八重の桜 第4回

妖霊星
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1858(安政5)年、西郷頼母の松平容保への働きかけが実り、
覚馬の禁足が解かれ、八重もわがことのように喜ぶ。
さらに、尚之助の教授方就任もかない、覚馬はうらをめとることになった。
一方、幕政では大老になった井伊直弼が、水戸藩主・徳川斉昭ら
一橋派に無断で日米修好通商条約を締結。
激怒した斉昭らは井伊のもとへ押しかけるが…。(番組HPより)

頼母さんの容保さんへの直々の申し出によって
漸く禁足が解かれた覚馬さん、
軍事取締役、大砲頭取にも就任が決まり
その上、身まで固めることに・・・
山本家に嫁いできた、うらさんは、西を向けと言われれば
一年でも向いているという女性。
今だったら、自主性がないとか言われそうですが、
当時としては、それが嫁のあるべき姿だったのでしょうね。
そんな時代でも自由な雰囲気のあった山本家で育った
八重さんは、解せない様子。

一方、幕府では13代将軍家定の後継者争いと
外交問題で不穏な雰囲気に・・・ここは老中の
阿部正弘、堀田正睦によって複雑化するのですが、
ドラマではあっさりと井伊直弼の代へ(^^;)
後継者争いは一度は阿部正弘によって阻止された
水戸藩主徳川斉昭の子で一橋家を継いでいた慶喜を
擁立する一橋派と近い血筋を重んじて家定の従弟である
紀伊藩主徳川慶福を擁立する南紀派の争いとなり
そこで大老となった南紀派の井伊直弼が
日米修好通商条約を朝廷の許しを得ずに結ぶは、
意見を言いに来た水戸の御老公さんを罰してしまうは
将軍継嗣を徳川家茂に決定と一気に事を進めてしまいます。
筋を通したい・・・その気持ちはわかりますが、やり過ぎは・・・と
容保さんも心配気味。
でも直弼さんは重々承知・・・戒名まで決めて、事を進めたのには、
直弼さんなりの国を思う気持ちがありました。
朝廷と幕府、外国と付き合うには二つの顔があっては不都合だと
気がついているのですよね。国の頭がふらふらしてると、
諸国に舐められる・・・何だかね~今のどこかの国みたいだね(^^;)
というか、もうこのころからの慣例なのかしらね(笑)
このあたりの、直弼さんの描き方も
今までとは違って好いですね~このドラマのキャスティングは
予想に反していて、楽しいのですが、榎木孝明さんの直弼さんも
意外でした。これが、なかなか素敵です♪お茶を立てるのに
茶せんをしゃきーん!って振ったのには、こんな作法が
あるのかと、びっくりでしたが・・・

島津斉彬は勝さんを招いて一橋派を擁護するように頼んでいましたが、
勝さんは、それは無理!って感じで御断り・・・彼も、幕臣、
筋を通すのが道理と考えていたのでしょうね。
譜代でなければ大事に関われないもどかしさを
外様の斉彬さんが吐露してますが、実際は軍を進めようとしていた
くらいですから、我慢も限界だったのでしょう。

江戸での活躍の場を封じられた水戸の御老公さんたちの一派は
反撃を狙い、攘夷を唱える朝廷を利用し直弼さんの暗殺を画策。
それを知った直弼さんは、これは謀反だと大激怒。
そんな時、空には巨大な妖霊星が出現・・・
鎌倉幕府が倒れた折にも出たという不吉な星。
不安がる八重さんに迷信だからと爽やかな尚之助さん。
でも、江戸ではコレラが流行。薩摩藩主・島津斉彬が亡くなり、
直弼さんは尊皇攘夷派、一橋派を弾圧を開始・・・
安政の大獄の始まりです・・・既に、水戸の御老公が謹慎された時から
始まっているのですが。

不穏な空気は八重さんは身近にも迫ってきます・・・
萩にいるはずの吉田寅次郎さんが江戸に送られ
評定所で調べられることになったとの知らせを
勝さんから送られた覚馬さんが血相を変えて家に
戻ってきたのです。動揺する覚馬さんたちですが・・・。

今回は、観ていて「篤姫」や、「JIN‐仁‐」がかぶりました♪
来週は「桜田門外ノ変」かな?
出演者も、かなりかぶっているので何だかか
ごちゃまぜになりそうだ(笑)

第3回                               第5回

この記事へのコメント

  • 涼子

    ひらで~さま&チームセレンディピティの皆様

    寒いですね~松代藩は大雪&冷凍庫でしょうか。それに比べれば堀江藩は冷蔵庫程度でしょうが・・・やっぱり寒い。その寒さのせいか脳細胞がフリーズして、昨日の八重の桜の録画を忘れ(いや、設定したつもりだったのですが←認知症かい)・・・見れなかった私でした (T_T) 再放送を忘れないで見なくては。しかし妖霊星とは?新三国の罡星(こうせい)を思い出す(マニアックだ・・・)。

    「太陽を抱く月」は見ました。若手のイケメン軍団が出るという噂で・・・役者の名前はわからないものの、確かにヒロインの兄のホ・ヨム、その親友キム・ジェウン、は美形でイケてます(将来楽しみ)宦官チェン・クンを見そびれたショックのさ中でしたが、ちょっと癒されました。

    ひらで~さん、「猟奇的な彼女」はさすが、ご存知でしたね!これを見て以来、私の不動のベスト恋愛映画です。昨日はWOWOWで録画しておいた「ペントハウス(TOWER HEIST)」を見ました。いや~面白かった。ベン・スティラー、エディ・マーフィ(本当に変わりませんね)、よかったです。

    このごろなぜか土豆com.が見れないことが多くて、悲しいです。こんみんに会いたいのに・・・ (T_T)
    2013年01月28日 12:38
  • ひらで~

    涼子さん♪
    今朝は雪が降ってましたが
    5センチほどで止み、あとは好い
    お天気になりました♪

    録画忘れ、よくあることですね~
    再放送、忘れずに♪
    「太陽を抱く月」は毎週録画にして
    あります・・・昨晩のはまだ観てないけど、
    「クイーンズ」を溜めずに観ようと
    がんばってます(笑)
    チェン・クン、密かにいい男INDEXに
    入れて、Youtubeで観れる動画もメモ
    しましたので、良かったらどうぞ(笑)
    でも、彼も古装物限定かも・・・

    「ペントハウス」・・・エディ・マーフィの
    活躍が少なくて少々残念でしたが
    楽しめる作品でしたね♪
    こちらは昨日、「テッド」を観てきました。
    そのうち感想UPしたいと思います♪
    2013年01月28日 16:39
  • 悠雅

    幕末、コレラ、と言えば仁先生。
    BSで『八重の桜』を観たら、次の番組が『アテルイ伝』再放送だけに、
    余計に仁先生、江戸へ行って助けてあげて!なんて言ってしまったり(笑)
    『篤姫』であれだけ長らく時間を使って描いた部分があっという間だったけれど、
    とにかく、容保公の京都守護職就任まで、必要ながら簡略化する感じでしょうか。
    榎木さんの井伊直弼もよろしいのですけれど、
    わたしは容保公と尚之助さんという『セカンドバージン』コンビ(?)にばっかり目が行きます(~_~;)
    2013年01月28日 23:13
  • ひらで~

    悠雅さん♪
    時代が同じで、
    出演者までカブっていると
    妄想しちゃいますね(笑)

    昭和まで語るとなるとここで
    そんなに時間はとれませんね~
    最初の山場となる(?)戊辰戦争、
    早く観たいですしね♪
    でも、あれだけの役者を揃えてあると
    それぞれの活躍も観たいし(笑)

    『セカンドバージン』は観ていなかったので
    お二人の関係(?)はよくわかりませんが
    榎本さん、来週で終わりだから(たぶん)
    楽しみたいわ~♪
    2013年01月29日 14:40
  • starfield

    今回も良かったですね。
    綾瀬はるかは演技がうまいと思います。
    2013年01月29日 21:10
  • 涼子

    ひらで~様&チーム大熊猫の皆様

    チェン・クンの動画メモをありがとうございました。でも確かに古装限定かも(ルー・イーといい、なぜ?私たちの偏った趣味のせいなのか・・・)。「テッド」はよかったですか?私も見に行きたいと思っています。

    「幕末、コレラ、仁先生」のセットと、「セカンドバージン」コンビ・・・わかります。私も同じ役者が違うものに出ていると混乱するたちなので(やっぱり認知症入ってるかも・・・)。まあ要するにNHK が旬の役者を揃えているとも言えますよね、いや、NHKが旬の役者を育てたのか?(知らない方のために、尚之助=長谷川博己は、セカンドバージンのヒロインの恋人、容保公=綾野剛は、ヒロインの息子です)。

    今日はチーム大熊猫にしたのは、かつてひらで~さんが新三国のこんみんサーチシステム(こんみんだけ抜き出して見れるシステム)が欲しいと言っていたと思ったのですが、これはかなりそれに近いと私は思います。
    http://www.youtube.com/watch?v=IDRvqYz-9xE
    相変わらず「脳内こんみん廃人」の涼子でした。
    2013年01月31日 12:04
  • 涼子

    ごめんなさい!紹介した動画は、以前ひらで~さんが紹介していたものでした。ただ、このところ私は土豆が本当に見れないのです(画面が真っ白のまま動かないことが多い。皆さんは見れるんですか?)。このユーチューブのなら見れるのですが・・・。
    2013年01月31日 12:12
  • ひらで~

    starfieldさん♪
    コメント、ありがとうございます。

    綾瀬はるかさんの演技への姿勢が
    そのまま、八重さんに出ていて
    観ていても気持ちがいいですね。
    これからも、楽しみです♪
    2013年01月31日 17:47
  • ひらで~

    涼子さん♪
    「セカンドバージン」での関係は
    そうだったのですか!
    歳はそれほど離れてないように
    思えますが・・・驚きの設定ですね♪
    NHKのドラマは新人さんの発掘、
    巧いですよね。
    大河ドラマは舞台俳優さんが多く出ていて、
    そこで初めて知った俳優さんも
    多くいますね♪

    こんみんサーチシステム・・・巧い
    ネーミングですね(笑)
    土豆は観れるのと観れないのがあります。
    タイミングの問題かな?よくわかりませんが
    遠いところのだから?とか、妨害されてる?
    とかあるのかしらね(^^;)
    Youtubeの三国動画、近々またまとめたいと
    思ってます・・・探しに行くと、つい
    見とれてしまうので(笑)いつになるかは
    自分でも解りませんが(^^;)
    今、録り溜めた「クィーンズ」を
    まとめて観たりしていて、映画の
    感想、手つかず状態・・・途中まで
    出来てるんですが、今週中には
    どうにかしたいです♪が、明日は
    中学(下の娘)の参観日だわ(^^;)

    涼子さんが挙げて下さった動画、
    “上”は残念ながら日本の曲(ユーミンなど)を
    使用しているために、観れないのが
    残念ですね。曲を変えてほしいわ(笑)
    2013年01月31日 18:08

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八重の桜 第4回「妖霊星」
Excerpt: 今回は、八重周辺には大きな変動がなかったことからあまり大きな描写もなく、代わりに会津藩と幕府の様子w中心に描かれていました。八重の周辺としては、あんつぁまの覚馬が結婚しうらを妻とします。この時代にあっ..
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Tracked: 2013-01-27 23:14

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Tracked: 2013-01-28 23:02