが・・・BGMがあまりにも和やかで
微笑ましく思うシーンでした(^^)

一方、京では長州藩の不穏な動きを察知した幕府が動きます・・・が、
時を待つ会津を待てなかった新撰組が独自に行動開始。
池田屋の密会を襲撃、その惨状を顕わにした新撰組に向ける
会津の目に恐ろしさや絶望が感じられ、
池田屋事件の別の姿を見せられた感じがしました。
宮部さん役の宮内敦士さん、見事な散り様でした(涙)
ご自分のHPでまた遺影を飾ってほしいけど、ここのところ
サイトの更新がないのよね~(涙)
斎藤さんの目が怖かったよ~
『組!』のオダジョーくんの斎藤さんを思えば、だけど(^^;)
そのオダジョーくん、函館から密航中!
時も、出演者も、満を持して・・・って感じになってきましたが、
次回は・・・象山先生が!!

第9話                          第11回

この記事へのコメント

  • ちはる

    ひらで~さま、こんにちは。

    今回の池田屋事件は観る視点が変わると描き方が違って、いつもの新選組とは違う描かれ方がとても新鮮でした。

    『新選組!』では会津が直ぐに出動要請を出さなかった理由や遅れてきた理由とかが描かれなかった部分なので、今回観てそういう理由だったのかと納得しました。

    ただ…『新選組!』が好きだったので斎藤一はオダギリさんが良かったとか沖田の血の吐き方が藤原竜也さんの方がきれいだったし、イケメンだった思いながら観てました(笑)なんだか、いろいろ失礼なこと言ってる気がしますが…失礼しましたm(_ _)m

    八重さんと尚之助さんの関係が少しずつ深まっているような気がしました。八重さんの逆プロポーズのような告白にキュンとしました。彼女自身は恋愛には疎いでしょうから同志みたいなつもりで言ったんでしょうけどね(*^^*)
    2013年03月11日 12:09
  • 悠雅

    こんばんは。

    物事って、視点を少しずらすとまるで違って見えてくるものですね。
    新選組も会津も長州も、それぞれの正義を信じ、必死に戦っていても、
    誰がどの立場で描くかによって、義士も奸賊となってしまうわけで・・・
    そんなことを改めて再認識しました。

    『組!』の印象があまりにも強いから、ついこの間の放送だと思ってしまうんですが、
    2004年、ってことは9年前なんですね。
    山南さんが好きだったのに、ビジュアルはオダギリジョーが一番だわ、と言いつつ観ていたので(^^;
    密航しないで池田屋へ来て~、なんて思ったり(笑)
    同じ思いでご覧になってる方、きっと多いでしょうね。
    2013年03月12日 00:49
  • ひらで~

    ちはるさん♪
    主役が違うと
    同じ時間を描いているのに、
    こうも違うものかと、思いますね。

    『組!』ファンは、どうしても
    違いが気になるみたい(笑)
    それぞれ、強い思い入れが
    ありますからね♪
    私も斎藤さんは
    くーちゃん(覚えてます?犬の・・)の
    目のようなオダジョーくんしかいない!
    って思ってます(笑)なので、今回は
    あの目は違う!って(笑)

    八重さんは私も同志のように
    尚之助さんのことを思っているように
    感じます。これから、お兄さんの勧めが
    あるよですが、どういうことになるのか
    楽しみですよね♪
    2013年03月12日 15:01
  • ひらで~

    悠雅さん♪
    『組!』放送から、もうそんなに
    経ちます?(笑)
    あの時、山南さんのファン、
    多かったですよね~
    私は、あれで、オダジョーくんに
    落ちてしまったので、
    斎藤さんしか観てなかったかも(笑)
    続編もしっかり観ました♪

    物事、とりわけ歴史は
    勝てば官軍ですからね~
    時間を置かないと見えてこないことも
    多くあるのでしょうね。
    厄介な事態に陥った時、お互い
    引くことができていれば・・・とは
    思うけれど、義理とか信義とか、
    体裁とか筋とかに絡まれるのも
    日本人の世なんですよね・・・
    だから、幕末は好まれるのかも。
    2013年03月12日 15:15

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『八重の桜』第10回
Excerpt: 池田屋事件
Weblog: 悠雅的生活
Tracked: 2013-03-12 00:41