
FIGHT.DREAM.HOPE.LOVE.
レ・ミゼラブル
LES MISERABLES
2012年 イギリス
監督:トム・フーパー
原作:ヴィクトル・ユゴー
ミュージカル原作:アラン・ブーブリル
クロード=ミシェル・シェーンベルク
脚本:ウィリアム・ニコルソン
アラン・ブーブリル
クロード=ミシェル・シェーンベルク
ハーバート・クレッツマー
衣装デザイン:パコ・デルガド
作詞:ハーバート・クレッツマー
作曲:クロード=ミシェル・シェーンベルク
音楽監修:ベッキー・ベンサム
出演:ヒュー・ジャックマン(ジャン・バルジャン)
ラッセル・クロウ(ジャベール)
アン・ハサウェイ(ファンテーヌ)
アマンダ・セイフライド(コゼット)
エディ・レッドメイン(マリウス)
ヘレナ・ボナム=カーター(マダム・テナルディエ)
サシャ・バロン・コーエン(テナルディエ)
サマンサ・バークス(エポニーヌ)
アーロン・トヴェイト(アンジョルラス)
イザベル・アレン(少女のコゼット)
フランス、1815年。妹の娘の為に1本のパンを盗んだ罪で投獄され、19年間を過酷な
監獄の中で生きたジャン・バルジャン。仮出獄した彼は慈悲を施してくれた教会から
銀食器を盗み、捉えられるが、それを許した司教の優しさに触れ、生まれ変わる。
8年後、過去を捨て、マドレーヌと名前も変えながらも正しく生きた彼は市長にまで
上り詰めるが、法に忠誠を誓うジャベールが警部としてやってきたことから、
捨て去ったはずの過去が彼の前に大きな影を落とす・・・。

25日、鑑賞♪
舞台版は3年ほど前に松本で
ジャン・バルジャン=山口祐一郎さん
ジャベール=岡 幸二郎さんで
初めて観ましたが、とても感動して
また機会があったら、観たいなぁ~と
思っていました。それが
映画で観ることができるなんて!
期待は大きく、待っていました♪
冒頭から、引き込まれるような
迫力の映像で、びっくりでしたが
ヒュー・ジャックマンの
やつれ様に尚更驚いて、
これはただもんじゃない!と、
気持ちを正して観ることに・・・

ラッ・クロさんの歌声、
初めて聞きましたが、なかなか
ソフトで高めのお声なのですね
ちょっと、意外でした(^^)が、
唄う姿、好いですね~♪
舞台の時と同じように、
盗みを働いたジャン・バルジャンを
司教が許し、生まれ変わろうとする
場面で、既に涙。。。
舞台を映画にすると、
見え過ぎ(見せ過ぎ)なところが
あったりしてどうかな~?って
思うことがありまして、
ファンテーヌが髪を切り
歯を抜き・・・の場面は、
さすがにここまで
見せなくても(^^;)って思うようになって、

このままリアルに行くのかな~と
心配になりましたが、
ここまでだったので一安心。
それにしてもアン・ハサウェイ、
凄いな・・・
並みの根性じゃできないよね。
面白かったのは、やっぱりこの二人、
テナルディエ夫妻♪
見る前からマダムの方は
ヘレナ・ボナム=カーターで、
ハマりすぎ~(笑)とか思ってましたが、
ダンナの方は誰が演じるのか
知らなくて、出てきてびっくり♪
サシャ・バロン・コーエンとは!
これまた、ハマりすぎ(笑)
好いわ~この夫婦♪
暗くて辛い物語の中で、強かに

生きる姿は嫌らしいけれど、人間の
逞しさを感じて、好きだわこの二人♪
二人と言えば、もう一組・・・
マリウスとコゼット♪
コゼットのアマンダ・セイフライドは
『マンマ・ミーア!』のソフィアですね♪
マリウスのエディ・レッドメインの唄は
初めて・・・綺麗だわ~♪
すべての役はオーディションで
決められたそうですが、
映画やドラマで観る彼等とは
違った雰囲気・・・ドラマや映画に
出るからには、唄えて当然!な
感じがさすがです。
中でも、ラッ・クロさんの

ジャベールが好かった♪
こういう悩む姿は初めて・・・
オレ様街道まっしぐらの役しか
観てないので、驚きでした(笑)
映像も、素晴らしかったですね♪
冒頭の盗みを働く教会・・・
引いたところで全景が見えて、
その場所に驚きました♪
場面転換なんて、空に
上がったりするんですから!
空間も時間も自然と
転換できてましたから、
映画ならではのものだと
感心しました。
日本語の歌だと、曲を楽しむ前に
歌詞も聞かなきゃならないのですが
英語の場合、歌詞は字幕で出ますから目で見て理解して
曲は唄ごと楽しめてしまうのですよね~巧く言えないけど(^^;)、
歌詞はセリフとして、曲は曲として楽しめるので、
理解度が日本語版より高くなる・・・そんな感じで、要は
鳥肌が立つほど凄かったと(笑)
殆ど、ウルウル状態で観てまして、ラストなんて号泣でした・・・
涙腺弱すぎか?(笑)
ミュージカルが好きか嫌いかでも評価は分かれるかもしれませんが
ミュージカル好きには堪らない作品になっていたと思いますので
お薦めです♪
家に帰って、サントラ、ネットで注文しました(笑)
本日発売だそうです♪収録曲は以下の通り・・・
1. 囚人の歌 Look Down (Hugh Jackman)
2. 司教 The Bishop (Hugh Jackman)
3. 独白 Valjean’s Soliloquy(Hugh Jackman)
4. 一日の終わり At The End Of The Day (Hugh Jackman)
5. 夢やぶれて I Dreamed A Dream (Anne Hathaway)
6. 対決 The Confrontation (Hugh Jackman)
7. 幼いコゼット Castle On A Cloud I(sabelle Allen)
8. 宿屋の主の歌 Master Of The House (Sacha Baron Cohen)
9. サドゥンリー Suddenly (Hugh Jackman)
10. 星よ Stars (Russell Crowe)
11. ABCカフェ/赤と黒 ABC Cafe / Red And Black (Eddie Redmayne)
12. プリュメ街-心は愛に溢れて
In My Life / A Heart Full Of Love (Amanda Seyfried)
13. オン・マイ・オウン On My Own (Samantha Barks)
14. ワン・デイ・モア One Day More (Les Misérables Cast)
15. 共に飲もう Drink With Me (Eddie Redmayne)
16. 彼を帰して Bring Him Home (Hugh Jackman)
17. 最後の戦い The Final Battle(Les Misérables)
18. 自殺 Javert’s Suicide (Russell Crowe)
19. カフェ・ソング Empty Chairs At Empty Tables (Eddie Redmayne)
20. エピローグ (「民衆の歌」含む) Epilogue (Les Misérables Cast)
ついでに↓も、購入♪
この記事へのコメント
涼子
出た!レ・ミゼラブルだあ~!
コメント投稿をしようとしたら、ひらで~さんの記事アップに気づきました。これは見たいです、好きな役者がそろい過ぎ。ジャックマン、ラッ・クロ、アマンダ・セイフライド・・・あまり好きでなかったアン・ハサウェイも好きになれそうな予感。記事をありがとうございました。
(以下、当初アップしようとしていたコメント)
目からパンダ光線の出る涼子です。
冗談抜きで、私にはすごいことがまた起こった!三国志大全にドニー・イェンの「KAN-WOO/関羽 三国志英傑伝」が紹介されていて、何それ、見たい!と思っていたところ、1月にWOWOW で放送されることが判明!(ひらで~さんは1年も前に映画館で見たんですね。うらやましい)絶対見るぞ~2013年もいい年になりそう!
クイーンズの衣装は確かに襟ぐりが広い・・・セクシーなんだろうけど、つい「寒そう」と思ってしまうのは、オバさんの思考か?ビクターはたーとーとー役を受けないほうがよかったんじゃないかと思う今日この頃(三国志演義の流れでは仕方ないけど、たーとーとーのえがかれ方がひどすぎると思う)。
実は心優しいひらで~さんが私のブログ小説の完全版を読みたいと言って下さり、数少ない(私には貴重な)他の読者からもご希望があったので、さらに修正しました。ヤフーブログ「江の早春賦」の8章の最後から9章の最初にかけて話の移動と加筆UPをさせていただきました(場面としては孔明と壱与の初夜なのですが内容は「そっち方面」ではなくて、今までUP していなかったエピソードを足して、二人の心情がもっとわかるようにしました。黄夫人のことも出てきます)。完全版にするには、私の力量と勉強がまだまだ足りません・・・(T_T)
ひらで~
早々に、コメントありがとうございます♪
観てきましたよ~!
泣いてきましたよ~(笑)
好きな役者ばかりだから、
それなりに楽しめるだろうと
気軽に観てたら、やられました。
心して観てください(笑)
ド兄さんの関羽の映画、
WOWOWで放送?それは嬉しい♪
映画館で観て以来なので、
私も楽しみです。
たーとーとーね~(笑)
でも、あれで賞もらったり、
広く名が知れたのだから、
好かったのかも・・・というより、
あのたーとーとーができるのは
彼しかいないんじゃないか(笑)
「江の早春賦」加筆されたのですね♪
ゆっくり読んで、コメント残したいと
思いま~す♪
悠雅
>日本語の歌だと、曲を楽しむ前に
>歌詞も聞かなきゃならないのですが
>英語の場合、歌詞は字幕で出ますから目で見て理解して
>曲は唄ごと楽しめてしまうのですよね
ここ、とってもよくわかります。
わたしも全く同じこと考えて観てました。
3人、4人が掛け合いで歌うところも、
もし、ストレートプレイだったら不自然な独り言になるところ、
それぞれが違う真情を歌に乗せて歌うと嘘くさくもないし。
元々ミュージカルが好きだけれど、また1本大好きなミュージカルに出会えてよかったです。
ひらで~
そうなんです、そうなんです!!
掛け合いの唄は特にそう思いますね。
日本語だと、聞きとるのに集中しないと
解らなくなるシーンです(笑)
演出的には、盛り上がるけど
同時に唄われるとね(^^;)
私も、こんなに素敵な作品に出会えて
幸せです♪
さっちゃん
DVD購入したのにまだ見てもおらず。
久しぶりに超の文字がつくほど忙しい年末です。
さっちゃん
皆様お知恵拝借したいのです。
実は我が家に飾っている孔明もどきの人形なのですが白い衣装のものと黒い衣装のものがあるのです。
ここでふと気が付いた。
孔明に欠かせない「羽扇」がないのです。
これは探したのですが販売されていないようです。人間がコスプレで使うサイズなら販売されているのですが、人形のサイズが60センチと71.5センチなのでさすがに大きすぎです。
羽は購入できるのですが作り方とか工作関連お分かりの方何かアドバイスをお願いします。
ちなみに私ものすごく不器用です。羽扇のない孔明なんて○○のないコーヒーですよね~~(古い!!)
ひらで~
ド兄さんの関羽のDVD、
年が明けてからでもゆっくり
観てください♪つーろん(ニエくん)も
出てますよ~
扇を手作り・・・どこかにありますかね?
写真、観た感じでは扇の要になるところに
羽を刺しているような感じですが・・・。
娘さんは?