論語なう ~140文字でわかる孔子の教え~
マイナビ ブックス 著者:牧野武文
■内容紹介 マイナビ ブックスHPより
『論語』は、2500年前のツイッターです。
『論語』は、孔子の弟子たちが、
「あのとき先生はこんなことを言っていた」
「あのとき先生はこんなことをしていた」
という思い出をまとめた言行録です。
『論語』のほとんどの文は100~200文字ぐらいで、ストーリーや体系のようなものはなく、アトランダムに次々と孔子の言葉が出てくるという具合です。この感じは、まさにツイッター的です。
古来から名著とされた『論語』が面白くて素晴らしい本であることは、いまも変わっていません。
それどころか、拝金主義や格差、ニートといった社会問題が山積みになっている現代だからこそ、孔子のつぶやきが響く部分も数多くあります。
孔子の思想は、まったくそのまま現代にも通用するのです。
そして、『論語』とツイッターが似ているのなら、ツイッターで使われている言葉づかいに直してみたらわかりやすいのではないか?と発案したのが本書です。
本書では、
「学歴がどうだとか、資格があるとかないとか、なにができるとか、人間ってそういうことじゃないだろ?」
「弁舌さわやかで、いつもにこにこスマイル。こういうやつって、なんかうさんくさいよね。」
「女子って、どう扱っていいかわかんないよ。近くにいくとどんどん女王様になるし、離れていると逆ギレするし。」
といったように『論語』を「なう語訳」し、解説文を付けて、有名なもの・現在に通じるものを抜粋し再構成しました。
難しいことは言いません。ツイッターをフォローするように、気軽に孔子のつぶやきに触れてみてください。
その中で、あなたの心に響くつぶやきがあったら、孔子様もお墓の中でニコニコしてくださることでしょう。
実は新聞の新刊案内欄に載っていて、映画を観るのに
ちょうどいいかも~♪な、軽い気持ちで購入。
読んでみると、かなり気軽な文章で、なるほど~と思うことばかり。
ただ、ツイッターに似ている・・・とはいえ、私自身はツイッターを
利用したことはなく、こんな感じのものぐらいの印象でしたかので、
ツイッターに似ているかはよくわからないのですが(笑)
でも、解りやすいのはありがたいことです♪
論語を解説しながら、孔子の生い立ちや、生きざま、弟子たちに
ついても書かれているので、孔子とはこんな人・・・というのも
知ることができます。
すべてが書かれているわけではないので、物足りなさも感じますが、
空き時間にちょこちょこ読むこともできますので、
ホントに気軽な感じで論語を読むことができますね。
他の言葉もあると思いますので、続きが出ると嬉しいな。
この本を読んだのは、5月でしたが、なかなか時間がとれず、
今頃になってしまいました・・・で、「孔子の教え」を観ましたところ、
読んでいたことが映画を理解する手助けになりましたので、
映画の感想の前に・・・♪
この記事へのコメント
さっちゃん
楽しみにします。一応先に吹き替えで見ますが・・・
子供用にも論語の本がありまして、少し前だいぶ人気で図書館などには置いてありましたが・・・朝の読書会でも人気があったようです。でも一過性のブームで終わった感じ。
ひらで~
観ましたか~
私も観ました♪
・・・詳しくは別のところで(笑)
映画がなかったら、
たぶん読まなかったです(笑)
ブームもあったのですね。
それすら気がつかなかった私・・・