第52話 劉備、呉を訪ねる ≪劉備赴呉娶親≫
劉備は、孫権から妹との縁談を申し入れられる。しかも、まだ若い妹を母の呉国太が案じているため、呉で挙式したい、と孫権は言ってくる。劉備は皆の反対を抑え、応じることにする。劉備が留守の間、荊州の軍政をすべて諸葛亮に託したことに、関羽と張飛は不安を募らせる。諸葛亮に実権を与えたら、劉備の座を奪うのではないかと恐れたのだ。それを知った劉備は二人を叱責する。
孫権からの縁組の申し出を孔明の後押しで受け入れた劉備は
孫乾を使者に南徐の孫権の元に使わす・・・前回から南徐ですが、
いつの間にお引っ越ししたの?・・・建物は変わってないように見えるけど(笑)
まぁ、いいか(^^;)ちなみに、南徐は現、江蘇省鎮江市。
孫乾が孫権に・・・一発変換できるようになったぞ(笑)・・・
縁組はいつにしますか?と問うと、劉備が来ればいつでもOK~な返事、
?それって、婿入り?どういうこと?と戸惑う孫乾に孫権は・・・ややこしい(笑)
母が妹は幼いから、母が手放したくないって言うから・・・そう言う理由で
孫権に言いくるめられて帰って来た孫乾です。
襄陽。家族会議中・・・劉備は徹夜して考えて受けることにしたのに、
入り婿では話しが違う!と孔明に反対されてしまいます。
周瑜の悪知恵だと関羽にさえあっさり見破られてしまったよ(笑)
とはいえ、よくよく考えればこの悪知恵もそう悪くはない・・・
行けば命の危険が、断れば周瑜が攻めてくると読んだ孔明は
八方ふさがりの状態に悩みます。
劉備はそうは考えず、行くことを決意。
劉備が南徐に旅立つ前日。
孔明、関羽や張飛にはいまだ受け入れてもらっていない様子・・・
関羽は孔明が劉備のいない間に乗っ取るのではと心配していました。
張飛なんて、孔明は悪巧みに長けているとか、散々に言ってます(^^;)
今頃そう言うかぁ?と観ているこちらの気持ちとシンクロするような
タイミングで劉備、怒り出します・・・ここ、ちょっとカッコいいです。
つーろん(子竜)の結婚式の仲人までやってるこんみんに、
また焼きもち焼いてたのでしょうけど、言い過ぎでしたね、関羽・・・。
義兄弟の本心に心を痛める劉備はその夜、孔明を訪ね
もし自分に何かあった場合、関羽と張飛は暴走するかもしれないので、
その時には・・・と、密令をしたためます。孔明はそれを読むや、
これだけはできません!と訴えます・・・何が書かれているのかは
分かりませんが、想像は付きますね。あの二人の性格を熟知している
劉備の事ですし、兄弟の契りをしたからには、行いにも責任を持たないと
いけないのですね・・・そこまでの覚悟があったとは、見直しました。
孔明も劉備の漢室再興への思いの深さと、覚悟を感じ取り
劉備の意思を受け継ぐことを改めて心に決めたことでしょう・・・
ここの所、荊州問題で悪者っぽくなってたから、久々に
この二人で感動しました♪孔明の表情が好いのよ♪
琴まで弾いてくれて♪
同じころ柴桑では、周瑜も琴を弾いておりました。
後ろで、呂蒙が薬を煎じながら聞いており、褒めちぎっています・・・
大都督の琴の音は月の光のように澄んでいる・・・詩人やなぁ~(^^)
って、呂蒙、そんなことまでしてるの?大都督の自宅に住みこみ?
大都督は劉備が断れば即攻めるつもりで、
自分の策略にご満悦の様子。
劉備、婿入り(?)の日・・・趙雲が護衛につきます。あら、つーろん、
髭を生やしましたね、結婚したから?(笑)孫策に似てない?
孔明は密かに趙雲に3つの袋を時が来たら順番にあけ、
指示にしたがうようにと告げ持たせます・・・
まず一つ目のミッション。“蘆江鎮で縁組を触れ回れ”。
趙雲は結納品を派手に買わせて、縁組を街中に触れ回します。
その話題は魯粛、孫権の耳にも入り・・・さぁ、大変!知らせぬはずの
母親にも知れてしまう~と、孫権が慌てたところに、権ママ・呉国太。
怒られてる孫権の顔が可愛いぞ~(笑)周瑜の企みだから~って
言い訳してるのって、いたずらがバレた子どものまんまです。
周瑜にもお説教しますから呼んでらっしゃ~い!と
権ママの怒りはごもっともです。
つーちん、ひれ伏して固まったままだし(笑)
そんな騒動も知らない劉備が南徐に到着。
魯粛が出迎えますが、一歩遅ければ周瑜に命じられた呂蒙が
危害を加えていたかも・・・。
周瑜も遅れて到着。母親の怒りをなんとかしたい孫権でしたが、
周瑜は荊州に独断で派兵したと事後報告。
どうしても荊州が取りたい周瑜は今を好機と捉え、
空になった荊州を攻め、その責任は自分にあるから、
世間の非難はすべて負い荊州を取ったら処罰を下し、
首を取ればいいと、言いますが・・・
ここは孫権、主君らしい態度で周瑜に臨みます。
立っている場所の違いでしょうね・・・
「江東の主はそなたか?それとも私か?」と孫権に問われた周瑜、
これは効いたようです。
戦いは一つもなかったのですが、私的には
感動とコメディ(?)が同時に楽しめてとても好きな回です♪
第51話


この記事へのコメント