中国ドラマ「三国志Three Kingdoms」80☆天下三分

黄忠を討つも、大敗を喫した呉軍・・・孫権はこの敗戦を
予期した陸遜を呼び、大都督に任命しますが・・・。
第80話 陸遜、大都督となる ≪黄忠戰死≫
富池口で呉軍は大敗し、老将程普も矢に当たって絶命する。一方、蜀の勝利の立役者、黄忠も帰らぬ人となり、劉備は呉の攻略を胸に誓い、呉の最後の砦である夷陵に迫る。孫権は陸遜を大都督に任命し、軍を統率させるが、蜀軍の猛攻は止まらず、呉軍は続けざまに数十の砦を攻め落とされる。陸遜は韓当たちに、要塞を死守し、日数を稼ぐよう命令するが、部下たちから不満の声が挙がる。
222年。
富池口。身を呈して呉軍を誘き寄せた黄忠の働きで呉軍は
程普を失い韓当、周泰らは已む無く撤退。この戦いの最中、逆徒の
傅士仁、糜芳が馬忠の首を持って投降しますが、二人は許せない劉備は
斬首を命令・・・そりゃ、仕方ないな(^^;)
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ところで、前回名前だけ出てきて、今回も名前だけだった程普を射った
沙摩柯なる人物、「演義」では甘寧を射っており、程普はこの戦い以前に
病死だそうです。
矢を受けた黄忠はもう手の施しようがなく、劉備に看取られ亡くなります。
五虎大将軍のうち3人を失った劉備は呉への憎しみを更に増し・・・
だからって、孫氏3代の墓を暴くのはどうかと思うが(^^;)

柴桑では、13日間も牢に入れられほっとかれた陸遜が孫権の前に・・・
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孫権は大都督として劉備を討てと命令。陸遜としては願ったりの任命ですが、
孫権の方も様子見をしていた模様。この二人、自分を素直に
出さないというか、裏表があるところが似てますねぇ(笑)
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でも、これで信頼感は深まり、若い二人で呉を守るぞ~!とまるで、
孫策と周瑜の関係のように団結したようです。が、
大都督とするには他の家臣が納得するかが大問題!
そこで、二人はそれなりにアピール作戦を繰り広げることに・・・
孫権が大敗の原因を作った韓当、周泰を処罰するのを止める
大都督・陸遜の意見に孫権が従う姿を見せつけます。
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それは同時に陸遜が助けた形になるので、孫堅時代から仕える韓当たちに
恩まで売ることになり、韓当、周泰が陸遜に感謝したところで、アピールは
成功したと言えますね・・・孫権がなんとなしに楽しんでしるように見える(笑)
孫権は全てを任せたと陸遜に告げ、自分は母が病気だからとさっさと退散・・・
思えば、孫権が兄の死で、若くして後を継いだ時の周瑜の役回りのようなもの、
完全とは言えませんが、孫権が陸遜を信頼しているってことは
武将たちには伝わったことでしょう。

大都督になった陸遜は短期間で数十の砦を築き、劉備たちの進軍の歩みを
弛める策を布きます。こんなことをするのは誰だ?と劉備。
陸遜です・・・しらねぇ―なぁと劉備。馬良は才があるのではと警戒しますが、
余裕の劉備は、砦を5日で取れと関興に命じます。

一方、砦を任された韓当たちは、守るだけで討って出ることは
陸遜に禁じられておりますが、気の短い周泰は出たくてうずうず。
そこへ、陸遜から退却命令が・・・何考えてんだ~!と
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一瞬は怒る韓当ですが、そこは堪えて従います。

砦を落とし、韓当らのを退却させた劉備軍ですが、
再び進む先に砦が出来たことを知らされます。
劉備は迂回してその先の砦を攻めるように命令・・・
ここのシーンのロケ地、落鳳坡の回でも出てきたねぇ~
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ここに限らず他にもいっぱい、同じ場所が出てくるのですが、印象的なシーンは
それでだけに使うとかしてほしかったな、他に土地いっぱいありそうなのに・・・
こういうとこは、ちょっと興醒めですね。う~ん残念。

守っては撤退の繰り返しで、呉軍の中では陸遜で大丈夫か?と不満の声が
出て来ている様子・・・そんな折、会議に大都督より遅れて傳駿が到着。
傳駿は陸遜に遅刻も詫びぬどころか戦わないで逃げる奴には頭を下げんと
横柄な態度を取り、陸遜から罰を受けることに・・・
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この傳駿は孫権の義弟(奥様の弟)ですから、取り扱い注意なのですが、
兵権を任された以上は軍法重視、ここで陸遜も
しっかり態度を表さねばならないと考えた上でのことでしょう。しかし、
陸遜の戦い方には疑問が残る部下たちは再度、これからの策を問います。
陸遜は今まで通り、砦を作り防衛と撤退を繰り返すと返答・・・納得がいかない
部下たちはその理由を問いますが、最後の防衛線は猇亭山(おうていざん)、
待てば30万の精兵が天より降りる、と陸遜。それを聞いた韓当、策が無いから
夢を見ていると、呆れてしまいます。もう、陸遜ったら、はっきり言えばいいのに
お前達にはわからないだろ~な感じの表情が小憎たらしいが(笑)、
内心は挫けそうなんだろうと思うと、応援もしたくなるから不思議な人です(笑)。

さて、成都の孔明・・・琴を弾いてますね~♪衣装・・・う~ん、地味だな(笑)
一気に歳とってませんか?苦労してるんだな・・・きっと。
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そこへ、馬謖が劉備の快進撃の情報を持ちこみます。
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あまりに巧くいきすぎて孔明は逆に心配になってます。
無名に近い陸遜の抜擢に、孫権は戦いは下手だが、
自分のために戦う人を観る目は確かだから何かあると警戒しますが・・・
孔明の孫権に対する評価、あまりに的確過ぎて笑ってしまった(笑)
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孔明は特に劉備の行動に不安を感じ、書を送ることに。

建業ではあまりの負け続きに、百官達が陸遜を降ろせとざわついています。
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それに対し、重要なのは過程ではなく結果だ、10連敗しても
陸遜は替えぬ!と、孫権は一喝。それでも、不満はぬぐえず・・・でも、
弱気になったらおしまいです、頑張れ~孫権(^0^)/~
陸遜の陣営では、皆を集めて負け続けている気分を聞いている陸遜が・・・。
最後の防衛線として50の砦を築いた陸遜は、生死を共にするのだと、
積りに積もった戦意を抱えた兵たちの士気をまとめ上げます・・・ここで、袁紹も
やっていた自分の血を飲む儀式をするのですが、これはさすがに観ていて
やめてくれ~っていう気分に(^^;)カッコいいシーンなんでしょうが・・・
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そんな呉軍の抵抗に苦戦し始めた劉備軍。こちらも負けられません。
馬良が兵も疲れてますから1日休ませて下さいというものなら、
敵も疲れている、休んだ方が負けだ~!と、劉備は激怒。
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疲れているなら前方と後方で交代しながら攻めよと命令・・・
今時の若者は根性が足らん!とでも思っているのでしょうかね~
すっかり別人になっていますよ、劉備は・・・。

第79話                        第81話

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この記事へのコメント

  • まろ

    ひらで~さんこんにちわ。
    オリンピックのせいで(?)ダンナにテレビを占領され、ノートパソコンにイヤホン装備で頑張ってブルーレイ鑑賞してました。
    陸遜、あんまり好きなお顔じゃないな…と、思ってたんですが、何、このボサボサヘア!?
    陸遜てこんな子だったっけ???
    食事に毒を盛られてないか警戒したり、ちょっとおもしろ(?)かったですよ。
    ところで、この回、孔明さま出たの?!
    ちょっとウトウトしたときがあって、まさか、その時か…
    ひらで~さんのブログで初めて気が付きましたよ。
    Σ(゚Д゚)ショック
    2012年08月02日 13:57
  • ひらで~

    まろさん♪
    オリンピックには敵いませんね~
    期間限定ですから、もう少しの
    我慢です。

    陸遜、兜は似合いませんが(笑)
    ぼさぼさ頭は結構似合ってる♪
    陸遜の警戒心、呂蒙が亡くなった時の
    事を思い出したのでしょうかね~
    あまりはっきりとした表情をする
    俳優さんではないのですが、
    その小さな変化が面白いです。

    孔明見逃しました?
    そこだけでも見てください♪
    2012年08月02日 20:12

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