劉備・孔明、動きます。
第47話 智略で南郡を取る ≪曹孫劉三軍戰南郡≫208年。
諸葛亮が予想した通り、曹仁の計略にはまった呉軍は南郡城内におびき寄せられ、周瑜が弓で射られ重傷を負ったとの知らせが伝わってくる。さらにその後、周瑜死亡の噂も流れるが、諸葛亮はそれが周瑜の策略であると見抜き、曹仁はひっかかるだろうと予想する。
周瑜は曹仁との戦いに勝利するが、その隙をついて、諸葛亮は趙雲に南郡を占領させ、荊州の要所を手に入れたのだった。
曹仁が出たあとに入城する大都督ですが、あまりの静けさに
計られたことに気づきます・・・が、時は遅し、あっという間に
火攻めにあい・・・大都督も矢を受けてしまいます。
曹仁、伊達に孔明に負けてません・・・変な褒め方ですが(笑)
新野での火攻めを思い出したかのような戦法ですね~
矢傷を負った大都督、矢に猛毒が塗ってあったので大変です。
安静にしてないと傷が塞がらないという毒で、特に激昂は禁物。
瞬間湯沸かし器の大都督には難儀な毒です

そこへすかさず曹仁、悪口の大合唱作戦で大都督を威嚇。
かなり威力が有りました。程普の引き止めにも応じず、
無理して出ていった周瑜ですが怒った途端に血を吐き落馬。
それを見た曹仁の慌てようが面白かった(笑)
大都督もここで一計、死んだふり作戦・・・
見事に引っ掛かる曹仁・・・おいおい(^^;)
そんなアホな~?な戦いを展開している両軍を横目に・・・孔明、
一気に動きます。周瑜が亡くなったと聞いて、嘘を見破り、
好機と捉え、趙雲に南郡占領を命令。
劉備はなんだか卑怯な感じがして躊躇しますが、
孔明の説得に知らぬ存ぜぬを決め込み、急な頭痛で引きこもり。
大都督を失い戦意喪失の周軍を襲う曹仁ですが、
仕返しをされて退却・・・堂々の南郡入城が果たせると思った大都督、
南郡に着いてみると、城門には趙雲の姿が・・・。
怒る大都督ですが・・・頑張ったのにね。悔しいけど、自分が出来なきゃ、
代わりにとっていいよって、言っちゃったし。
曹仁を甘く見てた自分も悪いし。
ようやく孔明の“以逸待労”(いいつたいろう、逸を以って労を待つ)の
戦力を温存しつつ、敵を疲労させてから攻撃するとか、
敵を自分が有利になるように動かす・・・そんな意味・・・かな
計略に気づいた大都督・・・
ここからは孔明への恨みと意地だけで生きるようなもの。
孫権へ援軍を頼むよう、程普に命じますが・・・。
呂蒙の心配そうな表情が切ないなぁ。
さて、劉備は念願の襄陽城に入ります。
ところが、いいのかなぁ~とこの後に及んで躊躇。
孔明はこれに怒っているのは周瑜だけで、
天下の大局を見据えてこのまま同盟を結ぶつもりの孫権は
攻めてはこないから大丈夫と説得。
感無量の劉備を見つめる孔明:ルー・イーが麗しい

許都。負けた曹仁から処罰を待つとの知らせを受けた曹操は、
善戦を褒め、荊州が劉備に渡ったことを好評価・・・
その意味を荀彧が説明。よ~く分かってらっしゃる。
孫・劉を犬に例えた話のあとで、曹操がわんわん・・・
横で許褚がなるほど~な顔をして聞いていて、
曹操の笑いに釣られて笑うのがいいねぇ~、可愛い♪(笑)
柴桑。劉備が荊州を取ったとの知らせにはさすがに怒った孫権。
けれど、ここで戦っては曹操に隙を見せることになるからと、
冷静に見送ります。周瑜に対しては、魯粛が兵符を取り上げるように
進言しますが、これまでの周瑜の功績を推量り、それだけは許さず、
結果孫軍が崩壊しても構わないとまで言い放ちます。
その時はまたやり直せばいいと・・・。
孫権、大人ですね。そこまで信頼されてるのになぁ~大都督・・・
第46話


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