軍を一つにまとめあげることから始めます。
孔明は守りに徹する司馬懿の動きを察し、
なんとか誘き出そうとしますが・・・。
第89話 司馬仲達、計にあたる ≪諸葛亮大破司馬懿≫曹魏、郭淮の陣営に司馬懿がやって来ました。軍紀が乱れ脱走兵が増えている状態を見て、一人の逃亡は
大都督となった司馬懿は、厳しい軍令を下して軍紀の乱れを正すことに務める。守りに徹する司馬懿の作戦を見抜いた諸葛亮は、武都と陰平を攻め、援軍を誘い出すように魏延に指示。司馬懿を待ち受けて攻撃しようとする諸葛亮だが、司馬懿の用心深さは予想以上だった。なんとしても司馬懿をおびき寄せたい諸葛亮は、自ら武都を訪れて餌になることで、ついに司馬懿を引きずり出す…。
軍に影響を及ぼすと、いきなり郭淮の処刑の命を下します。
周りは一斉にお許しくださいと嘆願、司馬懿は脱走兵一人に
その上司一人を切る、将軍が逃げたら司馬懿自ら首を切って
陛下にお詫びすると、触れ渡し最初の軍令として机を銅板の物に
つくり返させ、次に2日間の休みを命じます。食事も大盤振る舞いに
皆は喜びますが、火急の事態にはどうするのか?の問いに、
司馬の軍旗を立てておけば蜀三十里は退くであろうと司馬懿。
また、功の大きさにより、恩賞の内容も差がつくようにはっきりとさせ、
敵を切らなかった者は斬首と厳しさも明確にしました。
曹真の時でしたら、彼の気分次第で恩賞や刑の重さが変わって
いたのではないでしょうか。彼ならやりそう(笑)
魏軍の様子を偵察する孔明は、司馬懿が大都督になったことを察知。魏延は空城の計にひっかかった者など大した者ではないと侮りますが
孔明は司馬懿は守りが得意であり、戦いが長引けば我々の不利、
戦わないのが司馬懿の策略、相当な智謀の持ち主と警戒心を
顕わにし、司馬懿を亡き者にしなければならぬと、誘き出す策を
練ります。隴西(ろうせい)の武都、陰平の2城を魏延に包囲させ、
魏の援軍を誘き出す作戦です。
対して、司馬懿は蜀軍3千の兵による武都攻撃に、孫礼を援軍として
向かわせますが郭淮に孫礼は全滅するので秘密裏に棺の用意を
命じます・・・司馬懿は蜀が3千ばかりの兵で攻めるとは思えない、
だが、援軍を出さねば周りの城が動揺し、陥落が容易となる、それを
防ぐため、仕方がないが残念でならぬ~と悔しがります。
なんだか、大袈裟な芝居の司馬懿です・・・ダジャレじゃないぞ(笑)その姿を見た郭淮、私が助けに行きますと、援軍の援軍に向かうことに。
そうとは知らぬ魏延は援軍、孫礼を待ち伏せて仕留めようとしますが、
そこに郭淮の軍が・・・。
孔明の陣。魏延がしょぼくれ顔で戦況報告。魏軍は敗走したけれど、孫礼を
捕らえようとしたところ、副都督の郭淮が現れ阻まれたと聞くと、
司馬懿に狙いを見透かされたと苦笑いする孔明。訳がわからぬ
魏延に、孫礼の援軍は周りの城を意識した見せかけの援軍で
郭淮のが本当の援軍であった、いずれにせよ司馬懿は出て来ないと
説明し、ならば、餌を大きくして誘き出そうと、自分が餌になると孔明。
5千の兵を連れ武都の民の慰問に行くこと告げると、危険すぎると
姜維と魏延は反対・・・人の命は天命、と二人に準備をさせる孔明です。
偵察が来ているのを承知で武都に向かう孔明・・・孔明が武都に入ったとの報告は直に司馬懿の元に入りますが、
嘘ではないかと密偵を疑り、孔明の仔細を伝えさせようやく信じます。
孔明には攻略した街は慰問に行く習慣があると調べあげていた
司馬懿は孔明の行動は大胆不敵だと感心しながら、孔明の策を
見抜き、裏をかいて孔明の軍営の兵糧を狙うことに・・・。
孔明の軍営。張郃軍が突撃・・・奥へ進みますと誰の
姿も見えず、謀られたと気付いた時には魏延の兵たちが廻りを
囲み大混乱。脱出した張郃軍を待っていたのは張苞の軍。
孔明はその戦いの様子を眺めております。張飛とも戦ったことのある張郭と、張苞の一騎打ちが始まりますが、
張苞では太刀打ち出来ないほどの強さがあり、ここで仕留めねば
あとが厄介と、姜維の軍をを剣閣道に置き、誘い込まれた張郃を
弓で一斉射撃・・・。
裏をかいたつもりの司馬懿、この敗北に大ショック・・・釣り名人を自負
してきたが、餌は武都にあり、鉤針が軍営にある釣り方があるか?と、
自分でも信じられない様子。郭淮、司馬昭らは張郃の死に涙します。
それを見た司馬懿、張郃軍は誰一人、脱走する者が無く、軍の士気は
蘇った、これは我が軍の勝利だと、軍を挙げて張郃の葬儀を行います。自ら張郃の遺体を担ぎ、厳かに執り行われる葬儀を見せつけられ、
負けても乱れた様子を見せない司馬懿の軍に手ごわさを感じ取る
孔明でした。
雍涼の曹真の館。曹真は仮病を使って引きこもり中。
父子で医者を抱き込み嘘の診断書を書かせ、陛下に見せる画策中(^^;)
そこに、司馬懿が大敗したとの知らせが・・・彼らにとっては、この上ない
朗報、早速司馬懿糾弾の上奏をし、大都督の座の奪還を図ることに。
洛陽宮。曹真の息子、曹爽が、諸葛亮に負け張郃まで失う失態を犯した
司馬懿に代わって出征し、陳倉での雪辱を果たす機会を父にお与えくださいと
願い出ます・・・この息子は、こういうこと得意なのか(笑)・・・曹叡は
今度負けたら軍前で自決する決意だと聞いて、曹真を復職させ
司馬懿を副都督とし、過去は忘れ共に戦えと命令。
副都督への降格で、陛下の信頼を得られなかったと落ち込む司馬懿。
司馬昭は曹真が大都督となれば、陥れられるだけだから、この場を
離れるように言いますが、司馬懿は留まることに決め・・・
軍令を守り大都督に従いますと曹真を迎え入れます。
大都督の机にご満悦な曹真、守ってばかりでは敵を野放しに
しているだけだと、進軍して半月で諸葛亮を打つと言い放ち・・・。
第88話


外は孔明、内は曹真、二つの敵と戦わなければならない
司馬懿・・・苦労が多いわ。孔明にとっては曹真って、
援軍みたい(笑)今回は孔明の勝ちで嬉しいな♪
ところで、張郃を演じた譚建昌、なんだか渋くてカッコいいなぁとか思って調べたら、
武侠ドラマの常連さんでした。ニコ主演ののドラマや
ド兄さんの映画とか出てるって・・・今度確かめてみよっ♪
この記事へのコメント
涼子
確かにこれと決めるのは本当に難しい・・・それだけルー・イー@孔明様が魅力的なのですよね。歳をとってももちろん素敵です。でもやはり最近の悲しさに耐えかねて?つい若々しく元気な時の37話などを見て、また現在の回に戻ると、老けたというだけでなく一人で蜀の命運を背負って悲壮な様子&お疲れの様子に泣けます・・・。
あと少し、X-デーは8月10日ですか?いつも仕事をさぼりながらこのサイトを見ていますが、その日ばかりはサボれないかも・・・悲しいからそれでもいいけど。ひらで~さんのおかげでこのサイト&ここの仲間に巡り会えてよかったです。まだまだよろしくお願いします。
ひらで~
ルー・イー@孔明の出演シーンなら
どこもですよね(笑)
真面目に、DVDの機能に
孔明出演シーンだけ選べる機能を付けて
欲しいとか、思ったくらい(大笑)
お仕事をさぼってまで見ていただいて
恐縮です。単純にルー・イーの孔明が
観たくて観始めて、メモ程度に始めた
のですが・・・やっているうちに楽しく
なってしまって、中国のファンサイトなど
巡ったり、ルー・イーや他の出演者の
「三国」以外のドラマを見つけたり、と、
この半年程、楽しく過ごしています。
そして、何よりコメントをたくさん
いたただいて、嬉しく思ってます。
ドラマ放送はもう少しですが、
まだまだ楽しんでいきたいと思いますので
こちらこそ、よろしくお願いします♪