中国ドラマ「三国志Three Kingdoms」94☆危急存亡

突然の雨で炎は消え、司馬懿の最後を見届ける望みは
露と帰した孔明。病は進み、大業を成す夢を断たれた今、成すべきは、
無事に兵を戻すことですが・・・。
第94話 星落ち、五丈原に逝く ≪五丈原漢丞相歸天≫
突然の雨によって諸葛亮の計略は失敗に終わってしまう。死期を悟った諸葛亮は、姜維と楊儀に後のことを託し、馬岱には謀反の気配がある魏延の排除を命じる。建興13年、諸葛亮は志半ばにして五丈原で亡くなる。魏延が蜀軍を指揮し始めるが、馬岱は諸葛亮の遺言通り、これを斬る。司馬懿は、諸葛亮の死を知って攻撃を開始するが、蜀軍の中に諸葛亮の姿を見つけて退散する…。
司馬懿を追いこみ業火に包まれていた上方谷に突然の大雨。
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それを呆然と見つめる孔明、これまで降ることのなかった雨が、
なぜ今日、降るのか・・・北伐を始めて10年、ようやく司馬懿を
追いこんだのに・・・天は我を見放した!と叫ぶと血を吐き倒れてしまいます。

雨により窮地を救われた司馬懿。陣中で夜空を見上げ、息子・昭に向かい
今まで天文など信じなかったが、天に感謝し信じるようになった、今この星を
観ると一人の大将が命を落とすと語り、それは諸葛亮ではと昭くん。
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奴は生きて恨めしく死しても惜しいと、司馬懿は孔明を想います。

床に伏せる孔明。枕元には姜維と楊儀。
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もう命は長くないからと、姜維に自分が著した兵法の書を、そなたなら、
未完の大業を受け継げるからと託し、姜維は涙ながらに受け取ります。
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さらに、漢と賊は並び立たず、蜀と魏はどちらかが滅ぼすしか道がない、
それだけは覚えておけと孔明。そして、自分が劉備に召し抱えられた時の
水鏡先生の言葉「孔明は主君を得たが時を得ていない」とうのは、
預言だったのだと、諦めを込め自嘲するのでした。
34話で語ってましたね・・・あの時は、そんなこと言うなーとか思ってましたが、
ここに繋がるんだ・・・
楊儀には軍の本営を進退し易し五丈原に移すように、もし私に不測の事態が
起こったら、兵符をを持ち、必ず漢中へ軍を送り届けるのだと
今後のことを託します。ただ、魏延の動きが気になると楊儀・・・二人の仲は
あまりいいものではなく、自分が兵符を受け取れば、魏延が謀反を
起こすのではと、懸念していました。
そこで、孔明は自分で魏延の真意を探ることに・・・

孔明は何やら、儀式の最中・・・
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亮 乱世に生を受け 世捨て人として暮らすも、
先帝に三顧の恩を賜り 後事の重任を託され
鞠躬して国賊を討たんとす
されど 大業未完のまま 話が天命は尽きんとす

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孔明に面会を求める魏延。病気を理由に入室を断られますがいつもの策だと、
勝手に入り込んでしまいます。
魏延は曹叡が司馬懿に送った10万の兵が隴西に到着したとの知らせを
伝えに来たのですが、孔明は蜀に降りかかる災いを消す儀式の最中、
魏延が入った拍子に祭壇の火がひとつ消えてしまいました。
魏延がなぜ病気のことを黙っていたのかと問うと、知れば不安になるから
と孔明。そして、私の死後、誰が北伐の責任者となるべきか?と問います・・・
それに対し、誰とは言えないが、蜀出身の者には兵符を渡してはなりませんと
魏延。陛下が蜀出身ではないことと、北伐をやめるかもしれない懸念があると
その理由を挙げます。そこで、孔明は、そなたがふさわしいと思っていると、
魏延に明かします。
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魏延は自分には荷が重すぎると断りますが、他にはいない、まかせたと孔明。
先帝の御魂に背かずご命を拝しますと魏延は了承し、孔明は
あとで兵符を授けると告げます。

魏延の態度から、やはり謀反の気があると察した孔明は、馬岱を呼び、
馬超の遺言である馬氏一族の未完の大業をなし、曹家への恨みを晴らすこと、
そして、馬超が生きていれば北伐も成せたと話します。その意思は私が
受け継ぎますと馬岱。そんな馬岱に魏延が謀反を起そうとしている、切れと
命じる孔明です・・・う~ん、これだけでは今ひとつ魏延に謀反の気が
あるのかはわからない様な気が・・・孔明が本人に任せるって言ってるし、
無理ですって言ってもお前しかいないって言われれば、その気ななるのが
普通だけど・・・。誰がいい?って聞かれて、実名を挙げなかったのが
引っかかるところなのでしょうか・・・途中端折ってきたツケが廻って来た
感じ。わかっている人にはいいけれどね。

司馬懿の軍は、動きのない蜀軍に異様さを感じ取っていました。
一戦交えればわかるのでは?と昭くん。司馬懿は不変を以て、
万変に応ずるのが上策だと、手を出さぬようにと戒めます。どこまでも
慎重な司馬懿です。

五丈原の孔明の陣営・・・
臣亮言:
伏聞生死有常 難逃定數  生死は常にありてその定めは逃れ難し
死之將至 愿效愚忠     死の当に至らんとするや 願わくは愚忠を尽くさん
臣亮賦性愚拙 遭時艱難  臣亮 愚拙なれども時(よ)の艱難に遭い
分符擁節 專掌均衡     軍権を掌握し国の重責を担う
興師北伐 未獲成功     軍を起こして北伐するも いまだ功ならず
何期病入膏肓 命垂旦夕  いつしか病 膏肓に入り 命 旦夕に迫る
不及終事陛下 飲恨無窮  終生 陛下に仕えるあたわず 遺憾 極まりなし
伏愿陛下 清心寡欲     陛下に願わくは 心を清めて 己を律し
約己愛民            民を愛(いつく)しませんことを
達孝道於先皇         先帝に孝道を尽くし
布仁恩於宇下         天下に仁恩を布かんことを
提拔幽隱 以進賢良     隠者を抜擢し 賢良を登用し 
屏斥奸邪 以厚風俗     奸邪を排斥して風俗を厚くされんことを
臣家成都 有桑八百株    成都にある臣が宅には800株の桑あり
薄田十五頃           また痩せし田畑 15頃あり
子弟衣食 自有余饒     我が弟子 衣食余りて 生きるに不自由なし
至於臣在外任 別無調度  臣 外に在る折も他に蓄財を作らず
隨身衣食 息仰於官     身にした衣や食はすべて官より賜れり
不別治生 以長尺寸
臣死之日            臣の死後
不使內有余帛         我が一族は内に余分な絹を持たず
外有贏財            外に余財を貯めず
以負陛下也           すべて陛下に背くことなし
遺言を楊儀に書かせ・・・
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233年8月23日諸葛亮、陣没。享年54歳。
この遺言、どれだけ正しく国と帝に尽くしていたかが感じられ
泣けて来ます。

孔明の葬儀の場。姜維が全軍を漢中へ戻すとの孔明の遺言を
伝え、兵符を楊儀に渡したところへ魏延が割って入り、
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兵符を取り上げ指揮する意を表明し、このまま留まり北伐継続を
命令します。姜維は北伐の名を借りて謀反を起こす気かと問うと、
ありえぬ、北伐は先帝の意思、丞相の死で中止できぬと魏延は反発し
丞相がなくなった今、恐れる者はだれもいない、誰が私に刃向える?と
馬岱に反対する者を捕えろと命じます・・・が、馬岱は孔明の命により
裏切り者を切る!と・・・その場で魏延に切りつけ・・・
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兵符を孔明の位牌に捧げます。

一方、五丈原の諸葛亮の陣営がもぬけの殻だとの報告を受けた司馬懿。
陣の跡の様子から大将の葬儀が行われたと知り、諸葛亮の死を察し、
司馬昭が追撃を進言。司馬懿はこれも策略ではと躊躇するも、郭淮らも
強く押したたため追撃を開始。

撤退中の蜀軍。姜維が陳倉道での伏兵となり、魏の追撃に備えます。
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深追いはするなと王平。丞相のご加護があるので大丈夫ですと姜維。
この二人、とっても健気。泣かせるなぁ・・・。

五丈原に入り、葬儀が諸葛亮のものであると見るものの、まだ信じられない
司馬懿。その様子に、諸葛亮が生きていれば戦わないつもりなのですか?
と、郭淮・・・その言葉にいつからこんなに優柔不断になったのかと、我に
返った司馬懿は伏兵がいるなら陳倉道だ、二手に分かれ挟撃せよと命令。

陳倉道。司馬懿軍が入ろうとすると、姜維たちの伏兵が攻撃開始。
その様子から孔明がいたならこんな入口で攻撃はしない、見せかけだと
司馬懿は察します・・・が、そのとたん、崖の上に孔明の姿が現れ、
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あわてて退却・・・。

陣に帰った司馬懿。
司馬昭から諸葛亮は既に亡くなっていたと聞かされます。あの時見たのは
司馬懿を威嚇するための孔明の木像だと知り、自分は木像に驚いて
逃げだしたのだ、後世の者に「死せる孔明、生ける仲達を走らす」と
百年の先まで言われる、こんな恥辱はないと転げまわって悔しがる司馬懿。
司馬懿は昭くんに木像を取ってこいと命令します・・・かわいいなぁ司馬懿♪

孔明の木造と対面した司馬懿。
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そなたがいないと寂しいではないか・・・心の内を語る司馬懿。
こんな世でなかったら、堂々と友として交わっていられたのに・・・
そんな思いが感じられる司馬懿の独り言です。
友を亡くした悲しみに涙する司馬懿・・・そこに、
勅書を持った使者が訪れます・・・連敗もしたが国境を守り御苦労であった。
軍権を夏候覇に渡し、戻ってこい・・・との勅命です。
孔明がいなければもう、用はないと、暗に言われたということですね。

その勅命を受け、黙って去る司馬父子。そこへ、孫礼、郭淮らが
追ってきました。別れたくありませんと訴える郭淮らに別れは付き物だと
答え、洛陽まで送るとの申し出を朝廷には自分を疎う者がいるから
これ以上付け入る隙を与えたくないと断る司馬懿・・・そんな司馬懿に
大都督への忠義は生涯変わりません!と、別れの言葉。
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・・・ここ、泣けました・・・まさか、彼らにこんなに泣かされるとは・・・
郭淮も孫礼も好い奴だね・・・

第93話                        第95話
                          MY三国志INDEX
なんだか、文章がバラバラです・・・読みづらくてすみません(^^;)
気持ちがワサワサしてるんでしょうね~
孔明の死・・・思っていたより、あっさりでした・・・でも、
この物語の登場人物の一人に過ぎないと思うと、そうか・・・って。
孔明と司馬懿、どちらが欠けてもこのお話はなかったなと
あらためて思いました。
54歳・・・私の主人の今の歳だったりする・・・現代と比べるのはなんですが、
年老いた姿を見ると、時間的には短くても中身の濃い人生を送ってきたのだと
感じます。
ドラマの公式ブログでは人気投票をやってますね♪
最終回放送日の13日月曜日が締め切りだそうです・・・
私もやってこよう♪でも迷うわ(笑)

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この記事へのコメント

  • さっちゃん

    孔明の亡くなるシーンはあれで十分だと思いまし。あまりにつらい映像は・・・でも白髪鬼のように真っ白な髪になり驚きでした。木造に語りかける司馬懿のところですが自分を一番知っていて旧知の友をなくしたようで一番悔しかったのは司馬懿でしょう。
    「孔明よなぜ死んだ」わかるんだ気持ちはね。
    それで今回あの騙された司馬懿が寝台の上でころころごろごろ転がりのたうつところ。
    まさに一番のシーンだったと思います。最初かわいい~~なんて騒いでいたけど素直に表現すればこんな?悔しさも2種類。孔明をなくしたことの悔しさが本当によく出ていてここでホロリとしました。
    2012年08月10日 20:53
  • ひらで~

    さっちゃんさん♪
    返事が遅くてごめんなさい!
    娘たちとPCの取り合いに負けて(^^;)

    孔明の臨終シーンは扇がポロリで
    十分なんですけど、
    そこまでに、回想シーンなんかを
    ちょっと入れてほしかったかなって・・・
    楊儀の泣いている顔はいらんとか(笑)

    司馬懿のごろごろシーン、
    あんな悔しがり方をするとは・・・
    監督の演出なのか、ニーさんの
    考えなのか・・・すごいなって。
    やっぱり、司馬懿も贔屓してるな(笑)
    2012年08月11日 10:20
  • さっちゃん

    ひらで~様

    楊儀と魏延のこの先のバトルを本筋で考えると顔は我慢してあげませんか?
    息子がいうにはあっけないくらい簡単に魏延は死ぬぞ~~と言っていたのですが、まさかあんなに簡単に(笑)
    それと原書ではあの孔明の前の蝋燭ですが寿命を延ばすためのまじないですよね。
    でもこの三国志の孔明は人間だということを強調するためあの蝋燭に意味を持たせなかったんでしょうね。
    司馬懿の様子が本当に研究されていたというか私はこの人も人間らしいと思います。
    でも木像で現在まで名前が出てくるのはかわいそうかしら?
    「ちゅうたつ」という本が出ています。塚本さんという方が書いていますが、中国の人物に関しては現在よい作家だと思います。3冊組の「曹操」も先日読み終わりました。
    あと1回楽しみだし、あのオリジナルキャラの女性もね。
    2012年08月11日 10:45
  • あおりんご

    最近このブログを見つけ毎日興味深く読ませていただいています。場面の背景やドラマではカットされた部分などが
    わかり、またスパイスの聞いたコメントでドラマを2倍楽しませて頂きました。(まだ1回ありますが・・・。)
    もう少し、早く見つけていれば・・・残念!

     「星落つ秋風五丈原」いつの間にか孔明に感情移入してしまっている私、死に瀕して、なお自分のミッションを果たそうと鬼気迫るその姿に美しさを感じてしまいました。主君にあてた遺言状も愛情と慈しみに溢れ涙が出てきます。もし、大業がなせたならそこに書いてあるような
    政治をしたかったのでしょうね。孔明が亡くなった昨日はお通夜のような気分でした。

    こうなったら残された司馬懿も見届けなくては・・・です。
    司馬懿という人は今までイメージがあまりはっきりしなかったのですが、俳優さんのせいもあるのでしょうが好きになりました。
    底知れない知性の持ち主、土岐に不気味なのに、感情豊かで可愛いとこもある大変人間味溢れた人のようです。
     息子とのやり取りも面白かったです

    それにしても、孔明の遺言状に遺言に桑が800本あって云々をみて、初めて、この人にも生活ってあったのだ感じたのですが、ここまで、活躍できたのは画面にはなくて奥さんや家族の支えも大きかったのでは?と勝手な想像です。
    2012年08月11日 16:00
  • ひらで~

    さっちゃんさん♪
    う~ん、やっぱり我慢ですかね~
    劉備の時もそうだったけど、
    いまわの際メイクが凄過ぎて
    そのアップが観てられなくてね、
    ダダこねてみました(^^;)

    魏延・・・油断してたんですね~
    あんなに簡単に・・・驚きでした。

    司馬懿については、正直これまで
    全然きにしてなかったのですが(笑)、
    曹一族に後ろからつつかれ、孔明には
    散々にやられている姿もこうして
    ドラマで見せられると、孫の代だとしても
    天下とってもいいよ、って気がしてきます。
    それで、恥ずかしい思いはチャラってことで。

    さっちゃんさんは、三国志関連の本などに
    お詳しいのですね。私もこれから、少しづつ
    興味のあるところから、三国志の世界を
    楽しんでいきたいです。

    あと1回・・・なんですね~。
    2012年08月11日 22:58
  • ひらで~

    あおりんごさん♪
    見つけてくださり、嬉しいです。
    コメント、ありがとうございます。

    このドラマを観るまで、私の中では
    曹操への評価が一番高かったのですが、
    この孔明は特別でした・・・ルー・イーが
    演じたこともありますが(笑)、とっても
    人間味にあふれていて、素敵でした。
    遺言もドラマを見なければ知らなかった
    事ですし、ここまで真摯な姿勢を貫いたことに
    敬意を感じて、孔明が大好きになりました。

    司馬懿も、面白く描かれていましたね。
    他の登場人物も、それぞれの主君を信じて
    生きる姿は健気さを感じて、皆素敵でした。

    孔明の奥さま・・・舅が出てきましたら
    いたのは確かですよね(笑)
    まぁ、そこまで描いていたらもっと
    もっと身近な人物になったかも。
    95回じゃ描ききれないか(笑)

    桑の木があるとすれば、蚕を飼って
    いたのでしょうかね・・・でも、
    800本は凄い!
    2012年08月11日 23:20
  • 涼子

    ひらで~さま。・・・・・・・・・・・・・・・(私が泣いているところ)。孔明様が亡くなっちゃったよ~。やっぱり悲しいです・・・このサイトに集う?皆様がいてくれて、悲しみを分かち合えて、本当によかったです。ひらで~さんのおかげです。

    悲しいので閑話休題。皆様が注目している&ひらで~さんが萌えたという、北斗七星の衣装ですが・・・私もあの裾がひらひら(パタパタ?)するシーン(関羽の悲報に劉備が倒れたところ)は大好きです!萌えるというか、かわいいんだもん(関羽様ごめんなさい・・・)。

    孔明の奥様のことが話題になっていましたが、手前味噌で本当に申し訳ないのですが、私のヤフーブログ「江の早春賦」は、共同作者の友人の「孔明の嫡男を産んだのは誰だ?」の一言から始まって、一緒に文献を相当読み込んだ調査結果?をもとに小説化したものなのです。孔明と同年代の黄夫人が、孔明が死んだとき10歳にもなっていなかった嫡男を産んだというのは無理があるんですね。なのでどうしても第二夫人が必要だったので書いたものです。 

    私のブログはともかく、晩年一人で蜀を背負い、志半ばで無念の死をとげた孔明様に、蜀の屋敷に嫡男がいたことを思えば、心の支えになっていたのでは・・・とちょっと嬉しくなりませんか?800本の桑の木も、第二夫人が絹織物の名手だった(蜀錦という名産品を作り上げることで、蜀の財政に貢献した)と思えば、納得できると思います(すみませんが半分は調査結果、半分は創作ですが)。

    あと1回ですよ~・・・(また泣く)。ひらで~さん、あと一回、がんばってください!
    2012年08月12日 13:41
  • ちはる

    孔明の最期はあっさりしていて、上方谷で「天は我を見放した」と叫び倒れる場面のほうが観ていて辛かったです。54歳、過労が原因でしょうが、龐統や法正が生きていたら軍事は彼らに任せて、内政に力を入れれたのにと思ってしまいます。現実は非情ですね。

    魏延を殺害する動機が曖昧になってて、腑に落ちないですよね。元々、孔明とはソリガ合わず、長沙では暗愚だったとはいえ主君だった韓玄を殺害して劉備軍に投降した経緯がありますし、趙雲亡き後は魏延が力を持ってましたから、反逆したら太刀打ちできないと考えたんでしょうか。

    実際は楊儀と魏延が仲が悪く、孔明の死後関係が悪化したのが原因でしょうけど(^_^;)

    今月の23日は「三国志演義」での孔明の命日。旧暦だと今年は10月ですが。それに、人形三国志の生みの親である川本先生の命日だったりします。ドラマもあと一話、終わってしまうと思うと寂しいので、哀悼の意を込めて、久しぶりに人形三国志のDVD観ようと思います。
    2012年08月12日 19:15
  • ひらで~

    涼子さん♪
    わかってはいても、やはり
    大好きな人が亡くなるシーンは
    悲しいですね。
    こうしてコメントをいただくと、
    孔明がどれだけ沢山の人に愛され、
    語られているかが感じられます。
    悲しいけれど、ドラマですから
    素敵なシーンは何度でも♪

    そうそう、孔明がまるでひらっと飛んで
    駆け寄るシーン・・・登場した瞬間から
    萌えてましたから(笑)また観たい♪

    涼子さんの「江の早春譜」勝手ながら
    お気楽♪的「三国志」INDEX に
    入れてしまいました。これで、いつでも
    お邪魔できます(^^)

    蜀錦・・・見てみたいですね~♪
    孔明の屋敷、絹工場もあったのかしら・・・
    御蚕さん飼って、糸紡いで、織って・・・
    なんだか想像すると楽しい♪

    あと1回よろしくお願いいたします。
    2012年08月12日 23:27
  • ひらで~

    ちはるさん♪
    雨の中の孔明、切ない叫びに
    胸が痛くなりました・・・。
    血を吐くのは中国的な演出とはいえ、
    判るような気がします。

    魏延のシーン、ここまでの魏延の
    立場がはっきりしていれば
    判り易かったのかもしれないですね。
    登場したばかりの楊儀に横取りされて
    しまったような感じでもあるし・・・。
    まぁ、描かれていないところが多いので、
    矛盾が生じたり、無理やりなところは
    どうしても出てくるのでしょう。
    でも、これであれ?って思って自分で
    調べることに繋がれば、それはそれで
    いいことかも♪

    8月23日は川本喜八郎さんの命日?
    それは知らなかった・・・ここへきて、
    川本喜八郎人形美術館に行こうと
    計画中でしたから
    導かれているようで不思議な気分です(笑)
    2012年08月12日 23:50
  • 涼子

    ひらで~さま。「江の早春賦」を三国志インデックスに入れてくださって、大変光栄です。本当にありがとうございます。孔明様が亡くなって悲しかったけど、救われた気がします。実は本当はもっと長い話なのですが、読んでもらえるようにあれでも短くしてあるのです。新三国志とルー・イー様に出会ってしまったので、そのエッセンスをもっと加えて加筆しようかと悪友と相談中・・・。できれば孔明ファンのみなさまのご希望も入れたいと考えています。ただ私の悪友は、『周ゆと孔明が同じ女性を愛したことにしたい』とごねて話を作ってしまう人なので、私がストップかけないと変な方に行きかねないのが難点・・・。でも新三国志に壱与(いよ:江の早春賦のヒロイン)がいたらどう話に絡んでくるかを考えると、孔明ファンはまだまだ楽しめると思います。ひらで~さんのように、孔明様の屋敷には機織工場があったとか、想像して楽しんでいただければ幸いです。

    三国志関連のトンデモ本はいくつもありますが、悪友の愛読書は「わが天空の龍は淵に潜みて」というタイトルだったかな・・・孔明様が・・・えーっと、あの・・・同性愛志向の話なので、お気に召さない方は無視してください(決して読まないほうがいいかも。ただ、書いている人はたしか栗本薫の愛弟子で、才能ある人だと思いましたが)。

    BS の放送の終わるのが悲しいばっかりに、わざと話がそれています。川本喜八郎さんには、昔人形展でお会いして、孔明カレンダーにサインをいただきました(ちょっと自慢)。でもでも、皆さんが持っていると言う、学研の新三国志の本が欲しいよ~!ああ今日はついに最終回だ・・・。
    2012年08月13日 16:24
  • ひらで~

    涼子さん♪
    そんなことしかできず・・・
    申し訳ないですが、たくさんの方に
    読んでいただけるといいですね♪

    孔明の私生活は想像でしかないけれど、
    質素だけれども、いろいろ工夫して
    弟子にいろいろやらせていそう(笑)

    トンデモ本・・・愛されている方ですから
    いっぱいあるでしょうね(笑)
    腐女子系って言いましたっけ?
    これだけ殿方が出ていれば、そういうことも
    あるのでは(笑)
    お友達、楽しい方ですね♪

    学研のガイド本、もうないですか・・・
    TVの威力は凄いですね。
    最終回、もうすぐ始まります・・・が、
    今日は迎え盆・・・ゆっくり
    浸ってられないのが、主婦は残念です。
    2012年08月13日 16:48
  • さっちゃん

    涼子さま

    そのとんでも本は江森備(えもり そなえ)さんという方がその昔、小説juneに書かれて中島梓さんの「小説道場」に投稿して段を取り、出版したものです。
    現在てに入るのはブッキングの投票で復刊したものです。古いほうのものは、ものすごく美麗な孔明が出てきます。
    「わが天空の龍は淵に潜みて」というのは副題というか第1章の部分でちょうど赤壁のあたりの話です。
    BL要素の本ですから内容は云々ですが、歴史的には本当によく調べられていてよく書けていると思います。
    でも孔明は毒薬でしゅうゆを殺してしまうのです。
    泣けます。この作品は。
    御嫌でなければ読んでみるのもよいと思います。
    2012年08月13日 21:13
  • ひらで~

    さっちゃんさん♪
    横からですが・・・

    小説june・・・なんだか懐かしい響き(笑)
    残念ながら(?)読んだことはありませんが
    お名前だけは存じております。その筋の
    内容の雑誌だとも・・・
    そうでしたか、そんな過程を経ている
    小説だったのですね。
    泣けると聞いて、興味をもったりして。
    露骨なBL系でなければOKなので(笑)
    2012年08月14日 19:29
  • 魔蘭

    はじめまして。ドラマ三国志の感想ブログがありましたので、お邪魔しました。さっちゃんさんや涼子さんのコメにありました、江森備氏の天の華地の風。 蜀錦、孔明が興した紡織産業のことが、詳しく書かれてました。またネタバレですが、孔明の嫡男の生母もその工房の織女です。しかしこの作品の孔明は男色家ですので、本当の父親は・・・・驚いてしまいました。 
    新三国志の孔明の死 映像で見るととても泣けました。でも魏延の謀反の件は割りと簡単でしたね。
    江森三国志では、孔明と魏延の関係は妖しく独創的に描かれていました。確かにアレのせいでとんでも三国志扱いされますが、歴史、風俗 経済等も綿密に考証されており私は往年の大作家の三国志にも引けを取らないと思います。 長文失礼しました。
    2012年08月15日 11:11
  • ひらで~

    魔蘭さん♪
    はじめまして。
    訪問&コメント、ありがとうございます。
    魔蘭さんも、お読みになられていたのですね。
    どれだけ、この小説がお好きかが感じられ、
    なんだか、私も読みたくなってきた(笑)
    みなさんのお薦めですし、
    孔明の趣味はともかく(笑)歴史観はしっかり
    してそうですし、泣けて、驚いて・・・
    で、ちょっと調べてみましたら、全9巻!
    読み応えも十分にありそうですね(笑)
    ただ、手に入るかどうか・・・全巻セット、
    版元では品切れだそうなので(^^;)
    早くしなければ、入手困難になる?
    2012年08月15日 20:35
  • セリフバージョンです。
    読見上げて楽しみたい方向け
    ご使用ください。

    生死は定まりし定めなれば
    条数は逃れ難く
    死の当に至らんとするや 
    願わくは愚忠を尽くさん
    臣亮 生来愚拙にして艱難の時に遭い
    軍権を掌握し国の重責を担う
    軍を起こして北伐するも いまだ功ならず
    いつしか病 膏肓に入り 命 旦夕に迫る
    終生 陛下に仕うべからずは
    遺憾 極まりなし
    陛下に願わくは 心を清め
    己を律し
    民を愛さんことを
    先帝に孝道を尽くし
    天下に仁恩を布かんことを
    隠者を抜擢し 
    賢良を登用し 
    奸邪をしりぞけ
    風俗を厚くされんことを
    成都にある
    臣が宅には 桑が800株
    田畑が15頃あり
    我が一族
    衣食に余りありて
    不自由なし
    臣、外にある折には
    身辺に入り用なもの
    すべて官に仰ぎ私財を作らず
    臣の死後 我が一族は内に
    余分な絹を持たず
    外に余分な財とめず
    もって陛下に背くことなし
    2020年02月29日 11:20
  • ひらで~

    亮さん♪
    放置状態でしたので気が付くのが遅くなり
    ごめんなさい!!

    セリフバージョン、ありがとう
    ございました。
    読見上げて楽しみたい方、
    ぜひ、ご使用ください。
    2020年04月01日 15:46

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