
イップ・マン 誕生
葉問前傳
THE LEGEND IS BORN - IP MAN
2010年 香港
監督:ハーマン・ヤオ邱禮濤
脚本:エリカ・リー
リー・シン
音楽:マク・ジャンフン
出演:デニス・トー[杜宇航]
(イップ・マン[葉問])
ルイス・ファン[樊少皇]
(イップ・ティンチー[葉天賜])
サモ・ハン[洪金寶]
(チェン・ワースン[陳華順])
ユン・ピョウ[元彪]
(ウー・ツォンソウ[吳仲素])
クリスタル・ホアン[黄奕]
(チャン・ウィンセン[張永成])
ラム・シュー[林雪.]
(チャン・ホウティン[張])
ローズ・チェン[陳嘉桓]
(リー・メイワイ[李美慧])
バーニス・リウ[廖碧兒](北野由美)
澤田拳也(北野行雄)
イップ・チュン[葉準](リョン・ピック[梁璧])
1905年、中国・佛山。少年・イップ・マンは義兄(イップ家の養子)ティンチーと共に
詠春拳の宗師チェン・ワースンの弟子となる。翌年、チェン・ワースンは病で亡くなり、
一番弟子のツォンソウが道場を引き継ぐ。青年となったイップ・マンは香港へ留学し、
立ち寄った薬屋で詠春拳の達人、リョン・ピックと出会う・・・。
『イップ・マン 序章』、『イップ・マン 葉問』のヒットを受け、作られたのでしょうね~
これらの前篇のような位置にはあるけれど、別ものと切り離して
観た方が、いいかもです(笑)
でも、イップ・マンの実子、イップ・チュンさんが、86歳の高齢ながら
イップ・マンを香港で鍛えるリョン・ピック役で出演しているので
そこだけでも、観る価値はありますね。ただね、出演者がド兄さんの映画とダブっていて・・・主演のデニス・トーは
その2作ではチョイ役でしたので、同じ人?って感じなので、
彼に関しては良いのですが、サモ・ハンやルイス・ファンは
他の流派の師範だったり、敵役だったりするので切り替えが大変(笑)
その上、リョン・ピックを主人公にしたニコ主演のドラマ「詠春」にもサモ・ハン、
ユン・ピョウが出演しているので、気を抜くとごちゃごちゃになる・・・
なんてことはないですが、紛らわしいのは確かです(笑)。
物語はイップ・マンが詠春拳を始めるところから自分の道場を持つまでの
間のお話で、香港映画らしいフィクションを交えての青春もののような感じ。
彼は、本来お金持ちの息子らしく、実際は弟子入りしたとはいえ、
家に師匠を招いて習ったのだとか・・・香港で外国の教育も受けたのも
納得がいきました。奥さまのチャン・ウィンセンが副市長の娘さんだったのか
存じてはいませんが、上流階級の娘さんだったのでしょうね。
映画では、正義感あふれる元気な娘さんで、結婚の約束をするきっかけが
ちょっと計算じみているのが気になりましたが(笑)そこは香港映画、
お話より、アクションです♪とはいえ、特に凄い!って思えるところはなく、
期待のラスボス対決・・・お約束の悪い日本人(笑)演じているのは、
澤田拳也さんで高レベルのアクションができる方なのですが、
それだけ?って感じで拍子抜け(^^:)
詠春拳を伝えた梁贊(チェン・ワースンの師)の実子ながら、家を飛び出し
新しい形の詠春拳を生みだしたリョン・ピックに師事したイップ・マンを
正統派の詠春拳を伝えようとするウー・ツォンソウが許すところが
見物だったような気がします。
正統派の詠春拳の欠点を補うリョン・ピックの拳をさらにイップ・マンが
極めていく・・・そんな姿が、ラストに観えました♪
ユン・ピョウが好いのですよ(^^)それにしても、デニス・トー、ド兄さんに似てますね~驚きです。
この記事へのコメント
さっちゃん
このシリーズの一番最初
BGMがすごくかっこいいのですがユーツベで聞けます。動画もあったかな?
「イップマン マエストロ」で出てくるはず。
メンテナンス長かったですね。
私もようやく自由時間ができました。
先週はほぼ毎日徹夜のような状態で頭が変になりそうでした。
ピンチヒッターなんてするもんじゃないですよね。年齢も考えてほしいのですがメインの研究員が緊急入院しまして・・・笑い事じゃないけど。
落ち着いたら動画アドレスはります。
ひらで~
大変でしたね~
でも、出来てしまうから・・・
頼れれるのは凄いですよ♪
ゆっくり、休んでくださいね。
メンテナンス・・・なんて可愛いものでは
なかったような(笑)専門用語で説明あっても
良くわからなくて(^^;)
動画、待ってま~す♪
さっちゃん
「マエストロ」かっこいい曲だし、孔明の動画も前に見つけたんですが、オリジナルを貼り付けておきますね。
http://www.youtube.com/watch?v=T5rJaudBToc
ひらで~
ありがとうございます!!
サボっている間にたくさん
見つけてくださったようで、
本当にありがたいです。
この音楽、CDないんですよね~
こういうの、ありがたいかも♪
さっちゃん
アマゾンなどでは入荷の見込みがないようですね。
さっちゃん
川井憲次さんが作曲しているのですが、なんとルー氏の「セブンソード」のサントラも川井憲次さんでした。
ひらで~
そうなんですよ~川井憲次さん、
『セブンソード』もなんですよ♪
でも、香港映画でのサントラは
殆ど絶版状態なんです(^^;)
日本での発売も難しそう・・・。