中国ドラマ「三国志Three Kingdoms」69☆漢朝落日

魏王となった曹操に、異を唱える荀彧に曹操が送った物は・・・。
そして、漢室を擁護する一派が反乱を起し・・・。
第69話 曹丕、乱を平らぐ ≪黄忠攻破漢中≫
掟を破って白馬門を通ろうとした曹植を必死で止めた荀彧。そこに現れた曹操は、曹植を叱責することなく、門番を処刑する。荀彧は曹操に必要とされていないことを悟り、自害する。それを知った耿紀ら反曹操派は反乱を起こすが、失敗に終わり、処刑されてしまう。まだ反乱分子がいると思い、曹丕にまで疑いをかけた曹操だが、自分を助けようとした曹丕のことを認め、世継ぎとする。
216年、許都。
禁を破り白馬門を通ろうとした植くんが、諌める荀彧を横に
無理やり通ろうとするところに、曹パパ登場。
いきなり植くんを平手打ちし、門番を処刑させてしまいます。
なぜ、門番を?と問う荀彧に、門番が門を開かねば植が禁を破ることは
無かったから、と曹操。ならば、曹操の為に“王への門”を開けた百官達も
殺すべきですぞ!と荀彧・・・これは曹操に、かなりのダメージを与えた
ようですが、曹操も黙っていません。門がなければ、禁も破れまい、
門を壊せと命令・・・。皇室の権威喪失を感じた荀彧は
その場で倒れてしまいます。助け起したのは、
少府(しょうふ:皇室雑務を管轄)の耿紀(こうき)。

暫くして、荀彧が気になる曹操は、床に伏せている荀彧を見舞うように、
程昱に見舞品を持たせますが・・・。
荀彧が見舞品の箱の蓋をあけると何も入っていません。
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自分はお払い箱だと察し、自害・・・。
曹操は、今の自分があるのは荀彧のお陰だと讃えながらも、
目指す方向を違えたことで、一緒には歩めないと決別の意を表したのでしょう。
ドラマでは曹操が魏王になった後ですが、212年に50歳で亡くなっています。

曹操が王になったのを、快く思わないのは荀彧だけではありません・・・倒れた
荀彧を助けた耿紀もその一人。
曹操を護衛する御林軍(ぎょりんぐん:皇帝直属の部隊名)を抱き込み、
仲間と共に、その晩曹操が赴いた五鳳楼を襲撃します。
その知らせは曹丕にも届き、曹彰と共に五鳳楼へ参じ、曹パパを守ります。
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丕くんの剣さばき、初めてみましたが、なかなかのものです。
が、これが返って仇となる!と、戦いから帰った丕くんの元へ司馬懿が慌てて
やって来て、後継者争いは、行かなかった曹植の勝ち、と詰ります。
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・・・え?いくら、曹操が疑り深いとはいえ、なんでそう、思うの?
この辺り、少し理解できないないのですが(^^;)司馬懿の
慌てぶりが、可愛いので、考えずにおこう(笑)
耿紀たちのこの乱は218年のことで、ドラマではそれより早くに起こってます。
それとも、なんだかんだと既に2年も経っているのか・・・どうも、
時間経過がよくわからん(^^;)
仲間には21話で曹操を毒殺しようとした吉平の子らが入ってますが、
吉平は「演義」での登場人物で、「志」では吉本だそうだ・・・
ここで、曹操は漢室寄りの者たちを一掃しようと考えたのでしょう。
後日曹操は、五鳳楼に来た者たちを捉え、処刑・・・司馬懿にあんなことを
言われた丕くんは不安でいっぱい・・・曹パパに呼び出されて、びくびくです。
でも、曹パパはちゃんと丕くんが頑張っていたのを見ていました・・・そして、
世継ぎにすることを告げます。司馬懿を呼び、丕くんの補佐を命じます。
そこへ、漢中で曹洪が黄忠に攻め込まれたとの報が入ります。
これをどうすればよいかと、司馬懿に問う曹操・・・漢中より荊州の方が
大事、漢中に気を引いている隙に荊州を攻めれば劉備は混乱し
漢中どころではなくなる、と司馬懿。更に孫権をこれに引き入れることを進言。
曹操は孫権が話しに乗るか心配しますが、荊州を欲しがり劉備の台頭を
快く思わないのはこちらと同じ思いだから乗るはずであると司馬懿・・・。

益州、成都。
黄忠の漢中への進軍に喜ぶ劉備たち・・・ついでに、曹操が反乱兵に
殺されかけたのも喜んでます(笑)この機に乗じて一気に漢中を取ろうと
盛り上がってしまいますが、孔明だけは浮かない顔・・・これも好いねぇ~♪
そんな事をして、もし荊州で何か起これば困ります、曹操と戦っている時に
孫権が動くかもしれないと憂慮しています。しかし、劉備はやることは
早い方がいいと、漢中を攻め、曹操と雌雄を決することに決めてしまいます。
もう、孔明の意見は聞かないの・・・?

揚州、柴桑。陸遜、登場です♪
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曹操からも劉備からも、お互いを攻めて欲しいとお願されて、
人気の孫権ですが、陸遜にお前ならどうする?と問います。
陸遜は両方に、応じながらも兵を出さず、戦いを静観すると返答。
孫権はその答えを気にいり、更に協力するから兵糧をくれと、
双方への返事に加えることを思いつきます。
弱みにつけ込んで、儲けようようとする、悪徳商人みたいです(笑)
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そして、孫権は水上では強いが陸上では他に劣ることを憂慮して、
陸遜に副都督の任と、騎馬隊の鍛錬を命じます。
陸遜は孫権より一つ年下で、孫権に仕えた人ですから、孫権の
態度が今までとは違った感じです。ちなみに、この辺りでの二人の
歳は、30代半ば・・・若いよね~♪

漢中では劉備軍と、曹操軍の戦いが始まりました。
219年。黄忠が夏候淵を攻めています・・・。

第68話                         第70話


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