周瑜はそれを許さず・・・
第46話 荊州を争う ≪奪荊州周公瑾發兵≫208年。
劉琦と劉備が兵を率いて荊州に攻め入ろうとしていると呂蒙から報告を受けた周瑜は、真偽を確かめるために劉備の陣営に自ら乗り込む。劉備から南郡を攻めると聞かされた周瑜は、南郡を取るべきなのは孫権側だと主張し、自分たちが30日以内に攻め落とせない場合は、劉備が南郡を取ってもかまわないと言い放つのだった。周瑜は、まず部下の甘寧を送り込み、曹仁との戦いを開始する…。
巴丘の周瑜の陣。
孫権がいる前に劉備の南郡攻撃の準備のために油江口に陣を敷いたとの
知らせが入りますが、大都督・周瑜は珍しく(笑)冷静。それどころか、
劉備とは同盟の間柄だから、兵糧を送り、攻めるなら
どうぞ、どうぞの姿勢・・・周りは静かながら驚いてます・・・そりゃそうだ、
いつもなら激怒して劉備(というより孔明)の邪魔をするはずなのに。
周瑜はここで怒って出ていったら、孔明の思うつぼと考えたのですね
・・・少しは学習したんだね(笑)
孫権はそんな周瑜に軍の全権を任せ帰ります・・・周瑜を信じて。
遠慮もあるのだろうけれど、少しは危険を感じなかったのかなぁ・・・
周瑜は呂蒙に偵察がてら兵糧を届けさせますますが、
孔明の方が一枚上手♪
周瑜が動かないのを知って、周瑜の気を引こうと呂蒙を前に
劉埼の存在をチラつかせ、南郡へ攻める意思が本当にあるのではと
疑いを持たせ、周瑜の気を引くことに成功・・・
周瑜は自分で確かめに行きました。
劉備は周瑜を三公の礼で仰々しく迎えます。
・・・ところでこの、三公の礼ってどんな礼?ちょこっと調べてはみたけど、
はっきりした答えが見つからず、詳しくはわかりませんが
多分朝廷でやるような最高級の迎え方なんでしょう。
後でする話の伏線として皇叔の身分を見せつけたのかしらね~
皇帝の血筋は劉備の武器でもありますから、何かにつけて
孔明はこれを利用してますね~。
だとすれば、周瑜もいやな気分だっただろうに・・・こうして、
病床の劉埼も担ぎ出しての孔明劇場第二幕(第一幕は呂蒙がゲスト)、
始りました♪・・・もうどこまでが芝居なんだか(ーー;)
劉備からすれば、劉埼の荊州奪還を手助けする大義名分があるので
そこを突かれれば江東は弱いのですね~赤壁の戦は
あくまでも曹操の江東攻略を阻止したものであるし
勝利したから南郡攻略の権利(?)があるわけじゃないし、
第一、まだ曹操の領地なんですからね~
見る角度によって、この荊州の争奪戦は変化があって面白いところ♪
周瑜は最初に孔明が漁夫の利を狙っているのを見抜いたのに~
孔明を前にすると、どうしてもじっとしてられなんですね・・・
孔明は、江東のために働くなどと周瑜のプライドをちょこっとくすぐり作戦に・・・
劉備も荊州は取る気ないから~とか言ってるし・・・
・・・ここからは周瑜、総崩れ(^^;)身の心配までされて
孔明を前に、いらぬことまで約束してしまいました(^^;)
劉備の話のあとで孔明が喋り出した時の周瑜の顔、怖い・・・
心底、嫌ってる~って感じでした・・・ほんと、正直なんだから(^^;)
劉備も旨く振る舞えるようになりましたね~なんだか楽しそう(笑)
それにしてもかわいそうなのが劉埼・・・父・劉表が劉備に荊州を
任せようとしていたこと、知らないのね、劉備も罪な人です。
そして、大都督、南郡攻撃開始です。
30日で落とすと威勢は良かったのですが敵は曹仁、
そう簡単にはやらせてくれません。
赤壁敗北の恨みもありますし、捨て身で抵抗です。
曹仁、孔明相手に散々な目にあってるところばかりでしたから、
ここでの曹仁、やるね~と感心しました(^^)
先鋒の甘寧軍を破られた大都督でしたが、夷陵を取り曹仁を追い詰めます。
・・・ここでの戦シーン、前に見たぞ・・・
そろそろ使い回しが目立って来ました(笑)
曹操からの援軍も見込めない曹仁は城を出ることに・・・。
そこを狙う大都督ですが・・・。
第43話~第45話


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