『諸葛孔明 時の地平線』

希代の軍師として名をはせた孔明の理想と信念を描く
ファンタジックな「三国志」♪
画像
『諸葛孔明 時の地平線』
〔小学館文庫〕 1~8巻
著者:諏訪 緑
後漢末期、戦乱を避けて荊州で
農を営みながら、
学問を修める青年がいた。
彼の名は諸葛孔明。
朝廷や将軍・曹操への
憎しみを胸に秘めながら、
弟妹のために政治からも
戦いからも身を遠ざけて
生きていた。
だが学問所の同輩・士元や、
曹操に仕える医師・華佗達との
出会いが、“臥龍”と呼ばれる
孔明を変えてゆき…?


ずっと昔、『プチフラワー』を愛読していたので、
諏訪 緑さんはデビュー当時から存知あげてはいたのですが、
結婚を機に、購読をやめてしまって『玄奘西域記』しか読んでいませんで、
三国志熱が急激に上がった最近、いろんな関連本を探しているうちに
この作品の存在を、知ったばかり。
購入するとなり、探したところ最初に出た版の全巻セットがなかなかなくて
バラバラに買うのも面倒なので、文庫版を購入しました。
・・・が、小さい!当たり前ですが(笑)小さくて、読みづらいのです(^^;)
老眼には辛いね(笑)漫画は漫画本サイズで読みたいわ~・・・ってことより、
感想を♪

これ、好きです♪女性向きと言ってしまえばそれまですが、
優しい気持ちになれる不思議なお話で、
人物関係などもオリジナルなところがあるのですが、
ちゃんと、話が通ってる、立派な三国志なんです。
子どものころ曹操に会ところから始めたことで、
曹操と孔明の関係がより解りやすくなっています。
二人を繋ぐ・・・というか、二人を見届ける存在に
華佗が出てくるのですが、ちょっと特殊な能力を持ってまして
そのあたりで、ファンタジーの色あいが出ております。
それも、妙に納得できるのですね。
三顧の礼など、たまたま三回行って会う・・・というような展開なんですが
孔明が劉備に降るところ、劉備の言葉が素敵なんです。
普通の三国志ですと、劉備側から描いてしまうので、
それまでの孔明はそれほど描かれないのですが、
この作品は孔明が主役ですので、三顧の礼までの
話が描かれて、劉備と会う展開・・・それまでは、誰かのもとで
働く意思がなかった孔明ですが、劉備の言葉で変わるんですよ。
孔明のこれまでの生きざまが描かれてるからこそ理解できる、
重みがあって、支えとなる言葉に、思わず、涙です。
周瑜も、好いですね~ビジュアル、最高です♪
超雲も素敵♪孔明との最後の会話、泣かされました~。
そして馬超が好い!!生き残ってるんですよ~
だいたい彼は、孫権に負けないくらいの家の出ですからね。
馬謖もね・・・訳ありでね・・・と、とにかく好みの登場人物たちの
設定に、物語の展開で、読んでいて気持ち好いの♪
三国好きの女子たちには超、お薦めです・・・
って、もう、皆さまご存知で、今頃何言ってるの?・・・ですかね(笑)

諏訪 緑さんのインタビューを読みました↓
            月刊フラワーズ・インタビュー

並行して『天の華・地の風』読んでま~す♪

この記事へのコメント

  • さっちゃん

    ひらで~さま

    当時私も連載されていた雑誌を読んでいました。この作品を読むためではなくなぜか木原敏江さんの「杖と翼」を読むためです。
    ま、これには色々ないきさつがあるのですが・・・

    当時諏訪さんの絵はあまり興味もなく、話もすっ飛ばし。
    でも文庫版が出る前に少し大きいA5判で読みました。
    今読んでみると扉絵もきれいだし、なんだか当時いい加減だった自分に愛想がついているような・・・
    話もホンワカ歴史的にも違和感なく読めます。
    ただ少しかっとんでいるかな?衣装のこととか・・・
    でも読みやすく入門編によいのではありませんか?
    線もしっかり描けているのでなかなかの出来栄えだと思います。我が家では娘以外私と息子が読了です。

    まじめな本として昔コーエーから出ていた単行本を引っ張り出して来て読んでいます。
    大都督版と赤壁秘話2冊と孔明編。
    もう少ししたら孔明編に入ります。こんなんだからDVDが見れない。
    2012年09月25日 23:16
  • ひらで~

    師匠~♪
    この作品の連載中は、子育てで
    漫画どころではなかったです(笑)

    諏訪さんの画は、初期のころしか記憶に
    なくて・・・もう少し丸っこい、特色のある
    画でしたね。だから、この作品は、画風が
    変わっていて驚きました。
    いろんな作家さんの影響があるような(笑)
    巻末に、夏目房之介さんのエッセイが
    載っていたのですが、そこに曹操は
    ラオウだとかあって、確かに似てる~って
    思いました(笑)
    お話の作りは萩尾望都さんっぽいし、
    男同士の関係は木原さんみたい・・・て
    何となく感じてしまったし、だから、
    違和感を感じないで読んだのかな、って。

    私もA5版ので読みたかった~。
    ちょこっと、書いてある文字が読めない!
    2012年09月26日 14:49
  • さっちゃん

    ひらで~様

    私完璧に「老眼」になりました。本当に文字を追うのが大変です。文庫版の本もマンガもつらいです。
    これをプチフラワーで見たころは面倒な子育てはなかったかな?ただ仕事的にもキツイときで本当に大変だったような・・・落ち着いたら読めばいいなんて考えて「杖と翼」読んでたりして...

    すっきりした感じの孔明でなんとなくすっきりさわやかに読めました。でも今見るとカラーの部分なんてきれいだから扉絵の部分とかとっておけばよかったかな~~
    いざとなれば「明治大学」へ行くかな・・・
    すごいですよ米澤コレクションと内記コレクションの合体ですから。
    2012年09月26日 14:57
  • ちはる

    お、『時の地平線』だ♪

    龐統や馬謖の設定が斬新でこれはこれで楽しめたです。龐士元がカッコよくて好きでした。孔明の奥方、英ちゃんが可愛らしくて…でも彼女との結婚の道程が長くて、イラっとしたこともありました(^◇^;)

    ひらで~さま『天華』と並行して読まれてたんですよね?真逆の設定なので頭の切り替えが大変な気がしますが大丈夫でしたか?私、『天華』の2巻読んでいたら『時地』やドラマの龐統を思い出してしまい読むのが辛かったです。

    チェン・クンのMVご紹介ありがとうございました♪
    ルー・イーと三国の動画を観るのに精一杯で大都督とかチェン・クンとか…の動画まで辿りつけないのでMVのご紹介嬉しいです。チェン・クンのMVステキですね。色気があってMVのチェン・クンと目が合い照れながら観てました♪(´ε` )

    映画『画皮』を観に行くのを忘れてまして、上映している映画館を探し中です(^◇^;)

    映画と言えば『銅雀台』は日本で公開されるんでしょうかねぇ~。玉木さん目当てではなく、チョウ・ユンファとニー・ダーホン目当てで観たいんですが、なんだか中国との関係が怪しくなってしまい心配です。
    2012年09月26日 17:44
  • さっちゃん

    ちはる様

    お久しぶりです。
    「銅雀台」本国で今年中に封切りされるようです。
    日本では来年と言われていますがどうでしょうか。
    撮影の様子と玉木君のインタビューが動画で見られたはずです。
    2012年09月26日 20:51
  • ひらで~

    ちはるさん♪
    ちはるさんも、
    読んでらっしゃいましたか~
    私だけだったか今頃だったのは(笑)

    龐統も面白い、設定でしたね。
    でも、彼ほど作品によって
    キャラが変わる人っていませんね~
    彼によって入蜀の様子が大きく
    変わりますからね。
    諏訪さんのは、みんな憎めないので
    読んでいても、嫌な気分にはならず
    私は、気に入ってます。
    「天華」は同時に読んでいても、
    別物だから~と、あっさり切り替え(笑)
    これもこれで、なかなか面白いです。

    チェン・クンのMV、私も照れました(笑)
    こんなに、色気のある方だとは・・・
    レスリー・チェン、思い出したりして。
    『画皮』、コチラでしたら11月からです。
    見に来る?遠すぎますね(笑)

    『銅雀台』、どうなりますかね・・・
    心配です。
    2012年09月27日 05:09
  • ちはる

    お返事ありがとうございました♪

    『時地』は読んだことあるんですが、最近の三国志漫画は知らなかったですよ。ひらで~さまがご紹介してくださった『孔明のヨメ』と『三国志魂』は購入しました♪

    曹丕と曹植が主人公の漫画が書店で探せなかったのでネットで購入予定です。

    『画皮』観に行けそうな劇場があったのでお休みの時に行ってきます♪ひらで~さまの地域は『画皮』11月から公開なんですね。お住まいは長野でしたよね?私は愛知県在住なので長野は近いような遠いような…(^^;;


    さっちゃんさま、お久しぶりですm(_ _)m

    さっそく撮影の様子のインタビュー動画観てきました。『銅雀台』中国では明日から公開なんですね♪予告動画観て初めて知りました。
    玉木さんが宦官役でチョウ・ユンファが曹操を演じることとニー・ダーホンが出演することくらいしか知らなかったんです(^◇^;)

    ニー・ダーホンは伏完役なのね♪予告動画観ると司馬懿にしか見えないですけど(笑)

    日本での公開はいつなるんでしょうかね。早く公開してくれないと忘れてしまいそうで(笑)
    2012年09月27日 20:38
  • 涼子

    白雪孔明に脳が汚染される前に、こちらにコメントさせていただきます。『銅雀台』の予告動画をやっと見れました。チョウ・ユンファは、やっぱりレッドクリフに出なくてよかったのでは。曹操の方がお似合いと思う。確かに、ニー・ダーホンはスー・マー・イー(司馬懿:白雪の見過ぎでこう呼びたくなった)にしか見えません!玉木君はコメディの方がいいような気がする(真面目な演技をしても、どこかにオチがあるのではないかと期待してしまう)。ヒロインは知らない人ですが、伊能静が伏皇后だったのね(ちょっと懐かしいような)。

    そうそう、なつかしいと言えばトニー・レオンつながりでフェイ・ウォンを思い出していたら(映画「恋する惑星」。しかしよく考えたら、オムニバス映画だけどこのときのヒーロー2人がレッドクリフの周瑜と孔明をやったということになるのね。積年のファンとしては感無量です)、映画『孔子の教え』の主題歌を歌っているということに最近気づいた!私は女優としてより歌手のフェイ・ウォンが好きで、このごろ見ないな~と思っていたらいたので嬉しかったです。

    白雪下巻のコメント欄に年齢がばれそうなCM 話がありましたが、嬉しいなあ~みなさん多分ほぼ同年代ですね。私もキャッツアイとか言ってるし。皆様はアラフォーですか?(私はもちょっと上です・・・)今週末ヒカリエに行く予定で、楽しみです。何着ていこう(人形見るのに服は関係ないんだけどね・・・)
    2012年09月28日 08:33
  • ひらで~

    師匠~♪
    明治大学には、コミック誌の
    コレクションがあるのですか?
    一般人もOK?・・・師匠~は
    関係者?それにしても、そういう
    過去作品に触れられるところがあるのは
    好いですね~。コミックも、大事な
    日本文化ですものね。
    カラー部分は、単行本になるとなくなって
    しまったり、あっても少しだけだから
    掲載時のは大事ですよね。
    なので、買ってた雑誌は捨てられず、
    取っておきますが、どうしても処分の時は
    切り抜くますね~・・・で、どこに保存?と
    家族に邪魔にされるのですが(笑)
    結婚後は、そういことをしないように(笑)
    漫画雑誌は極力買わないようにしております。
    2012年09月28日 12:45
  • ひらで~

    ちはるさん♪
    最近の三国志関係の漫画は
    面白いですよね~・・・また、
    違うの探して買ってしまった(笑)
    マニアの間では周知の本ばかりなのでしょうが
    私にとっては、新しい世界で♪

    『画皮』上映館、見つかりましたか♪
    私も早く観たい!!
    感想も待ってま~す♪
    愛知県・・・お隣ですね♪
    でも、私の住む所からは遠いですね~
    それに、都会だ♪名古屋には、たまに
    行きますよ・・・上の娘がね、コンサートとか
    この週末はコミケのようなものがあるそうで、
    なんだか、衣装作ってました(笑)まったく、
    この母にして、この娘ありです、は~
    2012年09月28日 13:01
  • ひらで~

    涼子さん♪
    今日も、お仕事に支障のない程度で
    三国楽しんでくださいね(^^)

    『銅雀台』・・・観た感じでは
    アクションありの、陰謀ありの、愛ありの~
    な、ドロドロ感が伝わってきましたが、
    どうなんでしょうね~今日、公開♪
    ユンファは好い感じの曹操ですね~
    見た目は(笑)
    玉木くん、宦官?吹き替えでしょうかね~
    あの声では、宦官らしくないですよね。
    玉木くんが出てれば、公開ありかな?

    フェイ・オン・・・私も唄、好きです♪
    『恋惑』のCDありますよ~
    あの、ふわっとした感じが好いですよね。
    でも、今じゃ大御所か?

    ヒカリエ・・・8階です・・・って、もう
    知ってますね(笑)。階下に比べると
    異様に静かで別空間みたいですよ♪
    お洋服は・・・もう暑くないから、
    おしゃれ出来ますね♪行ってらっしゃい♪
    2012年09月28日 13:15
  • さっちゃん

    涼子さま

    私は「天命を知る」の領域に入りました。まだ駆け出しですが。

    ひらで~様

    明治大学の図書館。
    これはコミケを誕生させた米澤さん(故人)と内記さん。この人は新宿で元は廃品回収などで集めた古書などをコレクションしていまはありませんが「現代マンガ図書館」というのを開いていました。建て物のなかに販売している店舗もあり、古い雑誌、コミック買うことができました。
    図書館では目録を利用し書庫から探している物を出してきてもらう。それを閲覧席で読むという感じでした。会員でしたので何度も行きましたがマスコミや関係者も多くて当時驚いたものです。
    内記さんのほうが色々と図書館にてが回らなくなり、経費もかさむなどの理由もあり、行き先を考えていたようです。米澤さんの急死もあり、当時明治大学のキャンパスを建て替えするという計画もあり、二人のコレクションをすべて入れたはずです。
    まだ行っていませんが一般の方も閲覧できるはずです。貸し出しは無理かな?
    大学の図書館に問い合わせるといいと思います。
    お茶の水の駅から大学はあるいて10分以内にあります。

    私も古い雑誌のカラーはとってあります。たまたまファイル見たら「ベルばら」「おにいさまへ」「あ~らわが殿」とか「茉莉と新吾」とか出てくる出てくる。
    よくもとっていたという感じです。
    「ガラスの仮面」が連載され始めたので最近は別冊花とゆめだけは購入。なぜか・・・これは雑誌を持っていないと単行本になった時あちこち話が違うから(作者が単行本を出す前に描き直すの)
    今、連載休止中だけど連載されている内容の部分も昔書かれたものを見るとまるきり違う。これは貴重かもしれないです。
    2012年09月28日 13:17
  • ひらで~

    師匠~♪
    私は辛うじて(笑)惑わず世代ですが
    いまだにふらふら、うろうろです(笑)

    明治大学とは、そういう経緯が・・・
    受け入れ側も太っ腹ですよね。
    利用するかはわからないけど、
    保存されているというので
    安心できるところがありますね。

    師匠~のコレクション、
    貴重なものばかりではないですか!
    そういえば、東京では「ベルばら展」
    開催中だとか・・・行かれました?
    私は、連載中は知らないのですが
    小・中と、“なかよし”読んでたので(笑)
    高校の世界史では重宝した覚えが・・・
    「ガラかめ」始まったのですか?・・・
    中学生以降は“はなゆめ”も買ってたけど、
    特にファンでもなく、載ってたから読んでた
    感じです(笑)“ララ”創刊のあと、併読して、
    いつの間にか、はなゆめは卒業して、
    “あすか”へも行って、“プチフラ”へ・・・
    好きな作家だけを追ってたような(笑)
    だから、「ガラかめ」のその後があやふやで
    どうなったのかわかってないです。
    2012年09月28日 15:43

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