中国ドラマ☆宮廷女官若曦 9~12

第9話~第12話まで観た感想を少々・・・

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第8話の終わりで倒れた康熙帝ですが、復活して好かったわ♪
こんなに早く退場したら、悲しいものね(^^;)
と、思ったら・・・第8皇子、いきなり処罰されてるし・・・
まわり、先走り過ぎてしまったのね。
でもこうなってくると、皇子たちの派閥関係がはっきりとしてきて
若曦も、先を知っている分、間に身を置くのは辛いだろうな・・・そこへ、
第8皇子・・・中国語セリフでは八爺(ぱーいぇ)と若曦が呼んでいるのが
耳についてしまったので、これからは八爺と書いて“ぱーいぇ”で♪・・・
八爺から熱いラブレター

纖雲弄巧 飛星傳恨 銀漢迢迢暗度
金風玉露一相逢 便勝卻人間無數
柔情似水 佳期如夢 忍顧鵲橋歸路
兩情若是長久時 又豈在朝朝暮暮


日本語字幕も粋な訳で、こんなのもらったら若曦(るぉしー)じゃなくても
頬を赤らめると思うよ♪私もニヤニヤしてしまった(笑)
八爺作?って思ったけど、ダメもとで、出典は?と少々調べたら、
北宋時代の秦觀(1049~1100)の
「鵲橋仙」(じゃっきょうせん)という題の詞だそう。
八爺ったら、以前に、若曦が宋詞を読んでいたことを
しっかり覚えていたのね・・・読んでいた理由も知らずに(笑)
でも、あちらでは有名な詞なのでしょうね~
読み下し文:
繊雲は巧を弄し、飛星は恨みを伝へ、銀漢迢迢として暗(ひそ)かに度(わた)る。
金風の玉露一たび相ひ逢ふは、便(すなは)ち人間(じんかん)の無数なるに勝却す。
柔情水に似て、佳期は夢の如く、忍びて顧(かへり)みるは鵲の橋の帰路。
両情若(も)し是(これ)長久ならん時、又豈(あに)朝朝暮暮たるに在(あ)らんや。

意味:
細い雲が巧みに趣きある模様を作り出し、牽牛星と織女星は、愛の恨みを伝え、
天の川は遥か遠く、ひそやかに時が過ぎてゆく。
秋風に玉成す露を置く七夕の一たびの出逢いは、まことに人の世の無数の恋にまさっている。
優しい想いは水に似て、 素晴らしい出会いの時は、夢のように過ぎ、
渡って来たカササギの橋は帰る道かと顧みるとなんとも忍びがたい。 
二人の愛情が、もしも本当に久しく変わらないというのであれば、
また、どうして毎朝毎夕出逢うことにこだわることがありましょう。
http://blog.sankouan.sub.jp/?eid=1055079
鵲橋(かささぎばし)とは、中国の伝説で旧暦の7月7日の七夕の日に
織姫と彦星が出会うために天の川上にカカサギが作る橋の名で、
中国では、男女が良縁で結ばれる事を意味するのだそうです。
日本では白鳥だった?あまり祝ってないから忘れてます(--;)
このドラマでは、いろんな引用があって、字幕でも説明してくれることが
あるので、助かりますが、解らないことが多いのでもどかしい・・・
ドラマの最後に右端に出てくる漢文(だよね~)も、なんて書いてあるのか
毎回気になる~!・・・時間があったら、調べてみよう。
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さて、ドラマに戻って(笑)
廃位だ~!って言われてしまった皇太子も
なんとか復権しましたが、八爺は皇帝に睨まれてしまい、
仲良し兄弟とは間を置かれたり、力を弱めようとされてしまいますが・・・
皇帝って八爺のこと、嫌いなの?皇太子以外の息子たちへの
接し方は公平にしているのかしらね~?四爺(すーいぇ)が後に皇帝になるって
先入観があるからでしょうかね・・・若曦も、それを知ってるから
同情もあるような感じ。でも、あれだけ、優しくされたら・・・♪
八爺ったら、愛に飢えてるような感じで、自分が彼女の心に
居るって解った時の嬉しそうな顔ったら・・・余計に悲しくなるわ。
愛されている、じゃなくて、若曦の中にいるのだな・・・ですからね、
この人、どんな寂しい人生を送って来たの?私が守ってあげる・・・って
なるよね~今まで、でしゃばらず、じっと耐えて来たんだろうな。
若蘭の心の中にどんなことをしても入れてもらえない
寂しさもあるのでしょう・・・憎まれてるなら、心の中に憎む人として
居るけれど、許されてないから、存在してないのですよね。
ただね、そういう人が、皇帝の座を狙うのが、今のところ解らないのよね。
母親の身分が低いらしいのも、一因かな?
九爺(ちゅーいぇ)、十爺(しーいぇ)、十四爺(しーすーいぇ)の後押しも
あってのことでしょうが、兄皇子が単純に7人もいるのですから、
順番的には後ではないかと思うのだけど・・・四爺のあの寡黙さも、
母親に直に愛されることがなく、愛を知らずに育ったせい・・・な、
雰囲気ですですけど、二人の間の過去に何があった?と
気になって、どんどん深みにはまっていきそうだわ(笑)
特に何もなくて、自然とそうなった、ってことも考えられるけどね~
さて、塞外遠征で矢傷を負うという危ない目にもあった八爺、
若曦とラブラブとなって、幸せなひと時を過ごすことができましたが、
どうなりますか・・・。
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それにしても、張暁が若曦となってから、どのくらい経っているのでしょうか?
何年か過ぎているようですが・・・設定など、ちょいと調べてみたら、
張暁が事故に遭ったのは2011年で、1704年の若曦となり、
皇太子の1回目の廃位は1708年で復権が翌年、2回目が1712年、
四爺が皇帝となるのは1722年だそうです。
第5皇子、出てましたね~九爺とはお母さんが一緒らしいです。
あと、気になったのが、第10話、若曦が四爺と八爺にお茶を入れるシーン♪
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小さな細長いお茶碗(?)を両手で挟んでコロコロした後、匂いを
嗅いでいたようですが、中国茶の作法なのでしょうかと、これも
ちょい調べ・・・ウーロン茶を飲む時に使う、聞香杯というもので、
香りを楽しむのだそうです。飲むのは茶杯で、お茶が入った聞香杯と
空の茶杯がだされ、聞香杯から茶杯に入れ替えて、聞香杯が
暖かいうちに手で包み込むようにして匂いを楽しんでから
お茶を頂くのだとか。飲むときは茶杯を持った手の甲を相手側にして
飲むところを隠すような感じで・・・
なんだか、お茶、飲みたくなった(笑)

第1話~第8話          第13話~第16話

あらすじ(番組HPより)
第9話 皇子たちの駆け引き
皇太子が廃されることとなり、宮中では空位となった皇太子の座をめぐり皇子や大臣たちの水面下での駆け引きが始まっていた。だが第四皇子だけは康熙帝の真意を読み、一切これに関わることなく屋敷に留まる。康熙帝が皇太子に対していまだ愛情を持っていると感じた若曦は、第八皇子に慎重に振る舞うよう手紙を書くが、皮肉にも第四皇子に呼び止められ渡しそびれてしまう。若曦が不安を隠せぬ中、ついに大勢の大臣たちが第八皇子を皇太子にと康熙帝に推挙するのだが…。

第10話 再び塞外へ
第八皇子を擁護したことで康熙帝を激怒させた第十四皇子だったが、なんとか厳罰は免れた。だがあえて必死で命乞いをしなかった第四皇子にますます怒りを覚え、兄弟の溝は深くなっていく。
ようやく康熙帝は第二皇子を許し皇太子の地位へ復位させ、第八皇子の爵位剥奪も撤回、他の皇子たちもそれぞれ爵位を賜る。しかし皇太子派と第八皇子派の暗闘は収まる様子がないため康熙帝は再び塞外遠征を計画、皇太子と第八皇子を随行させることに決めるのだった。


第11話 都からの侵入者
落馬しそうになった若曦を助けたのは第八皇子だった。若曦を腕に抱き寄せた第八皇子は、若曦の想いを確信し、若曦も第八皇子の愛を受け入れたいと強く願う。
天幕に戻った若曦の元に現れたのは蒙古人に扮した第十四皇子だった。都では第四皇子が皇帝の命令を受け、第八皇子一派の息のかかった大臣たちを次々と遠方へ異動させる手続きが進めていた。若曦の協力により第八皇子は第十四皇子の元に向かうが、不審に思った皇太子の配下たちに気づかれてしまう。


第12話 歴史に挑む愛
皇太子の放った矢で負傷した第八皇子は、皇太子に疑いを抱かれないよう太監に熱湯のお茶を腕にかけさせるよう命じ、火傷を負う。第十四皇子は辛抱強く蒙古王の令嬢の相手をしていたが、皇太子が曲者の捜索を諦めた頃を見計らって無事に都に戻る。第八皇子も自分に不利となる大臣の異動を阻止するべく動き始めた。
若曦は歴史の結末を知りながらも、第八皇子への気持ちを抑えられぬことに気づき、第八皇子の愛を全力で受け止め、歴史を変えようと決意するのだった。

この記事へのコメント

  • ちはる

    仕事中にこっそりお邪魔します♪

    八ベーじゃなかった、八爺幸せ絶頂期ですね♪この後のことを思うとちょっと可哀想な気持ちになります。

    私もエンディングの文が気になって、以前全話訳したんです。でも訳したメモ用紙をどこかしまいなくしたようです(^◇^;)

    たしかルォシーの心情についての詩句のようです。

    12話の訳は中国江蘇省民歌『茉莉花』の一部が使われてるらしいですよ。

    私が翻訳したので直訳っぽくなりますが…記憶たよりに思い出しながら訳してみました。

    こんな感じです↓
    「きれいなきれいなジャスミンの花、庭咲くどの花よりもきれいに咲いている。一輪取って飾りたいけど、また来年咲くかな…」

    たしかこんな感じに訳ました。ひらで~さま添削お願いします♪
    2013年03月01日 16:50
  • ひらで~

    ちはるさん♪
    おはようございます

    お仕事の息抜き、ですね(笑)
    あはは、はちべーって日本人だたら
    そうなるよね(笑)
    こちらは、“しっかり”はちべーだ(^^)
    彼の偽りのない笑顔を見せられるとね、
    余計に悲しくなりますね。

    凄い!全話の漢文、訳されたの?
    これ、字を読むだけで大変(笑)
    添削など、私のいい加減な中国語では
    無理ですわ(^^;)
    たぶん、どこかに訳があると思うので
    そちらを探した方が早いって
    思ってましたが・・・で、探したら
    ありました♪
    台湾の方のブログのようで、
    衣装や出演者のことなども
    いっぱい書かれています。
    http://blog.goo.ne.jp/yeyulingjun/e/a9e4c970b9cf0ec1a52274bd0f97810a
    とりあえず、エンディングの漢文の
    訳のページのアドレスを載せました。
    他は探してみてください♪
    2013年03月02日 10:01
  • ちはる

    ひらで~さま、こんにちは。
    うふふ、確かにしっかり八ベーさんですね(笑)

    品があって頭が良くて紳士的で未来の皇帝にふさわしい方ですが、なぜか父ちゃんには嫌われてますね。皇太子なんて皇帝の器じゃないのになぁ~と思いました。多少母親の身分も影響するでしょうが、やっぱり出来ない子の方が可愛いんでしょうか(笑)

    そーなんです。全話訳しました。何て書いてあるのか気になったのと中国語のお勉強中なので、このくらい短い文ならできるかなぁ~と思いました。でも訳が載ってるサイトがあるなんて、まずはそっちを調べればよかったかも(笑)

    アドレスありがとうございます。答え合わせを兼ねて覗いてきます♪
    2013年03月02日 12:02
  • ひらで~

    ちはるさん♪
    こんばんは

    しっかりはちべ~(笑)現代でしたら
    理想の上司にぴったりですが、
    皇帝としてみれば、キレ者すぎて
    気に入らなかったかも・・・
    皇太子、小さな時は出来が良かった
    みたいですが、早くに皇太子に
    なったみたいだから、相当もてはやされて
    いい気になってしまったのでしょうね。

    ちはるさんは、中国語をお勉強中なのね♪
    私もしっかりやろうと、CDとか聞いたり
    してますが、全然進まない(^^;)
    覚えが悪いのは歳のせいにしてます(笑)
    ドラマも古装片ばかりなので
    時代劇調の言葉ばかり覚えたり(笑)
    2013年03月02日 21:43
  • 涼子

    ひらで~さま&チームるぉしーの皆様(え?)

    ちょっとぼーーっとしていた間にいろいろ記事が進んでいる!一応チームるぉしー(宮廷女官若曦鑑賞チーム)でここにコメさせていただきます。週末は花粉とるぉしー禁断症状(早く続きが見たい病)に苦しみ、昨日は仕事中に主題歌が頭の中で渦巻き、やっと夜に昨日分が見れました。最初は少女マンガのようにラブラブだったのに・・・歴史の運命のせいで暗くなってきた。どうする、どうなる、るぉしー!?

    この上のコメでひらで~さんが紹介してくださった他の方のサイト、よかったです。さすが中国語に造詣の深いちはるさんとひらで~さんは、エンディングの詩?を気にしていたんですね。いや~ロマンチックですね(新三国ではありえない)。ご紹介サイトには写真が豊富で、皇子たち&衣装がよくわかって素敵でした。このサイトの方も言ってましたよね「ジャクギ」より「るぉしー」でいいのにって(ジャクギ、は時に「邪釘」と変換される・・・何のこっちゃ)。

    それと、その方のサイトで「少年楊家将」なる中国ドラマを知ってしまった!楊家将はかなり前に他のドラマではまっていましたが、「少年楊家将」にはリウ・シーシーも、ピーター・ホーも出ている!!・・・うう、また見たいものが増えた(私の病気・・・チャイナ(ドラマ)・シンドロームがまた悪化する・・・)。
    2013年03月05日 09:38
  • ひらで~

    涼子さん♪
    いつの間にかチーム名が変わった!(笑)

    花粉、来てます?
    こちらも、少し来てます(^^;)
    るぉしー中毒もかなりですね(笑)
    でも、主題歌やエンディング、
    好いですよね♪私も気に入って
    Youtubeよりいただいてきて
    聴いてます♪

    紹介したブログは昨年に放送された
    時のもののようですが、
    地元の方ですので画像も豊富ですし、
    日本では馴染みないことも
    説明があって、助かりますね。

    「少年楊家将」・・・「楊家将伝記 
    兄弟たちの乱世」の邦題でDVD化
    されてますね。Gyaoで5話まで
    無料で観れる(笑)
    十三爺も出てるみたいですね♪
    2013年03月05日 20:40

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