『魏志 文帝記
建安マエストロ!』
著者:中島三千恒
出版社:メディアファクトリー
“乱世の奸雄”曹操が覇道を突き進み、
その一方では新たな文化が花開いた時代、
建安年間(西暦196年~220年)。
曹操の子・曹丕の日常は、
権力者である父のおかげで苦労知らず…
でもなかったり。やっぱり父の存在感と
プレッシャーは大きいし、趣味の文学では
弟・曹植の天才ぶりにかなわないし。
さらに側近達は、曹丕自身の意志を
差し置いて「曹丕派vs曹植派」の
派閥抗争を始めちゃうし……。
悩める貴公子・曹丕の明日はどっちだ!?
<出版社内容紹介>
雪中送炭(著者HP)
三国志をもとにした漫画を検索しますと、
その数はかなりあって、4コマ、ギャグ、シリアス、少女系など、
ジャンルも様々・・・って、ことは私が知らなかっただけですが(笑)、
お陰で、楽しい発見の日々♪・・・とは大げさか?
この作品もその一つ、曹植が主人公のものがあれば、お兄ちゃんの
だってあります!とばかりの、本作。
絵柄から、チャラいような雰囲気は受けますが、
内容は結構シリアス・・・魏の跡目争いに発展していく様ですが、
結末は周知のことですから、それに関わる人物の設定に
作者の思い入れを感じます・・・賈詡(かく)が、好い感じのオジサンなの♪
曹丕には司馬懿・・・なんだかやる気なさそ~な人ですが(笑)賈詡に
後押しされて、だんだんと目覚めていく感じかな~
曹植は楊修・・・見た目も性格も厭な感じ(私には)の人・・・が、
ひっついていて曹植をその気にさせる感じ。
なかなか、面白いのですが、残念なことに1巻が出ただけで、2巻めが出る
気配がないの・・・他の連載にかかりっきりになっているようです。
このまま、消えちゃうのはもったいなので、早く続き、描いてほしいです♪
MY三国志INDEX
この記事へのコメント
さっちゃん
おととい読み終わりました。
この中に出てくる賈詡が、某ゲームの賈詡そのものだというほど似ていると娘がハマリました。
「~~男子」より読みやすかったな。
ひらで~
ゲームは解らないなぁ~
でも、絵柄とか、キャラ設定とか考えると
ゲームを楽しんでいる人達に
向けての漫画のような気がするので、
ゲームを知っていると、余計に
楽しむことができそう・・・。
「~~男子」ねぇ~(笑)・・・視点が違うと
こうも雰囲気が違うものかと。
今、「時の地平線」も読んでま~す♪
これ、好いですね~
「天華」は4巻目、終わりました♪
さっちゃん
ゲームは「三国志大戦」というものだそうです。
キャラクターがすごくきれいでいいですよ。娘がカードを集めていたのですごい!!目がハートです。
「時の地平線」読みやすいですよね。奥さんも「孔明のヨメ」に似たような感じがあり、違和感なく読めました。
孔明の命を月英が作ったカメの水差しが救うところなど涙で・・・
「天華」だいぶ来ましたね。
少し中だるみがあるようなというか史実に基づいて話が進む部分があり、CDドラマの2巻目が困りものになるとか・・・
ついでにこの小説が連載されていた「小説june」をカビ臭いながら負けずに読み直しています。
なぜか・・・イラストがあの本以上にたくさん入っているからです。脅しに使われた絵のイラスト見るとまさに!!びっくり。
それと作者は孔明に髭を付けたくないということで挿絵の方と相談していたのですが、手もとにある物をみるとなんと1カットだけあごの部分に髭が・・・
髭のない孔明少しずつですが始まりました。
三顧の礼のあたり、動画を作る方が利用するふっくらした若い孔明の部分(まだもみあげに龍髭がないところ)
そのあとに多分赤壁のところでにっこりしているもの選んでいます。
あとは私の趣味であの鯉が泳いでいる池のところと三つ編みのひもが垂れる冠をかぶっているあれ。
予定です。
ひらで~
カードバトルのゲーム?
カードも種類が多いのでしょ?
集めるのが大変そう・・
「時の地平線」・・・ファンタジックで
私は好きです♪
孔明が劉備に降るところで、感動して
すでに涙しました・・・この劉備なら♪って。
キャラクターが皆好い人で、「天華」と
対極にあるみたい(笑)「天華」も
そこが、好いような気がする・・・
生身の人間らしい欲がむき出しで
隠してないところが。
挿絵が多かったら、困るかも(笑)
外で読めないし・・・。
私の方も、画像を増やす作業続行中(笑)
41話、完了。