病は重く、孔明に蜀の行く末を託し・・・。
第83話 白帝城に孤を託す ≪諸葛亮安居平五路≫223年。白帝城。
諸葛亮は諸葛均に、蜀とは敵対しないようにとの陸遜への伝言を託す。劉備は臨終の際に諸葛亮を呼び、蜀の今後と息子の劉禅を託しながら息を引き取るのだった。劉備の死を知った孫権は、関羽と張飛の死で恨みを買っていた劉備が亡くなったことで、蜀と再び敵対することがなくなるだろうと喜ぶ。その頃、劉備死亡の知らせが届いた魏では曹丕と司馬懿が蜀攻略の策を練っていた…。
長江の渡し場に諸葛瑾を孔明が見送りに・・・。
同盟を申し出た呉に対しお礼を言いつつ、状況の変化で同盟は
壊れるもの、と釘をさす孔明ですが、そこはお互いさまだと、
さらりとかわすお兄ちゃん・・・孔明より7つ年上だそうですが、
親子みたいだよね(笑)お顔も驢馬じゃなくて狸顔だよね、優しそうです。
孔明は陸遜へこのたびの戦いでの働きや自分の八卦の陣を破った事に
敬服を感じているので私を敵としないで、その能力を国に向けるように、
主君の座を脅かすようでは長生きできないですよと伝えて欲しいと
兄に頼みます。兄は逆に主君の座を脅かすのはお前の方だと心配。
お家の一大事が間近の弟を気遣う兄の姿・・・諸葛瑾、好い人だ♪
劉備は孔明を枕元に呼び、隆中で出会い、大業達成のために尽くしてくれた
事に感謝し、自分の奢りで台無しにしてしまった事を詫びます・・・隆中で
孔明と会って話した事を“隆中対”って言うんだね・・・あれから23年経っても
鮮明に覚えている劉備でした。阿斗の補佐が出来るのなら補佐を頼むが、どうしようもなければその時は
阿斗に代わって帝位を継いで蜀を治めてくれと頼む劉備・・・けれど、
忠誠を尽くすのみと孔明は辞退・・・そこで劉備は阿斗に孔明を亜父と
仰ぐように跪かせ、それを見て安心したかのよう・・・。223年、劉備崩御。享年63歳。劉禅(阿斗)、蜀漢皇帝に即位。
葬儀の場で一人琴を弾く孔明・・・その心中を思うと切ないが、その姿は、ず~っと観ていたい・・・
一方、建業では孫権が劉備大敗に心を痛め病となり亡くなった小妹の墓前で
妹が好きだった笛・洞簫を奏でておりました。そこへ白帝城から帰った諸葛瑾が報告に・・・
劉備の死を聞いた孫権は妹が劉備と一日違いで亡くなった事で
妹があの世で一緒になれると安堵し、劉備の死で呉の憂いが
無くなったと喜ぶ孫権です。孫小妹、「演義」では孫夫人、
劉備が夷陵の戦いで戦死と聞き、長江に身を投じることに・・・
現世では引き離された二人ですが、あの世ではもう誰も
引き離すことは出来ませんね・・・。
喜んでいるのは孫権だけではありません。洛陽でも、曹丕が司馬懿の家に
押しかけてしまうほどの喜び様。早速、蜀を討ちたいので相談に来たらしい。
司馬懿は5路の大軍で攻めることを提案。
その中には司馬懿が大都督になって出る策がありましたが、
そこは曹パパの遺言どおり兵権だけは渡さないことにしている曹丕は却下、
曹家の者を当たらせます。ここは曹丕と司馬懿の駆け引き・・・
曹丕は洛陽の主簿であった司馬懿の息子・昭を、中郎将に任じ、
父子共々軍議に参加するよう命じ、目の届くところに配置。
ここでのシーンで静姝が登場しているのですが、目の動きとかなんだか
意味深な感じ・・・どんな働きをするやら、目が離せないですね~。
成都では劉禅が魏の出撃の報告を受けています・・・が、頼みになる孔明は
病気を理由に欠席・・・早速、劉禅は丞相の家を訪問。
庭の池の鯉を眺める孔明・・・立ってるだけなのに素敵すぎる♪劉禅くんとの対比が・・・凄すぎるぞ(笑)
劉禅くんを見守るこんみんの眼差し、永久保存♪
劉禅は魏の攻撃をどう防ぐのか孔明に聞きます。優しくわかりやすく説明する
孔明に劉禅くんは一安心。でも、孔明は他の所を心配しておりました・・・
呉の孫権です。魏からの餌によっては、同盟が破られるかもしれないと
考えた孔明は、馬謖を呉に派遣することに・・・。
その頃、建業では孔明が予測したとおりに魏からの使者が来ておりました。
孫権は様子見を決め込んで10日ほど使者を待たせており、業を煮やした
使者は今日会えぬなら決別とすると迫ります。仕方なく会おうとする孫権の
元に孔明直筆の書を携えた馬謖が突然来たとの知らせ。孔明の書には魏への攻略法が記されており、その通りならばあっさりと魏は敗退・・・
魏の使者が来ていることは知らないはず、孔明には神通力でもあるのか?
と怯む孫権ですが、張紹がハッタリかもしれなので馬謖を試してみてはと進言。
その方法は・・・油を煮えたぎらせた鼎と屈強な兵士を配置し、脅したうえで
話しを聞くというもの。話しの中身がいい加減なら魏の使者を呼んで、目の前で
馬謖を鼎に放り込んでしまうというもの・・・足腰弱ってる割には凄いこと考える
張紹です。それを喜んでやっちゃう孫権も孫権ですが(笑)
第82話 第84話
劉備の死を挟んで、変化が大きい孔明の表情にファンとしては
お話そっちのけで楽しめる回でした・・・相変わらず、楽しむところが
不謹慎で申し訳ない(´-ω-`)ゞ だけど、素敵なんだもん・・・
この記事へのコメント
くりりん
すっかり暑くなりましたねー(*^_^*)
曹操、劉備も死んじゃって、ドラマも残すところあと少しと思うと、最近ほんと寂しいです・・・
だから?余計?孔明さんを見入ってしまいます。私も!!
ルーイー、最近は何かドラマとか出てないんでしょうかね?
まだまだ、観ていたいですよね・・・
あ~ほんと、終わって欲しくないなぁぁ・・・
緑のえりまき
悲しい回なのですが、私も孔明さんを見入ってしまいました。北斗七星のついた黒の衣装、なんて似合うのでしょう!うっとりします。
私もまだまだルーイーを見ていたいです。。。
涼子
ひらで~
お返事が遅くなりごめんなさい!!
メイン・キャラがどんどん亡くなり
世代交代の時期ですが、
孔明(ルー・イー)ファンとしては
抜き出た主役となり楽しみです♪
ルー・イー、出演ドラマは数ありますが
日本での放送は難しいでしょうね・・・
映画も新作は抗日的ですし(^^;)
でも、三国志で日本での人気が高まれば
もしかしたら・・・期待しましょう。
Gyao では、まだ「君のいる場所」
やってるのかな?元気なルー・イーが
観たいですよね♪
ひらで~
返事が遅くなりごめんなさい!
そうなんです♪悲しいけど・・・
ファンとしては出演シーンが多いと
それだけ嬉しくて(笑)
孔明は黒ですよね、&白の組み合わせ。
茶とか水色系も好いのですが、
やっぱり黒。星座が模様になってるのは
粋ですよね、孔明のイメージにあいます。
今回のフリルっぽい襟には初めは
どうよ?って思いましたが、
劉禅見守るお顔には似合うんですよね♪
・・・って、どこ見てるんだか(^^;)
ひらで~
初めまして。コメントを下さり
ありがとうございます。
単にルー・イーが観たいだけで、
観始めて、ルー・イーを語りたいだけで
こんなことをし始めましたが、
次第に嵌り込んで、写真や関連記事を
探したりするのも楽しくなって、
“ほぼ毎日・三国志生活”を
楽しんでおります(笑)そんなブログでも
お役に立っていると思うと
とても嬉しいです♪
このドラマ、Gyaoでも観れるみたい
ですね。期間限定のようですので、
機会は限られますが・・・。
中国語版、私も一番最初に観ました。
中国語字幕でなんとな~く
想像しながら(笑)それでも楽しめた
ので三国志って凄い!
のこり10数話、終わってしまうのは
寂しいですが、終わっても過去記事に
追加したり、楽しみ方はまだありそう。
これからも、よろしくお願いします♪
緑のえりまき
私もあの襟はちょっと気になりました、最初は。
でも似合うからいいです!
確かに劉禅を見守るまなざしが、優しいですね。ひらで~さんの選んだ写真、素敵です。
ひらで~
こちらこそ、ありがとうございます
あの襟・・・どうなっているので
しょうね~、作りが気になる(笑)
ルー・イーは目が素敵ですよね♪
劉禅の話しを聞く時の眼差しは
劉備へのそれとは全く違うものでしたね。
劉備が亡くなるまで、険しく、悲しい
表情が多かった孔明でしたから
余計に優しそうに感じたのかも。
緑のえりまき
ルーイーの目、と言われてちょっと前に観た「永不瞑目」を思い出しました。三国志のコメントから外れてしまってごめんなさい。ルーイーの出世作とあちこちで書かれていたのでYou-Tubeで観ました。中国語字幕もなかったので、ほんとにボディランゲージのみです。でも良かったのです。それを見つけて観ていた頃は新三国は一部分を載せたものしかなかったですけど。
とはいえ、ルーイーはやっぱり諸葛亮でこそ完璧って思います。(このドラマを見るまでは孔明さんと読んでたのですけど、吹き替え版では魏と呉の皆さんが「諸葛亮」って連呼するから、私も諸葛亮になってしまったのです。ごめんなさい)
ひらで~さんに、劉備に対する眼差しとは違う、と言われて「確かに」って思いました。この後の流れを考えると、これからまた辛い表情が多いと思うので、ここでの優しそうな表情は貴重ですね。
ひらで~
こんにちはルー・イーの
事でしたら、三国以外の話題でも
大歓迎です♪「永不瞑目」全話では
ないですが、私も観ました。
私は中国の動画サイトでしたが、
ボディランゲージです(笑)
若いですよね~♪
でも、やっぱり孔明ですね~
私の場合、ルー・イーって好いかも・・・
って思い始めた時に孔明に出会って撃沈♪
だから、ファンとしては日が浅い、
新参者です(笑)
「諸葛亮」・・・ちゅーかー・りゃん、
ですね♪漢字だと日本でも同じだけど
読み方は全然ちがうので、イメージも
変わりますよね。
私は・・・孔明=こんみん、です(笑)
孔明の笑顔・・・だんだん少なく
なりますね、これから・・・(泣)