酔拳 レジェンド・オブ・カンフー☆闘いの果てに得た、究極の武術

WOWOWで観ました♪
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酔拳 レジェンド・オブ・カンフー
蘇乞兒 TRUE LEGEND
2010年 中国
監督:ユエン・ウーピン[袁和平]
脚本:クリスティン・トー[杜緻朗]
アクション監督:袁祥仁 袁信義 凌志華
音楽:梅林茂
主題歌:「走馬看黄花」 
唄:ジョウ・シュン[周迅]
出演:チウ・マンチェク[趙文卓]
                (スー・サン[蘇燦])
    ジョウ・シュン[周迅]
               (シャオイン[小英])
    ジェイ・チョウ[周杰倫](武神/酒仙)
    ミシェル・ヨー[楊紫瓊](ユ[兪大姐])
    グオ・シャオドン「郭曉冬]
                  (マー[馬清風])
    アンディ・オン[安志杰](ユアン[袁烈])
    レオン・カーヤン[梁家仁]
               (スーの父[蘇萬昆])
    ゴードン・リュウ[劉家輝](白鬚翁)
    デヴィッド・キャラダイン[大衛卡拉丁]
            (アンソニー[安東尼])
1861年、清朝の時代。外国からの侵略を受け
混乱期の中反乱軍に捕まった親王救出に成功したスー・サンは知事の職を推されるが、
義兄ユアンに職を譲り、自分は武術家として弟子を育てる夢を追い家族のもとに帰った。
数年後、長官となったユアンが育ての親でもあるスーの父親を訪ねてきた・・・
長年秘めていた思いを遂げるために・・・。

酔拳・・・と言えば、ジェッキー・チェンしか思いつかなくて
てっきり、リメイクっぽいのだと思っていたら、違うのね(笑)
酔拳のジャッキーの師匠のお話でした。
蘇乞兒と言えば、ド兄さんが演じたのもあるし、シンチーのもあるし、
ユンファのドラマ(観てないけど)もあるし、カンフー映画では
よく聞く名ではありますが、実際はよく知らないのですね(^^;)
なので、この映画でわかるかな~と思いましたが・・・
う~ん?ファンタジー色というか、コミック色(?)がかなり強くて、
なぜ彼が乞食の姿をして放浪したのかが、なんとな~くわかる程度。
主役のチウ・マンチェクが地味なのね・・・好い人だとは思うけど・・・
映画の作風に埋もれちゃう感じでしたね~でも、脇が豪華で
助けられた感じ・・・そう思うのは私だけか?
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その作風、いきなりここはどこ?な世界が現れて・・・
そういう映画だったのねと、まぁ、理解するシーンとしては
十分な作りでした(笑)
なんでこんな世界が?と思いましたら、3Dだったのですね。
でも全編3Dではないらしく、ファンタジー色が強くなるところだけ
だったのだとか。ってことは、途中で3D用の眼鏡をかけるの?
・・・めんどくさいなぁ(笑)
アクションはワイヤー何本使ってる?って思うような超人的な動きで
目いっぱい楽しませてもらいました。TVでもそう思うのですから、
3Dシーンはもっと凄かったでしょうね。
それでも、中国の自然いっぱいのロケーションが効いてました。
こんなところなら、ファンタジーもありかも~って思うほど素敵なところ。
ただ、CGもふんだんに使われているのでどこまでが自然かは謎ですが(^^;)
お話は二部構成でしたが、強烈なキャラクターばかりの前半に比べると
後半はまたこれ?って思うような展開・・・後半いらないかも(笑)
「蘇乞兒」になるまでのお話でも好かったような気がします。

そして、主人公を助けたサブ・キャラたち・・・
まずは、強烈の極みが敵役のアンディ・オン演じるユアン。
父親の敵を討つために邪悪な五毒邪拳を会得した彼の真の姿は凄い!
ここまでするか?ってびっくりです。
アンディ・オンの悪役、好いですね~悪役しか観てないけど(笑)
顔のつくりが良いですから、見た目ボウズ(辮髪ですが)でも
白塗りにしてもOK♪
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スーの父親役にレオン・カーヤン・・・好いお爺ちゃんになってました(笑)
お爺ちゃんと言えば、ゴードン・リュウの髭仙人♪
もったいないほど、贅沢な出演シーンでした(笑)
贅沢と言えば、もうひと方・・・ミシェル姐さん♪
これだけ?って思うほどの少ないシーンですが、
主人公を救う重大な役どころで素敵な姿でありました。
妻のシャオインにはジョウ・シュン。最近よく観ますが、優しくて強くて、
好いわ♪『画皮』、こちらではもうすぐ上映なので楽しみ♪
それから、ジェイ・チョウ・・・ある役で出てまして、主人公と戦うのですが
面白い存在です。

物語としては、部分的なお話でまとまりがないのですが、
中国では知ってて当然みたいな方のお話なので、今更なんでしょうね~
それよりも映像でどれだけ楽しめるか・・・そういう作品とすれば、
十分楽しめた作品でした。

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